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six-coinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 210
性別 男性
ホームページ http://mixi.jp/show_friend.pl?id=8512182
年齢 49歳
自己紹介 映画は娯楽である。笑ったり泣いたり学んだり、空想という鑑賞時間を過ごす「芸術作品」である。実際に映画づくりを体験していない人間に、映画批評が出来るとは思えない。プロの批評家でもなく映画を作った経験も無いのだから、作品のシナリオや背景など、基本設定に理屈っぽくケチをつけるようなナンセンスな行為はなるべく止めにしたい。映画好きのハシクレとして、作家が作った作品を、素直に楽しみ、感動できる姿勢を何よりも大事にしたいと思う。

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181.  梟の城
なぜか、「日本オタクの外国人が喜びそうなニンジャ映画」と思ってしまうが、時代劇好きとしては嫌いではない。確かに映像の安っぽさがなど突っ込みどころはあるのかもしれない。しかし「忍者」の戦いや生き様がそれなりにリアルに描かれており、ダイナミックな映像がなくても、アクション時代劇として楽しめた。鶴田真由がとてもキレイだった。
6点(2004-05-03 01:57:51)
182.  パッション(2004)
まず一言、監督が何を言いたかったのか分からない。この映画はキリストの悲惨な殉職を描いたドキュメンタリー映画なのか?監督ギブソン自身は敬虔なクリスチャンだということだが、ならば彼が何を目的にこの映画を創り、映画に表現したかったのが何だったのか。タイトルのとおり全ての人を救済しようとしたキリストの受難を描きたかったのなら、単に凄惨な肉体的苦痛を被った部分をリアルに描いただけの底の浅い映画に見えてならない。聖書をちょっと読みかじった程度のクリスチャンではない私が言う資格はないのかもしれないが、聖人たるキリストを描きたいのならば、その死に様だけにスポットを当てるべきなのだろうか?キリストの受難とは、キリストが全ての人を救わんと一身に罪を負い十字架にかけられたというその意味とは、その凄惨な死に様だけに象徴されるような底の浅いものではないように思う。下のレビューにもある通り、世界中の多くの人々の聖人とされる人物をこのように描く必要がどこにあったのか理解できない。
3点(2004-05-03 01:47:16)(良:1票)
183.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 《ネタバレ》 
楽しみにしていた最後の章、3時間半はクタクタになった。長さと映像だけに気を取られないように変に客観的に観ようとしていたが、あまりの緻密さに映画の世界に引き込まれてしまい、正直もう「降参」である。どんな小手先の批評を並べ連ねても、やはりこれだけの異世界を徹底的に再現したことは賞賛に値する。‥‥‥時間の長さと映像美に思考が奪われてしまうが、物語としても決して悪くないと思う。ファンタジーの結末は、決まってハッピーエンドであって、それでいて少しの未練、寂しさ、心残りがなければならない。この映画の終わりはその王道をいっており、ありきたりではあっても見事な結末を迎えた。ファンタジーたるこの映画の「壮大な異世界観の表現」は、単に映像だけに頼っていない。長い長い物語の中、それぞれの登場人物たちのドラマによって、この異世界観は成り立っているのだ。圧倒的な敵軍めがけて、ちいさな脇役のメリーとピピンが真っ先に雄叫びをあげて突撃する。アラゴルンやサムの苦悩、単なる一人の主人公の独り舞台ではなく、壮大な物語を描いた3部作の要所で、それぞれの役割を担った登場人物達がそれぞれに活躍を遂げている。これがこの映画の長さや美しい映像を中身のあるものにしている。ここまでの時間と熱意をかけて、壮大で緻密なファンタジーを描ききったこの映画の制作者全ての人に、心から拍手を送りたいと思う。
6点(2004-02-14 00:59:24)
184.  素晴らしき哉、人生!(1946)
観て後悔した。毎週土曜の末、夜遅くに映画を観るのが習慣なのだが、眠い頭でなく、もっと眼も覚めているときに腰を据えて観るべきだった!!夢破れた主人公がそれでも父親の家業を守り、堅実に人々の為に生きる、その姿は共感できなくもない。しかし平凡な善人の人生、それだけじゃ退屈と思っていたら、まさかあんなラストが待っているとは!再び戻った自分の街を走り、「メリークリスマス」を叫びながら疾走する主人公。自分の一生が決して無駄ではなかった歓喜に溢れ、家族への愛を取り戻す彼の姿を観る時には、すっかり眼も覚めてしまっていた。わざとらしい偽善的なつくりも感じない、人間愛いっぱいのこんなドラマチックな映画を最近めっきり観ないなぁ・・・。
[映画館(字幕)] 7点(2004-02-01 02:59:34)
185.  エレファント・マン 《ネタバレ》 
トリーブスの家に行き、彼の妻とメリックが会話しているシーンで久しぶりに涙が出た。メリックを見せ物に仕立てた人々は言わずもがな、「私は偽善者だったのか?」と自問するトリーブスや、彼を含めて院長や部屋を訪れた女優も、私には多少「自分が良いことをしているナルシスト」のような偽善的な匂いがした。偽善の匂いを感じなかったのは、看護としてのプロに徹していた婦長だけに思える。しかし人々から好奇の視線にさらされ、それを糧として生きて行くしかない彼の宿命に、多少なりと違う結末を与えた点で、彼らの行為自体は善行と言える。その宿命の中で悲惨な結末を迎えるより、メリックは間違いなく幸せの中で、自分自身で結末を選ぶことが出来た。「いつか同じように、横になって眠りたいものですね」自分の死期を悟り最後の希望を選択した彼の心は、きっと今までになく満たされていただろう。エレファントマンの人生そのものよりも、それを取り巻く人間のエゴが濃厚に描かれた映画、トリーブスの行ったことは、エゴである人間でもそれを自覚すれば善行を成し得る姿を映し出している。
7点(2004-01-25 03:18:01)(良:1票)
186.  タイムライン 《ネタバレ》 
基本的にこのテのものは大好きなのだが、オープニングからドラマの結末が簡単に予想できてしまい、正直底が浅く感じた。電送機でタイムトラベルするまでのストーリー展開もあまりに唐突で手っ取り早すぎ。最後の最後に死んでしまった彼も、確かに良いことをしたわけではないがちょっと気の毒に思えてしまった。でも一応ハッピーエンドであったから良し。戦争は歴史どおりになったけど、伝説と違って王女様は助かって生き残ってしまった。歴史を変えることを恐れていたわりに、結局彼らは歴史 を歪曲してしまったワケなのね。
5点(2004-01-25 02:53:22)
187.  ミスティック・リバー 《ネタバレ》 
見た後の気分から6点をつけていたが、考える度にこの映画の自分の中の評価が上がってきたので訂正させていただきます。上のまぶぜたろう氏の意見に感服しました。本当にこの映画は様々な人生の見事な縮図だ。悲惨さばかりに眼がいっていた自分には眼からウロコでした。このレビューに居てよかった。以下、訂正前のレビュー//アイ・アム・サムから一転・渋いマッチョなショーン・ペン、影のある役どころが良く似合うティム・ロビンスの演技。3人の過去に絡んだ物語の展開が3人の役にハマっており、役者の個性が十二分に引き出された、とてもアジのあるサスペンスに仕上がっている。最後のあまりにも救われない終わり方は実に後味が悪かったがそれも一興。過ちを犯したショーンが悲観して死んだり逮捕されたりしていたなら、それこそ尻切れとんぼで後に何も残らない、在り来たりな結末になっていたと思う。そんな決まりきった底の浅いオチであれば、それこそもっと後味が悪く何の救いも無いものになっていたかもしれない。決してショーンの生き方を肯定するわけではないが、彼らの物語としては未練が残るこの終わり方でよい。泣きながらショーンの前で無実の罪を肯定したデイブの心には、殺される恐怖より自分の過去を含め人生にピリオドを打つ、大きな諦めが溢れていたのではなかっただろうか。美しい過去を失ってしまった哀れな男、間違いなく彼にとっては、あの結末こそが救済だったのだ。ショーンも決して終わりの妻の言葉を全て納得していたわけではない。3人が3人とも傷を負い、それぞれに納得した終焉がここにしか無いことを知っていたんじゃないだろうか。キャッチコピーにある「もうひとつのスタンド・バイ・ミー」は大間違い。失われた少年時代といってもこの映画に描かれているのは、戻りたいと思うようなあんな美しいノスタルジーではない。自分達の過去に何とか結末をつけたいともがき苦しむ、消し去りたいと思うような悲惨な過去なのだ。
8点(2004-01-17 00:11:27)
188.  キル・ビル Vol.1(アメリカ版)
決してそれが悪いことではなく、この作品はタランティーノが彼のマスターベーションに徹し切った、それだけに意味がある映画。ここまでやりきった事は賞賛に値するかもしれない。おかしな日本語、ありえない料亭、日本刀持ち込みOKな飛行機、ドキュメンタリーでもないのでそんなものはパロディと思えば気にもならないし、それをおかしいと批評するのはナンセンス。冒頭のサイケデリックな色彩、オムニバス風のストーリー展開、途中にアニメを盛り込むあたり、凝った映像はさすがに奇才タランティーノ・・・・なのだが、私個人にはパロディーというには余りに映像が凄惨すぎに感じ、ちょっと好きにはなれない。過去の作品にあったような風流なバイオレンスは何処へやら、まるで人を斬る映像をいかに凝って撮るかばかりに執着したかのような場面の数々。マトリックスの監督兄弟が日本のアニメを実写でやることにこだわったように、この映画もヤクザとチャンバラがひたすら大好きな監督が自分自身で目一杯遊んでみせた、そんな作品だと感じた。好きな人と嫌いな人、大きく別れる映画ではないだろうか。
1点(2003-12-16 01:12:12)(良:2票)
189.  ファインディング・ニモ 《ネタバレ》 
洋画アニメはあまり観たことがなかったのだけれど、これは面白かった。もちろん映像も大変美しい!字幕版で観たが、物語の冒頭、襲ってきた猛魚にニモが奥さんに一言、「中に入れ・・」と避難を促すシーン。恐ろしさに一瞬硬直し、様々な思惑が頭を交錯する。「人間ではない」はずの登場人物たちのあまりに「人間らしい」豊かな表情には驚き。あとはエンドロールの最後。あれ、どこかで見たキャラだったな(笑)
7点(2003-12-10 01:41:22)
190.  レオン/完全版
ロリコンだと冷めた目で観るひともいるのも理解できるが、この物語は「大人になり損ねた危うい大人」と、背伸びすることによる「心の危うさを持った少女」でなければ成立しない。物語の核となっているふたりの、ちょっとしたなにかのきっかけで崩れそうな脆く不完全で危険な匂いが実に美しく描かれていると思う。その美しさが淡々と進むシンプルな物語をドラマチックに見せ、衝撃的な結末へと観る側を引き込む。この作品の良さ、人が魅かれる理由というのは、狂気の名脇役ゲイリー・オールドマンもさることながら、主役の二人の「美しい危うさ」に尽きる。この映画こそ真のバイオレンス。単なる凄惨な描写に留まらない、物語全般に散りばめられた美しく風流な危うさと暴力。そしてエンディングと共に胸を打つ、まるでこの映画の為に作詞作曲されたかのようなスティングの「Shape of my heart」。やっぱりこの映画は大好きである。
9点(2003-12-10 01:08:06)
191.  ザ・ロック 《ネタバレ》 
息もつかせぬクライマックスの連続、そして要所で流れる大迫力のBGM。最初から最後まで手に汗握るのアクション映画の最高峰。救出に向かうのがスーパーマンの軍人でなく科学者と元脱獄諜報員というまるでダイ・ハードのような設定も良く、救出そのものだけでなく、ちゃんと伏線があるので物語も楽しめる。ショーン・コネリーを初め渋いキャスティングもバッチリ。それにしてもエド・ハリスって、こんな軍人の役柄似合うなぁ・・・・。
7点(2003-11-27 02:05:47)
192.  ラスト サムライ
よくぞやってくれた、という胸のすく思い。 確かにロケがほとんど海外だったから生えている植物がちょっと違和感あったり、史実上では正確でないと思われる部分も数々ある。しかしドキュメンタリーでもない映画に必ずしも史実に忠実に描く必要もなく、気が付くと全く違和感なく鑑賞している自分がいた。時代考証に労力を費やしただけあってかなり「凝って」描かれた明治初期の日本、従来のハリウッドが描いてきた日本の姿とは比較にならないほどスケールが大きく緻密。幕末から明治の日本、世界大戦後の日本のように、他の国の文化を受け入れることで自国のアイデンティティーが失われることを危惧したこんな人物や、こんな事件が実際に存在したのではないか、と思わず納得してしまうだけのリアリズムがある。あれだけの世界がハリウッドで再現され世界に発信されたことは、日本人としてなんだか誇らしい気持ちになった。 こんな現代のアメリカでも、他国の文化を理解しようと努め、なおかつ「滅び行く相手側の視点」に立って映画づくりができる人がいるのが嬉しかったが、これを観た外国人の人が、今までにない正確さで描かれた切腹や古い時代の日本人の美徳をどう思うか、大変興味がある。トム演じるネイサンはかつてのアメリカのインディアン侵攻に嫌悪感を露骨に持ち侍に共感するが、果たして現代のアメリカの人々は。アメリカは世界でみれば最も歴史の浅い国。古い他国の歴史や文化を重んじているこの作品、イラク問題まっただ中のアメリカの人々は、どう観るか?切腹という自殺を、「名誉ある死のかたち」というひとつの「文化」として認めることができるか?この映画を観た海外、特に我こそ正義のアメリカの人々がどんな感想を抱いたのか、是非感想が聞きたい。 渡辺謙や真田広之も、トム・クルーズに負けない名演技!物語がトムの独り舞台ではなく、渡辺謙演じる勝元や日本のサムライとのヒューマンドラマとして描かれているのがとてもいい。この映画を観る時代劇に慣れた日本人の視点は、当然ながらかなり時代考証的になってしまうであろうが、物語の構成自体も決してつまらなくない。シンプルな物語の中に日本人の良き姿を再現してくれたこの映画スタッフに感謝。
8点(2003-11-24 01:00:07)(良:1票)
193.  マトリックス レボリューションズ 《ネタバレ》 
映画館ではストーリーが十分に分からなかった2作目をもう一度ビデオで見直し映画関係の雑誌も観て、物語の粗筋や様々な伏線を復習して観に行った。物語自体はこれだけ引っ張ったんだから、もっと劇的な結末を期待していたが、正直不完全燃焼という感じ。・・・・人類が生き残り平和になったのは良いとして、結局機械との共存共栄を選んだわけか?未だにカプセルの中で電池になっている人間達の運命は??物語当初からの根本的な問題は全然解決しとらんじゃないか、と疑問を持つ。やはりこの映画は、1作目で十分だったかも。メロビンジアンやパーセフォニー、マトリックスを設計したアーキテクトなどの登場人物を始め、2作目から引かれた物語の伏線を広げ過ぎて、結局収拾がつかないままに結末を迎えているような印象を受ける。2作目など、劇場で観たその時に映画の物語や伏線を全て理解できた人はどれだけいただろうか?センティネルズの大群VSあまりに無防備な装甲ロボット軍の戦いのシーンは金かけてるだけあって大迫力!映像は十分に見応えあって楽しめた。
4点(2003-11-16 02:17:42)
194.  パール・ハーバー
アメリカ万歳、我こそ正義、戦争こそがアイデンティティーの歴史の浅い国が描いたあらゆる面で徹底的に歪曲された史実、日本人として悔しく不快極まりないな点が数々ある・・のだが、映画と言う芸術を観る時に偏見になってはいけないからとりあえずそれは「おいといて」。ドキュメンタリーでもないし必ずしも歴史を忠実に描く必要はない、そんな考えで歴史描写を度外視しても、とてもいい作品とは思えない。描きたかったのは、戦争の悲惨なのか、なんだか分からない尻軽な恋愛模様なのか?個人的にはとても前者とは思えず、男女の関係を描くために真珠湾に尾ひれを付けた程度の作品に観えてシラけてしまった。この作品のスポンサーに中国がついていたというのは本当だろうか?自国を絶対的な世界の基準と決めつけ、自国の利益のためには自分より遥かに古い歴史ある国の文化すら認めない。そんな視点が見えるようで恐ろしくも思えた。「セブン・イヤーズ~」などで中国の政府はアメリカに猛抗議をしましたが、日本政府もそんな姿勢があってもよさそうなものである。・・・やっぱりこの映画はどうしても単純に映画として楽しめない、いつも偏った視点で観てしまう・・・・。
0点(2003-11-14 01:25:02)(良:1票)
195.  キス・オブ・ザ・ドラゴン
ジェット・リーの主演作品としては一番好き。最近流行りの不自然なワイヤー・アクションも目立たず、徹底的に肉弾アクションにこだわったその迫力が十分に伝わってくる。彼のアクションを観るなら一番の作品。何故だか武道場にまぎれこんでしまう強引な展開には思わず笑ってしまった。
7点(2003-11-13 00:53:34)
196.  リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い
映画の造り自体はそれほど凝ったものでもないしB級っぽいと言われればそうかもしれない。しかし小さい頃にわくわくしながら何回も読んだ、ソロモンの洞窟やトム・ソーヤーの冒険、海底二万里などの主人公が一堂に会すると言うのはやっぱり何か感慨深いものがあって観ていて懐かしかった。・・・・ミシシッピーの片田舎、セントピーターズバーグの少年が、どんな経緯で国家諜報員に??その親友のハックルベリー・フィンはどうした?主人公アラン・クォーターメンと一緒に大金持ちになったソロモンの洞窟のヘンリー達探検仲間や、王様になったイグノシはどうしたろう?原作にからんで伏線ばかりが頭に浮かび、楽しい空想に浸れる作品だった。これだけのキャラをそろえたのなら、もっともっと凝った造りにしても良かったのに、と思う。
6点(2003-11-13 00:30:32)
197.  ファム・ファタール(2002) 《ネタバレ》 
レイトショーで観てたのはわずかに2人だけ。坂本龍一が音楽を担当しているという予備知識だけで何となく観たが、映像も美しく大変面白かった。夢オチの部分は「アレ?」と思ったが、思わずのめり込んでしまう大変凝ったサスペンス。エンディングの次第に引いて行く映像の見せ方は、同監督の「スネーク・アイズ」のエンドロールの映像になんとなくカブって見える。それにしてもあの女優さん(勉強不足で名前が分からない)、いやー、キレイだったな。
7点(2003-11-13 00:11:41)
198.  ファイト・クラブ
ハリウッドでこんな映画がつくられたこと自体が驚き。物欲主義への世の中への痛烈な批判、作品そのものはむしろブラックコメディーに近い。自分の病んだ心が病人達と泣くことで癒されるあたり、この作品は人の心の弱い部分の芯、本質を実によく取らえていると思う。舞台はアメリカなのにブラピ演じるタイラーの思想はどこか東洋的。まるで自分の弱い心を覗かれてるようでドキリとさせられた。ファイトクラブの連中がやっていることは無論メチャクチャだけれど、単なる世の中への甘えた反抗ではなく、なにか納得できるものがあるのは何故だろうと考えてしまう。
9点(2003-11-11 00:10:44)(良:1票)
199.  海の上のピアニスト 《ネタバレ》 
ピアノの演奏は素晴らしいし、トランペット吹きの語る映画の展開も趣きあっていいと思う、のに、あの最後の大爆発で興ざめしてしまった。いっそトランペット吹きが港をでたまま終わってた方がいい余韻が残ったのにと思えて残念。
5点(2003-11-10 23:59:36)
200.  A.I. 《ネタバレ》 
ラストの宇宙人登場にもちょっとムリを感じたし、全体としてはあまり良い物語の出来とは感じられなかった。ただ、エゴむき出しの人間はよく表現できていて、スクリーンで観て良かったと思う。主役の男の子、あの「人間のようでいてどこか不自然な動き」をあそこまで違和感なくやってのける演技力には脱帽。あと、あの終わり方はずるい!映画の物語としては泣けなかったのに、あのエンディングのクマの動きで不覚にも涙ぐんでしまった(笑)。かわいそうなクマ!あわれな一人ぼっちのクマ!たったひとりの友達、主人公の男の子にも死なれてしまって、お前はこれから先いったいどうして生きていく!?
2点(2003-11-10 23:47:07)
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