1. ガメラ 大怪獣空中決戦
《ネタバレ》 もし怪獣が現れたらどうなるか、っつー事を丁寧にシミュレートした良作です。最初からガメラを正義の味方とは信じない、ギャオスはまずは研究対象、「こっちにも来たらおもれーのになー」なんて云ってるうちに電車ごと喰われちゃう哀れなにーちゃん、勝手には動けない自衛隊…ただ不満が有るとすれば、ガメラの犠牲者もしっかり描いて欲しかったスね。 8点(2004-08-22 17:37:17) |
2. ゴジラ(1954)
《ネタバレ》 とりあえず軍ヲタ的には本物のM24チャーフィーを観れた時点で大満足。あとイージーエイトでも出してくれれば…てな冗談はさておき。これはなかなかイイ映画です。とにかく人間を前面に出してるのがいい。科学技術のマイナス面=人間の業の深さが描かれている。そして芹沢の死とはまさに、人間の業をすべて背負った死でありましょう。しっかしナンだ、コレに比べるとヲイラが真性消防の頃に嬉々として観に行ってた'90ゴジラは…怪獣の尊厳?ばかりに目を向けてその下で踏み潰され、死んでいく人々は無視ですかい…つーかあの辺て基本的に善悪対決だよな…アメリカ式戦争… 9点(2004-08-22 17:22:02) |
3. スペース・カウボーイ
《ネタバレ》 トミー・リーが月に特攻するシーンや、ラストに「fly me to the moon」に乗せて月面をみるシーンで不覚にも泣きそうになりますた。にしてもプロフェッショナルなじいさん方ってカコイイですね。 7点(2004-08-19 10:56:17) |
4. 超速伝説ミッドナイト・チェイサー
《ネタバレ》 レースシーンは言うことナシなんですわ。でもねぇ…スカイよ、親友の事故死の責任はおぬしに有るようなモンじゃぞ。そのへんの苦悩も無く単純に「復讐ダー」ですかい。あとお父さん、いくら度胸付けとはいっても、ブレーキのホースをちょん切ったりしないでください。にしてもあのチャンピオンは爆笑の方のチャンピオンにしか思えん!(笑 5点(2004-08-17 11:35:28) |
5. 男たちの挽歌
アクションは古さを隠せませんが、ホーの、「より良い明日」を求めてもがく姿に感動です。ラストのサン兄弟の仲直りも、熱いしカッコイイ!云う事なしですわ。 にしてもナンだ、料亭へのカチコミの場面でいったい誰が扉をうわぁナニをするやめPAMPAM! 10点(2004-08-17 11:29:19) |
6. グリーン・デスティニー
あぉん、駄目だこりゃ。ストーリー無いし。前半のほうなんか画面暗くてよくわからんし。とはいえ、料理屋でチャン・ツィーが大暴れするシーンは必見ナリー! 4点(2003-12-24 12:49:53) |
7. NYPD15分署
《ネタバレ》 伏線をバラすタイミングが良いですね(米版予告ではすでにバラしてた…駄目ぢゃん)。 ユンファは「男」をやらせたら最高です。ラスト、腐敗と戦ううちに自らも腐敗してしまった人なのだから、最後ぐらい正義の人として死なせてあげたい…泣かせます。 9点(2003-12-24 12:47:22) |
8. フロム・ダスク・ティル・ドーン
うひひー!イカレてるわ、これ。ボウガンで吸血鬼殺しまくるジュリエット・ルイスがよかったですわ。にしても、僕ってスプラッタやホラーは嫌いだった筈なのに、いつの間に耐性がついたんでしょ。タラのイカレ具合とともに、自分がかなり壊れてることも認識(笑)。 7点(2003-12-24 12:27:24) |
9. ドーベルマン(1997)
どははー!期待どうりのキャラ異常!カッコイイし!つか、神父に燃えまくりっす! 8点(2003-12-24 12:21:37) |
10. 追跡者(1998)
なんか微妙だったなー。どんでん返しは最後まで我慢してほしかった。 6点(2003-12-16 11:50:55) |
11. マトリックス リローデッド
DVDを購入して観たのですが、¥2530の価値は有りました。¥5000ぐらいは有ります。多少難解な部分が、何度も観る気にさせてくれる。アーキテクトの部屋のシーンなんか大好きですわ。んがっ!ネオが露骨にトリニティを求めすぎていけませんな。ザイオンでの集会のシーンもチト…ま、しかし、そのヘンも含めてもこの点数。あと、広場のシーンでスミスがその辺の建物かわらわらと出てくるシーンは、噴出しそうになった。 9点(2003-12-16 11:35:07) |
12. 仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督)
素晴らしいおっさん達の絆の物語。史実と符号しない、なんてどーでもいい(ルイ14世が戦争に明け暮れたのは20代以降)。おっさんは正義だ! 7点(2003-12-16 11:18:24) |
13. 太陽を盗んだ男
《ネタバレ》 おもしろいじゃん。アクションをもうちっと強化して音楽も変えれば現代にも通用する出来だよ。木戸が、自分の手に入れた力=核をもてあましてラジオに答えを求めるあたりが良い。放射線障害に体を蝕まれていく描写は哀しみがたっぷり。まぁ、突っ込み所も多数ですが。音楽の古さもあまり気にならなかったスね。予告編はさすがにイタかったですが。リメイクしましょうぜ。金城武と山崎努、監督はジョン・ウー老師で(爆)。 9点(2003-10-29 11:22:45) |
14. フリー・ウィリー
イヂワルをゆうようですが…そんなに動物保護訴えたかったらシャチを拘束して映画をつくるんじゃないよ、ってことで5点減点。 5点(2003-10-28 13:24:02) |
15. アンドリューNDR114
《ネタバレ》 うーん…テーマ的に手塚治虫の『火の鳥』と大分被ってる気が…そんでもって『火の鳥』の方が壮大さも悲壮感も上だったし…御免なさい。 5点(2003-10-27 14:06:45)(良:1票) |
16. Avalon アヴァロン
好き嫌いの激しい映画とは聞いていた。で、僕は、と云うと、好き。ゆっくりとしたテンポも独特のドライな雰囲気を醸し出すのに一役で寧ろ良い。キャメロンやシャウオスキーの称賛もうなずける。押井が下手にハリウッド進出したりすると、ウー老師みたいにハリウッドシステムにがんじがらめにされて、無難なとこばっか使われるだけだろな。 9点(2003-10-24 10:27:33) |
17. レザボア・ドッグス
時に第三者的なカメラワーク。音楽はオーディオからしか流さない。気に入ったわ。サントラ買おっと。 10点(2003-10-24 10:26:23) |
18. ワイルドバンチ
《ネタバレ》 全てが終わった後、デークがパイクのホルスタに収まったピースメイカー(西部劇の代名詞的拳銃)を見つけるシーンがこの映画の全てを物語っていると思う。「さらば拳銃、さらば熱き男たち」てな感じで。時代の遺物となったオッサンたちの、古臭くても泥臭くても誇り高い生き様!オッサンたちの豪快な笑いには、観ているこっちもつられて笑ってしまう。登場人物といっしょに笑えた映画は、コメディを除けばこれが始めてだ。 10点(2003-10-20 14:04:03)(良:1票) |
19. ブラックホーク・ダウン
ナニ、TFRの装備がリアル?まぁ、作りこんであるに越した事は無いが。僕も行くところまで行っちゃったマニアではあるけどさ、そんな事で映画を評価しようとするほど野暮ではないぞ。映画自体の出来が悪けりゃイジワルで突っ込んじゃうけどさ。石井健男なんかと一緒にしないでくれよもう。それはそれとして。 マーク・ボウデンの原作では、平和維持軍やタスクフォースの行動がソマリア民衆の怒りを買っていった背景や、少ないながらもソマリア民兵側に立った記述(内戦で散り散りになって取材が出来なかったのだろう)も見られたが、映画ではTFR隊員から見たブラック・シーの戦いの描写に徹しており、アメリカ万歳とも取れる内容になってしまったのが残念だ。「アメリカの愚行」を強調してこそ、シュガートやゴードンは国のためと言うより仲間の為に降下した、という印象を与えることが出来るとも思う訳だし。編集段階でアンクル・サムの方から圧力があったのか?とも疑いたくなる。9.11後に公開された映画だから有り得る話だ。 6点(2003-10-20 13:57:04) |
20. 男たちの挽歌II
《ネタバレ》 一言。「最高!」 『フェイス/オフ』でも魅せてくれたドラマ&銃撃戦、そしてセリフの素晴らしさにもうメロメロ。 「どうして、善人で居続ける事が出来ないのだろう」「敗北が厭なら、俺と戦え!」「キン、先に帰っていい」等等、名台詞だらけ、そしてそれらのセリフについて回るシーンも常にドラマチック。病院の前のシーンには確実にもらい泣き。 悠然と構える悪役=コー。コーの側近の、謎の拳銃使い。シン・フイ・オンも泥臭いキャラが結構印象つよかった。 クライマクッスの銃撃戦は、素晴らしいの一言。ウー老師の「白」の使い方の上手さに感心。血まみれで椅子に腰掛けて警官隊を迎える三人の「英雄」たちの姿に何故だか美しさを感じてしまった。 10点(2003-10-20 13:40:20) |