1. ホリック xxxHOLiC
《ネタバレ》 原作既読。蜷川実花は写真家だけあって写真を見る分には悪くないけど映像としてだとチープ感が凄い。HOLiCの世界観にマッチするかと思ったけど役者の問題もあってキツかった。予告編である程度は覚悟してましたがマルモロが出た瞬間に終わったと思いました。普通に子役でいいのに何を考えてあんなデカい子たちにしたんでしょうか。侑子も特撮ヒーローのオババ女王にしか見えないケバさだし(本堂で酒を失敬しようとしてるトコは笑いました)、実写ジョジョ(2017)でハマりそうと思っていたのに一番キツく見えた神木は今回も無理があった。百目鬼はアフレコしてるのか妙な低い声以外はそうでもなかったけど、ひまわりのティナも写真では良いけど映像になるとうーんって感じ。そんな中では女郎蜘蛛とオリジナルキャラの手下アカグモってのは割りと良かったかな。でも、原作とはまるで違うお話になってるのが一番の難点。四月一日はあんな陰キャでもないし自殺願望なんかないし、女郎蜘蛛編はもっと様々なキャラが関わって四月一日と百目鬼のお互いを思う気持ちが必然として描かれる良いエピソードだしね。まあ1本にまとめたかったんでしょうけど、ミセを引き継ぐまではやる必要がなかったし10年の構想にしてはお粗末だったし配役も合ってなかったな。WOWOWの杏×染谷の方がハマってる。ミセもチープだし音楽も安っぽいので原作が大好きな方は観ない方がいいと思いました(入場者特典でCLAMP描き下ろしポストカード貰えるのが悩みどころか)。前半に顔見世で終わった猫娘や座敷童子など魅力的なキャラが多く、映画より遥かに深いお話なので映画しか観てない方は原作の一読や出来の良かったアニメ版の視聴をオススメします。。 [映画館(邦画)] 4点(2022-05-04 23:12:13) |
2. 僕だけがいない街
《ネタバレ》 原作既読、アニメも見ました。やはり尺の問題があっていろいろと省いているため強引さが目立つかな。前半は子役も含めた出演者の上手さで何とか出来てるけど、終盤の少年時代の悟が八代に始末されるくだりからはうーんな感じ。狡猾で邪悪な八代の狂気っぷりも薄いし及川光博なら似合いそうなのにもったいなかった。ただ、タイトルの「僕だけがいない街」に込められた思いは原作と映画それぞれで違っていて映画は映画で納得できるようになっている。まあこの自己犠牲の解釈も嫌いではないですね。雰囲気は悪くなかったので二部作にしてもうちょっと丁寧に作って欲しかった。 [映画館(邦画)] 6点(2016-03-28 23:36:00) |
3. ホビット/決戦のゆくえ
《ネタバレ》 原作未読。遂に完結を迎えたシリーズ最終章ですが、よくぞここまで作り上げたなあと思いますね。ニュージーランドの雄大な風景にVFXのキャラクターたちを合わせ、ここまで壮大なスケールで描けたのはピーター・ジャクソン監督の手腕のおかげだったなと思います。『ロード・オブ・ザ・リング三部作』と『ホビット三部作』で製作期間を含めたら20年ほどになりますが、お疲れさまでしたと言いたいですね。ただ、今回の最終章はかなりショートカットした印象が強いのが残念。濃密に描かれてはいるものの、アレはどうしたんだろう?という顛末が気になるモノが多く投げっ放しな印象が強いです。『旅の仲間』に繋がるシーンや、ガラドリエル、エルロンド、サルマンの戦闘はファンにはたまらないモノがあると思いますが、尊厳を取り戻すも戦死したトーリンや王国再建に向けたシーン、モノに執着した感が強いスランドゥイルも評価を下げたままだし、『王の帰還』くらいとは言いませんが、終戦後の歓喜に沸く群衆や主要キャラのその後のフォローが欲しかったな。まあホビット(ビルボ)の物語としては良いのかもしれませんが、上映時間144分とシリーズでもっとも短かかったのも解せません。なので、もう一頑張りして、とっととエクステンデッド版を編集して出していただきたいところ。敬意を表してこの点数。 [映画館(字幕)] 8点(2014-12-14 01:01:17)(良:1票) |
4. ホビット/竜に奪われた王国
《ネタバレ》 原作未読。今回は三部作の真ん中というコトでオリジナルの設定をだいぶブチ込んでいるようなので、原作を読んでいる方も楽しめたのではないでしょうか。なによりLotRの人気キャラのレゴラスが登場しますしね。彼によるギムリに関するコメントはウケること間違いないでしょう。レゴラス参加の煽りを食って他のキャラが薄くなる言うこともなく、それぞれが特徴を活かした活躍があり、バランスも取れているし相変わらず濃密なので見応えがありました。LotRとの連携も取れているし、よくここまで物語を膨らませてくれたなと思います。原作の熱烈なファンであるピーター・ジャクソンが監督で本当に良かったですね。 [映画館(字幕)] 8点(2014-03-13 21:06:11) |
5. ポゼッション(2012)
《ネタバレ》 ここんトコ、描写だけ激しいホラーがたくさんありましたが、どれもエグいだけでイマイチでした。この作品は70年代オカルトホラーを思い起こさせる地味な内容と演出ですが、悪魔に憑依され徐々に侵蝕されていく少女の描き方はツボを捉えていて怖く、家族から見ると壊れていく様が哀しくもありますね、夫婦の絆が娘への愛でもどり、それで家族がまたまとまる流れも悪くないです。オチはベタですけど。 [映画館(字幕)] 7点(2013-06-27 00:17:47) |
6. ホビット/思いがけない冒険
原作未読。『ロード・オブ・ザ・リング』の世界観を存分に発揮しているのはピーター・ジャクソン監督の手腕によるものなんだろうな。製作過程で数々の難題にブツかった本作でしたが、世界中のファンが納得できる落ち着くべきトコに落ち着いてくれて安心しましたね。トールキンの原作『指輪物語』『ホビットの冒険』への愛を感じさせてくれる内容で冒頭のホビット庄の風景と音楽でニヤニヤしちゃった方が多いのではないでしょうか。壮大な『ロード・オブ・ザ・リング』へ繋がっていくお話としてとても重要な出来事も描かれており、小ネタも多いので集中していないと損をするかも。あと2作、どんなシーンが描かれるのか楽しみです。 [映画館(字幕)] 8点(2012-12-27 00:19:40) |
7. ボーン・レガシー
《ネタバレ》 ジェレミー・レナーはアスリート然とした佇まいといい、面構えといい、キレのある動きといい、ボーンの新シリーズの主役としては申し分ない。ボーン三部作で見せたキレのあるアクションと臨場感抜群のカメラワークは今回も一応は観るコトができるし、ストーリーもわかりやすい。ただ、相手側首謀者との対決も無く知力を使うようなシーンもほぼ無く、送り込まれた同じ系統の暗殺者は見た目も能力もダメダメという情けなさで盛り上がりに欠ける。いかんせん薬で超人化したという設定が引っかかるな。ボーンはトレッドストーン計画で本作の主人公アーロンはアウトカム計画と違う計画ではあるが、三部作で薬の話など一言もなかったのにジェイソン・ボーンも薬を使っていたかのようなセリフもあったし、しょうもない後付け設定を考えたもんだな、と。アーロンだけならよしとするが、ボーンも一緒くたにされちゃ、これ以上ないくらい綺麗にまとまった三部作が汚された感がありますね。 名曲『Extreme Ways』もカタルシスが無いし使って欲しくなかった。 [映画館(字幕)] 4点(2012-10-02 21:18:29)(良:2票) |
8. HOME 愛しの座敷わらし
《ネタバレ》 原作未読。水谷豊が望んでいたというホームドラマ。家族の絆の再生がテーマとはいうものの、家族みんなが華やかで垢抜けていて悩みが無い人にしか見えないんですよね。それぞれが問題を抱えて家族がバラバラ、というようには見えづらいのは演じた俳優の持つ色なのか脚本や演出の甘さかな。 安田成美の嫁さんは夫に不満ありげだけど明るく家族を包み込む優しさがあるし、田舎暮らしに反抗する東京ではイジメにあっていたおネーちゃんもちょっと拗ねただけで素直ないい子だし。水谷豊演じる一家の主も、勝手気ままで空回り風に見えて実は家族を思い一生懸命で上部には評価されている有能社員。その有能さゆえ東京に呼び戻されるコトになりますが、東北の地で家族そろって暮らして欲しかったな。まぁ座敷童が東京まで付いて来たのは、ほんわかしましたけども、他に色々と残念なトコが目に付いた。 あの大震災後に東北で撮影をし大自然を見せてくれたのは良かったと思いますね。 [映画館(邦画)] 4点(2012-07-03 00:45:00) |
9. ボーン・アルティメイタム
密度の濃い脚本と細かい演出、巧みなカメラワークでとえも見応えがありますね。スピーディーなカット割りの上手さと、それに合わせた音楽がとても良く緊張感が高まりっぱなしでした。シリーズを通してアクションもカーチェイスも抜群、ストーリー展開も絶妙。三部作の最終作として見事なまでに締め括ってくれました。硬派なアクション・スパイ物として間違いなくトップでしょう。凡庸で在り来りなアクション映画に飽きた人はこのシリーズを是非観て欲しい。ただ「ボケー」っと気を抜いて観ると確実に何かを見落とし、物語を楽しむ上で損をすると思われますので集中して観るのが良いと思います。 [映画館(字幕)] 10点(2007-11-14 20:10:21) |
10. ホリデイ
無難なラブコメですが、ロンドンとロサンゼルスでの内容の差が激しいなと。 [映画館(字幕)] 5点(2007-04-21 00:59:12) |
11. ポセイドン(2006)
オリジナルは幼少の頃に見たきりで断片的な記憶しかないです。 潔く船内の出来事しか触れていないお陰でこのコンパクトさ(上映時間98分)。沈没系だとタイタニックのインパクトがいまだ強い為、不利じゃないかなぁと思いつつ観てましたが案の定リアリティが所々欠如してますね。一番リアルだったのは死体くらいかな?人間ドラマも薄めで、サクサク進んでいくので、気軽に見る分にはちょうどいいかも。皆さん息継ぎが得意のようで長時間潜ってられましたが、あまりにも頻繁に繰り返されるので試しに私も息を止めてみたら当然のように完敗でした。 [映画館(字幕)] 5点(2006-06-09 03:12:37) |
12. ポビーとディンガン
《ネタバレ》 子役の子達は演技の経験がほとんど無かったそうですが、自然でとっても可愛らしく無邪気だったなぁ。相手を思いやる気持ちを持って生きたいですね。 パンフはキラキラ光って地中にあるオパールのようで綺麗でした。 [映画館(字幕)] 7点(2006-01-06 22:36:18) |
13. ボーン・スプレマシー
《ネタバレ》 見所のカーチェイスは凄いが、たんなるアクション映画に終わっておらず人間ドラマも深く描いている、苦悩と葛藤の第二作目。ボーンには無言の重みが感じられた。脚本やカット割りも巧い。音楽もシーンに合っていて乗せられました。締めの三作目(やるよな?)は期待大。そういえば旧スターウォーズ三部作のような流れだな。 8点(2005-03-17 23:04:33) |
14. 北斗の拳(1986)
《ネタバレ》 なぜか知名度がアレな実写版に負けてますが、作画のレベルは高い。キャラ付けが微妙にアレンジ入ってますが大満足。テレビでは規制があったため出来なかった残虐シーンはカラフルに描かれてます。昨今、パチスロのお陰か北斗人気が高まってますが、これは見る価値あり。ビデオ発売で変更になった終盤はなんでだったんだろう?KODOMOBANDの歌はテレビの「SILENT SURVIVOR」も名曲だったけど、「HEART OF MADNESS」はこれまた名曲ですね。ラオウに百烈拳かましてるケンシロウの予告編も最高です。神谷明が「あ~たたたたたたたたた…」とずっと言ってて声優って凄いと思ったっけ。 9点(2004-08-14 01:38:54) |
15. ぼくらの七日間戦争2
具志堅ティナはいずこへ? 2点(2004-01-15 15:38:58) |
16. ボウリング・フォー・コロンバイン
アメリカは自由のようで、自由がない国だな。スーパースターであるマイケル・ジャクソンが白人に憧れるのもわかる。 6点(2003-11-04 20:51:17) |
17. ボーン・アイデンティティー
ゴルゴ13でもたまにある「一時的な記憶喪失」ですが、記憶は無くしても体は習得した物を覚えていて、危険が迫ると反射的に反応するという描写はイイ感じ。地味だけどアクションも切れがあり、なかなか楽しめました。 7点(2003-11-01 17:49:54) |
18. ホット・ショット
笑えないんですが・・・ 1点(2003-10-23 16:42:06) |
19. ポリスアカデミー
1は結構面白かった。 5点(2003-10-19 13:35:12) |
20. ポルターガイスト2
作らなくていいのに。 3点(2003-10-18 21:29:54) |