2001. きみにしか聞こえない
《ネタバレ》 人と触れ合い、励まされ、成長する主人公。これは青春映画のパターンのひとつ。パターンではないのが、触れ合いの方法がテレパシー(?)ということ。さらにそのシステムが同じ時空に繋がっていないこと。結果としてタイムパラドックス的な仕掛けが可能となり、ストーリーに起伏が施される。かなり都合の良い話の進み方だったが、ファンタジーとしては悪くない。自分は、未来に繋がったテレパシーは、使いようで大儲けが出来る、なんてことを考えていた。成海璃子は早く大人になって、もっとシビアな役に挑戦してほしい。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-10-24 20:33:58) |
2002. CASSHERN
タツノコプロのキャシャーンを現役で観ていた世代としてはやるせない想いです。アンドロ軍団を素手でなぎ倒す爽快感を期待したんだけど、いろんな理屈を聞かされて疲れました。これ、原作とは違うモノですね。 [DVD(邦画)] 4点(2008-10-24 19:41:10) |
2003. 一瞬の夢
作り自体がとてもいい加減に思えるが、それを味と感じる人もいるのだろうか? しがないスリのお話で、急激に近代化する直前の中国の地方都市(?)が舞台。特に盛り上がりもなく、テーマも良く見えてこない。社会背景を描こうとしているようには思えなかった。ホントにつまらない主人公でしたよ。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2008-10-23 17:50:32) |
2004. フリーダム・ライターズ
《ネタバレ》 日本の学生がグレてケンカしていることとは質が違う。学校内のいざこざは人種・民族の諍いの代理戦争で、人が死ぬ。簡単に死ぬ。たくさん死ぬ。友人の死を悼む気持ちには人種の隔たりはない。その悲しみを分かち合った時、反目していた生徒間に共感が生まれる。痛みが深い分だけ共感も深く、他者を理解しようとする姿勢も芽生える。理解する姿勢は「知る」ことに対する興味という根源的な欲求を揺さぶり、不良少年少女たちをケダモノから人間に変えてゆく。荒れた学園ものはいくつも観たけど、これはとびきりハード。終わらせ方もとびきり良かったです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-10-23 02:06:18) |
2005. もののけ姫
《ネタバレ》 神話の時代の終焉を描いた大河アニメ、といったところでしょうか。アシタカの聖人のような優等生ぶりとサンの120%の純粋さが鼻に付きました。周囲のキャラクターが(もののけを含めて)しっかり人間臭かったので、主演のふたりが浮いてましたね。 [映画館(邦画)] 7点(2008-10-23 01:44:44) |
2006. 紅の豚
町工場でパートのおばさんたちが飛行機を作るシーンが好きです。昼食の食卓を用意するシーンに人間の営みの逞しさを感じます。この監督の人間を捉える視点にオーバーラップしているのだと思います。 [映画館(邦画)] 7点(2008-10-23 01:27:10) |
2007. 魔女の宅急便(1989)
おソノさんに助演女優賞! [映画館(邦画)] 8点(2008-10-23 01:12:45) |
2008. 隠し剣 鬼の爪
観た当時は「たそがれ清兵衛」と印象がかぶった。田中泯はやっぱり存在感がある。 [DVD(邦画)] 6点(2008-10-22 02:25:55) |
2009. バースデイ・ガール
ニコール目当てで観たので、それなりに楽しめましたよ。 [DVD(字幕)] 5点(2008-10-22 02:08:53) |
2010. シカゴ(2002)
良く作りこんだ映画だと思う。私は苦手なのだが、このジャンルが好きな人は10点満点を付けるのでしょう。 [DVD(字幕)] 6点(2008-10-22 02:02:04) |
2011. エクソシスト ビギニング
私は「エクソシスト」との関連の中で楽しめました。こういう過去があったから、心臓病をおしてリーガンの悪魔祓いに臨んだメリンということでしょう。全体に重い展開で、怖がらせることが目的のホラーとは違っていました。そもそも「エクソシスト」も怖がらせることがテーマの映画じゃなかったと思うし…。オリジナルへ繋がるストーリーを丁寧に作ったっていう感じです。 [DVD(字幕)] 6点(2008-10-22 01:56:51) |
2012. コールド マウンテン
そういえば南北戦争ものって、ほとんど見た記憶がなかった。それがアメリカにもたらした荒廃をテーマにしたものも初めての印象でちょっと勉強になった。この描写が正しいという前提でだけど…。ジュード・ロウは寡黙な男が似合う。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-10-22 01:37:23) |
2013. 閉ざされた森
設定が複雑で、飛び交う人名とその顔が一致せず、ストーリーに付いて行けなくてイライラした。映画が製作者と観客のコミュニケーションなら、最悪の映画でしょう…。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2008-10-20 20:10:42) |
2014. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
こーいう映画だったのか。友情のお話ですね。公開当時からすごく評価されていたけれど、その時に見逃した為に最近まで観る機会がなかった。こういう作品は一度見逃すと、上映時間が長いこともあって、なかなか正対する気力が興らなかった。観始めると長さは気にならなかったです。おとなしい演技ではあるが、十分に持たせるデ・ニーロは流石です。 [DVD(字幕)] 7点(2008-10-20 20:07:58) |
2015. となりのトトロ
《ネタバレ》 それまでの作品とはガラっとテーマを変えて、宮崎監督が違う側面を見せた作品でした。見せつけられたと言う方が正しいか…。昭和の30年代に、地方や田舎で子供をやっていた人には堪えられない鑑賞ポイントを持った映画でしょう。私はサツキちゃんが、靴をはいたまま膝立ちして家の中に入ってくるシーンにやられました。ラストには猫バスを使って、動感を感動へ繋ぐ宮崎アニメらしい演出も用意されていてとても楽しめました。 [映画館(邦画)] 9点(2008-10-20 19:28:39) |
2016. デス・プルーフ in グラインドハウス
なだらかな坂をゆっくり上って行くゴンドラ。その長いイントロの先には長さに比例した壮絶な急降下。これはとんでもない絶叫型アトラクション。なんでお前たちはブレーキを踏んで停まらないんだ? 久しぶりに大声で笑った快作でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-10-20 19:25:52) |
2017. ツイステッド
《ネタバレ》 1週間たったら、どんな映画だったか忘れていた。えーっと、バーで男を漁る女刑事の話だ。猟奇殺人の動機はなんだっけ? えーっと、、、まぁどうでもいいや。 [DVD(字幕)] 3点(2008-10-20 19:20:25) |
2018. リディック
主人公の描写が希薄で、なんのことやら良くわからん。 [DVD(字幕)] 4点(2008-10-20 19:17:46) |
2019. キャットウーマン
途中から「キャットピープル」と比べてしまっていた。あれに比べると薄っぺらなおちゃらけ映画にしか見えない。 [DVD(字幕)] 4点(2008-10-20 01:49:26) |
2020. クローズZERO
オツムを使わない腕力系青春映画。授業風景なし(笑)。その程度の低さたるや潔し。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-10-19 08:31:30) |