1. P.S. アイラヴユー
旦那さん役の俳優がかなり魅力的に描かれた作品。美化されたイメージというのか。。先立つ立場であれば、相手に「過去に囚われず前を見て進んでほしい」と考える人の方が多数派のような気もしますが・・・。アイルランドの風景がもっとも印象的だった。 [DVD(字幕)] 5点(2011-08-28 15:15:48) |
2. 秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II ~私を愛した黒烏龍茶~
前作でこの世界観に嵌ってしまったため、劇場で鑑賞。やはりDVDでみるべきだったと後悔することに。笑いの量・質ともに前作の方が一段上だった。 [映画館(邦画)] 5点(2010-06-26 18:51:24) |
3. 秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE ~総統は二度死ぬ~
《ネタバレ》 シュールな道をひた走る作品で個人的にはとても好きです。キャラクターの性格の曲がり方や作品のタッチなど、全く万人受けしないでしょうが、一度好きになるとなかなか嫌いにさせてくれません。制作費のバロメーターがオープニングでがっつり減るとこなんて、もうツボでした。 [DVD(邦画)] 7点(2010-06-26 18:42:29) |
4. ビーン
「映画だから」ということで、変に肩に力が入ったのだろうか?TVシリーズとは比較にならないほど酷い出来。 [DVD(字幕)] 3点(2008-11-16 12:25:20) |
5. ヒロシマナガサキ
「伝える」事に真摯に取り組んだ作品。息苦しささえ感じさせる映像からは、受け取らないわけにいかない重要なメッセージが伝わってくる。受け取ったものを語り継ぐのも心にしまうのも、また廃棄するのも個々人の判断次第であり、伝承を強要する時代ではないけれども、一人でも多くの人がこの作品を通じてこの歴史を知り、8月6日の8時15分と9日の11時2分に思いを寄せるのであれば、それは素晴らしい事だと思う。最後に、まさに骨身を削る思いで辛い体験を語り伝えてくださった被爆者の方々に、心から尊敬の意を表したい。 [映画館(字幕)] 10点(2008-09-15 15:39:31) |
6. ビフォア・サンセット
今作にはイーサン・ホーク、ジュリー・デルピー、2人とも脚本に顔を出している。余りにもスムーズな会話は自ら書いた脚本があってこそかもしれない。作品自体は、、ん~どうなんだろう。自分が9年前の2人に歳が近くて今作のような経験をつんだ男女の会話に戸惑いを感じるのか、それとも会話のみに没頭しきって「一本の映画」としての起伏を忘れたかのような展開にあと一歩感情移入が出来なかったのか、本作に、どうしても前作のような感動を味わう事が出来なかった。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-05 11:34:50) |
7. ビッグ・フィッシュ
医師が語った「息子が産まれた日の父の本当の行動」で、それまでティム・バートンが私たちに見せてくれていた夢物語は終わり、「現実」の窮屈さや虚無感が私たち観客を包む。このホラ話だらけの父親を見ながら、かつて小説家太宰治が「自分が明るい時ほど暗い小説を、暗い気分の時ほど前向きで明るい小説を書く。」と語っていた事を思い出した。きっと、父は営業周りで各地を飛び回り、苦労して疲れ果てる自分の姿など家族に見せたくなかったのだろう。息子にも、余り現実に捉われすぎず、自由な発想で生きてほしかったのだろう。その思いが、自分が死ぬ間際にやっと息子に届いて、、父は幸せな顔をして逝った。息子は父親の本当の姿を知った上で、その死に際を自分のホラ話で彩った・・・中盤でも何箇所か涙腺を突いてくるシーンはあったが、この辺りからはもう涙が止まらなかった。もうじき父親になる息子も、きっと辛い顔を見せずに子供と接していくのだろうと思うと、「父が話となってずっと生きていく」という息子のラストの一言に、希望を見出せた思いだった。ぜひたくさんの人に、このティム・バートンの描き出した優しさを感じて欲しいと願いつつ、2004年(に見た映画の)マイベストの作品に9点。 9点(2004-12-12 21:06:26)(良:1票) |
8. 陽だまりのグラウンド
いい話なので低い点数付けるのは心苦しい面もありますが、、、「綿密に作られてる」感じがしない(脚本・演出・音楽等々)というのが率直な印象だった。「子供たちはド素人だから演技を付けて野球を教えて大変だった」と監督が言ってたが、それと作品のクオリティーは別物だと思うし。厳しいですが4点で。 4点(2003-06-15 18:35:40) |
9. ひまわり(2000)
ほんとだ、、全員死んでますね。(深い意味があったのかどうかは何とも言えませんが;;) 「辛く無機質な現実」と「優しく美しさに包まれた初恋のとき」の対比が上手く描かれていて、思わず自分も幼き日々を思い出して感傷に浸りたくなる、、そんな作品でした。 7点(2003-06-08 09:44:44) |
10. ひかりのまち
日常を題材にしているからこそ登場人物と共有できる感情が生まれて、見終えた後にたまらなく切なくなった。一人一人のストーリーを通して「家族」や「ロンドンという街」を的確に描いてみせた、ウィンターボトム監督の手腕は見事。 8点(2003-05-31 23:07:31) |
11. ビューティフル・マインド
ナッシュ均衡については大学1・2年や就職試験の際に学んだが(もちろん原論ではなく簡略化・現実化されたもの)、その発見者がこんな人物だったとは、、、 脚色賞を受賞しているだけあって、実話にしては若干「いい話」になりすぎてる気もしたが、見ている2時間半は作品に引き込まれた。 ラッセル・クロウは前作『プルーフ・オブ・ライフ』とは比べ物にならないほどいい演技! 8点(2003-02-10 12:13:50) |
12. 秘密と嘘
何よりも、表情のみを映し出して、主人公たちの無言の会話を見てる側に的確に伝え続けたカメラワークや演出が本当に見事。台詞でまくし立てられるよりもよほど心に響いた(特に母子再開のカフェのシーン)。 またそれを可能にしているのも役者たちの素晴らしい演技でした。 そして、「痛みを分かち合う」こと。主題もしっかりと心に響きました。 9点(2002-12-17 09:11:53) |
13. ビッグ・ヒット
せめてジョン・ウーは日本人の役を日本人役者にやらせてくれると思ってたが、、その点に-2点。しかし、その他はかなり面白い出来。あのジャガー、どんだけ丈夫に出来てんねん!!(笑) 8点(2002-08-31 18:21:17) |
14. ヒート
デニーロとパチーノが仲悪そうなのがー2点と、長かったのでー1点です。 主演2人を五分五分に(時間的・内容的に)見せようとしている点が惜しい。 どちらも中途半端な描き方になってしまった気がします。 7点(2001-09-11 17:41:11) |
15. 評決のとき
以前に見てましたが、「ヒマラヤ杉」をみて、もう一度観直しました。ラストの、弁護士の一発逆転はすっきりしますし、印象にも残ります。でも、この映画の場合、その最後の一言に頼りすぎず、人種問題を上手く描いて観客に考えさせたところに、大きな意義があると感じました。 8点(2001-06-30 10:48:29) |
16. ピースメーカー
昔、一度見たんですけど、「ペイ・フォワード」見た後にもう一度見てみました。この監督って、良くも悪くも映画をきっちり終わらせようとしすぎてると思います。その結果、ラストのほうがドタバタしてて、それが緊迫感という意味で上手く働いたのがこの映画。押し付けになっちゃったのが「ペイ」だと感じました。 8点(2001-06-30 10:27:42) |
17. ビッグ・リボウスキ
うーん・・僕も「例外」を期待してみたんだけど・・・。雰囲気の出し方なんかは上手いと思うんだけど、一本の映画としてみると、なんか嫌気がさすというか・・・。この監督があわないのかも。 4点(2001-06-18 10:03:18) |
18. ヒマラヤ杉に降る雪
一つ一つのシーンがそのまま絵になりそうな、すごくきれいな映画。監督のセンスの良さとか、カメラワークの上手さが出てるんでしょうねー。弁護士の一言でクライマックスが決まるっていう映画も多いですが、私はこの映画の老弁護士みたいな位置付けのほうが好きです。 8点(2001-06-15 15:06:32) |
19. 羊たちの沈黙
これがビデオを借りて見た最初の映画だった。今見てもその恐怖感は変わっていない。 8点(2001-04-03 15:26:24) |
20. ビヨンド・サイレンス
こういうのを映画って言うんだろうなと思った。私たちの心の中にある、なかなか拭い去れない偏見の芽みたいなものを、鋭く突くのではなく、やさしく諭そうとする・・・なかなかハリウッドではお目にかかりにくい類のこの映画に、心から感動しました。 9点(2001-04-03 14:45:29) |