1. ブラックホーク・ダウン
政治的情勢や思想、正義。そんなものどうでもいい。ただ銃撃戦だけが観たかった。物語の90%以上は銃撃戦というこの映画、ドンパチ大好きなワタクシにとってはこの上なく痛快でした。とくに締まった映像、薬きょうが落ちる音まで聞こえる音響は拍手モンです。あんまり軍事には詳しくないんだけど、部隊がどう動いてどう詰まったのかといった“ミクロの軍事”がしっかり描かれていたのではなかろうか。軍人さんだから皆同じ髪型。ダレがダレだか分からないのがチトつらいけどね。 [映画館(字幕)] 10点(2003-11-26 22:58:19) |
2. ブレイド(1998)
《ネタバレ》 マトリックスと同時期に観て、個人的にはこっちに軍配を挙げた覚えが。それくらい、アクションがカッコよすぎた。吸血鬼が焦げてボロボロになるシーン見ただけで、震えがとまらんかったっすよ。小説や漫画、ゲームで使い倒された設定ですが、それを大画面で見せてくれたことに意味があった。バンパイアハンターD、デビルメイクライ、ブレイドがワタシの中の三種の神器ですw [映画館(字幕)] 9点(2005-10-20 20:59:13) |
3. フィッシャー・キング
《ネタバレ》 ロビン・ウィリアムスが鼻に付く直前の作品だったので、ギリギリセーフで9点。テリー・ギリアムの懐の深さを思い知らされましたね。こんなヒューマン寄りな作品を撮れるなんてねぇ、脱帽です。火を噴きながら疾走する馬のシーンは、映画史に残る名シーンだと個人的には思います。あとラストの花火も、ね。 9点(2003-12-08 21:07:17) |
4. フロム・ダスク・ティル・ドーン
この映画、シックスセンスより展開をきいちゃいけない映画だと思う。タランティーノが手掛けているから、きっとバイオレンスロードムービーなんだろうと思ってワクワク。そしたらだんだん・・・。どっちのテイストも大好きだから、置いていかれることなくもう夢中。本当だったら怒られるところだけど、そこはノリと勢いとセンスでカバー。いやはや、天才(バカ?)というものはつくづく羨むべき存在である。 8点(2003-12-03 22:26:13) |
5. ファニーゲーム
《ネタバレ》 ハリウッド、マンセー!なワタクシですが、このアンチハリウッド全開のこの映画も大好きです!!定点カメラの使い方、役者の自然な演技は徹底してリアリティを追及。最後のひとりをあっけなく殺すところも“こうでなくちゃ”と思わせてくれるし。好転しそうな場面をテレビリモコン使って逆戻ししてみる徹底ぶりには、ホトホトイヤになりました(褒め言葉)。楽天家以外のヒトは絶対見ないほうがいいですよ。きっと鬱になります。 8点(2003-11-26 19:08:23) |
6. フォーン・ブース
《ネタバレ》 短時間(撮影&上映時間)、低予算でも面白い映画は作れるんだよ!という心意気だけでもう好評価。最近の映画、みんな長いんだもん。なんも予備知識もなく観たんで、犯人がキーファー・サザーランドでビックリ。リアルタイム進行モノづいてるなぁって(笑)。 7点(2004-04-28 21:59:57) |
7. ファーゴ
うーん、こういった腰を据えた映画をたまに見るのもいいもんですな。登場人物たちは大真面目(なんせ殺人事件だからね)なんだけど、なんだか笑ってしまう演出はさすがコーエン兄弟といったところか。雪と車をメインに据えた画作りも、田舎での事件を物語っているし。なまり丸出しの「ヤー」が現在の私のマイブームと化しています(笑)。日本の田舎を舞台にした日本版ファーゴも見てみたい。 7点(2003-12-09 19:28:19) |
8. ファイト・クラブ
《ネタバレ》 地下プロレスだったり、美容整形病院から脂肪盗んだりと、全然垢抜けない設定なんだけど、なんだかスタイリッシュなんだよね。そこはやはり、フィンチャーのセンスなんでしょうか。フィンチャーモノなので構えて観ていたらら、自分ん家が吹っ飛んだ時点で“あ、そういうオハナシなのね”と理解。それでも映像が良かったので、グイグイ引きこまれました。やっぱり拳を交える映画に男の子は惹かれてしまうのです。 7点(2003-11-28 18:40:32) |
9. ブレインデッド
死霊のはらわたと双璧をなすスプラッターの名作。とにかく見て、血の量の多さと死霊との共同生活を見てゲラゲラ笑う映画。ナンセンスは許容範囲内。インモラルだという奴は、映画に娯楽を求めるな! [映画館(字幕)] 7点(2003-11-27 20:33:42) |
10. ブロークバック・マウンテン
《ネタバレ》 編集や撮影がちょっと単調すぎかなぁ。大自然の雄大さ、荘厳さがちょっと足りなかったような気がする。まー、それを補って余りあるほどの主演二人の演技がすばらしかった。ドニー・ダーコやジャーヘッドを観て、ジェイク・ギレンホール目当てで観に行ったんだが、ヒース・レジャーもよかったなぁ。おいらにはそのケはないけど、シャツをギュッと抱きしめるシーンで少しホロリときてしまった。妻のある身としては、その関係を知ってしまったカミさんの心境が異様に身につまされ、苦笑することしきり。男を愛しながら、娘を愛する。矛盾しているけど、そこは理解できる気がするなぁ。。。 [映画館(字幕)] 6点(2006-03-29 15:05:00) |
11. ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン
《ネタバレ》 まず根本的な問題として、これを映画として扱ってよいのか?という部分が。国内ではプレミア試写会だけで、劇場公開はしてないわけですし。ディレクター(あえて監督とは書かない)も、「これは映画ではない」という言い訳めいたこと言っているし^^; 正面切って映画として出した坂口センセイの『ファイナルファンタジー』より、よっぽど正面切った映画っぽく仕上がっているのは、スクエニ内部での葛藤が見え隠れ。これだけアクションがよくできてるんだから、もっとハッキリ意思表示すりゃいいのにね。でも序盤のアクションは寄りすぎてグダグダ。後半バハムート(なのか?)が出てきてからのアクションはこなれてきてていい感じ、といった具合ですが。高速道路のバイクチェイスがよかったのは、この作品のこのパートを制作しているときに『マトリックス リローデッド』が公開された頃だったと思うのは考えすぎか? まー『VII』をプレイしたファンには涙モノのシーンもあり、結局は満足したんですけどね。 [DVD(字幕)] 6点(2005-09-19 08:26:21) |
12. PLANET OF THE APES/猿の惑星
ハナっから前作の衝撃を超えることはない、と思えば、設定もそれなりにしっかりしているし、オチも“お、そうきたか”と思えるっしょ。要は覚悟の問題。前作が好きだった人は“超えられるわけないじゃん、け!”と思っている人が多いはず。いくらバートンでも、ね。私も前作見て軽いトラウマになっていたので、これはこれで楽しめました。でも、猿の役を有名俳優に起用するのはどうかと。誰だかわかったのはマイケル・クラーク・ダンカンくらいだったぞ。 6点(2003-12-09 19:45:32) |
13. ブレイド2
設定に懲りすぎて疾走感がなくなった。リーパーズのおどろおどろしさは良かったんだけど、ホラーに寄っちゃった分、アクション映画としての醍醐味が失せた感じ。ノーマン・リーダス、もっとカコイイ役で出て欲しかった。 6点(2003-12-04 22:43:12) |
14. フォーリング・ダウン
ストレスのたまった人たちに向けて、いい作品を作ってくれました。フツーのオトナの人なら、彼に多かれ少なかれ必ず同情するでしょう。私も“オッサン、いけいけー!”と思って見てました。だから、そのまま突っ走って、自爆してもらいたかった。警官が追っかけて、追いつめるところは要らなかったです。そこが禿しくウザかったのでこの点数。 6点(2003-11-28 17:36:06) |
15. ブラック・ダイヤモンド
ロミオマストダイ→DENGEKI→ブラック・ダイヤモンドで、ヒップホップカンフー三部作なんだそうです。ワタクシ的にいちばん楽しみ&予想通り楽しかったのはエンディングです。アンソニー・アンダーソンとトム・アーノルドのアフォな漫才。これ、DENGEKIでもやっていて、かなーり爆笑させてもらったので、やってくれて大満足でした。それだけ。あ、あとティトとかリデルとかUFCファイターが出てきてビックリしたことくらい?ホテルのエルード落ちは、メタルギアソリッド2(ゲーム)からもってきたもんだからね。どうせCGでやったんでしょ、あれ? 6点(2003-11-27 21:18:32) |
16. フライトプラン
こんな穴だらけの脚本でも予算が通ってしまうハリウッドは、いよいよネタ枯れが深刻化どころか完全枯渇状態なのか。。。真相がネタバレ場面まで「分からなかった」のではなく、脚本が破綻していて「推理することができない」のではサスペンスとして失格。た・だ・し、テンポの良さと役者の演技は見るものがあり、それなりに楽しめた。劣化したとはいえ、やっぱりジョディ・フォスター好きだわ、俺。パニック・ルームより嫌悪感なかったので、この点数で。 [映画館(字幕)] 5点(2006-02-04 10:45:39) |
17. フライト・オブ・フェニックス
墜落時の音は良かった。それくらいか、印象に残ったのは。どうもキャラが立っていない気がして、楽しめなかったなぁ。 [DVD(字幕)] 5点(2005-09-19 08:54:45) |
18. ファイナル・デスティネーション
《ネタバレ》 これってホラーなのかな?確かにサスペンスでもないよなー。そういった意味では、新鮮味が感じられた作品。でもなんだかしっくりこない。風呂場で滑って首締められてっていうシーンとか、電線がビュンビュン飛び回るところなんか、物凄くご都合主義に見えてしまって・・・・。いいほうのご都合主義ならぬ、デッド・エンドへとつながるご都合主義。そこを割り切って見なくてはならないんだろうけど、人を死へ導く“何か”というのが見えなかったから感情移入できなかったんだと思う。だからといって、死神出すわけにもいかないんだろうけどね。難しいなぁ。 5点(2003-12-03 22:18:14) |
19. ブレア・ウィッチ・プロジェクト
うわ、どうしよう!映画としては最低なんだけど、恐かったことには変わりないし、画面酔いはしなかったし……。エクソシスト以来、“うわ、恐い!”と思った映画。やっぱ人間の本質的な恐怖って闇に対してだからね。それは上手く伝わったと思うんだけど、どうよ?アイデア勝利の一発映画ということで。続編はもちろん、0点だよ!<みたんかい!? 5点(2003-11-27 20:21:43) |
20. フォーガットン
《ネタバレ》 違う映画の話をして申し訳ないのだが、危惧していた『サイン』の悪影響が出ている。“『サイン』がオッケーなら、こんなのもアリだろ”っていう製作者の魂胆が見え見え。だ・か・ら、ネタが尽きたからって安易に宇宙人に逃げるなっての!“もしかして宇宙人だったら笑っちゃうよね”っていう観客の想像を、少しでも上回らないとプロとして失格。宇宙人ネタなら宇宙人ネタで、もう一ひねりしてみろやっての。女優の演技で緊張感を持たせるのは中盤まで。最後の風呂敷たたむのはやっぱり監督なり脚本の力が必要だろ、このテのものは。プンプン! [DVD(字幕)] 4点(2005-11-06 20:58:14) |