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1.  ひゃくはち 《ネタバレ》 
導入部の豪華なエキストラ、そして僅かな台詞で主人公二人の立ち位置を表す的確性。これってもしかしてありがち青春スポ根映画とは違うのでは?と思わせて、そのまま最後まで一気の勢いでした。一つ一つのシーンが、目的を達したらダラダラ引っ張らずに次に行くという効果的な切り取り方になっており、それが実は対象であるスポーツの敏捷性とも適合しています。一番唸ったのは、「息子のチーム発表を待つ父親」を、カレンダーの1カットと、電話口の「それで、何かあったのか?」の一言だけで表す手際の良さでした。その中で、最初はただの馬鹿コンビでしかなかった二人が、峻厳な対立の場を経てそれを乗り越えていく、という成長も、自然に表現されています。●難点は、女性記者の関係が意外に機能してないことかな。この記者の能力や知識、さらには熱意がどうだったのかもよく分からないし、青野君が彼女相手になると突然落ち着いた大人になるのも、ちょっと変。
[DVD(邦画)] 7点(2024-01-27 00:39:55)(良:1票)
2.  ひとりね 《ネタバレ》 
前半のインパクトは実に強力でした。榊原るみ(当時50歳)の、とどまるところを知らないほど発散されまくる、生活感に満ちた中年の色気。青年が「ただ座っているだけ」だからこそ強調される存在感。そしてその青年が実在するかしないかもはっきりしない寸止めの展開がもたらす浮遊感。しかし後半は、不必要に脱線するシーンは重なり、台詞は説明的になり、描写は観念的になっていってしまいました。我慢できなかったのかなというか、ネタが尽きてしまったのかなというか。
[DVD(邦画)] 5点(2023-11-08 00:11:35)
3.  ピニェロ
詩人・戯曲家・俳優のミゲル・ピニェロの伝記映画、であるはずなのですが・・・予告編が延々と続いているのかと思うくらい、思わせぶりなショットの切り貼りだけが続いていく。この主人公が何を考えてどういう人生を送り、またその中からどうやって創作が生まれていったのか、さっぱり分かりません。雰囲気的な迫力だけはありましたので、点数はそこに対して。モノクロとカラーの使い分けも、もしかすると何か意味があるのかもしれませんが、それを考える気力も起こりませんでした。
[DVD(字幕)] 3点(2022-12-14 20:38:44)
4.  HERO? 天使に逢えば…
不運なボクサーと不運なOLがめぐり会ってどうのこうの、というストーリーのようなのですが、OLの方はいきなりバイオリン紛失ありきで始まるので、何が不運なのか分かりませんし、ボクサーの方は、運がないのか実力がないだけなのかが分かりません。よって、スタートがそもそも成り立っていません。また、場面設定も雑であれば映像も安っぽいので、映画というよりも、ただの再現映像を見ているような感じです。それと一番の問題は、主要キャラにどれも魅力が感じられないということです。
[DVD(邦画)] 2点(2022-10-27 02:15:39)
5.  ビューティフル・ボーイ(2003) 《ネタバレ》 
実在のムエタイ選手、パリンヤー・ジャルーンポンの半世紀です。家計を助けるためにムエタイのトレーニングや試合を積み重ねながら、同時にトランスジェンダーという自分の内面にも(そして外からの偏見にも)向き合わなければならなかったという、そこだけでもいろんなドラマが予想されますが、作品としては比較的淡々と素直に順を追っていっています。わざとらしい盛り上げとかはありません。むしろ、主人公が成功すればするほど、かえって孤独が浮かび上がってきています。クライマックスは東京ドームでの井上京子との異種格闘技戦が始まって、ええっ?と思ったのですが、これも実話通りなのですね。また、パリンヤー選手本人(選手引退後は女優)も、主人公に女性ホルモン剤を渡すエステティシャン役で出演しています。
[DVD(字幕)] 6点(2021-03-14 23:55:52)
6.  ヒトラー 最期の12日間
一歩誤ったら批判の集中砲火に遭いそうな題材をあえて選択し、しかも、当のヒトラーをかばうわけでも同情するわけでもなく、かといって、過剰な演出により悪性を誇張するわけでもなく、淡々と地道に事実のみを積み重ねる。まるで本当に当時の地下室にカメラを入れたような緊迫感と生々しさがあり、実に難易度の高い作品造形をクリアしていると思う。ナチスやヒトラーは、その当時においてはある種のモンスターだったのかもしれないが、モンスターだとして片付けてしまうことは、それ以上の認識と分析を遮断するだけであり、今後の我々が実感をもって明日のナチスを防止することはできない。その意味で、この作品が持つ意義は大きい。また、描写の手法としては、地下室のみにとらわれずに、砲撃や包囲の描写も随時挿入し、他方、食事などの日常生活のディテールにもこだわっている姿勢が、作品に一本の筋を通している。
[ブルーレイ(字幕)] 9点(2020-04-17 01:35:34)(良:1票)
7.  ピアノを弾く大統領
展開が最初から全部見えてしまうのは別にいいのだが、肝心の2人の会話のお粗末さは何とかならなかったのか。プロが書いた脚本とはとても思えません。どこかから引っ張ってきたやりとりを2段階くらい劣化させてつぎはぎさせた感じ。珍しく表情が綺麗に撮れているチェ・ジウのアップショットに3点。
[DVD(字幕)] 3点(2020-03-31 23:55:31)
8.  Be Cool/ビー・クール
エアロスミスのメンバーはえらく小綺麗なお坊ちゃんルックスになってしまったなあ、という程度しか印象に残らない。内容的には、マフィア系でもちょっと目新しい路線でやろうとした結果、演出の腕が伴わず、かえって何もできずに終わってしまったという感じでした。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2019-06-07 02:10:32)
9.  火の魚<TVM> 《ネタバレ》 
導入部からの落ち着きのない原田のナレーションの連打にげんなり。尾野真千子が原田に牙を向いていく大事なシーンは、脚本がそのまんますぎで陳腐。老作家と駆け出し編集者を掛け合わせるという作為性だけが残っています。1時間弱とは思えないくらいの長さを感じました。点数は、レールからの逸脱を唯一示している影絵のシーンに対して。
[DVD(邦画)] 2点(2019-03-01 01:40:23)
10.  ビッグ・トラブル(2006)
せっかくいろいろな登場人物を配置しているのに、ストーリーが何らかの壁に当たったときの切り抜け方が安直なのです。知恵を使ってません。つまり、コメディとしてのレベルは低いということ。
[DVD(字幕)] 4点(2018-03-24 01:03:02)
11.  ビッグ・トラブル(2002) 《ネタバレ》 
ところどころそこそこ面白くはあるのだが、やはり全体が雑。話が行き詰まったところで新たに登場人物を投入するということを繰り返しているので、結局は1人あたりの密度が薄い割に収拾がつかなくなっている。そもそも、警官も悪役も殺し屋も少年もFBIも、2人組である必要性が全然ないし、逆に、奥さんがティム・アレンに惹かれていく心理の綾など、そこに集中すればもっと笑いがとれそうな気がするのだが。
[DVD(字幕)] 4点(2018-03-18 23:57:12)
12.  ビューティフル・マインド 《ネタバレ》 
中盤の「世界ひっくり返しシークエンス」の迫力は、さすが職人ロン・ハワード。そこから、さらに過酷な課題が主人公を待ち構えていました、という構成と見せ方もなかなか。と、計算された技巧としては堪能できるのですが、それを超えた感動があるかというと、案外そうではなく。特に、ラストをノーベル賞スピーチで締めてしまったのは(およびその前のボールペンのくだりも)、すべてを丸く収めた感があふれてしまって、かえって醒めるのです。あと、幻覚や治療の関係に力が入りすぎて、肝心の彼の数学者としての才能を見せる場面があまりなかったのも、ちょっと残念でした。
[DVD(字幕)] 6点(2018-02-13 02:14:30)
13.  ヒューマン・トラフィック<TVM>(2005) 《ネタバレ》 
3時間近くありながら、無駄なシーンがほとんどなく、しかも省略できるところはしっかり省略している。その中で、絶望的なほど手がかりのないスタートから、地道に一歩一歩を積み重ね、いつしか包囲網が完成していく過程が、まるでじわじわ攻めてくる満潮を見ているようである(しかも、適度に伏線と回収も埋め込まれていて、同時に高水準のサスペンス作品としても成立している)。サザーランドとカーライルの演技も充実しているし、劇場でそのまま上映しても全然おかしくない内容。
[DVD(字幕)] 7点(2016-04-22 01:47:49)
14.  ビューティフル・デイズ
内容的にはまったくどうということもない学園系青春ロマンスなのですが、とにかく登場人物たちの自然な表情が良い。変な飾り気が全然なく、かといって演技をしてないわけでもなく、内面からのほとばしる感情がそのまま画面上に投影されているのです。友人同士のやりとりでも、変にひねったりせず、まっすぐな友達付き合いを単純に、かつ真剣に表現されているのが、かえって新鮮。
[DVD(字幕)] 6点(2016-01-06 00:36:19)(良:1票)
15.  光の旅人 K-PAX 《ネタバレ》 
タイトルから勝手に大風呂敷系拡散SFを想像していたので、意外に上質の緊迫感ある心理サスペンスだったのにびっくり。結論をどれとも出さずに、いろいろな解釈を残しているラストが、清冽な余韻を残している。ただし、ケビン・スペイシーの神憑り的演技に対して、ジェフ・ブリッジズの「受け」の演技が弱いのがちょっと残念。
[DVD(字幕)] 7点(2015-10-14 20:48:00)
16.  ピンポン
根本的な問題点として、卓球というスポーツそのものに対する制作側の敬意と愛情がまったく感じられない。それっぽいキャラクターをそれっぽく動かしているだけでは、何の描写にも表現にもならないのです。
[CS・衛星(邦画)] 1点(2015-06-21 21:38:29)
17.  眉山
登場人物の造型も安直、場面設定も安直、台詞もこの上なく安直。大体この娘って、心理的にはほとんど母親依存症の領域に達しているのではないでしょうか。何よりも腹立たしいのは、こんなレベルの作品が、夏八木勲の晩年の出演リストの1つに名を連ねてしまうこと。
[CS・衛星(邦画)] 1点(2013-08-14 00:30:38)
18.  百万長者の初恋
どこかで見たようなシーンを継ぎ接ぎしてそれっぽくまとめただけの作品。契機、展開、変化、結果のすべてが実に安直。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2013-03-10 02:30:42)
19.  百万円と苦虫女 《ネタバレ》 
秀逸な描写と陳腐な描写が交互に表れるので、見ていて変な気分になる。ナンパ男にどうしていいか分からず曖昧なまま逃げてしまう展開や、森山未來に心を開いていく過程などはなかなか斬新な切れ味があるのだが、例えば弟関係の描写はあまりにもありがちすぎて、足を引っ張っている。
[DVD(邦画)] 5点(2012-11-09 00:48:42)
20.  ピノイ・サンデー 《ネタバレ》 
前半は前置きとしてはあまり意味がない割に妙に長いし、後半はソファの話ばかりなのだが、それなら最初からそれに絞っていくべきだった。主題が何なのか結局はっきりしません。それに、たかがソファにむきになるところに面白みがあるはずなのに、主人公の2人が割と淡々としているので、設定の意味が半減しているのです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2011-10-11 03:25:11)
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