1. モンタナの目撃者
主役のアンジーの出番が思ったより少ないというか、物語が動き出すのが中盤に入ってからで、そこからようやく始動といった印象。結果的に冒頭から「活躍」する犯人ばかりが目立つ格好に。尚、悪役の冷酷非道ぶりは中々よい。 [映画館(吹替)] 5点(2023-05-18 12:47:38) |
2. 木曜組曲
サスペンスとしてはオチが弱く、謎解き要素もあるようでないような作品。トキコ・ナオミと登場人物と役者名が被るのでそれが気になったり、長回し効果を狙ってなのかハンディカメラの手振れ感も見ていて落ち着かない等々、作品以外の部分で気になる点があり物語に集中できないのも難点。これまで鈴木京香をいいと思ったことはなかったのだが、本作で初めてよさがわかったような気がしたのは収穫。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2022-09-16 11:54:28) |
3. モリーズ・ゲーム
《ネタバレ》 放送時間が100分なのでCMを考慮すると正味90分もないだろうから50分以上はカットされたものを鑑賞。カジノ経営の場面は「様々な客がいた」というギャンブルモノにありがちな内容なので、あまり見るべき点はなくその辺がカットされたのかと。主人公の場合はスポーツマンシップなのか根がインテリだからなのか、一応の節度というか倫理観をもって経営していたようではあるが。稼いでるカネも弁護士になるのとそんなに変わらないし、大成功って感じでもないし。そういったある意味波乱万丈な彼女の人生も背景には「父娘問題がありました」ってのもちょっと話が小さくなってしまったというか、結局こうなっちゃうのかというガッカリ感もある。弁護士は中々いい味出していたとは思うが、法廷モノでもないので中途半端な存在で終わってしまったのは残念。フルバージョンだともっと存在感があったのかもしれないが。『るつぼ』という文学作品がモチーフになっているようだが、これについては何も知識がなかったので、後で調べてようやく理解。自分の無知を棚に上げるが、視聴者に教養を求める点も賛否があるのかと。と文句ばかり書いてしまったが、実話ということで興味深くは見られるから不思議。 [地上波(吹替)] 6点(2022-04-21 01:48:55) |
4. モダン・タイムス
所謂「人間疎外」系の社会風刺作品だと思っていたら、実はそうでもなくていつものドタバタコント&恋愛モノで少々期待ハズレ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-03-18 15:52:51) |
5. もののけ姫
自然=神とし、自然との戦い=神との戦いとして描きつつも、神内部・人間内部の抗争も描かれ、恨み・復讐の連鎖まで言及しているので、複雑で少々分かり難い。ジブリは説教クサイので基本的に好きではないのだが、コレはある種の諦めや絶望感があってよかったかな。基本的に皆ものわかりがよくて善人であるというのはマイナスではあるが。クビを狙う爺さんには諦めずに最後まで固執して欲しかったな。必要なのは欲と怒りのコントロール。これが出きれば苦労はしないのだが。ただし、戦いは極力避けるべきだが、納得できない事にはNOと言い、時には戦う事も必要だろうとは思う。 [地上波(邦画)] 7点(2016-09-14 12:49:06) |
6. モンタナの風に抱かれて
心身傷ついたヨハンソン再生の話かと思ったら、仕事や家庭に疲れた中年女性の自分探しの展開になってしまい・・・。レッドフォード爺さんよりも、少年の方がしっかりしていてカッコよかったな。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2016-05-11 02:36:43) |
7. モンテ・クリスト伯(2002)
原作未読。だいぶ改編されているようだが、女絡みのタダの復讐劇で、これまで何度も見てきた話のような。これが本家本元なのかもしれないが。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2016-02-02 12:19:01) |
8. もしも昨日が選べたら
《ネタバレ》 寿命を縮めている事に気がつかない主人公が時間をドンドン早送りしていく所はスリリングで見応えがあった。時間を早送りするって事は、まさに自殺行為なわけで、自分は全くしたいと思わないが、そういう風にできればと日常を過ごしている人もいるのかなと。 ブラックコメディー的な展開を最後まで貫いて欲しかったが、最終的には「家族が一番」みたいな説教クサイオチになってしまったのは残念。地位も名誉もカネもないが、家族が居て幸せ。なんて人生もファンタジー的なわけで、別バージョンで正反対の展開も製作して欲しいところ。 未来は予測できないが、刻々と時間が過ぎ去って、死に向かって歩んでいる事は間違いないし、日々の決断によって未来は形成されていく事も間違いはない。そういう当たり前の事にあらためて気づかされる。日本人をバカにしたシーンは米人の本音が垣間見える意味では貴重なシーン。 [地上波(吹替)] 7点(2015-04-18 10:06:39)(良:1票) |
9. 森崎書店の日々
《ネタバレ》 映画ばかり見てないで、本を読めって事かな。本をテーマに映画を作るってある意味ライバル関係でもあり、補完関係でもあるから難しさも感じる。神保町で古本屋のオヤジやって生きていけるなんていい人生だよ。憧れるな。 ストーリーはどうって事ないんだが、神保町の雰囲気と、本がテーマという事と、主役の娘の存在感だけで低予算ながら良作に仕上がってる。原作未読だが、千代田区の地域文学賞作品らしいので、町おこし的なこういう作品になるんだろうけど。神保町は近隣に高層ビルが建ち始めているものの、古き良き東京が残っている街。いつまでもこのまま温存して欲しいが。 ※ここから壮絶なネタバレですが、調べたところ、値段をつけた本はどうやら『愛についてのデッサン――佐古啓介の旅』のようです。 [地上波(邦画)] 7点(2015-01-02 11:18:18) |
10. モテキ
《ネタバレ》 太宰治はこう言った「恋愛とは何か。私は言う。それは非常に恥かしいものである。」 中盤まではリズム・テンポもよく現代的な恋愛・青春映画だなと思ったが、麻生久美子が良くも悪くもそれをぶち壊し、その後はありがちで古典的な話へと展開し、ラストは時間切れで強引に畳んでしまった印象。 結局こういう作品は時代によってテイストは違えども、根底には普遍的に同じものが流れているのかもしれないとも言えるのだろうが。 [地上波(邦画)] 7点(2014-01-07 11:08:57) |
11. もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
こういうのは素直に青春ドラマとして見て楽しめばいいんじゃないの?経営書とかアイドルとか、いろいろとツッコミたい要素はあるんだろうけどさ。 [地上波(吹替)] 6点(2013-01-14 13:51:59) |
12. モダン・ミリー
私もジュリー・アンドリュース目当てで見ましたが、この役は合わないですね。助演女優のノミネートってのもよくわからんです。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-01-13 22:18:55) |
13. モーターサイクル・ダイアリーズ
理系学生だからなのか?政治的関心が薄く、学生運動してるわけでもないし、どこにでももいる裕福でマジメなノンポリ学生のどうってことない旅行記で、作品自体はたいした事はないんだが、この数年後にキューバ革命の指導者になって、30代でCIAの支援で処刑されてしまう大物になるって事を考えてみると、この普通の青年の彼にいったい何が起こったの???という興味関心が掻き立てられる作品ではある。ある意味、人間の可能性というか、変化・成長についての可能性について考えさせられるな。是非続編が見たい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-06-02 02:58:43) |
14. 最も危険な遊戯
松田優作のユーモア部分と凶暴な部分を無理やり詰め込んだ感じで、ちょっとアンバランスというか極端かな。どっちかに軸をおいた方がスッキリすると思うけど。まあでも役者としての魅力はそれなりに出ていると思います。 キャスト欄にはないですが、柴田恭兵がチョイ役で出てますね。この後同監督で「あぶない刑事」で主演をするわけですが・・・ [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-02-02 23:28:37) |
15. 無問題(モウマンタイ)
やはり岡村に台本通りの事をさせても面白くない。バラエティーでのアドリブ・自由度があってこそ彼の持ち味が活かされるという事でしょう。 4点(2004-09-19 23:31:01) |
16. 求むハズ
見所は、S・ローレンのバカバカしさぐらい。 5点(2004-05-05 04:00:45) |
17. モンキー・ビジネス
それなりに笑えて楽しめる。ケーリーグラントの弾けっぷりは見事。モンローの活躍を期待したのだが、存在感が薄くて残念。 6点(2004-02-05 16:35:33) |
18. 燃えよドラゴン
小学生の頃、遊園地で「ミラーハウス」に入ったとき、ブルースリーごっごをよくやりました。そんなの私だけ??? 8点(2004-01-14 16:43:32) |
19. 目撃(1997)
普通に楽しめるサスペンスだと思いますが、皆厳しいですね。 6点(2004-01-07 00:40:25) |
20. 模倣犯
原作は読んでないのですが、たしかにつまらない。出演者を変えればちょっとはマシになるのだろか??? 1点(2003-12-27 13:04:32) |