1. スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師
《ネタバレ》 血みどろモノが好きな自分にとっては、もう少し血にどす黒さが欲しかった。でも、敬愛するジョニデ作品というだけで、7点以上になってしまう・・・。世界観的には相当イイ。ジョニデの、シザーハンズ以来のギョロ目、健在ぶりに安堵。 [DVD(字幕)] 7点(2009-06-11 00:01:58) |
2. 天使と悪魔
《ネタバレ》 2年前に原作を読んでめちゃくちゃハマり、ストーリーがあまりに壮大なので「これの映画化は無理だろう」と思った。実際観てみたところ、映像的には読書中頭に描いていたものの分かりにくかった部分が豪華に可視化されてスッキリしたというプラス面は確かにあった。しかし脚本的には結構不満足だった面が多く、原作を読んでいない人には、せっかくの素晴らしいミステリーに「こんなものか」という感想を抱かれてしまうかと思うと残念な限り。映画では「宗教VS科学」の対立という、この作品の最重要テーマがあまりに軽んじられてしまっていた。登場人物もかなり削られており・・・CERNの所長が出なかったのはどうかと思う。カメルレンゴの全世界に向けての演説シーンがなかったのも痛恨のきわみ。 このレビューを読んでくださった方へ・・・是非原作をお読みください!!! [映画館(字幕)] 6点(2009-05-27 21:20:38)(良:2票) |
3. ミッドナイトイーグル
玉木くん目当てで観ました。玉木くんはよく頑張っていた。でもストーリーが確かではなかったせいで、陳腐に終わってしまったのが残念です。 [DVD(邦画)] 5点(2008-12-05 02:52:49) |
4. 明日、君がいない
《ネタバレ》 タイトルで鑑賞。誰が居なくなるのかわからなかったので最後まで楽しめた。あの若者達の儚い・切れそうな糸でつながっていたような関係が、映画の中で本当にプツプツ切れていく有り様がとても痛々しく感じた。 [DVD(字幕)] 4点(2008-09-30 19:02:27) |
5. ひまわり(1970)
《ネタバレ》 観たのは二度目。「たしか相当な数の卵を焼いていた映画だったような」という、この映画を冒瀆でもするような記憶を確かめたくて。やっぱり当たりで、卵…ガンガン割っていました。3国の反戦メッセージは、大人になった今の私にはよく伝わりました。 [DVD(字幕)] 6点(2008-07-25 17:52:02) |
6. アンジェラ(2005)
《ネタバレ》 「愛してる」の一言が、なかなか声に出せないアンドレに涙が出ました。目で見えないものは信じなくなってしまった、「大人になった自分」にも気づかせてくれた作品だと思います。ありがとう。『レオン』から『TAXI』まで、作品ごとに全然違う世界を描いてしまうリュック・ベッソン監督の映画がとても好きです。 [DVD(字幕)] 7点(2008-07-16 18:23:56) |
7. 好きだ、
出演者の「間」の取り方が素晴らしいと思った。それがとても印象的だった。 [DVD(邦画)] 6点(2007-05-06 17:27:18) |
8. 死ぬまでにしたい10のこと
迫り来る死に対し、ここまで冷静に受け入れられるかなぁ・・・真剣に考えさせられる。彼女が自分で「死後」を想像しながら道を歩くシーンが良かった。そこには感動した。また、淡々としたつくりも良い。 [DVD(字幕)] 6点(2007-05-06 17:21:45) |
9. ダ・ヴィンチ・コード
展開の速さは小気味良かったが、もう少し丁寧なスピード感が欲しかった。原作にある情報が膨大すぎて、視覚化し切れないのはわかるけど、主題が薄れすぎた印象。 [DVD(字幕)] 5点(2007-05-06 17:16:12) |
10. プロデューサーズ(2005)
ユマ・サーマンの熱烈なファンとしては、どうして観ないでいられましょうか?彼女の美しさを堪能するためにあるかのような本作!彼女に撃たれるならば痛みも何も感じないで逝けると、実感した次第であります。この6点とは、ユマ・サーマンに対する謝意であって、その他の映像にはなんら感じ得なかったことの証左でありますことよ。 [DVD(字幕)] 6点(2007-04-03 19:05:21) |
11. 殴者
玉木宏見たさに観た映画ですが・・・このように、私がこのサイトで一番乗りであるまさにこのことのように・・・「血」の好きな方でなければ、何の価値も見出さない作品でありましょう。玉木さんはクールです。でも、ただそれだけ。 [DVD(邦画)] 4点(2007-04-03 19:00:49) |
12. ラヴァーズ・キス
こんな駄作にあおいちゃんを使わないで欲しかったです。少しも面白くない。あおいちゃんのために点数を入れてはおくけれど。。。 [DVD(邦画)] 2点(2007-01-12 15:28:31) |
13. 地獄の黙示録 特別完全版
「死と再生」とはよく耳にする言葉だけれど、この映画で表現されたものほど強烈なそれを私はかつて知らない。終わりが無いことにはどうにもならない。戦争であれ、帝国であれ、生であれ、永遠など有り得ない。反復と永遠とは違う。そのためにも、ラストシーンは変えるべきではなかったのではないか。 [DVD(字幕)] 8点(2006-12-26 09:15:53) |
14. 黒いオルフェ
《ネタバレ》 とにかく「濃厚」の一言に尽きます。膨大なエネルギーがフィルムに収まり切れず、火花になってほとばしっているかのよう。登場する人々のコミュニケーションも、主人公達の一気に火のつく恋模様も、狂乱のカーニバルも、行き場の無い嫉妬と失望も、ものすごいパワーを見せ付けてきます。タイトルは前々から知ってはいたものの、こういう内容だったのか!と、度肝を抜かれました。オルフェウスの神話をこのようにアレンジするとは、まったく恐れ入りました。 [DVD(字幕)] 8点(2006-12-21 12:38:23)(良:1票) |
15. リバティーン
映像的には美しく、凝ったつくりで満足させられましたが、心理描写がありきたりで少々ガッカリしました。所々に印象的な言葉(台詞)が散りばめられている点や、ジョニー・デップのはまりぶり(本当に彼はこの手の役柄が多いですね)も良かったんですが。5点がせいぜいです。 [DVD(字幕)] 5点(2006-12-18 16:55:17) |
16. ミリオンダラー・ベイビー
偉そうに薀蓄たれるにはあまりに壮絶なストーリーだったため、敢えて簡潔に…ヒロインの魂が自分に巣食ってしまったかのような感じを受けた、忘れられない作品でした。。。 [DVD(字幕)] 8点(2006-12-15 08:25:45) |
17. トラ・トラ・トラ!
ストーリーが良く出来ています。真珠湾攻撃に関して不勉強だと、この年代にして本作が完成したことに感動できないでしょう。山本五十六についても非常によく調べて書かれている。すばらしいと思います。 [DVD(字幕)] 8点(2006-12-15 08:16:34) |
18. 太陽の帝国(1987)
(故)坂本多加雄氏の著書『スクリーンの中の戦争』に紹介されていたのをきっかけに、ようやく手にした作品。坂本教授を敬愛する自分としては、教授の解説を多聞に受けているのですが…3年ぶりにつけた満点評価です。「そりゃないだろ」と思う方は、前掲書をお読みください。本作が如何に丁寧に作りこまれたものであるか、ご理解戴けると思います。当時の英国・中国・日本・米国の4国の描かれ方が、誠に見事!!このような書き方は、レビューとしてふさわしくないでしょうが、拙い感想を述べるよりは(自分として)納得のいく表現方法です。 [DVD(字幕)] 10点(2006-12-13 22:00:44) |
19. オーシャンと十一人の仲間
あれ、平均点低いんですね。構成はうまくなかったけど、出演者の会話のやり取りが面白かったのと、妙に明るいノリと映像のおかげで、じゅうぶん楽しめました。 [DVD(字幕)] 6点(2006-12-12 19:07:32) |
20. 姑獲鳥の夏
原作を読んでいたら、さぞかし面白かっただろうなーと思った。と同時に、ラストの京極堂の解説にはガッカリしただろうなー、とも。映像的は好きな世界だったので良かった。 [DVD(邦画)] 5点(2006-12-09 17:22:30) |