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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2267
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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21.  若草物語(1994) 《ネタバレ》 
 原作知らず。前作も知らず。この作品で「若草物語」初デビューです。よって、この映画のみでの感想です。  はじめのうちはよくある悲喜こもごものホームドラマのような印象しかなかったのです。それが、物語がすすむにつれ、ある種の切なさのようなものが。  いつも一緒にいたはずの四人姉妹。まるで一生一緒にいるんじゃないかと錯覚するほどです。ですが四人姉妹を別つものが訪れます。それは夢であり、結婚であり、そして死です。  前半の少女時代の雰囲気を見事に、でもあくまで自然に作っちゃったのが後半に活きています。後半に終始感じる切なさは、時の流れがあの四人いつも一緒だった子供時代には決して戻ることがないということを感じさせるからでしょう。  ただ、ベスの死をきっかけに、再び家族が集まり始めるラスト。ホームドラマならではの清々しいカタルシスを感じることができるハッピーエンド。失われた命もありますが、新しく誕生した命もあり、新しい家族になる人達もいて、時間の流れというものは過去に回帰はできないが、でも決して寂しいことではないと感じさせてくれる良いラストでした。
[DVD(字幕)] 7点(2013-12-10 13:37:31)
22.  若き勇者たち 《ネタバレ》 
 校庭にパラシュート部隊が降りてきて先生が撃たれてしまうまでが鳥肌もので、「いったいこれからどうなってしまうんだ?」と期待せずにはいられませんでした。  で、結局どうにもなりませんでした。  巻き込まれ型なので、リアルにするとこんなストーリーになるのかもしれませんが、ほとんどSFみたいなものですから、そこはきちんとストーリーを練ってほしかった。大きな目的も大義もなく、だらだらゲリラ戦を繰り広げられても感情移入しづらいです。  とはいえ、大好きな設定なのでそれなりに楽しめました。  「バトルロワイヤル」のソフトバージョンみたいな感じで良かったと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2013-02-04 01:40:07)
23.  ワイルド・ブラック/少年の黒い馬 《ネタバレ》 
 1970年代にこんなに美しい映像が撮れるなんて。さすがディズニー。  いつも王道サクセスストーリーを約束してくれるディズニー映画。  やはり今作も、お約束の展開が続きます。  ですが過剰な演出がなく、きれいな映像が続きますので、映画に溶け込むように観賞。  最悪のハプニングから始まるオープニングだって、ハッピーエンドに続くことがわかっているので安心して見られます。  それにしても、CGなんてなかった時代に、ブラックのあの演技の数々ははすごいです。調教だけで馬にあれだけの演技をさせているのでしょうか。  また、馬具をつけずにブラックに乗っていたケリー・レノもすごい。  うーん。・・・・・・ワイルドだねぇー・・・・。
[DVD(字幕)] 7点(2012-09-29 09:13:47)
24.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明
 クンフーを楽しむのだ。クンフーを。  え?話がとびとびになっている?  んなこたぁない。なんとなく雰囲気でわかるはずだ。  そんなことはどうでも良いから、クンフーを楽しむのだ、クンフーを。  えぇ?登場人物たちが何したいのかよくわからない?  わかる必要なんてない!クンフーを楽しめ。クンフーを。  突然出てきた道場破りは誰だって?  んなこたぁ知らん。あいつはクンフーが出来るから良いんだよ。  クンフーを楽しめ、クンフーを。  えぇ?フーってWHO?  ええい、くだらん。  いいか、クンフーを楽しめ、クンフーを。
[DVD(字幕)] 7点(2012-05-23 04:19:52)(笑:1票)
25.  ワーキング・ガール 《ネタバレ》 
 最初の40分くらいはテスが何をしようとしているのかはっきりつかめなくて???状態。ただそれ以降は俄然盛り上がってきます。特にラストスパートは、サクセスストーリーとしては100点でしょう。  確かに「摩天楼はバラ色に」と似ていますね。ワーキングガールは決してテンポが遅いわけではないですが、先にあちらを見てしまうと遅く感じてしまうかもしれないですね。
[DVD(字幕)] 7点(2012-02-24 04:25:56)
26.  ワンダーウーマン 《ネタバレ》 
 戦闘シーンはとても良い。  冒頭、アマゾネスVSドイツ軍。  中盤、ダイアナVSドイツ軍。  どれもスピード感あり。立体的なアクションよし。ダイアナはパワーもあるのでそれもまた良し。見てて楽しい。  弾をはじき返すガントレット。光るムチ。ああ、女王様。最高です。  でも戦闘以外のシーンがつまらない。それはつまりストーリーがいまいちってことになるんでしょうけど。  戦闘じゃないシーンでは、例えばもっと笑いを入れるとか。ドイツ軍に対して怒りを覚えるようなエピソードを入れるとか。そういったものが足りないから、戦闘以外のシーンはただ退屈でしかありません。  そして戦闘じゃないシーンが多い。しかもちょっと長い。だから合計の尺がこんなに伸びちゃうんじゃないの?  終盤、スティーブが毒ガスを積んだ爆撃機を乗っ取り、自爆する。それを見たダイアナ、真の力を解放。  まさかスティーブが死ぬとは思っていなかったので、このシーンはとても切なく、でもその直後に訪れるダイアナの覚醒にモチベーションが上がります。今作での名シーンだと思います。こーゆーエピソードが、中盤にももう少しあれば、もっとモチベーションが上がったかもしれません。  一番盛り上がってほしいアレスとの戦いがいまいちだったのも残念。スティーヴの死以降は、もっとダイアナに無双させても良かったのでは。なんか爽快感に欠けます。  対人のバトルシーンがどれも良かっただけに、最後はよくわからんレーザーちゅどーんで終わる、ウルトラマンのようなマジンガーZのような決着がなんとも惜しい。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2024-01-03 22:11:42)(良:1票)
27.  ワイルド・スピード/MAX 《ネタバレ》 
 レースシーンは相変わらずの迫力。  ストーリーの平凡さも相変わらず。  悪役がぱっとしないのもいつも通り?  よく言えば安定感があります。  ドミニク・ブライアン・レティ・ミアと、“1”の面々も登場しますし。『とーきょーどらいぶ』とのつながりがちょっとだけあるのも何か嬉しいですね。  悪く言えば新しさが皆無。  『悪党のドライバー選びでレースをする。』『悪党のドライバーになる。』『ラスト逆転する』  流れとしては『2』の流れに近くて、それを『1』のメンバーでやった感じでしょうか。  映像は少し面白くなってきたかもしれません。  『坑道レース』はあんま見たことないですし、ナビシステムを無視しまくる前半の演出も単純だけれど面白い。  ただちょっと面白いだけで、それぞれのレース、カーチェイスが、ストーリーを盛り上げるために効果的に働いていないのがもったいないです。もしこの迫力のレースに、『必然性』が加われば、映画そのものがもっと盛り上がりそうな気がします。  ついでに言うなら、ドミニクやブライアンがレースで他を圧倒するシーンなんかも織り交ぜて欲しい。  レース映画ならではの高揚感や優越感を共有したい。  『この二人がドライバーだから』っていうメリットをもっと感じたいのです。  スピード感はあっても、高揚感が足りないのです。  ラストのオチは凄い好き。まだ見ていませんが、『MEGA MAX』への期待が高まります。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-08-31 16:10:38)
28.  187(ワン・エイト・セブン) 《ネタバレ》 
 主観的に見るか客観的に見るかで評価が変わりそうな作品ですね。  モラルや倫理観も問われそうです。  私はモラルや倫理観を捨て去ってしまい、見ている間、『ガーフィールド、やっておしまい!』とずっと思っていました。ですので、最初にガーフィールドを刺した人間がぬるい刑罰しか受けていないことや、新しい赴任先での悪ガキの中に罰を受けていない者がいることに、ものすごいフラストレーションを感じてしまった次第です。  校長にしろ、同僚にしろ、生徒の親にしろ、まともな人が少ないのもフラストレーションを助長します。  本作の唯一の救いは、女生徒と同僚の女教師の存在です。ですが女生徒は終盤で手のひらを返したようにガーフィールドに冷たくあたります。私の理解力の無さのゆえかもしれませんが、その辺りの心理面の機微がうまく読み取れません。  結局主人公と悪ガキの主犯格は死に、その女生徒が感動的な卒業のスピーチをし、女教師は教師をやめてしまうわけですが、なぜその結論に至ってしまったのかの心境がやはり理解しきれません。  不完全燃焼のまま、何かのメッセージを正確に受け取りきれずに終わってしまいました。ですが、少なくとも画面にはずっとひきつられるよくわからん迫力がありました。  『アメリカでは9人に1人の教師が襲われている。その犯行のほとんどが生徒によるものである。この作品の原案は現役の教師が執筆したものである。』って最後に流れるメッセージが一番心に残っています。  外国ってすげー。  先生するのが、戦争並みに命がけなんですね。
[DVD(字幕)] 6点(2014-06-06 03:13:16)
29.  ワールド・オブ・ライズ 《ネタバレ》 
 ストーリーを理解するのでいっぱいいっぱい。『楽しめなかった』というより『楽しむ余裕もなかった』というのが前半。それぞれの人物の役職、力関係、政治情勢、ってゆーかここはどこやねん、ってのを把握するのにちょっと時間を要します。自分の理解力の無さ、知識不足をつきつけられる1本です。  そもそもハニがヨルダン政府の人間というのにも、しばらくして気付く始末。どーりでぴりぴりしていたわけだ。  ハニ達が泳がせていた囮を、フェリスの上司ホフマンが、勝手に拉致ろーとしたらしい。ハニは激怒。フェリスはとばっちりで国外追放。この辺りからストーリーになんとか喰らいついていった次第です。  それにしてもホフマン。こいつの行動、言動がいちいち不愉快。そしてホフマン自身は本国アメリカの安全な土地で家族団らんを過ごしているわけだから、余計神経を逆撫でされます。まるで最近の、どっかの国の、国民の痛みや苦しみがまるでわかっていない政治家を見ているようです。まあホフマンの描き方はどうも確信犯な気がして、これはアメリカ本国に対する痛烈な批判精神の表れなんでしょーね。  なかなかの長尺で、見終わった後は達成感より徒労感が大きい。少なくとも、映画に娯楽を求めている人向きではないと思うのですが。サスペンスやスパイものが好きな人であっても見る人を選ぶのではないでしょうか。  私自身、ディカプリオとラッセル・クロウの2大共演でなければ、きっと手に取らなかった作品です。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2020-04-26 22:01:31)
30.  ワイルド・ガール 《ネタバレ》 
 プロットがはっきりしていない映画。  父の再婚に反対して、再婚相手に嫌がらせする娘。きれる父。全寮制のイギリスの名門女子高へ強制入学という流れ。  で、アメリカ娘はお堅いイギリスなんてごめんだとばかりに、なんとかして退学になろうと四苦八苦。とゆうストーリーなんですが、『退学になるために頑張る』という発想がそもそも無理があります。だって退学になるなんて簡単なわけです。刑務所から脱獄するわけではないんですから。それこそ、学校ん中で酒飲んでみたり、ガラス割ってみたり、教師に反抗しまくってみたり、やりようはいくらでもあります。だからそもそものアイデアが無理があるので、『退学になるために、校長の息子を誘惑しよう』なんて、無理くりな発想につながるわけです。そんなストーリー、乗れるわけがありません。  そしてアメリカ娘のポピーを煙たがっていたはずのルームメイトたちが、なんの前触れも無くいつの間にか協力的に。この辺りも、仲良くなるエピソードの一つや二つ欲しいところです。で、『力を合わせて退学になることを目指す』ってことになるわけですが、目指しているものが友人の退学なので、どんなに仕上げても美談になるはずもありません。結局は主人公が『やっぱり私この学校が好き』って結論に落ち着くことになります。だから脚本がそもそもつまらないので、出演者がどんなに頑張っても面白くなりようがありません。  意地悪役の生徒会長や、王子様役のフレディも、はっきり言ってキャラが弱っちいです。生徒会長なんて、もっと陰険で、狡猾で、絶対的権力を持ってないと、主人公の逆転によるカタルシスも弱くなります。正直生徒会長は、ただの嫌なやつってだけで、何のとりえもありません。それどころか、そんなに悪いことしているわけでないのに、なぜか生徒たちや校長先生まで主人公をえこひいきする始末で、なんだか生徒会長が犠牲者に見えちゃいます。  と、なんだか批判的なことばかり書いちゃいましたが、テンポも勢いもあるので、退屈はしません。  暇つぶし程度には見られる作品です。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2018-05-03 12:09:48)
31.  once ダブリンの街角で 《ネタバレ》 
 こーゆー落ち着いた雰囲気の映画が面白いと言えればかっこいいんでしょうが、やっぱ退屈と思ってしまうんですよね。  『何も起きない。』『淡々としている。』  映画を娯楽と思っている私にとって、この『淡々』というのがどうにも苦手。  もちろん、淡々とした中にも、味わい深いドラマがあれば良いのです。ですが、この作品って雰囲気ばかりもったいぶって、ドラマ性が全然ない。やることと言えば、CDを作ることだけ。恋愛パートは、お互いの身の上を語り合うにとどまります。  どうでしょう。それって面白いですか?せめて、『音楽におけるサクセス』『恋愛』、どちらか片方でも、もう少し盛り上がりを見せてくれれば評価は全然違ったものになったでしょう。  『バスの中でおどけるシーン』『皆で曲を作っていくシーン』など、好きなシーンもあります。そしてそこから期待されるようなドラマが生まれない脱力感。これを『大人の落ち着き』ととるか、『退屈』ととるか。まあ、その辺は人それぞれですね。
[DVD(字幕)] 5点(2017-07-26 02:34:06)
32.  ワイルド・レンジ 最後の銃撃 《ネタバレ》 
 よく言えば丁寧。悪く言えば冗長。  『牛を連れて移動しようとしただけで、難癖をつけられて仲間を殺され、復讐する。』  ストーリーはたった1行で説明できる内容。それを2時間以上かけるわけですから、だれます。必然性のあるシーンもあるのですが、どちらかと言えばなくても良いシーンが多いです。更にテンポも遅い。最初の30分なんか、何も起こりません。『町に買出しに行って、帰ってこないモーズ』このあたりから、ようやく物語が動き始めます。  ですが、ダラダラとしたストーリー展開は相変わらず。淡々とゆっくり時は流れます。欠伸が出てきた頃に、ちょっとだけバイオレンス。『手を出すな』と警告しに行っている間に、馬車とモーズとバトンが襲われます。この辺りからラストまでは、淡々としながらも、緊張感があってぐっと面白くなります。  そしてラスト。長時間がまんしてきたストレスをはらしてくれるかのような、目の覚めるような銃撃戦。・・にはなりませんね、これが。凄腕の殺し屋を一瞬で撃ち殺したり、スーを人質にとる男を瞬殺したり、格好良いシーンもあります。ですが、全体的に見ると、最後の銃撃戦も、やっぱりダラダラしています。これが西部劇のリアルなんでしょうか。よくわかりません。  それに、いつの間にか町の人達が撃ちあいに参加しています。なんで?どうやらチャーリーたちの味方をしてくれているみたいです。町の人達も、『バクスター&保安官』に対して不満を持っていたということでしょうか。そういう空気はありましたけど、まさか撃ちあいに参加してくるほどの恨みを持っているとは思いません。説得力に欠けますね。  みんな似た服。おそろいの帽子。位置関係がわかりづらいガンファイト。少々期待はずれ。  この作品に関しては恋愛もいらんかったかもです。
[DVD(字幕)] 5点(2017-07-02 13:23:52)
33.  ワイルド・スピードX3/TOKYO DRIFT 《ネタバレ》 
 テイストは1作目に近いかも。  とにかくストーリー、そして主人公を含めたメインのキャラクター、そのどちらにも魅力がまるでありません。  ですから、どんなに美しいドリフト走行を見せられても、高揚感を感じるには至りません。  やはり、エンタメ作品であっても、ストーリーとキャラクターは大切ですね。  そもそも、ハンが組のアガリをピンはねしたうえに、コトがばれると開き直り。そんでDKに追い掛け回されて、最後はクラッシュして炎上。自業自得じゃないでしょうか。  にもかかわらず、主人公のショーン、DKに殴りかかります。そして『レースで勝負だ。負けたほうが街を出て行く。』って。いやいや。お前に正義の心はないのか。DKのほうが筋が通っているでしょう。これは『主人公』という権力を振りかざした悪質な『職権乱用』ですね。  はっきり言って、こんなに共感できない主人公は、はじめてです。  周りがみんな主人公の味方なのも、???です。  しかしこの作品を見て、『ドリフト』って日本ならではのお家芸なのかなって、思いました。道が狭く、山道が多く、アメリカに比べるとカーブが多そうな日本。ドリフトで円を描く技術とか、立体駐車場上っていく映像とか、美しすぎます。  これでストーリーとキャラクターに魅力があれば、傑作になったのに。  日本の高校に入学したりとか、その辺の発想、舞台設定は非常に面白いです。ただ日本の高校って、こんなんでしたっけ?それに、この舞台設定が果たして効果的に機能しているのでしょうか。  日本という舞台が、本当にただの『舞台』にすぎないとしたら、もったいないですね。  いろいろ文句つけましたが、こんな作品でも、北川景子がヒロインやっていたら高得点つけたかもしんないです。  一番筋が通っていないのは自分ですね。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-06-28 08:01:07)
34.  ワイルド・スピード 《ネタバレ》 
 車もバイクもアクセル全開ですが、映画は空回り気味です。  エンターテイメントな作品には、ヒーローが欲しいところです。  メインの二人。ドミニクとブライアン。このどちらにもヒーロー性が足りないのが痛い。  ドミニクはトラックジャックの犯人。しょせんは犯罪者。それに皆から慕われるほどのカリスマを感じません。  ブライアンは容疑者の妹に、自分がおとり捜査官であることを簡単にばらしてしまいます。更にはラストでドミニクを見逃す始末。どう考えても警官の適正が0でしょう。そんな人間を主役に据えられても、応援できないし、共感できません。  共感できないから、ブライアンといっしょにハラハラすることもできません。  脇役も、個性があるし、キャラ分けはできていますが、魅力がありません。  最大のマイナス要因は、それぞれの動機が見えてこないことでしょう。  動機が見えないから、目的も見えません。  ブライアンはどうしたいのか。犯人を挙げたいのか。ただドミニクの妹と仲良くなりたいだけなのか。それともドミニクに認めて欲しいのか。主役なのに主体性がなく、そのスタンスが宙ぶらりんのままラストまでいっちゃうってどうなんでしょう。  そしてドミニク。なぜトラックジャックをやっているの?その動機は絶対必要でしょう。  その理由は明かされないまま、ラスト二人でチキンレースみたいなことやって、終わり。  確かに映像だけは、凄い良かったです。映像『だけ』はね。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-06-15 09:59:31)
35.  わが心のボルチモア 《ネタバレ》 
フォレストガンプのような伝記ものかと思い借りました。はい、伝記ものでした。ですが実話ではないんですよね? 淡々とした映画は苦手なのですが、この映画はなぜか目が離せません。なぜなら、店を大きくしてゆこうとする二人の仕事が成功するかどうか気になるからです。 そして、ひとつひとつのエピソードに、趣とリアリティがあるからです。 家族会議も良かったです。 きわめつけは、定期的にはさみこんでくるプチサスペンス。 刺される父。飛んでくる蜂。脱線する都電。生きていた弟。火遊び1・・・からのまさかの火遊び2。火遊び2はまじヤバイです。 この映画って、一見淡々としているように見せかけて、全然淡々としていません。不思議な映画でした。面白かったのですが、結局その後マイケルの父はCMの仕事?で成功したのか、わかりません。親戚とも結局不仲なままで終わってしまいました。 別に良いのですが、なんとなくしっくりこない終わり方だったので、5点にします。 
[DVD(字幕)] 5点(2011-09-15 01:01:56)(良:1票)
36.  私の優しくない先輩 《ネタバレ》 
 金田もうざいがヤマコもうざい。どっちもどっち。  最初の10分で自分には合わないと思いリタイアしそうになったが、みんシネで高評価をつけていらっしゃる方達がいるのを思い出し、きっと何か理由があるのだろうと我慢して見る事に。  で、確かにキクコあたりがストーリーに絡みはじめてから、物語は少し陰を帯び始めてちょっと面白くなります。ミステリーな雰囲気も出てきて、ちょっと好きです。この感じ。  おそらくヤマコが愛治と付き合うことはないだろう。かと言って、不破先輩と恋仲になるのもそれはそれで違う気がする。いったいこの作品の落とし所はどこなのだろうと興味深く見ていたら、でたでたでた。病気。なにかってーと日本の映画はこればっかり。  今作にいたっては原作があるようなので致し方ないのかもしれませんが、なんとかならんもんでしょーか、安易な病死による感動演出。  必然性があれば良い。ストーリーに合っていれば良い。でもこの映画にヤマコの死は要るかな?とゆーか死んだのかどうかも分からない終わり方。  愛治がいるときのキクコのローテンションの原因(告白されたから?)。愛治はなぜキクコに告白したのか。愛治はなぜタコヤキの練習に来なくなったのか。知りたいことが全然明らかにされない。私はこーゆー示唆的すぎる映画は好きじゃないです。
[DVD(邦画)] 4点(2021-07-19 03:29:42)
37.  ワルキューレ 《ネタバレ》 
 歴史に疎く、戦争ものは苦手。そんな私にとって、まあなんとも相性の悪い映画。悲劇もあまり好きではないですしね。  じゃあ何で見たかっていうと、トム・クルーズが出ていたから。  でもそんな理由で見ちゃったからやっぱだめでした。まずストーリーについていけません。予備知識ゼロ。そんな人はお断りって感じで、今何が起きているのかがそもそもよくわかりません。トム・クルーズたちが何を目的にしてそれぞれ何の役目を担っているのかようわからんのです。当然、私にはこの映画を正しく評価できる資格はないでしょう。  でもあえて、わからないなりに言わせてもらうと、前半はかなり退屈。  中盤以降の盛り上がりも、『音楽』『空気感』のみで緊迫した状況を無理矢理感じさせる演出。  そう、この作品はこの時代の歴史に強く、ある程度事前に内容を調べて用意周到に映画を見る準備を整えるような人でない場合、つまり私が手を出してはいけない代物。  率直な感想で、面白くはなく、何か心に残る作品でもなく、中盤以降なんか雰囲気に圧されて最後までただ『飽きなかっただけ』の作品。
[DVD(字幕)] 4点(2020-02-16 02:42:31)
38.  悪いことしましョ!(2000) 《ネタバレ》 
 ストーリーに魅かれて見たのですが、期待していたものとは随分趣きが違いましたョ。『好きな人を手にいれるため、悪魔が願いごとをかなえてくれる。』てっきり、現実世界の中で、いろいろな奇跡を起こしてくれるものだと勝手に思い込んでしまった自分が悪いのですョ。まさか世界もキャラもすべて変わってしまうとわ、びっくりですョ。予想していたのとは全くちがう演出、これはやられましたョ。最も苦手なパターンですョ。途中で見るのやめようかと思ったョ。  次の願いを叶えさせるために、わざとうまくいかないように仕向けるっていうのは面白いアイデアですョ。ただそのやり口が卑劣でチープでしョ。『実は麻薬王だったョ。』『実はアソコがとても小さいんですョ。』『実はゲイですョ。』『実はリンカーンでもうすぐ暗殺されますョ。』そんなこと言い出したら何でもアリになってしまうョ。どう考えてもフェアじゃないョ。ずるすぎるョ。そんなのちっとも面白くないョ。第一、性格や知性まで変えてしまったら、もはや別人だョ。ラストは良かったけれど、好みに合わない映画だったョ。  あと、もう一つだけ言わせてョ。ビッグ・マックとコーラの注文は、契約書にサインをする前のやつだから、それをカウントするのはおかしいでしョ。
[DVD(字幕)] 4点(2015-04-15 04:45:02)
39.  ワンダーランド駅で 《ネタバレ》 
 予備知識なしで観ると、いったいどーゆードラマなのかが最初はわかりにくいです。その上、やたらと人のアップが早いスピードで切り替わるので、観ていて疲れます。  中心人物が二人。エリンとアラン。要はこの二人が出会うまでのすれ違い、行き違い、それぞれのエピソードを噛みしめて楽しむ物語。最初わかんなかったです。  二人が出会うまで長かったなー。『やっと出会った!』と思ったら映画が終わりますからね。なるほど、そーゆーことですか。出会うまでのストーリーを楽しむもんだと知っていれば、もう少し違う見方で鑑賞できたかもしれません。今作については、事前にストーリー設定を知っておいたほうが良いかもしれないですね。  いずれにせよ、今作は脇役のキャラ設定、1つ1つのエピソード、そのどれもが中途半端な印象です。自然な日常、自然な社会を撮りたかったのかもしれませんが、自然すぎてつまらないです。どこにでもいそうな人たちのどこにでもありそうな日常を、ありふれた会話で延々と見せられても面白いわけがないと思うのですが、いかがでしょう?   ただ中盤から終盤にかけては、物語が面白くなります。二人の結末が気になります。音楽もなかなか良いです。ハッピーエンドなので、観終わった後の後味は清々しくて、悪くないです。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2014-11-23 10:07:48)
40.  若葉のころ 《ネタバレ》 
 こーゆー映画の良さ、面白さというのがいまだによくわかりません。  私には主演の女の子のかわいさと、ノスタルジックな雰囲気に頼りまくった映画にしか見えませんでした。  母親の若いころのエピソードと娘の現在のエピソードが交互に流れるのですが、それがうまくリンクしているとは思えません。それぞれのストーリーは独立していて、その時代だけで物語が成立しています。だったら、どちらか片方のストーリーをメインとし、もう片方の時代はあくまで添え物的な扱いにしてもらったほうが、より感情移入できた気がします。  親友の裏切り。ちょっと好きだった男の子とのケンカ別れ。しかもこれは勘違いというか思い込みに近い。  このエピソードの結末は放置。  母親は目覚めず、結局このあとどーなったのかわからない。  リッチー・レンの抱える様々な問題だって、何一つ解決していないんじゃないだろーか。  いろんな布石をうった挙句、放置したまま突然終わりを告げる映画に、私はただ唖然とするばかりでした。
[DVD(字幕)] 3点(2021-08-09 00:53:10)
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