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Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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41.  フレンチ・カンカン
常時ごちゃごちゃと騒がしく進行する上に、内容的に意味のないやりとりばかりなので、見ていて疲労感だけが残る。肝心の最後のカンカンも、狭苦しい場所で多人数のダンサーがちょこまかと踊っているだけという印象で、肉体の躍動感が感じられなかった。
[DVD(字幕)] 4点(2021-06-17 00:24:22)
42.  無頼の群 《ネタバレ》 
とりあえずは正統派復讐モノの出だし。ただ、序盤は主人公がうろうろしているだけで、なかなか本題に入らない。いざ追跡に入った後も、何というか、あまり格好良くない。復讐モノはそれまでの逆境を跳ね返すところにカタルシスがあるので、もうちょっとその辺を体現してくれないと・・・。●ただ、オチはなかなかトリッキーで、それまでの世界が逆転するという意味において、ミステリーの風味すら漂っています。ここでかなり救われていますが、それならもうちょっと伏線の張りようもあったような。ただ、「シェーン」系の話を裏から見たら実は、という観点で見てみると、テーマとしてはなかなか面白いものを秘めています。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-05-26 00:07:38)
43.  プレッジ 《ネタバレ》 
静謐ささえ漂わせながら、じわじわじわじわとラストまで一本の筋でつないでいくショーン・ペンの手際はなかなかのもの。ただ、あのラストにするんだったら、もう少し伏線の張りようはあったと思うけど。●それにしても、デルトロやクラークソンはまだしも、レッドグレーヴやミッキー・ロークやヘレン・ミレンの贅沢な使い方にはびっくり。ただ、わざわざそうする意味があったのかと言われれば、特になかったような気もするのだが。
[DVD(字幕)] 5点(2021-05-20 00:44:06)
44.  武器なき斗い 《ネタバレ》 
特に突出した手段をとるわけではなく、ひたすら地道に同じことを訴え続ける主人公の描写のし方は、この監督ならでは。これくらいの根性がなければ代議士などやるべきではない、という点においては、現在でも参考になります。●ただし、冒頭でいきなりロシア革命を讃美してみせたり、最後には「偉大なる中国の民衆の抵抗により」などと制作側の発想の源流を露呈してしまったりしている部分もあるので、その点は割り引いて鑑賞することが必要。●映画として見た場合は、やはり、「主人公はその治安維持法改正案のどこにどのように反対していたのか」が何も明らかにされていないのは、大きなマイナスと思います。それだったら、主人公が伝えようとしたことを伝えていることにならないし、むしろ制作側がそれを用いて階級闘争を自己目的化させているという疑いを招いてしまいます。●最後のパートカラー、スピルバーグが後にやっていることを、その30年以上前にやっていた作品があったんですねえ。
[DVD(邦画)] 6点(2021-05-17 00:21:45)
45.  ファンタスティック・プラネット
シンプルであるがゆえに衝撃的な作画、シュールさを突き詰めたかのような各シーンの進行、そして当たり前のようにすべてをひっくり返した世界観。とにかく、強烈なものを見てしまった、という以外の感想が出てこない。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-05-08 00:23:36)
46.  不倫する肉体 《ネタバレ》 
シングルマザーと妻帯者の男の不倫譚なのですが、前半は、2人が道ならぬ恋に落ちて、さて逢瀬しましょう、というところで延々と微妙な邪魔が入り続ける。よって、不倫どころか、そもそも会うことすらできないのですが、この辺は異様にリアリティがあります。というか、やりようによってはコメディにすらなってしまいます。それで後半はどうするのかと思っていたら、何か突然不条理描写方面に走っていきます。男はなぜかコピー機を購入してしまうし(これの最終的な使い方には唖然)、女はやたらと子供に当たり散らすようになる。最後の最後にやっとこさ待望の(見る側にとっても登場人物にとっても?)邦題のような場面になりますが、確かにここは、無駄なほど溜めに溜めた情念の炸裂のようなものを感じさせます。ですが、振り返ってみれば、その部分に向けた壮大なプロローグをひたすら見せられただけという気がしないでもない。
[DVD(字幕)] 5点(2021-05-01 01:08:02)
47.  ブラック・クランズマン 《ネタバレ》 
黒人刑事の指揮の下に、あのKKKに(しかも別人が)潜入捜査をするとなれば、2人ともにとって命のリスクを覚悟しなければならないはずなんだけど、その辺の緊迫感があまり感じられない。一方で、リーダーの演説だとか、老人の語りと入会の儀式のクロスカッティングだとかは異様に気合が入っていて、そこだけで人目を引く力がある(ので、捜査云々はさらにどこかに行ってしまう)。ただ最後に実際の映像がいろいろ出てきて、ああそういうことか、と。つまり結局は逆にここを流したかったんでしょうけど、それなら何で設定を2010年代にしなかったの?
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2021-04-11 23:48:45)
48.  不倫の果て
割と年若めの人妻が、妻子ある男と不倫します、というストレートな話なのですが、その前提としての双方の日常生活にもきちんと目配りがされているので、ドラマとして成り立っています。特に入口の、嫌な男だと思ってたんだけど夫の急場を救うため・・・といったあたりが、心理の綾を醸し出していい感じです。また、男の妻とか主人公の夫とか友人たちとか、周辺人物の配置にも考慮の跡が窺えます。そしてこの主人公たち、行くところまで行っちゃったらどんどんいろいろ外れていくんだけど、それもまたよし(その意味では、この邦題はなかなか的確かも)。まあ、作りが堅実すぎて、コンパクトにまとまりすぎましたという気もしないでもないですが。
[DVD(字幕)] 6点(2021-04-07 00:04:40)
49.  フェリーニのアマルコルド
冒頭、延々と続く火祭り(?)のシークエンスはなかなか期待させましたが、その後は、思いつきで設定しただけのようなシーンが継ぎ接ぎで最後まで続いていくだけでした。
[DVD(字幕)] 3点(2021-03-01 00:44:06)
50.  ブルジョワジーの秘かな愉しみ 《ネタバレ》 
各シーンの顛末とか次のシーンへの流れ方なんかは、ことごとく予想を外してくるんだけど、なぜか最後まであるようなないような一本の筋でつながっているという、何とも困った作品。終盤の○オチ連発も、何か技巧に走りすぎていて鼻白む気がしないでもないが、そんなことも制作者の想定内なのだろう。こんなアホな人物たちの現実なんてどうでもいい、というシニカルな視線すら感じられる。
[DVD(字幕)] 6点(2021-02-28 18:27:58)
51.  プリンス/サイン・オブ・ザ・タイムズ 《ネタバレ》 
「1999」でのブレイクと、それに続く「パープル・レイン」「アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ」は、前衛性と大衆性が奇跡のようにバランスをとっていて、それによってプリンスは世界を制覇したのであった。しかし彼の創作意欲はとどまらず、湧き上がるアイディアを次々にそのままぶち込んだ「パレード」、そしてそれがもっと膨れ上がって2枚組にまでなってしまった「サイン・オブ・ザ・タイムス」は、勢いという点では紛れもなく彼の絶頂期であった(そして、それでも止まらなかった「LOVESEXY」では、ほとんど神の領域ともいうべき自己完結性に至っていた)。●そんなわけで、その絶頂期のパフォーマンスを期待して見たのですが、一番びっくりしたのは、1曲以外すべて「サイン~」からの曲であること。あえてそのような構成でこの映画を作ったことに、いろいろ背景が想像できて楽しい。それから、「サイン~」の曲は、"Housequake"、"Hot Thing"、"It's Gonna Be A Beautiful Night"など、ライブで延々と引っ張って盛り上がれるようなタイプのものが多いんだけど、ここでも見事に曲の個性を生かしている。●ただ、そんな中身を壊し気味なのがカメラと照明で・・・カメラは極端に押すか引くかのどっちかで、ステージパフォーマンスを上手く捉えているとはいい難いし、カットもめまぐるしく変わりすぎ。照明は全体的に暗すぎて、ステージ上の表情や細かいアクションが見えない。●というわけで、さすがはプリンス、と思うのが半分、彼の全盛期はこんなもんじゃなかったはず、と思うのが半分・・・。●再見して+1点。やっぱりステージ上でのこの人、何をやっていても格好良すぎ、隙なさすぎ。そしてそれ以上に、シーラ・Eもまた格好良すぎ。
[映画館(字幕)] 7点(2020-12-27 22:07:11)
52.  ファースト・マン
これはもしかして、アームストロングがいまわの際に見ている人生の走馬灯なのか?と思うくらい、各シーンがブツ切りで、しかも大半が主観描写しかないのです。飛行中のシーンも、あえてカメラは主人公脇にぴったり寄り添っており、派手に飛び回る映像も、周囲のリアクションも排除されている。その意図は分からなくはありませんが、それならいっそ完全VRの企画映像か何かにした方がいいし、あまり成功しているとは思えない。あと、こういうヒーローたる人物をあえて地味に描いたという点ではスピルバーグの「リンカーン」を連想しますし、チャゼル監督はあれを見ていたのかもしれませんが、あの領域に達するためには、まだ不足です。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2020-11-20 00:16:13)
53.  フラミンゴキッド 《ネタバレ》 
ロマコメの達人ゲイリー・マーシャルに、初期にはこんなストレートな青春作品があったんですね~。導入部分では、スモール・タウンものの定番どおり、何となく鬱屈して退屈した日々が描かれる。頑固親父として出てくるのが、後のマーシャル作品でいつも美味しいところを持っていくヘクター・エリゾンドというのがちょっと笑える。が、その後が妙に発展しません。何がいけないのかと考えたのですが、やはり、中盤の舞台となる肝心の高級クラブとやらが、場末のリゾートバーにしか見えないという点でしょうか。ここは頑張ってきちんと華麗な都会派クラブを作ってほしいところでした。よって、最後にやっぱり家族の元へ、とかになっても、結末として機能しません。●ところでこの作品、マリサ・トメイのデビュー作でもあるんですね!全然気づかなかったよ!
[DVD(字幕)] 5点(2020-11-16 00:15:56)
54.  フィフス・ウェイブ 《ネタバレ》 
最初の方は、「あれ?そんなに悪くないんじゃない?」とか思っていたのです。目の前の飛行機がふらっと落ちる感じとか、公園みたいな雑木林が洪水で覆われるシュールな光景とか。ところが、中盤以降がやっぱり一方的にしょぼくなってしまいました。一番の問題は、肝心の侵略者の正体が、適当さまる出しの脳内部イメージ画像か何かだけで済まされている点であり(しかもそれが本当にそうなのかでっち上げなのかも不明)、つまり生態やら思考回路やら攻撃手段やらのディテールをすべて放棄しているのです。制作者は、途中で考えるの疲れちゃった?
[CS・衛星(字幕)] 3点(2020-10-08 00:33:19)
55.  ブギーナイツ 《ネタバレ》 
一ポルノ男優の半生を、まるで大河ドラマのように仰々しく構築してしまうハッタリ力に感動。内容的には、粗削りにも程があるという感じで、およそまとめ切れてはいないんだけど(尺も必要以上に長いし)、ほとばしる初期エネルギーみたいなものは十分に感じさせます。●その発想の変態ぶりと比較すると、なぜか挿入曲群はやたらまともで。途中でマークが下手クソに歌ってレコーディングする曲、スタン・ブッシュの"You've Got The Touch"じゃないですか!(彼はこんな使われ方を了承しているのだろうか・・・)ヤク売人宅突入時には"Sister Christian"に"Jessie's Girl"、終局に向けては"God Only Knows"、そしてエンドクレジットではE.L.O.の「オーロラの救世主」!!これはこれで一貫しているのですが(そしてどれも名曲なのですが)、やはり作品内容に即しているとはいいがたいような・・・。
[DVD(字幕)] 5点(2020-09-25 01:38:15)
56.  プラトーン
最初に見たときからずっと違和感があったのが・・・最近やっと分かりました。つまり、地道な戦闘をひたすら描き続けるというアプローチの方針は分かるのですが、戦いの全体像がさっぱり見えず、一方でバーンズとエリアスの対立軸は分かりやすくくっきりしているため、結局物語がその限度に収斂しているのです。よって、いくらジャングルの苦難の戦が続いていても、それを撮っただけで終わってしまっています。なのに何で当時の世評が高かったのかというと、誰も活躍しないというアンチヒロイズムが斬新に感じられたから、じゃなかったのかな。
[映画館(字幕)] 4点(2020-08-03 23:44:24)(良:1票)
57.  ファントム・スレッド
デイ=ルイスにこんなにもオーラを感じない作品ができてしまったとはね・・・。やっぱりこの人は、歪んでたり、異形だったり、変態だったりする役でいてほしい。ヒロインにもさして魅力がないので、主人公がなぜそこまでのめり込むのかが分からない。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2020-07-22 00:48:02)
58.  ブレス・ザ・チャイルド
それっぽく盛り上がりそうでありながら、最後まで盛り上がらない。それは、せっかく天使だ悪魔だというのを入れ込んでいながら、通常のサスペンス・アクションの枠内をまったく出ていないからです。こういう話は、はったりでそういう要素をむき出しにしながら、しかもそれが一般社会に融合しているという高度なテクニックとバランスが必要なんですけどね。ヒロインをサポートするのも、刑事そのまんま(しかも真面目刑事顔のジミー・スミッツ)とかではなく、何らか宗教関係者を持ってくるべきでした。
[DVD(字幕)] 3点(2020-07-19 02:34:44)
59.  フリーソロ
とにかく主人公(対象者)がやっていることがとんでもないわけなので、それを素直に撮っていくだけで、希少価値も存在価値もあるドキュメントができてしまうのです。ただこの作品の場合、「何でこの人はこんなことができるのか?」と同時に、「そもそもどうやって撮っているのか?」という疑問(というか驚嘆)を禁じ得ないのですが、その撮り方についても適宜説明が入れられて、それもまたドキュメントの一部をなしています。いつしか最後は、対象者や支援者はもちろん、この作品に関わったすべての人に対する敬意が湧いてきます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-06-25 02:34:43)
60.  ブラックパンサー 《ネタバレ》 
パンサーだというから、パンサーっぽいアクションを期待したんですが・・・。●国王の継承云々はまだしも、世界におけるワカンダの立ち位置がどうとか、紛争にCIAが絡んでくるとか、そんなん要るか?●ワカンダの地下(?)にある文明発達の風景とやらも、どこかで見たようなものばかりで、しかも一つ一つが何のためにあるのかも分からなくて、実に陳腐。●ヴィブラニウムとやらの機能や応用の詳細に踏み込んでいないのも、作品の底の浅さを際立たせている。あと、スーツは敵の攻撃を吸収してどうのこうのと最初に説明があったはずですが、それは何も効果的に使われていなかったような・・・。●つまり、せっかく骨子は面白くなるはずの構成なのに、ゴテゴテと人工甘味料満載のデコレーションを塗り立ててしまった結果、平凡になっているのです。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2020-06-15 00:33:15)
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