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181.  コントロール(2004) 《ネタバレ》 
中盤から終盤にかけての味付けさえ間違わなければ傑作になり得たかもしれない映画でした。序盤のじっくりと描かれた人間ドラマに感情移入しながら見ていて、マフィアとの追いかけっこから徐々に頭を傾げたくなって、最後、会社の人間との追いかけっこに関してはうーんという感じでした。安直な方に逃げてしまったという印象です。皆さん触れられていますが、ここのさじ加減を間違えず、頭を撃たれた被害者と絡めて罪と人、という社会的な問題提起にまで持って行ければ傑作になったかもしれません。最後の最後、博士が元妻とともに運営している施設を見る限り、人は人との出会いによりどのようにも変われる。悪い環境との巡り合わせが人を歪めるという結末と感じましたが、ちょっと弱いですね。
[地上波(吹替)] 6点(2010-11-11 01:48:25)(良:1票)
182.  魔界転生(2003) 《ネタバレ》 
全般的に退屈で酷い映画です。全面的に制作者のセンスを疑う部分ばかりですが、最初にこの映画はダメだと感じた場面がずっと尾を引きます。序盤、荒木又右衛門による柳生の里襲撃について。荒木は単独で乗り込んだにも関わらず、柳生配下の侍たちを超人的な力で翻弄しますが、不死身であるとの慢心から腕を切られ、勝負を預け余裕綽々で撤退します。この時点では魔界衆の力が未知数なこともあり、本気になるとどのような力を発揮するのかと期待を持たせます。ところがアジトに戻ると天草四郎によってあっさり粛正されてしまいました。天草の非情さと圧倒的な強さを示そうとしたのだろうと思いますが、魔界衆の強さがほとんど示されていないので腰砕けです。おまけに魔界衆が致命的な弱点を持つことまでさらけ出してしまうので目も当てられません。序盤の時点で魔界衆の強さに大きな?がついてしまいます。その後、当然盛り返すことなく最後までこの調子で流されていきます。前作と比べるのもおこがましいほどの駄作です。
[地上波(邦画)] 3点(2010-10-13 18:35:16)
183.  バスケットボール・ダイアリーズ 《ネタバレ》 
俳優ディカプリオを見直しました。その容姿からアイドルとして売り出されたのは仕方ないとしても、やはり演技派ですね。顔中鼻水と涎だらけで薬を求めているシーンの迫力といったら。本当に薬の経験があるのではないかと思ってしまうほど真に迫っています。ただ映画としてはディカプリオの演技に助けられている部分が大きく感じられました。特にストーリーに関してはそれほどでも・・という感想です。薬によって放校され、仲間も失っていき、手をさしのべてくれた人を裏切り、さてどうやって立ち直ったのか。もっとも重要な部分は端折ってナレーションで済ませるといった演出にはがっかりしました。家族や仲間といった存在に関しても同様で、結末が尻切れトンボになっているので薬のもつ本当の悲惨さが描かれていません。そこまで描いてこそこの話しを映画化する意味もあると思うのですが。色々と惜しい映画でした。
[地上波(吹替)] 5点(2010-10-11 19:53:53)
184.  ノッティングヒルの恋人 《ネタバレ》 
離れたはずが、偶然と必然によって何度も顔を合わせてしまうという腐れ縁で繋がった男女と、彼らを見守り励ます良き友人たちの映画ですね。本筋である主人公の恋愛は王道パターンでそれほど目新しい物ではありません。主人公とヒロインの成長もほとんど感じられません。最後の最後で少し勇気を出して停滞から抜け出したといった印象です。ですが脇役である友人たちは個性的で楽しく、そして理不尽な世界に暮らしながらも強く人生を生きている姿を見ているとそのような友人を持つ主人公が羨ましくなります。本筋とは離れた友人たちとの交流に対して6点を。
[地上波(吹替)] 6点(2010-09-20 00:57:59)
185.  バンテージ・ポイント 《ネタバレ》 
黒沢監督の羅生門のように一つの事件の真相を多角度から見ると言った映画ではありませんでした。事件が起こったとき、その場に居合わせた人々はどのような背景があってその場に居合わせたのか。その場でどのような行動をしたのか。どのような思惑があるのか。それらを何度も時間軸を巻き戻すことで見せるという、見せ方の工夫は感じました。ただ何本かの筋がまとまったとき、単なるカーアクションになってしまい、結末はご都合主義的な登場人物大集合、なし崩しの解決で終わるというのはちょっと。せっかくの凝った見せ方がまるで生かされていないように感じてしまいました。 奇をてらったは良いものの、本筋を置き去りにしてしまった残念な映画でした。
[地上波(吹替)] 4点(2010-09-11 21:27:45)
186.  20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗 《ネタバレ》 
膨大な原作を荒くなぞっただけの映画です。通常の制作者であれば原作の重要な要素を取り入れつつ、新たに映画用の脚本を書き起こすと思いますが、そんな手間はかけていません。そのせいで面白い場面は散見されますが、ひとつの物語としてみたら説明不足で単調な映画になってしまいました。原作に忠実といえば聞こえが良いですが時間の限られた映画としては安易な作りです。例として囚人13番。ともだち教団の初期メンバーで、敵対する宗教団体の教祖(第一章の竹中直人など)を殺害したことでともだち教団躍進の足がかりを作った人物です。その後海ほたる刑務所に受刑者として潜伏しつつも教団の汚い仕事を一手に引き受ける裏の人間となっていきました。ともだち復活の自作自演の手伝いをした結果、毒ガス事件が起こり、自分の行為に恐怖を感じ北海道まで逃げていたという設定です。ヘリコプターによる円盤への特攻は懺悔の結果なんですが。映画の端折り具合では訳がわかりません。そういった周囲の描写を怠っているので原作既読でないと意味が解らない人物になってしまいました。そのような場面が目立ち、まともに映画を作る気があったのか疑わしい物になってしまいました。
[地上波(邦画)] 3点(2010-08-29 23:17:04)
187.  堕天使のパスポート 《ネタバレ》 
サスペンス仕立てにしたために、全体的に言いたいことがぼやけてしまった印象の映画です。この映画におけるNYは移民たちが作り出した幻想の楽園ですよね。辛い現実を耐えるための夢というか。そういった移民たちの夢にはほとんど触れず、サスペンス部分とラブストーリー部分だけに注目して作られているので移民たちがNYに憧れる切実さがいまいち感じられません。なぜNYなのか。とにかく現状から脱出出来ればどこでも良いのか。その部分がまったく描かれていません。辛い現実ばかり並べ、だからNYに行きたいんだと言われても説得力に欠けます。といったように全体的にピントがずれて惜しい感じのする映画でした。
[地上波(吹替)] 5点(2010-06-14 18:14:50)
188.  トランスポーター 《ネタバレ》 
人に厳しく自分に甘く、流されやすい(ついでに女の趣味に関しても?な)主人公がその性格のせいで事件に巻き込まれるというお話。スマートな禿頭の主人公にプロの運び屋らしい冷徹さ、運び屋として自分に課したルールを守る頑なさが垣間見える冒頭は良かったんですが、話が進むにつれてその性格のせいでグダグダグダグダと事件に巻き込まれていきます。最初の仕事で身の安全のために同一人から追加の仕事は受けないといっておきながら、次の仕事ではあっさり荷物運びを引き受ける。そのせいで車が大破。俺のルールが俺のルールがと嘆く主人公ですが最初になし崩しにしたのは自分自身。なんというか自業自得のしょーもないお話。ベッソンに期待しちゃいけませんね。
[地上波(吹替)] 3点(2010-03-01 15:50:19)
189.  ケーブル・ガイ 《ネタバレ》 
人との距離を測れない、少しでも気になる人の前だと意識しすぎてテンションが上がり暴走気味になる。それで失敗して結局気になる人からも嫌われる。人付き合いの下手な人間の特徴が良く出ていたと思います。どうでも良い相手だと普通の対応ができるところなども特に。ただそれだけなんですよね。ブラックコメディにも関わらず後半にいくとヒューマニズムや生い立ちの不幸さなどを前面に出してしまうので興ざめです。最後までコメディのテンション一本で突っ走って欲しかった。ちょっと残念な映画です。
[地上波(吹替)] 4点(2010-03-01 13:08:14)
190.  ルパン三世 the Last Job<TVM> 《ネタバレ》 
まさに駄作とはこのこと。ただ無難にまとめただけでまったく面白みがない。作る意味がない作品に成り下がっています。たしかに銭形警部の声優が高齢のため長時間出せないなどの理由は解ります。ただそれを逆手にとって冒頭で死亡したことにしたんでしょう?ありがちとはいえせっかくの仕掛けです。いくらでも味付けとして使えるはずですが、ストーリーにこれっぽっちも絡んでこない。ルパンのテンプレをなぞるだけで工夫もやる気もない最低な脚本です。ところで制作陣の名前が出てないのはなぜでしょう?特にこの作品最大の戦犯である脚本の大川俊道。ルパンシリーズを何作か書いていますが全部この程度の出来。こんな人間がのさばっているからろくなものが出来ないのでは?
[地上波(邦画)] 2点(2010-02-15 11:04:58)
191.  ソフィーの選択 《ネタバレ》 
人間の業を描いた話なんでしょうね。ソフィーは自らに罰を与えることでかろうじて過去を背負って生きていられた。傷をえぐることでしか生き残った自分を許せないというマゾヒスト的な傾向というか。ネイサンから罵倒されることもソフィーにとっては心地よく、安定剤として必要なことだったのかなと。ネイサン自身も誰かを傷つけなければ自分を保てない。歪なりに閉じた輪の中で一種の共依存に陥っていたんでしょうね。そこに投げ込まれたスティンゴという石によってもたらされた波紋と露わになる秘密。稚拙な若者の一途さで過去を背負って一緒に生きようとするスティンゴですが、結局ソフィーはネイサンを選ぶ。最後は死という選択をしなければ自分を許せなかった。悲しい救済と、喪失によって大人への一歩を踏み出した若者の物語だと思いました。
[地上波(吹替)] 8点(2010-02-11 15:43:47)
192.  崖の上のポニョ 《ネタバレ》 
3.4歳なら単に優しくしてくれた、美味しいものをくれた程度でも好きになってしまうもの。小難しい理屈や筋道を求めるのは道理を知ってしまった大人のあざとさでしょう。なんて解ったようなことを言っていてもつまらないものはつまらない。今までのジブリなら最低限起承転結に加えてスペクタクルの要素も織り込んで大人でも楽しめる映画を作っていました。それを期待して劇場にいったのでがっかりしたことを覚えています。初回と二度目で印象が違うかと思ってテレビ放映を見てもやはり同じ感想でした。ターゲット層からずれているのでこれは仕方のないことかなと思います。
[地上波(邦画)] 3点(2010-02-10 21:29:48)
193.  ウルトラヴァイオレット(2006) 《ネタバレ》 
人間は制限があるからこそ創意工夫するという見本でしょうか。前作リベリオンは低予算ということもあり、そこここに頭を使った痕跡が感じられました。ガン=カタの一点突破型なのもそうでしょう。稚拙さはあるとはいえ、そういった部分が支持された一因でもあると思います。ですがそこそこ予算のついたこの映画ではそういった割り切りが感じられず、やりたいことをやってしまった(やれてしまった?)。監督の力量不足もありがっかりな出来になっています。そもそも冒頭のナレーションで世界観と人物の背景まで説明してしまっては物語に深みが出るわけもない。ミラ・ジョヴォヴィッチ以外見所のない駄作です。
[地上波(吹替)] 3点(2010-02-10 16:54:28)
194.  結婚しない女 《ネタバレ》 
自立とは何か、自立した大人とは何かということを考えさせられる良作です。特にソウルがヒロインを自分の庇護の元に入れようとする部分、今まで私がしてきた恋愛そのものでした。自主性を奪い、相手の個を尊重しないことだと解っていても優位に立ちたいばかりに相手を依存させようとする。思い通りにならない相手に苛つきをぶつけたことも思い当たります。男性は誰しも多少は持っている欲とはいえ、保護欲という名の傲慢さを相手に押しつけていたと考えると反省しきりです。ですが今現在そのような部分がないとは言えないのもまた事実、未だ自立にはほど遠い自分を顧みて複雑な心境になってしまいました。
[地上波(吹替)] 7点(2010-02-10 13:06:32)
195.  ルームメイト(1992) 《ネタバレ》 
今となっては話の筋も少々緩く、特に中盤から終盤へかけてはだれてくるような場面も見受けられます。サスペンスとしては凡庸というしかありません。ブリジット・フォンダの身勝手さから自業自得と思わないでもない部分もあります。ですが、ジェニファー・ジェイソン・リーが真骨頂を見せ始めた憑依されたような演技の恐ろしいこと。皆さんおっしゃっていますが、髪型を同じにして姿を見せたときのぞっとする感覚は何とも言えません。完全に主役を食っています。その存在感だけでも見る価値のある映画です。
[地上波(吹替)] 6点(2010-02-09 23:27:58)
196.  イノセンス 《ネタバレ》 
元の話は短編なんでしょうか。率直に作れば30分程度の内容なのに貧相な骨子にゴテゴテゴテゴテと装飾して着ぶくれしただけの装飾過多な映画です。余計な装飾を剥いでみればなんのこともない単純な物語しか残りません。この監督の映画を何作か見て感じたことですが、原作があったうえで手綱を握る人がいないとダメなタイプだなあということ。任せてしまうと言いたいことばかりが先走って娯楽性も何も置き去りにしてしまう。自分の世界観を構築出来ない。(この映画もそうですが)自分を客観視できない監督が作った映画は人の世界観を借りて自分が言いたいことを言わせているだけの出来が悪い二次創作に成り下がってしまいます。 その言いたいこと自体も陳腐なので余計に痛々しい。 前作GHOST IN THE SHELLではその辺を上手く消化して主張、物語、娯楽性のバランスがとれていたんですけどね。
[地上波(邦画)] 3点(2010-02-07 15:54:30)
197.  フルスピード 《ネタバレ》 
ゆるスピード。色々考えましたがこの一言がすべて表しています。 見ればわかる。
[地上波(吹替)] 3点(2010-02-05 11:21:15)
198.  雪に願うこと 《ネタバレ》 
失礼なことをいいますが、この監督は凡才だなあと思いました。それも真摯に映画と向き合って自分なりに映画作りの方式を作り上げるまでに至った努力する凡才。何もかもこぢんまりとまとまってはいるものの、特にこれといって目を惹く部分もなければ大きな欠点もない。天才的な煌めきがなく、良くも悪くも教科書通りの映画しか作れないのが凡人の限界なのかなあと。方式を用いて作られた映画なので随所で計算や作為的なものを感じてしまうのでしょう。佳作ではあっても傑作ではない。まさにこの映画がそれを体現しています。こういうタイプの映画もあるとは思いますが、好んでみたいとは思いませんでした。
[地上波(邦画)] 6点(2010-01-28 14:42:56)
199.  SPY_N 《ネタバレ》 
藤原紀香は「藤原紀香」というジャンルの人であって女優やタレントではないということが解った貴重な映画。何をやらせても藤原紀香は藤原紀香。本人がいくら望もうがボンドガールなんてもっての他、間違っても演技力を要求される役なんてやらせてはいけません。映画の出来はへっぽこの一言で十分。貴重な発見に一点、ガラスの上で無茶をさせたことに一点。合計二点の評価。
[地上波(吹替)] 2点(2010-01-27 20:36:27)
200.  デトロイト・メタル・シティ 《ネタバレ》 
期待をしなければそこそこ楽しめる映画です。演出や脚本などはすべてがそこそこ。悪くはないけれど良くもない、そういう意味では中庸そのものの映画でした。ただ松山ケンイチさんは異彩を放っていますね。この人の存在感だけでもっていると言っても良い映画です。この映画自体は一度見たら二度見る気にはならない。けれど松山さんの出演する映画は見てみたい。そんな感想を持ちました。
[地上波(邦画)] 4点(2010-01-24 17:05:06)
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