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飛鳥さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1679
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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21.  フラガール 《ネタバレ》 
蒼井優と徳永えりの福島弁のやりとりがめんこくてめんこくて。 岸部一徳がまくしたてた福島弁がなに言ってるかさっぱりわからなくて笑えた。 方言は独特の温かみがあってセリフに味が出る。 男風呂に乱入して暴れる松雪泰子のキャラもいい。  こういうクラブ活動ノリの青春ものは、『スイングガール』もそうだが田舎の設定がよく似合う。 ポンコツ素人チームが上達していく過程は、パターン通りとはいえやっぱり胸を打つものがある。 紀美子の母が娘たちのためにストーブ集めを訴える姿も感動的。 フラダンスに手話の要素があるとは知らなかった。 それを使って紀美子たちがまどかに送った愛のメッセージも良かった。 ベタなのでハッとするような展開はないが、うまくまとまっている。  クレジットで主役となっている松雪泰子もよかったが、その主役が完全にかすむほど存在感を発揮したのが蒼井優。 可憐でキュートで、最後のダンスはカッコよく、その魅力を存分に味わえる。
[DVD(邦画)] 7点(2013-06-16 23:39:25)(良:1票)
22.  フォレスト・ガンプ/一期一会 《ネタバレ》 
ひたむきで誠実なフォレストの姿にみんなが心を動かされる。 両足を失ったのに名誉の戦死ができずに屈折したダン中尉や、過去のトラウマを引きずりボロボロになったジェニーも、結局はフォレストに心を救われる。 ストーリーにはご都合主義がいたるところにあって細かいところで突っ込みどころも満載だが、大人の童話、おとぎ話として観ればいいのだろう。 その点において好みが分かれそう。  ジェニーがフォレストと初めて結ばれた後に去ったり、子供ができてもフォレストには知らせず一人で育てていたり、その理由がわかりにくかった。 ウイルスによる病気(エイズ?)になって再会を決意したようだが、もう少しジェニーの明確な心理描写があったほうがいい。 アメリカの歴史や文化を感じるシーンが時折り挿入されるのが、日本人にはいまいちピンと来ないかも。
[ビデオ(吹替)] 7点(2013-06-03 01:24:19)
23.  フットルース 《ネタバレ》 
トラクターでのチキンレースが田舎っぽくて今みるとおかしい。 ダンス初心者の特訓も微笑ましい。 公開当時に観たときは最新のヒットナンバーだったが、今聞くと懐かしのメロディー。 流行というのは旬を過ぎるとダサくなるもので、見ていて恥ずかしくなるシーンもある。 当時感じた映画としてのおもしろさは少し色あせたが、その代わりに懐かしさという味わいが加わった。 ダンス禁止の田舎の高校で転校生がダンス禁止令の撤回を求めて奮闘する物語だとばかり記憶していたが、見直してみると家族の物語にもなっている。 ヒロインのアリエルは、兄を亡くしたことがきっかけで牧師である父との関係がおかしくなった。 その関係性を取り戻す家族の物語も交錯して、ベタだけれどストーリーとしては破綻なくまとまっている。 ラストは予定調和だけれど、大円団となるダンスシーンはなんだかんだで楽しくなる。
[DVD(字幕)] 7点(2013-05-27 19:57:48)
24.  プラダを着た悪魔 《ネタバレ》 
鬼上司ミランダのふるまいに、自然とアンドレアに肩入れしてしまう。 ミランダもプライベートでは思わぬ人間らしい弱さを垣間見せて面白い。 アンが変わっていくにつれて、彼氏など今までの人間関係もギクシャクしていく様子がうまく描かれている。 夢のために人を冷酷に切り捨てていくミランダの生き方を、アンは最終的には選ばなかった。 ミランダは見込んだ相手に去られて、ダメージも大きかっただろう。 それなのに、アンの生き方を認めて再就職を陰でサポートしていたのが粋でよかった。 脚本がよくできていて、テンポと起伏があって最後まで一気に見せてしまう。 ただ、うまくまとめているものの、予想の範囲内ではあるのであまり後には残らないかも。
[DVD(吹替)] 7点(2013-01-16 22:12:32)(良:1票)
25.  ブラック・スワン
好きな映画ではないが、サスペンスの迫力十分。 人間における白と黒の二面性という題材は珍しいものではないが、最後まで引き込まれる。 悪魔に魂を売ったかのように壊れていくプリマドンナの姿が痛い。 終盤、畳み掛けるような展開と、鬼気迫る主人公に息を飲む。
[DVD(吹替)] 7点(2012-12-23 01:02:02)
26.  プレイス・イン・ザ・ハート 《ネタバレ》 
保安官の夫を酔った黒人少年の発砲事故で失ったエドナが、二人の子供を抱えて途方に暮れる。 銀行家から借金返済に自宅売却を迫られる中、銀食器を盗んだ流れ者の黒人モーゼス、戦争で盲人になったウィルとともに家を守ろうと奮闘する姿に引き込まれていく。 銀行家の兄から厄介払いのようにエドナ宅に下宿させられたウィルが、次第に心を開いていく様子が微笑ましい。 エドナ、モーゼス、ウィルは、みんな社会的弱者だが、力を合わせて綿花栽培で窮地を切り抜けた。かと思えば、KKKにモーゼスが狙われ、追い出されるハメに。 偏見や悪意を自覚している者はなく、誰もが自分が正しいと思っての顛末で、当時の現実を突きつけられる。 この軸になるストーリーで十分なのに、なぜ本筋から外れるようなエドナの姉の不倫話を入れたのか。 この部分だけは面白くもないし、必要だとは思えない。 ラストの教会の場面では、逃亡したはずのモーゼスの姿があって「あれ?」と思ったが、続いて射殺された夫や報復で虐殺された黒人少年の姿も映されて現実ではないことがわかる。 こうあれば良かったのにという理想を提示したようで、現実との対比に余韻が残る。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-09-13 22:34:40)
27.  プロミスト・ランド(2012) 《ネタバレ》 
天然ガスの埋まる田舎町の土地買収を図る企業側と、企業の甘い話には乗らずに田舎町の自然を守ろうとする抵抗派との攻防。 こうした構図の場合、主人公は対企業側であることが多いのだが、この映画では買収する側なのが興味深い。 環境保護団体の活動家が環境破壊の証拠写真を広めたため、スティーブは一気に劣勢となるが、その写真が捏造であることを突き止める。 その捏造に思わぬ真相が隠されていて、環境保護団体活動家の正体のどんでん返しが意表をついて良かった。 ただ、最後にビジネスライクなスティーブが雇い主に反旗を翻したのはなぜか、その背景となる生い立ちがしっかり伝わってくればもっと納得できたのに残念。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-08-24 19:42:52)
28.  プリデスティネーション 《ネタバレ》 
リアルなサスペンスかと思ったら、タイムマシンが出てきて急にSF展開になったので戸惑った。時間軸を行き交うので頭がこんがらがって、整理するのに時間がかかる。 孤児院の前に捨てられた赤ん坊、妊娠させておきながら女の前から姿を消した男、時空警察のエージェントだったバーテンダー、恐怖の爆弾魔。 何世代もの自分が交錯する、まさに究極の一人芝居。鶏が先か卵が先か。主人公の出生を辿り始めるとパラドックスで迷路にはまる。  時間を置いて再鑑賞。 すっかり忘れているところもあって、最後まで引き付けられる。 これだけ過去や未来の自分にガッツリ干渉するタイムパラドックス物は、珍しい気がする。 ストーリーが破綻しているようで、うまくつながってるようで、なんだか煙に巻かれた気分。 メビウスの輪から抜け出せない。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-03-27 00:59:02)
29.  2つ目の窓 《ネタバレ》 
奄美大島の大自然を舞台に、生と死、自然との共生、親子の葛藤、思春期の恋が綴られる。吉永淳が本当の高校生に見えるほどフレッシュな透明感があってとても良い。小麦色の肌が爽やかで、健康的な離島の娘の雰囲気が出ている。北野高校出身の秀才でもあるようで、存在感のある女優になるかも。  母の中にある性的なものへの嫌悪感から、少女に好意を持っていながら抱くことができない少年。こんな高校生が今どきいるかと思うほど、あまりに純真すぎて嘘っぽいけれど、こうした離島だからこそひたすらに真っ直ぐで純粋な二人がマッチしている。ラストで大自然の中でのラブシーンは、微笑ましいくらいに清々しく初々しかった。命の根源である水の中で全裸で泳ぐ二人は、神とも通じる母なる自然にすっかり溶け込んでいるように見える。  ユタの存在に象徴されるように、霊的なものが自然や死への畏怖、一体感につながっているよう。映画全体から女性監督らしい繊細さも感じさせる。ただ、あくまでも女性監督がイメージだけで作り上げた男子高校生のようで、少しもリアルに感じない。どんなに母親の性を嫌悪していたって、好きな女の子に性的に反応しない男子高校生なんていない。  映画の雰囲気は良かったけれど、ストーリー的には親子の葛藤などに平凡なところもあって物足りなかった。冒頭のイレズミ男の死も、結局は消化不良。女性監督の作品にしばしば見られるように、男と女では受け止め方や評価が分かれそうな気もする。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-05-18 01:06:55)
30.  プリズナーズ 《ネタバレ》 
最後までどうなるかわからない、真相が藪の中の面白さはあるが、設定にかなり無理を感じるところも。 特に、第二の容疑者であるテイラーのキャラがわかりにくい。 自分が誘拐されたからといって、その模倣に偏執することが、精神疾患とはいえありえることなのか全然ピンと来ない。 その不可解な言動には、観客をミスリードするためのこじつけ感が否めない。 真犯人夫婦がアレックス(最初の容疑者)だけ手元に置いて育てたのも不可解。 これもミスリードのための設定と感じる。 おかげでサスペンス性は高まっているが、その分すっきりしない部分も出てくる。  娘を助けたい一心で容疑者を拷問してしまう父親の暴走は見応えがある。 誘拐されたもう一人の方の両親が、その暴走を黙認してしまうのもリアルだった。 最初に誘拐されたバリー少年が、怪しい薬で知的障碍にされたアレックスと同一人物というのは予想できなかった。 人間関係を完全に整理するのに手間取るけれど、最後まで見入ってしまう。  テーマは宗教色が意外と濃い。 キリスト教的には蛇は悪魔の化身。 息子の不幸で神を呪い、神への反逆として他人の子供たちをさらいまくる。 子供の親を悪に引きずり込む発想が、実に悪魔的。 囚われの身(プリズナーズ)となっているのは誘拐された子供だけではなく、大人たちも含めてのタイトルだったようだ。  結構特異な映画なのにあまり心に刻まれなかったのか、初見から2年程経って見たら細かいところはすっかり忘れていた。
[DVD(吹替)] 6点(2014-11-08 23:12:13)
31.  ふがいない僕は空を見た 《ネタバレ》 
不妊治療しながら高校生を誘惑して子種を仕込もうとする人妻。 その裏に、子供のできないことを嫁のせいにして執拗に責める姑の存在。 いい年してコスプレイヤーなんてイタイ女だなと思いきや、やりきれない現実を見せられるとそこから目を背けたくなるのもわかる気はする。  閉塞感たっぷりの団地に住む男女高校生が、級友のハメ撮り写真をばら撒く姿にはゾッとする。 自分がそこから抜け出せそうにない鬱憤を他人を貶めることで癒しているのだが、友達面して酷い裏切りだ。 カースト制度や封建制度でもないんだから、中高年ならともかく高校生なら自分次第で何とでもなるだろうに。  主人公は一応高校生の卓巳だろうが、群像劇かと思わせるようなところも。 後半、永山絢斗と田畑智子の出番が急に減って視点が変わるので、軸がフラついた印象を受けてしまう。 それがまた一つの味にはなってはいるけど。 場面場面は惹かれるのだが、全体となると少し食いたりなさは残る。  テーマは生に関する根源的、普遍的なもの。 生きていく苦しさに、生まれてきた意味を問う泥沼にはまった人達。 原田美枝子演じる母が、そのヒントを与えてくれる。 吉野弘の詩「I was born」に出てくる蜻蛉の姿が重なった。  田畑智子が大胆なベッドシーンを演じていてビックリ。 そういうものとはまったく無縁なイメージだったので、脱ぐとは思っていなかった。 絶対死なないと思っていたアニメの主人公が早々に死んだくらいに意外。 良い悪いは別にして、男の監督なら田畑智子をこの役にキャスティングしようとは思いつかないのでは。 今、女性監督では西川美和とタナダユキに注目している。
[DVD(邦画)] 6点(2014-08-17 13:54:58)(良:1票)
32.  [Focus]/フォーカス(1996) 《ネタバレ》 
盗聴マニアのテレビ取材から思わぬ殺人事件に。 その流れがとてもリアル。 前半ゆるくて飽きかけたところ、後半ぐいぐいと事件に引き込まれる。 取材のあつかましさにはイライラするし、浅野忠信のキレっぷりも見事。 カメラマンの傍観者目線は世間を皮肉っているようで不気味でシニカル。
[ビデオ(邦画)] 6点(2014-04-27 10:46:33)
33.  フレンチ・キス
ケヴィン・クラインが「デーブ」の役とは全然違っていて同一人物だとは最初は全然気付かなかった。 メグ・ライアンはいつものメグ・ライアンで、ラブコメの王道。
[ビデオ(吹替)] 6点(2014-04-10 23:31:35)
34.  不思議惑星キン・ザ・ザ 《ネタバレ》 
小劇場で公演されるシュールな不条理劇を彷彿させるようで最初は苦手な映画かと思ったが、当時のソビエトで作られた背景を頭に入れた上で見直してみると内容が深い。 体制批判や皮肉が散りばめられていて、それを独特の世界観でユーモラスに表現している。 寓意に満ちた作品は好みじゃないけど、このぶっ飛んだ世界観にカルト的な人気を呼んだのもわかる気がする。 なんとも間の抜けた挨拶や歌など、真面目にふざけた不思議な味わいのある作品。 初めは呆気にとらて、後からじわっとくる感じ。
[DVD(字幕)] 6点(2014-03-04 19:15:57)(良:1票)
35.  ブラックブック 《ネタバレ》 
残虐なナチスの非道を強調して描く映画はたくさんあるが、本作はそこにだけ焦点を当てているわけではない。 レジスタンス側もステレオタイプの正義としてではなく、裏切りや終戦後の復讐など汚い部分も含めて人間臭く描かれている。 戦争映画によくあるどこか陰気な重さは感じず、それよりもサスペンスの要素が強い。 少し盛り込みすぎの感はあるものの、思わぬ黒幕の存在や二転三転するストーリーの意外性を楽しめる。 エロティックな描写も幾つかあるが、主人公の熱演は感じるもののあまり惹かれるものはなかった。
[DVD(吹替)] 6点(2014-01-25 09:06:01)
36.  腑抜けども、悲しみの愛を見せろ 《ネタバレ》 
佐藤江梨子が勘違い自己中の腐れ女を好演。 兄、妹もどこか欠陥があって危うい。 登場人物にクセが強く、ブラックテイストなので展開の読めない面白さがある。 虐げられてきた妹の腹黒い逆襲は見ごたえがあった。 家族のドロドロに巻き込まれた健気な兄嫁の永作博美が気の毒になる。 一番キャラのはっきりしないのは兄で、優しいんだか冷たいんだか、その行動も理解できず。 キャストは兄姉妹三人ともハマッているけど、あんなにかわいい永作が男に縁のなかった三十過ぎの処女なんて無理にも程がある。
[DVD(邦画)] 6点(2013-07-16 21:25:40)
37.  ブラス! 《ネタバレ》 
閉鎖に反対する炭鉱夫たちも早期退職なら退職金割り増しという経営陣の切り崩しで分裂状態。 今日こそ退団と決意していた男二人が、若くて美人のグロリアの入部でコロッと決意を翻すのは男の性か。 その下心をグロリアに会っただけであっさり見抜く妻二人の会話がユーモラスでおもしろい。  経営陣の派遣したグロリアは、実話の脚色なのかは知らないが、単調になりがちなストーリーに波紋を呼ぶアイテムとして機能している。 結局、経営陣の目論見が成功して閉鎖が決定、グロリアの報告書など最初から参考にするつもりなどなかったことも明らかに。 経営陣の不誠実さに会社とぶつかって辞めるとか、いかにも王道の青春ものの展開。 経営側が悪としてわかりやすく描かれ、内容は予定調和的でシンプル。 そうした路線が好きなら、安心して楽しめる作品。  フィルにとっては借金で家を失い、炭鉱閉鎖で家族からも見放され、敬愛する父は肺を侵されて末期症状と、踏んだり蹴ったりの八方塞がり。 教会で子供たちを前に何もしてくれない神への怒りをぶちまけるシーンは、その絶望感が胸に迫る。 コンテスト優勝後のダニーの演説は、メッセージ性が強すぎてかえって心に響かなかった嫌いがある。 ストーリーは捻りもなく最後まで予想通りだけれど、実話に基づいている強みでそれなりの感動はあった。
[ビデオ(吹替)] 6点(2013-07-02 22:19:48)
38.  フェイス/オフ 《ネタバレ》 
潜入捜査に皮膚移植してギャングと入れ替わるなんて、マンガのようなストーリー。 『転校生』のようにファンタジーというわけではなく最新医療的な説明は入れている。 ただ、そこにはリアリティの欠片もない。 ツッコミどころは満載だが、そういうことを無視して見るなら娯楽作品としてはおもしろい。 二人の主役の善人と悪人の演じ分けが見事。 他人になることで、これまでの自分の姿が違った角度から見えてくる。 派手なアクションだけに頼るのではなく、微妙に変化していく心理描写も意外とちゃんとしていた。
[DVD(字幕)] 6点(2013-07-01 22:40:25)
39.  ブリジット・ジョーンズの日記 《ネタバレ》 
ストーリーはたいした内容もないが、小ネタが面白くてセリフもウィットに富んでいる。 ラブコメといえば主人公は若くてスレンダーなものだが、従来のものとかけ離れていてユニーク。 マークに彼女を寝取られたというダニエルの話はすぐバレそうな嘘で、場当たり的なダニエルの軽さを端的に表している。 キャラクター造形のうまさで、凡庸な話を一段上の物語に格上げできたようだ。
[ビデオ(吹替)] 6点(2013-06-10 00:28:01)
40.  プレイバック 《ネタバレ》 
抜群のルックスを持つジョアンナに非凡な歌唱力を持つジャンヌがアテレコして一人のスターを作り上げる。 ミュージカル名作『雨に唄えば』にも同じような設定があった。 互いに足りない部分を補う苦肉の策だが、そこから生じる軋轢がよく描けている。 ジョアンナには操り人形の、ジャンヌには影の女の苦悩や虚しさがあっただろう。 親友同士が憎み合うと、相手の一番痛い部分を知っているだけに、そこを突いて傷つけあう口論が生々しくてとてもリアル。  ジャンヌが去ってますます男や薬に溺れたジョアンナが、男と寝た後に全裸で踊って窓から飛び降りるシーンに、追い詰められた女の壊れた心が表れていた。 が、その後の展開がパッとせず、ジョアンナの母にジャンヌが撃たれるのも唐突な印象が拭えず、ラストにも物足りなさが残った。 口パクをするジョアンナ役のルドワイヤンがキレイで魅力的。
[DVD(字幕)] 6点(2013-05-30 00:49:21)
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