181. プリティ・ウーマン
《ネタバレ》 こういう映画、最初は嫌悪感もあったりするのに最後はジーンときてしまう(笑) ホテルの従業員の盛り立て具合が好きです。 [ビデオ(吹替)] 7点(2014-11-17 18:50:18) |
182. 霧の中の風景
《ネタバレ》 達するはずのない、未だ見ぬ父を求めて旅をする姉と弟。その旅は幼い彼らにはあまりに過酷で、まさに混沌と言える。しかしその中でお互いに支え合う2人に感動を覚える。 そして着いたはずであろうドイツ。光が射し、霧の中の風景に一本の木が見え始める。駆け寄っていく2人の姿に想起させるものは、終わりではなく始まりでした。 印象に残っているシーンは、姉が旅芸人の青年の胸で泣き崩れるところ。 感情を表に出す弟と反対に、姉は強く耐え忍んでいた印象があったので、感情を露わにしたこのシーンには私も感情が高ぶり、強いインパクトを残してくれました。 成長していく姉と弟の姿を見て、大人になるっていうことがこれほど大変なのかと思うのは、私が環境に恵まれている日本人だからでしょうか。 アンゲロプロス監督の現代社会に対する悲観を表した作品は、日本人の多くは理解するに難しいのかもしれないと感じました。 でもこういう暗喩や象徴的なシーンに満ちた作品は面白く好きだなあ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-11-17 11:14:59) |
183. グラン・トリノ
《ネタバレ》 グラントリノに象徴される古き良きアメリカ。色々な形で、時には形を変えて後世に伝わっていくのでしょうね。そしてこの映画自体もアメリカを伝えてくれます。 床屋のシーンが特に好きです。タオに驚いているウォルトと床屋さんのシーンは良かったなあ。 [地上波(吹替)] 6点(2014-11-12 13:32:18) |
184. 太陽がいっぱい
《ネタバレ》 とにかく最後の遺体が水面から上がってくるシーンのインパクトが最高でした。 船に線が絡まっているところが映って低音のピアノ音が聞こえた時のゾクゾクする感じが忘れられない!海から引きあがってくる物体にハッとし、覗いた手が見えて確信する。そして女の悲鳴が、キャー!!…ただただ鳥肌です。 テーマ音楽がいつまでも残る傑作です。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2014-09-14 22:04:21) |
185. から騒ぎ
台詞が楽しく、物語も単純で肩の凝らない見やすい作品。しかし流石にクローディオはバカに見えた(笑) [地上波(吹替)] 5点(2014-08-23 18:26:25) |
186. 若者のすべて
《ネタバレ》 5人兄弟は多すぎだろ…(名前と顔覚えるのに一苦労だぜ)なんて最初は思いましたが、いやいや全くそんなことはありませんでした(笑)この家族の運命の残酷さに見入ってしまいます。 都会に染まっているどこか無関心な長男と若く順応できた客観的にものを見ることができる四男、この2人とは反対に気ままな二男シモーネと家族愛が最も強い三男ロッコは都会の急流に流されるまま。シモーネのナディアへの愛は、イタリア人らしい情熱的さを超えて完全に狂ってしまった。最後は愛は残っていなかっただろう。運命に対する憤りの矛先を彼女に向けた。 この作品で誰よりも悲惨なのはナディアだろう。愛するロッコの前で辱められ、その後のロッコに別れを告げられる。教会の屋上でのこのシーンは印象的。飛び降りてもおかしくないほどの状況にハラハラ。ロッコの家族愛を重んじる姿は理解できずショックだったでしょうね。このあたりからナディアが気の毒でナディアに感情移入してしまい、最後のロッコがシモーネの罪を隠そうとするところも、何言ってんだこいつは…と思ってしまった(笑) 全ての兄を見てきた末っ子はどのような人生を歩むのか。あのお母さんを幸せにしてあげてほしいですね。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-07-28 01:36:06) |
187. 妹の恋人
あっさりしている。物足りない感じがした。 ジョニーデップは何でもできて凄い。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-07-27 00:21:26) |
188. Wの悲劇
ストーリーの急展開にビックリしたと同時に前フリが長いなと(笑) 自分の生きているものとは全く違う役者の世界と森口のナイスガイっぷりは見ごたえありました。そして三田佳子さんは適役すぎて最高です。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-07-06 23:10:19) |
189. 千と千尋の神隠し
もう会えない友達、成長とともに忘れてしまった子供時代の出来事、そんな時の侘しさが久石譲さんの音楽で湧き上がりました。 [地上波(邦画)] 7点(2014-05-06 16:15:34) |
190. 真珠の耳飾りの少女
映像ではあるがそれは本当に絵のような場面があって、その美しさはたるやストーリーなどおまけのように感じさせてしまうほどでした。 美しいといえばスカーレットヨハンソン。うちの汚いテレビで見てあの透き通るような白さですから、実物はどれほどのものなのか想像を絶します。真珠の耳飾りより綺麗な人っていたんですね~ [地上波(字幕)] 6点(2014-02-09 18:28:02) |
191. 紳士は金髪がお好き(1953)
《ネタバレ》 法廷シーンでモンローでないことに気付かなかった俺にこの映画を批評する資格は無い! [地上波(字幕)] 6点(2013-09-02 23:46:47) |
192. 黄金の七人
軽くてくだらないけど、なんか気持ちが良く楽しい感覚になって見れる。 90分通して飽きさせない要素があり、時間つぶしには最適!金塊を変な機械で車に入れるところなんか最高でした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-06-27 22:23:08) |
193. レ・ミゼラブル(2012)
泣ける泣けると言われて見ましたが、泣けませんでした。 歌は上手ですが、なんだか不完全燃焼な感じが残りました。 [映画館(字幕)] 5点(2013-06-27 01:26:22) |
194. ひまわり(1970)
《ネタバレ》 戦争が引き起こす哀しみの一端を見た気がしました。 登場する人物が皆、哀しみを抱えた人生になってしまう。でも誰も悪くない。悲しい気持ちを誰にもぶつけることができないモヤモヤした感情がすごく理解できて、見ていて私も悲しくなりました。 ジョバンナの夫に対する思いの強さが彼女の行動力や振舞いから伝わってくるものがあって、ウクライナで汽車から降りて数年ぶりにアントニオを目にしたシーンでは、彼女と同じくその男が別人であるという微かな可能性に賭けたし、逆に終盤のアントニオがイタリアへ帰ってジョバンナと再会したところで赤ちゃんの泣き声がしたシーンでは、もうすべてが上手くいかないんだというアントニオと同じ失望感が湧きあがり何とも切なくなりました。 彼ら夫婦に感情輸入でき、涙なしに見ていられない作品です。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-06-27 01:08:09) |
195. 近松物語
《ネタバレ》 とにかく逃避行中のおさんが気持ちを爆発させる姿が熱すぎる! 船上で1度は死をためらったおさんが、最後には死を受け入れている様。茂兵衛といた数日は、それまでの日々よりはるかに濃密で幸福だったことがよく伝わりました。 普遍的な愛の表現と、その時代の背景の切なさが交差して、味わい深い情緒を醸し出していると思います。 でも現代に生きる者としては、あの結末をハッピーエンドとは言いたくない気もしますね。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-04-14 02:11:16) |
196. 瞼の母
《ネタバレ》 ついに探し当てた母親に、私が息子の忠太郎であると告白する場面。母親が意外と不遇ではなく事業者として成功していたり、息子がやくざに身を落としていたり、娘が祝言をあげるというタイミングだったり。お互いに様々な心境が絡み合った中での告白。このシーンに見る母親おはまの細かな表情の変化や仕草が、おはまの理性的に努めようとする一方で我が子である忠太郎を受け入れたいという葛藤がとても感じられたし、その葛藤があったからこそ、その後の息子の名を呼ぶ母親の声に、忠太郎と同じく私の感情も爆発しました。 でもやっぱりこの結末は辛い…。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2013-02-25 01:06:32) |
197. シコふんじゃった。
笑えるしインパクトもある。題名もネコふんじゃったと掛かっている。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-04-15 20:42:24) |
198. 決断の3時10分
《ネタバレ》 悪役に魅力がある映画はやっぱり面白いです。ベンウェイドの悠然としながらもどこか切ない表情と、ダンの貧しくも清い家族愛と勇気が導いたラストのベンウェイドの意外な行動は、意外ではあるが筋が通っていると思いました。この難しい心理と行動の筋を通したデルマーデイビス監督の細かな演出が特に素晴らしかったと思います。最後に雨が降るのも抜かりなく心地良いものでした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-04-15 20:36:34) |
199. 劇場版 フランダースの犬
《ネタバレ》 名前は知っていても内容を見るのは初めてでしたが、分かりやすくまとまっていて時間が経つのが早かった。お爺さんの死のところが悲しい感情のピークで、パトラッシュに「頼んだぞ」の台詞がその先のパトラッシュのことを想像させて涙なしではいられない。そしてそれからはハンスはもちろんだがあの親父に腹立ちまくり。金を見つけてきてやって絵描きの才能を知ったとたん態度変わりまくる様には、一人で見ていながらも言葉が出そうになりました。これほど悲憤の感をそそられる作品はありません! [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-15 20:58:29) |
200. 奇跡の旅
こういう発想は割と出ると思いますが、実際撮るのは大変だったでしょうし動物たちも大変だったでしょうね。 動物が家族に温かみを与えるということを凄く感じました。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2011-10-31 14:31:13) |