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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2100
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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1.  ペイルライダー
ずっと状況が「シェーン」に似ているなと思ってみていましたが、 面と向かってお別れの挨拶は交わせなかったけど、ラストで納得。 イーストウッド流、「シェーン」に捧ぐオマージュ。 しかし、違う部分もある。大きな違いはまだ幼い息子が15歳の娘に変わっていること。 そして、その娘はイーストウッドに恋心を抱く。これもある意味正解。 西部劇のイーストウッドは文句なしにカッコよくなければならない。女にもモテなくてはならない。 そんな俳優イーストウッドを最もよく分かっているのは監督イーストウッドということなのでしょう。 雪をいただく山が遠くに見える雄大な西部のロケーションが美しく、 娘のピンチに単身救出に向かう中盤と単身町に乗り込むラストのイーストウッドはさすがのカッコよさでした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-03-30 18:40:39)
2.  ヘルシンキ・ナポリ オールナイトロング 《ネタバレ》 
とある13日の金曜日の夜のベルリン。おかしな登場人物が入り乱れるおかしな一夜を描いたドタバタサスペンス・コメディ。 監督はカウリスマキのお兄さんの方です。監督といえば、本作にはヴェンダースやジャームッシュといった巨匠がカメオ出演しています。 一言、二言ですがちゃんと台詞もあるのでどこで出てくるかは分かりやすいです。 あるタクシードライバーがギャングの抗争に巻き込まれ、客として乗せたフランス人ギャングが死んでしまい、 タクシーには組織の金が残されてしまったものだからさあ、大変! アメリカ人ギャングのボスに、フランス人ギャングに、フィンランド人タクシードライバーに、 ロシア人の友人に、イタリア人の妻とじいさんに双子の赤ちゃんに・・・。 多くの移民が暮らすベルリンの事情を背景に多くの人を巻き込みながら夜がドタバタと更けていく。 その中でも酒飲みで陽気なイタリア人のじいさんはそれらしい、いい味を出しています。 ゆるい独特の作風が持ち味であるジャームッシュがカメオ出演してますが、本作もゆる~い作品の空気が心地よい。 この作品、弟アキのシュールなコメディセンスで撮られても面白くなったんじゃないかな。 アキさん、お兄さんの監督作をリメイクなんていかがでしょうか・・・?
[ビデオ(字幕)] 6点(2015-12-12 23:42:53)
3.  ベティ・サイズモア
レネーの魅力がとてもよく出ている1本です。 僕にとって、レネーは苦手な女優さんの1人ではあるのですが、本作のようなほんわかした天然系キャラがよく似合うと思います。 本作はそんな天然系キャラの主人公が巻き起こす騒動を軸にしながら、サスペンスとしてはユルいですが女性映画的な要素も巧く絡められています。 他のレネーの出演作でも感じることですが、演じる役のその時々の感情を言葉で吐露するよりも、 表情で全てを物語るかのような彼女の演技は本作でも素晴らしい。 モーガン・フリーマンとクリス・ロックの2人はお笑い担当としていい作品のアクセントに。 この2人がいなかったらもうちょっと面白味に欠ける映画になっていたかもしれません。
[DVD(字幕)] 6点(2014-05-15 21:28:42)
4.  ベビーシッター・アドベンチャー 《ネタバレ》 
クリス・コロンバスの監督デビュー作。やっぱりこの人の子役の使い方が巧い。映画の中の子どもたちが可愛く、安心して見ていられて、ほのぼのとした笑いがある。これがクリス・コロンバスの映画の良さなんだと思います。エリザベス・シューもとても魅力的で、本作の彼女は本当に可愛い。  次々とテンポ良く訪れるアクシデントとピンチが連続する夜の街の大冒険。悪役も出てきますが、味方になってくれるクルマ泥棒の兄ちゃんがいい味を出しているし、クルマの修理代が足りない!と怒っていた修理工場の男が、子どもだけが持ちえる純粋さに心が動かされるところもいいですね。  挿入曲も良く、特に悪者に追われて逃げ込んだライブハウスでの“ベビーシッター・ブルース”がCOOL!でした。
[DVD(字幕)] 7点(2014-01-18 14:00:33)
5.  ヘンダーソン夫人の贈り物
名女優ジュディ・デンチの主演作。見る動機はこれ位で全く予備知識が無い状態での鑑賞でしたが、軽いタッチの中にも見応えがある反戦ミュージカル・コメディでした。  コミカルに、可愛らしく、美しく、力強く、ヘンダーソン夫人を演じる70歳を超えたジュディ・デンチの素晴らしい演技を堪能しました。ラストの劇場支配人の彼女への一言。「あなたは困った人だ。だが、憎めない。」この一言を見事に体現してみせたジュディ・デンチの演技でした。彼女と絶妙の間で上質の掛け合いを見せるボブ・ホスキンスもまたお見事。  ヘンダーソン夫人と劇場支配人。ステージに立つシンガーとダンサー。そして観客たち。派手さは無く地味で小さなステージですが、ここが次第に兵士たちにとって安らぎの場となっていく。彼らが作り出す小ぢんまりとした劇場の雰囲気もとてもいい作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-07-30 21:13:30)
6.  変態島
主演エマニュエル・ベアールに孤島にエロ。なんか面白そう…。と思って見てみたら全然変態映画じゃないし、どこをどう見れば「5分に1回の変態」が出てくるんだ??  子供の営利目的誘拐や人身売買という社会派のテーマを取り上げているようにも見えるけど、中途半端です。サスペンスとしても中途半端です。サイコスリラーのようでもありますが中途半端です。エロティック系としても中途半端です。邦題は全然ダメです。でも、僕も邦題につられて見てしまいましたから、邦題の付け方としては成功です。
[DVD(字幕)] 2点(2013-07-08 21:17:01)
7.  ヘルプ 心がつなぐストーリー
アメリカ映画の大きな1つのテーマである南部の地の、特に60年代の人間模様を描いたドラマ。このテーマに取り組んだアメリカ映画は少なくないですが、その中で本作は秀作の1つとして数えられていくでしょう。  どうしても作品全体が重たくなるテーマであり、しかも本作はそれに真っ向から取り組んでいながらも重さを感じさせず、ユーモアの精神も素晴らしい作品です。  白人側には嫌な人物も会話も登場しながらも作品全体には明るさを保ち続ける。多分日本で僕が思う以上に今でもアメリカでは難しいテーマなんだと思いますが、この匙加減も見事です。  1冊の本の出版以外は大げさなエピソードや大事件の挿入は控えながら、日常の1コマを大切に積み重ねていく。ニッコリさせられる部分も挿入しながら最後には感動があり、実話モノを見ているような気にすらさせられました。  多くの黒人と白人女性たちが登場しましたが、様々な人間というものを見せてくれた女優陣の素晴らしい演技に拍手を贈りたいと思います。
[DVD(字幕)] 9点(2012-09-22 20:58:11)(良:2票)
8.  ベティの小さな秘密
確かに「ミツバチのささやき」を思い起こさせる、大人には持ち得ない子どもの死生観なども含んだ一人の少女の成長の物語。  仲良しで大好きだった姉が寄宿学校に入るため家を出て行き、両親の関係は複雑で、自身の中でも無意識のうちにも成長していく少女の一時期を描く。病院から脱走した若者を彼女なりに養おうとする行動もその現われか。  フランス映画では同じ年の製作である「ぜんぶフィデルのせい」などとも共通するものを感じる周りの出来事や大人の事情に影響されながらも成長していく少女の姿が可愛らしくも力強く感じられます。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-04-01 21:38:05)
9.  ベッカムに恋して
サッカーが大好きな女の子のサッカーへの情熱、夢、悩み、友情、恋愛、家族への思い、などなど・・・を爽やかに描きながら、人種やジェネレーションギャップといった問題を巧くミックスさせた、良質の青春映画でした。練習風景や試合風景、街を散歩したりといった際に使われる音楽が素敵で、その使い方も巧い作品です。この邦題が今まで鑑賞を遠ざけていたとも言えるけど、見ると「ベッカムに恋して」という邦題も作品の雰囲気をうまくとらえているんじゃないかなと思います。 
[DVD(吹替)] 8点(2011-11-17 23:17:19)
10.  ペギー・スーの結婚 《ネタバレ》 
キャスリーン・ターナーこの時32歳。ヘレン・ハント(当たり前だけどヘレンも若いなあ・・・)が娘という設定にも無理があればタイムスリップして高校生を演じるのも無理があるのも当然ではあります。  ハイスクールでの同級生とのシーンは先生と生徒に見えてしまうのも事実ですが、(妹役は何とソフィア・コッポラですよ!今見直すとキャストは何気に豪華です。)心は今のままでもう一度青春時代をやり直していることを混乱しながらも楽しんでいる、人妻であり母である心情を見た目のハンデはありながらもターナーは好演していたと思います。ジョン・バリーの音楽も相変わらず素敵です。  本作の舞台は60年代。この頃のコッポラは過ぎ去ってしまった時代のアメリカの青春を振り返る映画を続けて撮っていますが、自身の作品で立て続けに青春時代を振り返るコッポラの当時の心情はどんなだったのでしょうか。
[DVD(字幕)] 6点(2011-08-06 21:58:06)
11.  ヘッドライト
寝る間もなく暗闇の中を走り続ける長距離トラックのドライバー。希望も安らぎも無い好転しない日々を生きる中年男の悲哀。そんな男が出会う薄幸の女。彼女もまた安らぎの無い日々を生きていた。  冒頭、暗闇の中を眠気をこらえて運転するジャン。ヘッドライトに照らされてぼんやりと見えてくる路傍の看板。まるで先に希望の見えない日々を生きる登場人物の日々のようでもある。  冒頭から結末まで虚しさが支配する映画は好みではないですが、妻だけでなく、娘とも関係が冷え切っている中年男ジャンと家庭に恵まれず父がいない若い女性クロ。こんな2人の日常描写から抑え気味の台詞の中にも一見釣り合わない父と娘ほど年の離れた男と女が互いを必要とし、安らぎを求め合う思いが伝わってくるギャバンとアルヌールの2人の姿が印象に残る作品です。
[DVD(字幕)] 7点(2011-06-19 14:36:53)(良:1票)
12.  ベートーベン2 《ネタバレ》 
冒頭のベートーベンの恋の行方が微笑ましく、ミニ・ベートーベン達もとても可愛いです。飼い主の家族とベートーベンに出来た犬の家族の微笑ましい描写を通して、この映画は全然そんなことを声高に訴えたりはしないですが家族の素晴らしさや責任を持って最後までペットに愛情を注ぎ育てることの大切さなんかが見ている内にさりげなく伝わってきます。やはり本シリーズは犬と家族ものとしてとても良く出来ていると思うし、子供たちと一緒に家族揃って見るのにもいい映画だと思います。前作同様悪い連中がコテンパンにやられてしっかりハッピーエンドになるのも分かりやすくていいですね。そして前作同様やっぱりチャールズ・グローディンが素晴らしい!
[DVD(吹替)] 8点(2010-03-14 15:45:44)
13.  ベートーベン 《ネタバレ》 
冒頭からしばらくは一つ一つのシーンがあっさりと描かれていて、まるであらすじを見てるような感覚ですが、これが作品のテンポを実に良くしていて次々と笑わせてくれます。そこに絡む幸せな家族像、これは犬と家族モノのお約束。しかしそんな軽いタッチの中にベートーベンと家族それぞれの心が通い合っている様子もしっかり描かれていています。特に3人の子ども達のピンチに現れてアシストするベートーベン、そしてチャールズ・グローディン演じる一家の主人だけには迷惑をかけ続ける様子の楽しさとグローディンの持つ温かみのある雰囲気とナイスリアクションが絶妙。ベートーベンとグローディン、これはもう芸人コンビのボケとツッコミですよ。終盤までは映画の設定はありがちな犬と家族の日々を綴ったコメディ。しかし、その一家の主人であり映画の主人がしっかりしているコメディはこんなに面白い。
[DVD(吹替)] 8点(2010-03-14 15:38:34)
14.  北京原人 Who are you?
何と、ビデオのパッケージに「日本中にやさしい感動」と書かれていた!完全に狙ったおバカ映画ではなく、皆さん真面目にやっていらっしゃる姿が観ていてある意味泣けてくるほど切なかったです。(とか言いつつ結構笑っちゃいましたが。)恐らくは撮影中、「本当にこれでいいのか?」という疑問を持ちながらも一生懸命頑張っている役者陣のプロ根性にはある意味感動で頭が下がる思いでした・・・。
[ビデオ(邦画)] 4点(2009-09-02 23:59:10)(良:2票)
15.  ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ 《ネタバレ》 
コメディ好きにはたまらない一本。大いに笑わせてもらいました。もうオープニングから可笑しいです。まず最初に登場するのは名優マイケル・ケイン。品のある胡散臭さを漂わしての登場がお見事で、どんな役を演じても本当に上手いですね。お次はクセ者スティーブ・マーティン。怪しさ全開の作り笑顔で現れ、安っぽいホラ話を軽やかに話す彼が最高です。ここまででも十分可笑しく、これからこの二人は何をやらかしてくれるんだろうという期待感が高まる冒頭の掴みが素晴らしい。で、その後のテンポよく進む楽しい展開も期待通りの面白さでした。2人の演技合戦、その表情を見ているだけでも十分楽しいのですが、本当に可笑しくなるのは後半、二人のとある対決が始まってからなのです。車椅子でワザとらしくご登場のシーンや、名医登場のシーンは爆笑でした。・・・後は観て下さいね。オチをご説明できないのが残念!
[DVD(字幕)] 9点(2009-07-03 19:33:41)(良:1票)
16.  變臉~この櫂に手をそえて~ 《ネタバレ》 
変面王を演じた朱旭(チュウ・シュイ)の名演技が素晴らしかったです。それだけでも観てよかったと思える映画でした。そしてクーワーを演じた女の子には参りました・・・。まだまだ知らない名子役がいるものですね。人身売買や役人の不正、不正があると分かっていながら厄介事にはフタをして自分の利益になる事にしか興味が無いような特権階級の存在、そしてそれらとはあまりにも対照的な人観音と呼ばれるリャンさんの高潔な人柄、あまりにも健気なクーワーの変面王への無償の愛を通して人間にとって本当に大切なものは何なのかを訴えかけているように感じられました。 それにしても「山の郵便配達」の犬に本作の猿と中国映画の動物は本当にいい演技をしますね!
[ビデオ(字幕)] 9点(2009-05-23 02:22:39)
17.  ベンジャミン・バトン/数奇な人生 《ネタバレ》 
とても優しくあたたかい大人のお伽噺でした。2時間半を超える長い映画でしたが、無駄に時間が長い映画ではなく、ベンジャミンとデイジーの2人の数奇な人生を堪能しました。大笑いするシーンも大泣きするシーンも無く(ただ、ラストでベンジャミンの人生で出会った大切な人々がもう一度出てきますが、そこで思わず涙が零れてしまいました。)淡々と物語が進んでいくのですが、随所に心に残るシーンや台詞があり、特に2人の年齢が一番近づいた頃鏡の前で今の2人の姿を目に焼き付けておきたいと2人が寄り添うシーンがとても素敵でした。
[映画館(字幕)] 7点(2009-02-19 21:46:04)(良:1票)
18.  ペーパー・ムーン 《ネタバレ》 
既に語りつくされていますがやはりテイタム・オニールが見事でした。全編通して実の父であるライアンとのシーンが大部分を占めるのですが、テイタムのこの名演技は父ライアンの貢献度が非常に大きかったと思います。まだ小さな女の子にとって共演相手がパパという安心感。口喧嘩のシーンも多いですが、だからこそ遠慮なく思い切って仲良くケンカもできる。テイタムがオスカーを受賞しましたが、本作の陰のMVPはライアンなのではないでしょうか。で、お話の方はモーゼとアディが本当に親子なのか最後まで明らかにはされませんが、ラストシーンで追いかけて来たアディを結局は受け入れたモーゼ。このラストで「紙の月でも信じていれば本物のお月様」「作り物でも信じてくれたら本物になる」というオープニングの歌を思い出したと同時にこの作品には「ペーパー・ムーン」というタイトルが一番似合ってるな、と納得させられたのでした。
[DVD(字幕)] 8点(2009-01-09 23:40:42)
19.  北京ヴァイオリン 《ネタバレ》 
父と子のお互いを思いやる絆の深さや、その父子と関わり合うことになる北京の人々の描写がとても温かくて良かったと思います。それだけに、やりすぎてしまった感のあるラストがちょっと残念でした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2008-12-14 14:10:18)
20.  ベルリン・天使の詩 《ネタバレ》 
冒頭、モノクロの映像で2人の天使が空からベルリンの街並みを眺めている。この天使の視点の際に用いられるモノクロの映像からは柔らかな陽の光や、生命感や体温などは感じられず寒々しい映像が印象的です。そして、二人の天使が会話を始める。後に人間になる天使ダミエルはこう言う。「霊でいるのにうんざりする時がある。永劫の時に漂うよりも僕を大地に縛り付ける自分の重さを感じたい」と。やがて彼は一人の人間の女性を愛し、彼女を探す為人間として地上に舞い降りる・・・には少々不恰好な地上への登場の仕方でしたが。でも、人間になった瞬間、モノクロからカラーに映像が切り替わるこの時が感動的でした。吐く息は白く、一歩一歩踏みしめる足音。そこには歩んできた自分の足跡が確かに残っている。色にあふれた世界やコーヒーの温かさを感じ、人と触れ合う。彼のこの映画の一番最後のつぶやき「僕は今、知っている。いかなる天使も知らない事を」が感動的であり、説得力がある。この映画のテーマは何気ない日常の中にある幸福や、限りある生命である人間への讃歌という単純明快なものだと感じました。天使だった頃に憧れた自分の重さを確かに感じながら、彼の人間としての物語は今始まったばかり。だからこそ、この映画にラストシーンは無く、「乗船完了!」の声の後、「つづく・・・」という幕の閉じ方は明日への希望を感じさせる何とも素敵な終わり方だと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2008-12-11 22:44:22)(良:1票)
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