1. HERO(2002)
中国という歴史的な大国の自然、伝統、文化の美しさをまざまざと見せつけてくる映画だった。多少の違和感は無視して映像の美しさに徹底した演出による色彩美は見事というしかない。剣術シーン等「グリーンデスティニー」と似ている雰囲気はあるが、面白さは今作の方が断然上だった。しかしワイヤーアクションにはいささかの飽きがきていることは確かだ。 8点(2003-08-21 00:24:08) |
2. ビバリーヒルズ・コップ
エディ・マーフィのノリとほどよいアクションで単純に楽しめる娯楽映画。売れたのも充分に納得できるエンターテイメント性はある。 6点(2003-06-30 16:34:15) |
3. ピーター・パン(1953)
僕の中では、ディズニー映画の代表格とも言える映画。それくらい子供の頃何度も観て大好きだった映画だ。子供の頃何度も観た映画というものは声とか台詞回しが記憶にはりついている場合が多いので観たときと違う吹き替えだったりすると激しく拒否反応が出てしまうものだ。 8点(2003-06-30 15:49:06) |
4. ビッグ
トム・ハンクスの子供ッぽい演技は良かった。 6点(2003-06-10 11:10:14) |
5. ヒューマンネイチュア
人間の本能の可笑しさと見苦しさを見せ付ける異色作。ラストが人間のすべてを物語っているようで非常にブラックなユーモアに包まれていた。 7点(2003-06-07 18:01:51) |
6. ピストルオペラ
予告の「ちゅうちゅうたこかいな」でかなり引き付けられたんだけど、思ったよりも面白くなかった。「ツィゴイネルワイゼン」的な難解さを期待していたけど、ストーリーは至極単純で退屈なばかりだった。 2点(2003-06-07 02:33:04) |
7. ひまわり(2000)
ただいま絶好調の行定勲監督のデビュー作。雰囲気はいいのだけれど、どうも作中のテンションが統一されてないのが気になる。中途半端に笑いをとろうとする必要はなかった。 4点(2003-06-05 14:12:03) |
8. 光る眼
B級、もしくはC級という雰囲気をもろに感じさせる。まあそれはこの監督の味でもあるのでそこを味わい深く見せてくれたら良かったんだけど、その域まで達せずに終わっている。 4点(2003-06-04 13:39:03) |
9. 陽のあたる教室
なんか「お涙頂戴」という表現に対して意見を言う場になっているようなので続くと、「お涙頂戴」という表現が悪いみたいな感じで書かれているけど、それはどうかと思う。実際この映画は「お涙頂戴」と言って間違いない。事実泣けるだろうからね。「お涙頂戴」という言葉をおしつけがましくとるからダメなのであって結果として泣けるのならそれは正しい表現だと思う。腹が立つのはお涙頂戴という文句のくせに薄っぺらい映画を観た時。「お涙頂戴」というのはそう簡単に使っていい言葉ではないのだ。 7点(2003-06-04 11:28:26) |
10. ビバリーヒルズ・コップ3
他の2作と比べると明らかに質が落ちている。エディ・マーフィもえらく歳をくった感じに見える。確実に楽しませてくれると期待していただけに残念。 4点(2003-06-04 11:20:17) |
11. ヒーローインタビュー
かなり映画としては面白くないけど、何とかラストまでは見れた。テレビドラマとして見れば少しは楽しめると思う。真田広之はスワローズの真中に似ている。 4点(2003-06-04 11:15:05)(笑:1票) |
12. 羊たちの沈黙
サイコサスペンスの最高傑作でもはや原点とも言える作品。アンソニー・ホプキンスがかもし出す恐怖感、ジョディ・フォスターが感じる緊張感は両者がアカデミー賞を獲ったことを頷かせる。映画全体に緊迫感が張り巡らされており息をつかせない。素晴らしい。 10点(2003-06-03 14:15:46) |
13. 美女と野獣(1991)
近年のディズニー映画の中ではやはり随一の作品。クラシックな雰囲気を漂わせつつ映像は極めて美しいので心に残る。野獣が人間に戻ったときのブ男ぶりは少々頂けないが……。 8点(2003-06-03 13:27:37) |
14. ピノキオ(1940)
この時代にこれだけのアニメーションを作り上げているディズニーはやはり偉大だということを感じさせる。近年のディズニー映画と違って(技術的なものだろうけど)映像が妙に明るくなく薄暗い感じが映画としての味わい深さになっている。 8点(2003-06-03 11:28:28) |
15. 病院へ行こう
邦画のコメディが好きな人には存分に楽しめる。ラストで大地康雄が真田広之に退院祝いの鶴を折るシーンが気持ちいい。 8点(2003-06-02 20:41:48) |
16. ヒート
大俳優の競演!という期待はとても大きかったけど、その期待にそう程の出来栄えには至っていなかった。アクション性を中途半端に高めたために映画としてもなんだか中途半端な感じがして集中できないまま終わってしまった。 6点(2003-06-02 20:16:04) |
17. ビバリーヒルズ・コップ2
遜色はないんだけど、シリーズの中では一番の出来。お気楽に観れるアクション映画。 6点(2003-05-29 18:21:22) |
18. 病院で死ぬということ
病院の病室で生き、死んでいく様をほぼフィックスで撮り続ける半ドキュメンタリー映画。ストーリー性がほとんどないこの映画に物凄く感慨深さを感じることができる。それは人間の生死そのものにただならぬドラマとテーマがあるからにほかならない。 8点(2003-05-29 16:59:20) |
19. PiCNiC(1994)
非常に切なく幻想的なロード・ムービー。中篇の中にあれだけの世界観をつめこんだ岩井俊二はさすが。感覚的に好き嫌いは大いに分かれるだろうけど、その雰囲気こそこの映画の魅力なわけだから仕方ない。こんな映画で結ばれた浅野忠信とCHARAがうらやましい。 10点(2003-05-28 15:06:49) |
20. ピースメーカー
仰々しくなくクールに抑えた演出が見事。ストーリーの設定と深みで緊張感と迫力を出すことに成功している。優れたアクション映画だ。 8点(2003-05-28 02:46:40) |