1. 10億分の1の男
そうなんですよね、発想は面白いと思うんですよ。だけどストーリー展開が単調、まったりまったり過ぎてゆく。流れる音楽もまた緩やかに幻想的。出てくるスペイン俳優さんたちの濃い顔、顔、顔、、でほんとに睡魔が何度か襲ってきました。最後のドンパチのとこだけはしっかり観てられましたけどね。えっ、 リメイクするんですか!?どんな風に仕上がるんだろね。 5点(2004-06-12 21:53:24) |
2. フロム・ヘル
ダークな雰囲気と、これのジョニーは文句なしにかっこいい!だけれど物語はいささか退屈であった。捜査がなかなか進まず、ジョニーは最後・・・だし。切り裂きジャックだからもっとグロテスクかと思ってましたが、それ程でもなかった。「スリーピーホロウ」もそうだけど、こういう役のジョニーははまり役ね。私も鼻血出そうでしたよ。(笑) 5点(2004-06-06 15:08:13)(良:1票) |
3. “アイデンティティー”
とてもおもしろかったです。大雨、モーテル、同じ誕生日、死体と共に出る部屋のナンバーキーなどなど、、ゾクゾクさせられるものがいっぱいでした。ジョン・キューザックだけじゃやっぱ物足りないでしょう。レイ・リオッタが出ることによって、何倍にもサスペンス度が増しますよね。リオッタ、最初から〝こいつは怪しいぞ指数〝高いもん。あぁもってきたか・・と思ってたら、最後に出てくる人物のことはすっかり頭から消えてたんで、ギョエっと思いました。 8点(2004-06-03 16:45:49) |
4. ピストルオペラ
相変わらず強烈なインパクトを放つ色彩映像に妖しげな雰囲気の清順ワールド。清順の世界は好きで惹かれることが多い。だけれど江角のマキコさん・・彼女だけが妙に現実的でしっくり溶け込んでなくて浮いていた。それに比べ、山口小夜子さんは相変わらずの世界を持ってらっしゃる。彼女は年をとらないのか、、?化粧は昔より薄くなった気がするし、小夜子の健在ぶりにはアッパレでございました。最後にドーンと〝終〝の文字、監督らしいね。 6点(2004-05-23 15:15:46) |
5. メメント
まあおもしろい発想で大変よく出来てるとは思うのだが、なかなか頭がついていかんかった。もっと単純な作品の方が自分にはあってるな。頭がこんがらがって、考えながら観るのは刺激はあっても、この年になったらしんどいんでございます。おサル顔のガイ・ピアーズは結構好きなんですが。 5点(2004-05-19 19:12:17) |
6. 閉ざされた森
私は元々カタカナに弱く、まして外人の名前なんか覚えるのがとても苦手である。(学生時代世界史なんかは苦労したんだ)この作品でもいろんな外人名が飛び交い、あげくにあの嵐の中の森の設定。暗くて見づらい上、必死で弱い頭を使ってこれは誰で、こうなって、、と考えながら観て、やっと顔と名前が一致して(かなり後半)さてさて、、と思ったらあのオチですか。登場人物把握に時間を取られどんでん返しを楽しむ事が出来ずにジ・エンド。トラボルタの笑顔がやたら癪に障った。くやしい~。私が愚かすぎなんだろな。私も置いてきぼりにされました。 5点(2004-05-17 22:40:00) |
7. es[エス](2001)
観る前から展開は大体予測できたので、特に驚きはしなかったけど、人間って追い詰められれば欲望、本能がむき出しになって、集団になれば暴走し、やがて暴力に向かって・・怖いね。主役の人、頭丸めた方がよく似合ってました。余計なお世話ですが。 5点(2004-05-15 16:28:24) |
8. レインディア・ゲーム
ゲーリー・シニーズの悪役ぶりはいつも感心だ。そしてシャーリーズ・セロンのお色気付き、どんでん返し付き、という特典もあったし、面白くなくはなかったのだが、何か足りない・・それと同時進行して、ベン・アフレックは果たしてかっこいいのか?悪いのか?とずーっと考えて観てたせいなのだろうか。 6点(2004-05-14 21:32:44) |
9. キル・ビル Vol.1(日本版)
やっと観れたVol.1。(かなり遅い)期待してたのですが、、ハハハ・・笑わせてもらいましたです。とりあえずユマちゃんはかっこよかったですが。でもやっぱり〝変てこ〝だった。バイクに日本刀刺して走ってるし、あのアイマスクは何だ、グリーン・ホーネット!?などとゲラゲラ笑いながら観ちゃったよ。梶芽衣子・修羅雪姫を先に観てたせいでしょうか、ルーシーは迫力ありません。〝やっちまいなー〝ぐらいですね。これは〝修羅雪姫、タランティーノ風味〝といったところでしょうか。日本のヤクザ映画観てた方が面白かった気がしますが、まあタランティーノ監督の趣味、ですね。何だか可愛いじゃないですか、監督。やっぱり日本刀は金髪には似合わないですね。千葉ちゃんも普通のおっちゃんみたいだったし。〝修羅の花〝もかなり違和感あり。だけれど、面白くなくはなかったんで6点ほど。 6点(2004-05-05 16:24:57) |
10. インファナル・アフェア
う~ん・・・、渋すぎる。男たちの心の葛藤、生きざま、、日本映画じゃ出せないあの雰囲気。銃声が響き渡る度に心にズシンズシンと重々しい感じが広がった。主役二人ともいいが、トニー・レオンが実に良い。惚れそう、でした・・・。ハリウッドリメイク版、ここまで良く出来ないでしょ、ね。 引き込まれてしまったので、音楽気にならなかったです。 8点(2004-05-04 22:22:45) |
11. 猟奇的な彼女
そうですね、タイトルの“猟奇的 ”でオカルトものかと思ってました。でも主人公の女の子がとても魅力的なんで、ゲ○吐いても許せてしまいます。最近はもう女の子の方が圧倒的に強いですよね。笑いあり、ちょっと胸キュンとするとこあり、なかなか爽やかだったと思います。 6点(2004-04-10 08:57:36) |
12. あの頃ペニー・レインと
私も結構好きでした。私も3つ年上の兄が持って帰るいろいろなレコードにとても刺激を受けて、音楽に映画にのめり込みました。ライブにもよく行ったし。するとやっぱり母親がいい顔しないんですよね。彼の気持ちすごーくわかりました。バスの中でみんなで歌うシーンはとてもよかった。そして揺れる飛行機の中のシーンは言いたい放題でちょっと笑った。ケイト・ハドソンが白い妖精みたいで素敵でした。キラキラ輝いていて。 7点(2004-03-27 09:54:18) |
13. 息子の部屋
一見淡々と進んでゆくお話のように思えるんですが、その中にも息子を失った悲しい気持ち、、何にも手につかない、、これからどうすれば、、少しでも息子が好きだったものを身近に感じていたい、、という家族の思いがとても伝わってきて泣けてきました。自分も息子がいるんで、きっとこの両親と同じ気持ちになるんだと思う。時が過ぎて気持ちが癒えてゆくと共に、これからも生きてゆかねば、先に進まねばという感じの静かなラストもとても心に残る。親よりも子供が先に逝く事は本当に何よりも悲しい事で、きっと何年経っても“生きていたら何歳だった、、”ってずっと思うのでしょうね・・。 8点(2004-03-16 14:06:51) |
14. トータル・フィアーズ
核爆発の瞬間はびっくりしたが、リアルさに欠けてるしやたらダラダラしすぎて盛り上がらなかった。ベンは頑張ってたが、空回りしてる感じで見てる方も中途半端な気持ちであった。 4点(2004-03-13 23:29:01) |
15. たそがれ清兵衛
清兵衛さん、ていうか真田広之ってあんなにかっこよかったっけ。ただのりえちゃんとの恋愛話かな、退屈かなって思ってたんだけど最後はもう自分は宮沢りえちゃんになりきってましたね。清兵衛さんが戻って来た時嬉しくって思わず泣いてしまいました。あんな父親を持って、娘たちはとても誇らしく思うでしょうね。不器用な人ですが、私は清兵衛さんのような方が好きです。田中泯さんは怖いくらいでした。 7点(2004-03-05 23:54:13) |
16. 春の日は過ぎゆく
何かね~、雰囲気や音楽とかはいいんだけど、今ひとつ入り込めなかったなあ。自分の昔の恋愛と重ね合わせて見たし、うちも私の方が年上なんだけど、別れましょ・・って言ってるウンスが淡々としすぎてるっていうか、その理由がはっきりしてなくて、優しい彼はただあわれなだけで・・・気持ちはわかりますよ~最初は好きで毎日でも逢いたい思い、だんだん相手が別れを切り出す予感なんかも。春の日はほんとに短いですよ~。でも急に相手が嫌になることってあるからね、特に女はそうかもしれないね。それと、サンウ役のユ・ジテさんが近所の旦那さんに妙に似ててどうもシックリこなかった、それも原因。 6点(2004-03-03 06:26:24)(笑:1票) |
17. 凶気の桜
原田芳雄、本田博太郎、江口洋介、、この三人は好きで演技も安心して見ていてられるんですが、その中で窪塚くんの演技が空回りしてたような気がする。ちょっと「時計じかけのオレンジ」意識してたんかなあ?ようわからんけど。W洋介対決シーンはちょっと盛り上がってたけど、江口ちゃんの貫禄がち。窪塚ファンは満足なんだろうか。原田、本田、江口、この三人はまた違う作品で是非共演してもらいたい。 4点(2004-03-01 13:01:09) |
18. マジェスティック(2001)
どうしてもジム・キャリーの顔を見ていると何だか途中でハジけてしまうんではないだろうかと思ってしまった。真面目な彼はそこそこかっこいいと思った。(ちょっと竹内力?)嫌いなお話ではないがちょっと長かった。彼女の気持ちとしては複雑だったでしょうね。ルークが彼女に出した手紙をピーターが読むシーンはちょっと感動した。 6点(2004-02-07 22:47:31) |
19. 15ミニッツ
TVでやってたんで見ました。何というか、ご馳走が目の前にあるのに食べられなかった時の虚しい気持ちに似た物足りなさ。デ・ニーロ、まさかあれっきりって思わなくて最後に出てくるよなあーって思って待ってたんだけど、、。これはエドワードの為の映画だったんだなって見終わってやっとわかった(彼はものすごく鼻が高いのね。鼻ばかり見てましたけど)。消防局なのにでしゃばりすぎではないのか。結局デ・ニーロは“アイ・ラブ・ユー”ってデレデレしてたとこしか印象に残ってない。できればあのキレた犯人役をやって欲しかったのだが、、。エドワードファンの方は大喜びだったよね、きっと。 3点(2004-01-31 08:45:47) |
20. スリ(2000)
「浪人街」「竜馬暗殺」などの黒木監督が再び原田芳雄、石橋蓮司を起用している。これでスリのテクニックを知り、妙に関心した。ただちょっと深みが足りなかったかな。踏みつぶされた原田の手が痛々しかった。 5点(2004-01-19 20:12:34) |