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1.  アザーズ
あらゆる面でよく出来たホラー映画だと思いました。豪壮なゴシック洋館のムードをここまで活かしきったのは見事。 光を浴びれない子供達の描写は、どこか子供時代のノスタルジー…台風前夜とか、夏休みの夜更かしとか…を刺激するものがあって良かったです。 同じオチで有名なシャラマン監督の映画がありますが、あっちはこのオチが無くても物語が成立するのに比べ、こちらはあらゆる要素がオチに収束される。密度の高いシンプルな構造美。映像的美しさも相まって個人的にはこちらに軍配です。
[DVD(字幕)] 10点(2003-11-29 01:52:09)
2.  300 <スリーハンドレッド>
観たいものが無くて仕方なく手に取った感じだけど…何だこれ?無茶苦茶面白ーい。ペルシャ大王は何やら男塾に出てきそうな風情だし(今にも「究極奥義 何たらの黄昏」とか言いながら変なポーズ取りそうだ)、アジア選りすぐりの最強部隊と称してインド象部隊が出てくるわ王の近衛兵が忍者部隊だわ途中で首刎ねられる指揮官は中国人風だわ(幾らペルシャが大帝国でもそこまで侵略してないw)、ケレン味たっぷりで楽しめました。コミック原作というのが上手く作用している感じ。実験的作風を主としながら、娯楽性重視。ストーリーは意外に正攻法。主人公のスパルタ王が三船敏郎によく似てるのも相まって、どことなく黒澤明を連想しました …と言ったら怒る人居るかな? お話はスパルタ史が元との事ですが、日本の近代史を劇画化したといっても通用しそう。日本の場合、セロンのような裏切り者を処刑できていない所が異なるわけですが。
[DVD(字幕)] 9点(2009-08-09 12:48:01)
3.  めぐみ-引き裂かれた家族の30年
公開後2週間も経つのに登録されてなかったので要望しました。  めぐみさんや蓮池さんを誰か俳優が演じるのかな…と思っていたら、純然たるドキュメンタリー映画。 「まるで小津安二郎がレポートしたかのような」とアメリカで評されているように、意外と淡々としたタッチ。 ただその淡々さが、事件の異常さと、被害者家族の方の力強さを際立たせているようで、とても見応えがありました。 海外で数多くの賞を受賞したのも納得で、ドキュメンタリー映画としては最高部類だと思います。  ただ一つ不満をあげるとすると、脱北者で元工作員の「潜水艦で来て日本人なら誰でもよかった」という証言をそのまま流している所。例えば大物政治家の親類でも拉致しようものなら大騒ぎになるはずで、「拉致しても大丈夫」な人のリストと行動パターンを掴んでいなかった事はありえないでしょう。また、潜水艦で来たばかりのはずの朝鮮人がレンタカー借りたりするのも不自然な話。どう見ても国内を知悉する手引者が居ないと話の辻褄が合わない。この辺りはもう少し突っ込んでほしかったな…とも思いました。
[映画館(字幕)] 9点(2006-12-15 22:02:41)
4.  父親たちの星条旗
国債が集まらなければアメリカは戦争から手を引いていた(つまり日本が勝っていた)…この事実を知ったのが一番衝撃的。 「『負けるのが判りきってる』戦争を始めた責任がどうたら」言ってるのは何処の誰よ…って感じ。ここに到ってもまだまだ日本人に隠されている事実って多いんですね。 簡単に言えばあの戦争の勝敗を分けたのは、国力ではなく、マスメディアの能力の差。戦勝国であるアメリカがそう言い切っちゃってます。 GHQにより軍隊、財閥、大企業、農園等々は解体されたのに係わらず、マスメディアは無傷で残されたのは「こういう無能な連中は残しておいた方が都合が良い・・」とでも思われていたんでしょうか。 戦争シーンは迫力。「英雄」のその後の描写は何かしらロードムービー的味わいで良かったです。
[映画館(字幕)] 9点(2006-12-05 23:19:16)
5.  アザー・ファイナル
「世界最下位決定戦」なんて悪趣味か偽善の極みかと思ってましたが、全然違いました。製作者、選手達、関係者等の姿勢も素晴しく真摯。普段ほとんど見ることのないヒマラヤの仏教国とカリブの小国の文化・風習も大変興味深く見れました。こういう平和的な文化交流もサッカーの醍醐味の一つですね。(…そう思うとあの世界の祭典をエゴと贈賄で汚してしまった某国は改めて許せない。) 何気ない街角をサッカーボールが転がっていく等のスタイリッシュな映像も良。 滅多に見ることの無い映像・内容のため1点プラスです。
9点(2004-05-29 21:24:04)(良:1票)
6.  WATARIDORI
「ナショナルジオグラフィック・ザ・ムービー」って感じ? 普通では見ることの出来ない爽快な映像を大画面で観れる、これだけで良です。 ストーリー性が不要であるのは言うまでもありませんが、「どの鳥がどこまで行って戻ってきたか」がもう少し解り易い編集であったらなぁ…と思いました。
9点(2004-05-29 21:00:38)
7.  ラスト サムライ
泣きました。明治だけでなく太平洋戦争から現代までをも視野に入れたであろう表現には素直に感服しました。  時代考証についてはインタビューで「この時代に武士が甲冑着る事はありえないので、あえて甲冑様式の時代色は排除した。」とか言っていますが、甲冑様式に突っ込みを入れられる位に日本文化に知悉してない限り、逆に製作者に笑われてしまいそうです。  不満がある点といえば、官憲が公衆の面前で勝元(子)の髷を削ぎ落とすシーン。元は彼らも武士であったり髷を結ってたりしたわけで、あれはあり得ないでしょう。ここら辺り日本人的感性への理解がもう一つという感じで少し残念でした。(逆に中国・朝鮮あたりの映画にはありがちなシーンですが…「捏造してもいいから相手を悪く言えば勝ち」みたいな。ああいうのとは一緒にしてほしくないです。)
9点(2004-01-24 00:16:31)
8.  グラディエーター
世界遺産コロッセウムの在りし姿の再現が素晴らしい。 ラスト、幻想シーンから現実に戻るにあたって観衆はしんみりせずに熱狂の真っ只中であってほしかった気も。クロウがシブイ。
9点(2003-11-27 21:12:12)
9.  ボーン・スプレマシー
改めて観ると2作目の本作が一番出来が良いと思う。 冒頭で恋人を殺したロシアの凄腕殺し屋を、ラストに壮絶なカーチェイスの上で仕留める…という筋立てが解りやすい。 下でどなたかが仰ってましたが、このカーチェイス、とにかくぶつかるぶつかる。実際に街中であんなことやったら、そりゃそうなるでしょうって感じ。このリアル感満載のド迫力カーチェイスだけでも観る価値あります。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2024-02-04 12:37:33)
10.  インビクタス/負けざる者たち
ラグビーワールドカップで3回目の優勝を遂げた南アフリカ。こんまいチョロチョ動き回るデクラーク選手が目立ちまくっていましたが、キャプテンはチーム初の黒人主将となる巨漢シヤ・コリシ選手。貧民屈育ち、少年時に優勝時のワールドカップを観て「国がここまで一体となれるのか」と衝撃を受け、ラグビーの道を目指すことになったそうな。 ワールドカップ初参加・初優勝時の南アフリカを描いた本作。強豪国として名を馳せながら連盟からオミットされ、アパルトヘイト撤廃により初めて大会参加が認められる。でも当時ラグビーは上流階級、即ち白人限定のスポーツと見做されており「アパルトヘイトの象徴たるスプリングボクスなど潰すべき」と黒人達は叫ぶ。一方で「この国ももう終わり」と士気がガタ落ちになる白人選手達。そんな彼らを身一つで説得し、鼓舞する為に必死に動き回るマンデラ大統領。最後には、黒人と白人が一体となって熱狂の渦に巻き込まれる。実際にはもっと色々あったでしょうが、脚本がシンプルながら本当によく出来てると思いました。 当時の黒人の大半はサッカーにしか興味がなかったそうで、大統領警護の黒人SPが白人SPにいちいちしょうもない質問を発する小ネタが良。「おい何が起こったんだ!?」「得点が入ったんだよ。」 当時チームに黒人は1人しかおらず、それが20年の時を経て、初の黒人主将を戴き世界制覇。映画とリアルが一連となった感動巨編のようです。
[DVD(字幕)] 8点(2019-11-24 23:50:31)(良:1票)
11.  007/慰めの報酬
クオリティが高い代わりにやたら陰鬱なムード漂うクレイグボンドシリーズですが、その中で最も明るく爽快な作品。「ダーティハリー」でいえば3辺りの雰囲気。一番好きかも。 前回の弔い戦として、手がかりを片っ端から殺すボンドとそれに頭を抱えるMは、悲壮な雰囲気というよりむしろ痛快な空気が漂う。 舞台設定が何より秀逸。オペラ「トスカ」のシーン、著名な古典演劇ながら青白くメカニカルな現代美術風演出をまとった舞台は、温故知新のこのシリーズを象徴しているような感じ。ハードで殺伐としたシーンが連続する中での一服の清涼剤という感じでもとても良かったです。ラストの砂漠に半分埋まったようなホテルも視覚的に素晴らしい。あんなホテル実際にあるんですかね? 配役は個人的には納得。軽妙なグリーンはいかにも今風のエセ・エコロジストって感じだし、一方の落ち目の将軍様はこの役にはこの顔しかない位造形が絶妙。 内容に比して邦題が何ともセンスないのが残念。普通にそのままカタカナ書きにすれば良かったのに。
[DVD(字幕)] 8点(2016-04-17 21:09:48)
12.  007/カジノ・ロワイヤル(2006)
007の音楽を使った某バラエティ番組見て何か懐かしく思い、「寅さん」シリーズでも観るつもりで借りてみました。007をまともに鑑賞するなど高校時代以来かもしれない。 欧州のアートフィルムのようなシックなモノクロの出だしから、一転カラフルなトランプ舞うセンス良いアニメーションのオープニング、さらに一転アフリカを舞台にした超高所恐怖症的肉体アクションへと・・あまりのUpdateぶりにビックリしました。「安定のワンパターン」どころか最新鋭のアクション映画として充分通用する作り。 舞台は超セレブが集う秘密のカジノ大会へと。確かにゲームや心理戦をもう少しじっくりやってくれたら・・という感じはしますが、視覚的要素や雰囲気はとても良かったです。こういうゴージャスな舞台は007ならでは。 ただ大会が終わった後はパワーダウンしてしまった感じで、しかもダラダラ長かったのが残念。 シッフル一味がどんな手を使っても金を取り戻しに来るのは必定で、MI6も万全の態勢で防がなければいけないはず。なのに呑気に祝杯上げて、当り前のように攫われて拷問・・この辺りの流れの納得の行かなさはC級映画でも見てるような。ヒロインももう一つ説得力がない。「女王陛下の007」のトレイシーは、ある意味変人で傑物で、いかにもボンドの伴侶に相応しいという感じのキャラだったけど、今回の人は他の歴代ボンドガールと何が違うの?って感じ。 最後の豪快版「ヴェニスに死す」と、最後の最後にあのセリフが登場する演出は良かったです。
[DVD(字幕)] 8点(2016-04-17 20:17:56)
13.  ブレードランナー/ファイナル・カット
テレビでやっているのを何気なく見て見入ってしまいました。このシリーズ(?)久々に見たけど、今見てもイイですね。ファイナルカットは初見だけどディレクターズカットとの違いがよく解らなかった。相変わらずの黒エンドクレジットやモノローグ抜きも不満ですが、ハウアーの死に際に鳩が飛立つタイミングで鳴る音楽、これも劇場版と違うのが残念。だけど何か違和感無くなったな・・と思ったら映像が差し替えられてるんですね。青空と雨雲・・昇華と癒しの違いか。これはこれで良いけど、自分はやはり青空に鳩が舞う瞬間、ヴァンゲリス会心の一音がブワーンと鳴る劇場版の方が好きです。 それにしても白物家電から一気に未来の風景を一変させた本作、今ある近未来SFでこの影響下から逃れているモノは未だにほとんど無いんじゃなかろうか。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-11-17 00:53:43)(良:1票)
14.  サンキュー・スモーキング 《ネタバレ》 
ドキュメンタリーものかと思ったら意外やファミリー映画。コメディながらホロっとさせられる良質な映画でした。それにしても嫌煙活動家の総本山アメリカでこういう映画が作れるんですね。例えて言えば、反捕鯨のメッカ・オーストラリアで「白鯨」を、民主党政権下の日本で「嫌韓流」を、それぞれ映画化するようなものでは…活動家の妨害運動が凄そう。何というか、本当の意味での「表現の自由」がある程度保証されている点は、何だかんだ言ってもさすがアメリカだなと思いました。(そういえば反ベトナム戦争運動の真っ只中で「ランボー」が公開され大ヒットした事もありましたな。)最後は反嫌煙組織は潰されてしまうのですが、「嫌煙家の言う健康上のリスクは何の根拠も無い」という点はしっかりと言い切っており、お見事でした。…日本も国際捕鯨委員会でこの位まくし立ててやればいいのに。
[DVD(字幕)] 8点(2011-06-05 17:58:54)
15.  ダイ・ハード4.0
アイデアを凝らした豪華なアクションのオンパレード。並の映画なら1つだけで一本撮れそうなアイデアが次から次へと惜しげもなく繰り出される。ここまでアクションに特化してれば見事という他ない感じ。2があまり面白くなかったので3以降見てなかったけど、ここまで進化してるとは思いませんでした。
[DVD(吹替)] 8点(2010-10-31 23:13:19)
16.  ●REC/レック(2007)
手持ちカメラ映画の難点は、①画面がブレて見にくい&気分悪くなる ②クライマックスで「こんなパニクった状況でしっかりカメラ撮りながら逃げてるわけないやん」とツッコんでしまう だと思ってました。しかしながらこの映画、①について:テレビ取材(プロの機材+撮影者)という設定により画面が綺麗&見易い ②について:電気が消えてカメラのライト(それも壊れてからはカメラの暗視機能)で進むしかない という事で、両者をきちんとクリアしており、お見事だと思いました。テンポがとても良い事や、ツインテールのレポーターのお姉さんの可愛さも相まって、ホラーなのに2回見直してしまいました。しかし「アザーズ」といい「オープンユアアイズ」といい、たまにしか見ないけどスペインホラーって面白いな。
[DVD(字幕)] 8点(2010-08-31 22:12:12)
17.  グッバイ、レーニン!
単なるコメディと思ってましたが、ほんわかと感動させてくれる良作。ああいうお母さんはちょっと嫌だけど。ヒロインが可愛すぎてビックリ。名前からしてトルコ系ロシア人でしょうか。恐るべし。あと映画マニアの友人の造型もいいなぁ…。「ひょうきんなドイツ人」という、ちょっと想像しがたい難役もあの顔立ちなら納得。キャスティングの妙ですね。
[DVD(字幕)] 8点(2010-05-30 06:42:55)
18.  ディセント 《ネタバレ》 
シリアスタッチな「フロム・ダスク・ティル・ドーン」って感じ。何も期待せず事前情報無しで観たので大変面白かったです。音楽をほとんど入れない演出やカメラワークなど、地底の閉塞感が上手く表現できてたと思います。あのまま普通に脱出ドラマで続いていたとしてもかなり面白かったと思う。最後の仲間同士の殺し合いは不要。自分達を喰おうとする生き物目の前にして…物事には優先順位があるでしょうに。
[DVD(吹替)] 8点(2009-08-03 16:21:30)(良:2票)
19.  トロイ(2004)
グラディエーターの大ヒット後だったか、この頃にかなりの頻度で作られた歴史大作モノの中では一番面白かった。いかにも歴史スペクタクルの醍醐味が味わえました。ただしトロイ戦争は十年以上も続いた大戦のイメージなので、あんなに早くケリがついてしまった事に少々物足りなさが。ブラピ好演。この前観たアレクサンダーといい、最近の役者って顔の造りがあんまり歴史大作向けじゃないんだな・・と思ったりしました。
[DVD(吹替)] 8点(2009-08-03 14:46:46)
20.  クジラの島の少女
どことなく「風の谷のナウシカ」。伝統文化が民族に活力を与えくれる事を如実に示す映画。
[DVD(字幕)] 8点(2006-12-06 00:31:26)
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