1. ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]
《ネタバレ》 30分シリーズアニメの第一話を延ばしに延ばしたような内容。 故にバランスの悪さは感じる。 [地上波(吹替)] 5点(2008-01-19 17:51:58) |
2. ブレーキ・ダウン
《ネタバレ》 展開だけを追うと単純なゲーム性だけの内容なんですけど、楽しませてくれますね。 冒頭の語り口に大した意味がなかったのが残念。 [地上波(吹替)] 5点(2008-01-18 09:09:18) |
3. ブラックブック
《ネタバレ》 単なる戦争悲劇ものになってしまう内容をサスペンス展開でみせる内容にしたのには好印象なのですが・・・。 このプロットで山場となるのは真の裏切り者が示されたことでの危機のはずなのに、すんなりと逃げおおせてしまうのは何故なのか? これではサスペンス要素が単なる味付けに過ぎないものになってしまう。 [DVD(吹替)] 5点(2008-01-14 19:40:04) |
4. ブラック・ドッグ(1998)
ちゃんと構成が施されていて好印象なのですが、攻防自体は大味なのでさほど楽しめない。 それにこの内容なら主人公には伏せて運ばせている方がいいんじゃないかな。 [地上波(字幕)] 6点(2008-01-12 15:46:23) |
5. ブロークン・フラワーズ
《ネタバレ》 ラストの息子とおぼしき人物を前にしてもっともらしく語ってしまったことから、見知らぬ自分(父性)を覚り、可能性をみるってところが本作のドラマ部分なのでしょうか。過去の女性を訪ねている間の彼は呆気にとられていただけですし(彼女たちとの再会であったかもしれない可能性をみるなんてことはなかったと思う。どの人物の現状も決して憧れるようには描写されていませんし。まあ、刺激を求めて変な女を渡り歩いた若きとんがりプレイボーイのかつてが窺えて楽しかったですが)。 事件自体の扱いは曖昧なので消化不良になってしまう人もいるのでしょうが、文芸ならドラマ処理が全うされていればそれでもいいと思う。ただ、これでは直球、淡泊すぎるでしょ。 たぶん一時間ぐらいの尺にまとめた方が印象はよかったんじゃないかな。 [DVD(字幕)] 3点(2008-01-08 03:11:39) |
6. ぷりてぃ・ウーマン
《ネタバレ》 暇を持て余す隠居生活に目的を与えられて張りが出た老人たちの反応一点張り。 都落ちした娘のドラマはおざなりに解決させ、何やら芝居は大盛況・・・。 せめて娘の扱いは老人たちに合わせて脚本をリライトする作業や彼女達との内容に対する意見の対立で創作に対する意識の変化が生じるなんて内容にしてくれないと勝手気まますぎる。 なんとも言えない素人的な駄作。 [地上波(邦画)] 0点(2008-01-05 08:32:16) |
7. プライベート・ライアン
《ネタバレ》 理不尽な任務設定で反戦を謳い、その任務を全うすることが唯一の誇りだと戦った揚げ句に再び仲間を失ってしまうことでその行為すらも馬鹿げたことだったと悔やむ、という流れなのかと思ったら、どうにもそんな処理ではなく、どこに落ち着けたいのかよくみえないラスト(だから、冒頭の老人は生き残ったミラー大尉なのだろうと思っていたのですが・・・)。 結局主人公であるミラーは途上での仲間の死、そして最後の戦闘で何も学ばずに死んじゃったみたいに映る。これでは「ドラマはどこにある?」という代物に。惨たらしい戦争描写での反戦映画でしかなくなってしまうのが残念。 映像はさすがに見応えありました。 [DVD(字幕)] 2点(2008-01-01 22:32:22) |
8. 武士の一分
《ネタバレ》 シチュエーションを示されると、そのままの感情で実行するだけの内容ですから、ドラマとなるのは復讐の虚しさを知ることなのでしょうが、どうにも観客の視点がそこに向くような見せ方には思えない。 確かに一撃を喰らわせて止めてしまったり、その後の虚無感は描写されているものの、オチ的な扱いでサラッと付け加えられているだけ。 監督の意図はそこじゃないのかな? [地上波(邦画)] 3点(2007-12-31 01:45:39) |
9. 不機嫌な赤いバラ
《ネタバレ》 単純に夫人とSPの関係を見ている分には愉快ですし、心地よいのですが、構成としては・・・。 誘拐の前に二人の関係性は柔和しちゃいますし、誘拐の展開も唐突(ワンシーンぐらい伏線入れときましょうよ)。 誘拐はドラマの駄目押し的役割でしかない。 しかも、SPが夫人の安否を慮るのは愛情と責任感からなのでしょうが、愛情に至る部分は用意されたエピソードだけでは弱い。 [DVD(吹替)] 3点(2007-12-16 20:14:58)(良:1票) |
10. プリティ・リーグ
これが実話だというので興味は引かれるものの、ドラマは単純なので魅力を欠く。 まあ、非常に安心して観れる作品ですね。 [地上波(吹替)] 5点(2007-12-08 07:01:53) |
11. フォーリング・ダウン
理不尽にキレる理不尽な男。 守るための装備が他を傷付ける。 悪循環の処理はどうすりゃいいのでしょう。 元凶は人の感情なんでしょうが・・・。 [地上波(吹替)] 6点(2007-12-06 01:28:04) |
12. ブロウ
特に構成を施されることなく、つらつらと綴られる芸のない伝記映画。 [DVD(吹替)] 3点(2007-12-05 07:10:21)(良:1票) |
13. 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
《ネタバレ》 面白いと思うことはやめられない。 素直になった次女は家族を捨てる。 ああ、家族なんて幻想さ。 舞台版も観てますが、何故映画化したのかはピンとこないまま。 [映画館(邦画)] 6点(2007-11-28 13:43:26) |
14. ブリッジ
「いつか死ぬのを知っている」 この事柄から催される諦観だけで、何人であろうと、何時であろうと、自殺する可能性を持っているはずだ。 残された側が自殺した側の理由を求める最大の動機は、自分にもあるその可能性から目を背けるために「自殺した人は特別なんだ」と差別化したいからなのだろう。 [DVD(字幕)] 5点(2007-11-27 21:20:07) |
15. フォレスト・ガンプ/一期一会
随分昔に観賞した時もピンと来なかったけど、今回も同じ印象に終わった。 エピソードの積み重ねでしかないですし、要は彼の純粋性に対する周囲のリアクションがメインなのでしょうが、その彼を知的障害者にしてしまう了見が理解出来ない。 [地上波(字幕)] 3点(2007-11-24 08:51:06) |
16. ふしぎの海のナディア
内容も作画もひどい。 わざわざあの名作をこうも汚さなくていいのに・・・。 [ビデオ(邦画)] 0点(2007-11-21 18:01:10) |
17. ファイナルファンタジー
世界観だけの内容。 脚本もしっかりしたものを用意して、こういう作品がヒットしていれば諸々の状況も変わっただろうに・・・いろいろと残念な作品。 [DVD(邦画)] 0点(2007-11-18 17:33:19) |
18. 古畑任三郎スペシャル すべて閣下の仕業 <TVM>
《ネタバレ》 犯人の落ち度を次々と指摘し、揺さぶりをかけて馬脚を露わすのを待つ。 最後は、はったりをかまして古畑が活躍したっぽく見えるものの地味~な攻防に終始。 しかも、キーパーソンとなる田中要次の扱いはあの程度の伏線で処理しきれてないでしょう。 このシリーズは大体がミステリーに終始する内容なので、構成自体に娯楽性を期待するようなものにはなりにくい。 人気の核はレギュラー陣のキャラクター性によるところが大きいと思う。 その点から言っても古畑一人に限定し、コミカルな描写を殆ど排したこの内容はきついのでは? [DVD(邦画)] 4点(2007-11-14 20:33:03) |
19. フェイク
エピソードの積み重ねだけで済ませるのではなく、捜査官側にレフティへ肩入れしていってしまうような背景が設定されていれば、もっと理解しやすくより深い感情移入に繋がったと思う。 [ビデオ(字幕)] 7点(2007-11-09 10:56:32) |
20. 普通の人々
家族というものを考えさせる上では有意義な作品なのでしょうが、やはりこういった内面の問題解決をメインとしてしまう話は説明的なものに終始してしまうので扱うのは難しい。 社会を成り立たせる為に生じた文化には無理のあるものが山とある。 そもそも「愛」というものもその中に入るわけで・・・。 [地上波(吹替)] 4点(2007-11-08 21:21:57) |