1. マイ・ボディガード(2004)
《ネタバレ》 ウォーケンさん、いちばんの悪人はアンタだろ? お見通しなんだよ! って意気込んでみたものの、メキシカンは合わないし、ごちゃごちゃ映像で、クラクラ。最後のほうはもう祈りに近い状態で観ていたけど、不発でダウン。 4点(2005-01-08 17:04:37) |
2. アンブレイカブル
サービス精神旺盛のシャマランは゛逆゛の構図にありったけの思いを込め多用。 見上げた息子に変わったところはないかい? コミック本は本当にコミック本なのかい? これはシャマランは自身の視点に対して、観客はどう反応を示すかという実験であり、挑戦であり、挑発ですね。 観念としてデキているヒーロー像の視点を変えたことは、シャマランの技量の高さが改めて判るというもの。だけど、「シックス・センス」は明らかな非現実世界であったからいいけど、これは現実世界として運ぶだけにむずかしかったと思う。 7点(2004-12-27 04:33:56) |
3. 仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督)
四銃士のおっさんの絆に痺れた。ディカプリオの演じ分けも見事。衣装も華やか且つシンプルで好印象。単純なストーリー展開で親しみやすくて、充分楽しめた。 7点(2004-12-25 23:27:11) |
4. ターミナル
飄々としたハンクスがほほ笑ましくてずーっと頬が緩みっぱなし。 ゼタ嬢との絡み、NYに来た理由はもっと練り上げてほしかったけど、まぁいいや。 何てことのないエピソードだからこそ、いいのかもしれない。 6点(2004-12-24 05:06:24) |
5. 五線譜のラブレター/De-Lovely
《ネタバレ》 名作曲家コール・ポーターの半生を知ることができて率直に嬉しかった。どの楽曲も、何処かで耳にしたことがあるメロディだし、その気にさせる数々。ミュージカル仕立ての回顧スタイルは、二人のドラマとして生きているかは微妙。 “独特の愛の形” が崩れた別居に至るまで、ポーターは楽曲作りにおけて葛藤・苦悩に陥ったはずだが、さほど描かれていない。また、脚の自由を奪われ自尊心を失われながら、最大のヒット作となった「キス・ミー・ケイト」を生みだすポーターの模様、支えたリンダとの絆を丁寧に伺い知りたかった。落馬事故はストーリー的に不可欠なのは判るが、唐突且つそのまんま(?)。そして、リンダ即再登場で、いささか拍子抜けの展開。 衣装は、装飾過多ではなく、エレガント&シンプルで好印象。 [映画館(字幕)] 7点(2004-12-20 03:21:55) |
6. シックス・センス
ドラマを重視した緻密なストーリー展開が見事。音響効果などの仕掛けにも嫌味がない。また、「死」の扱いにシャマランの医学への志が伺い知れる。ただ、毒殺された少女のエピソードはちょっと強引じゃないかな。母親に打ち明けるシーンにしてもストーリー上何ら不自然ではないんだけど、思ってもみない演出で驚きが強くてどうも・・・。それに何より、冒頭で「秘密」があることを示しているため、構えてしまいどうも堅苦い。 7点(2004-12-19 14:59:56) |
7. オールド・ボーイ(2003)
渋いチェ・ミンシクと小粋なカン・ヘジョン、エロ描写、音楽のマッチと充実しており、韓国映画のパワーを見せつけられた。 だけど、監禁の理由がそういうことなら、回想シーンだけで十分。セリフで繰り返し説明されると、聞くに堪えない。 ハリウッドはこんな逆恨みストーリーをリメイクする必要はないと思うのだが・・・。 余談になるけど、「ソウ」とたて続けに観たので、精神的に疲れた。間にチョン・ジヒョンのラブコメでも挟んで中和してから観るべきでした・・・。 5点(2004-12-17 00:14:44) |
8. ソウ
思惑通りミスリードされてオトされたので納得はするけど、オチの積み重ねとして浮き上がってこないので、ちょっと物足りない。気がついたら6時間経ってましたというのが不快。それにしても犯人ジグゾウの人形(?)、 アレって暗闇で照らすとビビるだろうけど、明るくして見るとかなりマヌケな顔で爆笑すると思う。 [映画館(字幕)] 6点(2004-12-13 04:13:04) |
9. Mr.インクレディブル
「MRS.インクレディブル」のほうがいいです。夫が危機に陥り、妻が救出に向かう時点でそう確信しました。「THE INCREDIBLES」を、安易に「Mr.~」にしてはいけません。母は強し!です。不二子ちゃんばりの色気のあるインクレディブル夫人は、母親としても、ひとりの女性としても、こうあってほしい!という私・男としての理想像でありました。 9点(2004-12-11 05:30:35) |
10. ハウルの動く城
ソフィーの告白に耳を疑った。宮崎さんの優れた観察力は、花も盛りの年頃では、具現化できなかったのでは。テーマと思える『生きる力』に「恋愛」「若さ」を据えたことで、プロットに欠ける展開に陥ったのかもしれない。また、ヘタに反戦を意識したつくりも、困惑に拍車を掛けた。サリマンの言動はワケがわからない。意外にも扱いの悪い荒地の魔女が、ソフィーに呪いをかけるのは、アリかな。声優キムタクはそれほど気にならなかったが、「宮崎駿作品」に求めてはいけなかったと思う。このあたりからもスタジオジブリの“危うさ”が垣間見える。 [映画館(字幕)] 5点(2004-11-27 02:50:46) |
11. コラテラル
カバンを盗まれ全力疾走するトムクル、「ドーン・オブ・ザ・デッド」のゾンビとダブった。 6点(2004-11-24 22:19:48) |
12. ドラゴンヘッド
「わけわかんねーよ!」「どうなってるの?」 それはこっちのセリフです。 2点(2004-10-01 02:53:07)(笑:5票) |
13. アザーズ
血が流れないで、精神的に追いつめられる恐怖があるというのは見事。オチのハマリ心地も悪くない。 6点(2004-09-29 21:15:11) |
14. アイ,ロボット
映像技術の進歩は人間型ロボットをより人間に近づけた。サニーを観てると、”人間とロボットの関係”というものが、妙に現実性のある話に思えてきた。アクションも見ごたえ十分で、単純に楽しめる作品。 8点(2004-09-29 03:48:01) |
15. 隣のヒットマンズ 全弾発射
相変わらずですね。このノリはスキなんですが、途中で飽きました。期待せずに見れば、そこそこは楽しめるでしょう。 4点(2004-09-27 19:21:01) |
16. トーク・トゥ・ハー
ペニグノの現実世界での行為を暗示させるサイレント映画「縮みゆく恋人」は(いろんな意味で)脱帽です。女性の性器が出た瞬間、ぶっ飛びました!アルモドバルという新惑星を見つけて戻って来たような気分です。スクリーンだったら、トラウマになっていたかもしれません。確かに、“挿入” してました。・・・・・本作は「愛とはなにか?」 というナンセンスな問いに対し、アルモドバルが自問自答しているのかもしれません。思考は深いです。深すぎるゆえに嫌悪感を覚えます。しかしそれでも、作風は誠実なので賛美を送ります。 [DVD(字幕)] 8点(2004-09-27 06:20:45)(良:1票) |
17. 狂っちゃいないぜ!
航空管制官という仕事をコメディにする神経を疑う。「点滅は人命」なんてよく言えたもんです。シリアスな映画かと思いきや、ただのおバカコメディ。 2点(2004-09-26 18:32:40) |
18. 華氏451
消防隊の出動シーンがスキ。音楽がいいね!なんか笑える。「華氏911」が公開中なのに、こっちを観るとは・・・自問自答してます。 [映画館(字幕)] 5点(2004-09-24 18:53:54) |
19. フォーン・ブース
突拍子もない設定を見事に娯楽作に仕上げています。面白い。コリン・ファレル、この映画を教訓にしようね。 8点(2004-09-24 02:05:11) |
20. トゥルー・ロマンス
タラちゃんの脳ミソを眺めているようだった。 3点(2004-09-23 02:26:37)(良:1票) |