1. ハッピー・ゴー・ラッキー
近年希に見る、言動の全てにイラッとする女がヒロイン。何度も出てくる車の教習シーンなど、もはや拷問レベルの鬱陶しさ。いったいどこまで我慢すればこのウザい女が可愛く見えてくるのだろうかと修行に耐える気持ちで見続けていたが、最後の最後まで鬱陶しいだけで何のカタルシスもなく全くハッピーになれなかった。 [CS・衛星(字幕)] 1点(2013-01-14 00:47:00) |
2. ハウスメイド
《ネタバレ》 こういう世界で育つ子供って実際いるんでしょうが、なかなかシビアなもんですな。ウニちゃんもやがてあの美しい婆ちゃんのような怖い女になってしまうのでしょうか。インテリアやファッションなど富裕層向けのファッション誌そのままの世界で目の保養になりました。裏が非常に面倒くさそうなので実際には憧れないけど(笑) [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-12-17 15:04:41) |
3. PARIS パリ
ビノシュはもともと美女なのにイイ感じに程よく劣化しつつ歳食ってく感じが女優として貴重。しかしこの映画をパリっ子が見たら「そうそうこんな感じ」と納得できるほどパリの日常を現しているんでしょうか?なんか現地事情をよく知らないまま憧れてるジャポンのいい年したお花畑女子が妄想したパリ、って感じがしたんですけど、これでいいんですかね?(笑) [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-09-24 00:59:42) |
4. バビロン A.D.
《ネタバレ》 ストーリーもキャラクターにも全く魅力が見出せず、何が何やら。アクションシーンも想定外にショボイし、節操の無いコカコーラ・ゼロ・ジェットだとか、あんまりな駄作。ダメ押しにラストもワケワカメ。このヴィン・ディーゼルの残念感といったら、最初は格好良かったのに我が身の落ち目を自虐ネタにするまで堕ちたヴァン・ダムを彷彿とさせ、なんとかここで留まって欲しいと願わずにはいられない。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2012-09-24 00:42:35) |
5. パニック・ルーム
《ネタバレ》 またジョディが頭脳プレイで勝つパターンか。もう絶対そうなるって分かってる安心感半分、退屈半分。我らがスーパーガール・ジョディの見せ場を作るためのしわ寄せとなった数々の突っ込みどころをスルーする心の余裕があれば楽しめます。犯人達の隙を突いて一瞬外へ出るシーンは本気で心臓がバクバクしました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-06-11 01:37:55) |
6. バージニア・ウルフなんかこわくない
《ネタバレ》 婚約中のカップルにとっては、まさに悪夢のホラー映画。最初から最後まで醜悪な夫婦ゲンカを延々と見せつけられ、結婚に関して夢も希望も失せる話だが、キワ物見たさでつい最後までぐいぐい見てしまう。4人の登場人物がそれぞれにタイプの異なる不快キャラなので、いかに醜悪な人間を演じるかという意味で名優達のこれでもかという力の入った競演を恐る恐る拝見させていただいた感。特にリズの毒気が凄まじいので再見するならよほど元気な時でないと無理。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-06-10 17:15:22) |
7. 初恋のきた道
《ネタバレ》 イモ娘あふれる農村の中にあってチャン・ツィイだけが異様に垢抜けていて、掃き溜めに鶴、いや孔雀か!てな違和感はあるものの、自然の彩りが美しい農村の背景をもってくればあら不思議、完璧に絵になってる。この完璧すぎる美の調和はチャンのPVと言われても仕方がない。しかし、純朴な村娘の初恋にしては、やりかたがあざとい!憧れの人を遠くから眺めているだけで飽きたらず、すれ違ってカゴを拾わせるなんて策を弄するところなんざ、素人とは思えない!ここまであざとい展開を、ひたすら健気で一途な気持ちの表れと見せてしまうチャン・ツィイの笑顔、ヤバイです。なんですかあの、緊張と嬉しさでどうにも緩んでしまう頬が見えるような、可愛い過ぎる誘う背中は!反則でしょう!悔しいけど完敗です。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-05-12 14:26:26) |
8. ハサミを持って突っ走る
タイトルだけが突っ走ってます。あの時代だから何となく容認されてしまったけれど、今だったら児童虐待もいいとこ、そんな家族の話。変な人大好きですがここに出てくる変人は変人を装った偽善者ばかりに思えて印象が悪い。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-10-20 12:51:05) |
9. 初恋(2006)
初恋というタイトルから連想されるような若さと甘酸っぱさは皆無、代わりに作品全体に漂う暗さと閉塞感が、まんま当時の空気を再現していると思えば作品世界の演出は悪くない。でも大きな事件を扱っている割に色々と説明不足&プロットが稚拙すぎてそのモチーフが活かされていない。宮崎あおいの演技は悪くないのに何か非常にもったいない気がする作品。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-09-02 13:36:46)(良:1票) |
10. バーバー
淡々とした日常が続く人生に一花いや一石を投じようと踏み出した主人公が陥る皮肉な末路。それこそ淡々と静かに展開する映像に退屈するかと思いきや、ラストまで一気に見てしまった。全然明るくもハッピーにもなれないエンディングなのに、確実に心に残像を残していく作品は、まるでゴーリーやバクスターの絵本のような味わい。やっぱり私はコーエンが好きなのだなぁ・・。どこ切り取ってスチールにしても絵になるようなスタイリッシュな映像にもうっとり。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-08-14 00:39:25) |
11. バーン・アフター・リーディング
登場人物がアホばかりという徹頭徹尾下らないストーリーを超豪華キャストが大真面目に演じているというある意味とても贅沢な映画。思うに、大根役者に馬鹿を演じさせたら笑えるどころか痛々しくて観ていられないが、実力のある役者が演じるそれは製作者の酔狂に乗る余裕が伺えて実に面白い。それにしても評点低い~。フィフス・エレメントと同じくこれを面白がる人間は少数派らしい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-09 15:52:41) |
12. ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
原作で一番好きな巻の映画化なので期待半分&期待ハズレ覚悟半分で観た。結果、原作との比較を抜きにすれば、こちらはこちらで映画化作品の中で一番好き。シリウスをG.オールドマンが演じると聞いただけでもうワクワク。ディズニー映画のような明るい夢と魔法の世界とはかけ離れた重厚なイギリス児童文学の雰囲気が醸し出されていた。かと言って原作未読だとエピソードぶつ切り感が辛かったかもと予想。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-05-22 01:36:25) |
13. バニラ・スカイ
オリジナルを観ていないので、私も途中からトータル・リコールを思い浮かべました。トム・クルーズが私の嫌いな彼のイメージそのままの役で楽しそう。とりあえず「オープン・ユア・アイズ」を観てからもう一度観ないと、なんとも。サントラは個人的にツボでした。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-03-08 09:32:42) |
14. ハチミツとクローバー
原作未読。この手の甘酸っぱい純愛学園もの(?)に感情移入できるような歳ではないが、んなこたぁどーでもいい。女でも「惚れてまうやろ!」な蒼井優のキラースマイル!!もうそれだけでこの映画はOK。見るだけで癒される貴重画像。小5女子と一緒に観ましたが彼女も「か、可愛い~」と目がハートになっておりました。ただし、蒼井優も関めぐみも好みじゃない人にははっきり言って観る価値のない作品かも。ちなみにはぐみの作品を実際に製作したMAYA MAXX氏のインタビューがネットで読める。結構面白い。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-12-21 09:01:20) |
15. ハリーとトント
《ネタバレ》 富や名声には無縁だろうとも、人生の黄昏時をこんな風に過ごせたら、それはものすごく幸せなことだろう。ラストの海辺の夕日の美しさがこの映画を象徴するようだった。あんなにいつでもどこでも手元に大事に抱いていたのに、最後のお別れでは触れもせずケージ越しにさよならするだけ、っていうのが切なくて、かえってハリーの喪失感が表れていた。これはやっぱり相手が猫だからできること。犬だと抱きしめてワーワー泣いたりしないと格好がつかないような気がする。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-11-20 22:43:15)(良:1票) |
16. バートン・フィンク
小ネタのセンスは合うし、クセのある俳優陣もかなり好みなんだけど、一人一人が悪目立ちしているような、奇妙なチグハグ感があった。ジワジワと不気味さを募らせつつ、ラストにはバーンと派手で凝った演出もあったりして・・結局私の中では不条理倍増しの楳図かずお系映像作品という位置づけに落ち着いた。炎の廊下シーンだけは繰り返し観たいかも。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-10-16 23:32:49) |
17. パーフェクト・ストレンジャー(2007)
前評判やら宣伝文句やらの予備知識ゼロで観たが、別に仰天するほどの衝撃展開でもなかった。ハル・ベリーのプロモーション映画だと思えば上出来。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-10-06 21:19:52) |
18. 8mm
ニコラス刑事もといニコラス探偵奮闘する。魅力のある人間が一人も出てこないうえ、何の意外性もないエンディング。全体的にオエーな映画で、自分がいかにノーマル趣味かを思い知ることが出来た。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2009-06-14 01:48:50) |
19. パラノイドパーク
見た目可愛いけど地に足が付いていない感じのする人間は、女の子なら不思議ちゃんで許せるけど男がそれだと私は苦手。で、殺人まで起こるのに妙に退屈でこれといって印象に残らなかった。草食系美少年がお好きな人にはおすすめ。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2009-05-29 13:46:30) |
20. パンズ・ラビリンス
《ネタバレ》 あまりにも過酷な現実のせいか、そこから逃れるために存在するはずの異世界もまた美しくも不気味な彩りを放ち、作品全体を通してその対比が際立っていた。オフェリアがあのまま生きていたら果たして幸せだったかと考えれば、悲壮な結末でもやはりハッピーエンドなのだと思う。少なくとも幼き者が自分の非力さ無能さを嘆くだけの死に様よりもよほど救いがあり、後味の悪さは無かった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-04-25 15:41:50) |