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椎名みかんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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201.  来る 《ネタバレ》 
前半のドロドロした人間ドラマまでは非常に面白かった。だが、後半のクソっぷりは目を覆いたくなるレベル。  前半に関しては、「悪霊やお化けなんかよりも、生きてる人間のほうがよっぽど怖い」という昔からある決り文句を言いたくなるなかなかにホラーな人間模様であった。 子供想いの素敵なパパだと思ったら救いようのないクソ夫、母の気持ちも分からずわがままをいう子供、子供をほっぽって遊びに出かける妻に、裏切リ者の夫の友達。 とにかく、見ていて気分が悪い。まるで視聴者に嫌がらせでもしたいのか?とばかりに胸糞悪いシーンが続く。、 特に親父が会社から電話をかけてきて、母親がせっかくご飯を作ってるのに外食に行こうとなって、子供がオムライスとぐずりだすシーン。もう見てられない。 あー、こういう時、自分も児童虐待をしちゃうんかな、とか考えさせられるくらいにイライラさせられた。  これらはもちろん褒めて言ってるいるのである。いいよ、この不快感! そして、このドロドロした人間関係がどう霊に結びつき、どう解決するのかと思いワクワクしていた。ところが、そのドロドロの当事者が子供を除いて全員死亡……。え?  代わりに、完全な第三者の主人公や、よく分からん霊能者妹のマコトに主眼が移り、話の焦点はその2人の過去や子供への想いになる。 おいおい、なんだよそりゃ!お前ら関係ないだろ!  あの子供の苦しみとか、霊が取り憑いた原因とかは、あの家族にあるんだろ。 その当事者の家族のことを全くすっぽかして、なんで、後からぽっと出てきたまことや主人公が、あの子供について、悲しみが~とか語ってんの?全く意味がわからない。  そして、そもそもとして、あの霊は結局なんだったんだ?あの子はなぜ霊に取り憑かれたんだ?そして、あんな小さな1家族のもめごとで、どうしてあんな行政が動き出すレベルの悪霊騒ぎになってんの? 意味不明なんだけど。  最後も、盛大な除霊の儀式の中、ナイフで刺したり、マンションから突き落としたり、血が襲ってきたり、建物がぶっ壊れたり、もうめちゃくちゃ。 何をどうやったらこんなクソみたいな展開にできたのか。  まあ、霊能力者が出てきた時点であまり期待はしてなかったからいいけど。 「霊能力者が出てくるホラー映画はほぼ間違いなくクソつまらない」という私の説を補強してくれるクソつまらない映画だった。
[インターネット(邦画)] 4点(2021-06-27 23:27:41)(良:1票)
202.  貞子vs伽椰子
貞子と伽椰子をどう戦わせるのか?という楽しみがあったのだが、なるほど、そう来たか。なかなかいいアイディアだと思う。 ただ、その楽しみにしていた「対決」シーンは数分で終わってしまう。 どうせやるなら、もっとガンガンやりあわなきゃ意味がない。そこをがっつりやらなくて、VSの意味があるのか? 最後は合体してるし・・・あのさあ。  ホラー映画としては、かなりバカっぽい。無頼漢風の霊能力者が出てきて、もうその時点で、ホラーの雰囲気はぶち壊しで、恐怖を楽しむような映画ではなくなってしまう。 まあ、でも「VS」なんてやってる時点で、まともなホラーは不可能で、見てる方もそこはあまり期待してないだろう。ネタとして鑑賞するしかない。  霊能力者の二人をもう少しどうにかしてほしかった。どっちもセリフが棒読みだし、指を動かしてまじないをする仕草のシーンなんて見ていてこっちが恥ずかしくなる程のダサさである。 ところで、あの少女の方は、意味ありげに出てきた割には大してストーリーに絡んでくるわけでも、アクセントになるわけでもなく、存在意義がなかったんだが、何であんなの出したの?
[インターネット(邦画)] 4点(2021-04-10 07:53:10)
203.  ライト/オフ
ひどい映画。映画の宣伝に使われている「電気を消したら何か影が見えて、電気を消したら何もいない」というシーンは面白い演出だと思う。 でもそれだけ。 ストーリーはもうひとつ。 ホラー映画ながら、人間同士(特に家族の)の絆がテーマになっている。しかし、描き方が薄っぺらい。主人公とその母との間の確執が特に話の中心であり、最後に母が自らの命を断ってまで娘を守ろうとする、というのがこの映画の感動のクライマックスということになるのだろうが、そこまでにお膳立てができていないため、感動できない。というのは、主人公と母との確執の部分、要は過去にどういう経緯があって娘が家を出たか、がきっちり描かれていないためだ。そのへんがあやふやなまま、お母さんが銃で頭をふっとばしても、心が揺さぶられない。 じゃあ、ホラー映画として楽しめたかと言うと…うーん、怖くないよね、これ。 あと、暗くなったらオバケが出るというのに、どうしてアイツらはいちいちご丁寧に夜に寝るんだ?昼に寝て、夜は人の多い明るいところで過ごしてたら?なーんてしなくてもいいようなツッコミがずっと頭から離れなかったのも、映画がつまらなかったからであろう。
[インターネット(字幕)] 4点(2020-11-15 23:34:32)(良:1票)
204.  イット・フォローズ 《ネタバレ》 
ダラダラと間延びした展開にはうんざり。ヒロインも準主人公的な男もありえないほど冴えない役者で見ていて萎える。話も意味不明な点、矛盾する点が多すぎる、など散々な作品。 ただ、映画はホラーとは一線を画すちょっと変わった趣。登場人物はみな、思春期まっさかり、かつ軽い反抗期のティーンエイジャー。大人が全くと言っていい程出てこないのが何とも不気味で味わい深い。 セックスをしたらまるで性病のように「死に至る何か」に感染し、その「何か」はじっくりゆっくり襲ってくる。 そのあたり、作品として何かを暗示している感じはするし、それを何か分かったかのようにドヤ顔で語れば通ぶれるタイプの映画だと思う。 ただそれだけで、正直面白い映画ではない。 さて、敵となる「何か」は、感染者以外には見えないものの、確実に存在していて、物理的な干渉が可能。しかも、ワープするとか、異常に力があるとか、超常的な能力はあまり持っていない。だったら、対処法はいくらでも思いつく。なのに主人公達と来たら、馬鹿みたいにブルブル震えてるだけ。やっと行動に移したと思ったら、プールで電化製品並べだす。お前ら、何がしたいんだ?感電作戦?リスクだけ高くて、効果の低そうな作戦をとるんだな…。 で、襲ってくる方は襲ってくる方で、プールサイドからドライヤーとかテレビとか投げて攻撃しだす。ん?ドリフのコントかな?  あと、この映画「何か」を誰かに感染させるというのが重要な要素なんだけど、その「感染させること」に意味ってあるのか? ヒロインに感染させてきた彼によれば、他人にうつせば自分は助かるとのことだけど、誰かにうつしても、結局自分にも彼のところにも「何か」は来てるじゃないか。うつす意味って何?根幹の部分のルールを曖昧にしてどうするんだ? もうちょっとシナリオ練り直して出直してきてほしい。
[インターネット(吹替)] 4点(2018-10-12 03:38:45)
205.  ソウ5 《ネタバレ》 
色々と残念な出来。 ストーリーの綿密さは今回あまりなかった。 5人で行われたゲームと、刑事同士の戦いが、最後まで何も関係ないまま終わるというのはあまりにひどい。 もっとも、次回作で実は両者には関係があったってことが明らかになる、とかありそうだけど。もう最近は、そのパートでの不自然な点や、謎なところも、どうせ続編で明らかになるんだろうって感じで見てしまう。末期の癌患者にあんなゲームの下準備は無理だろう→アマンダという協力者がいた→あんな非力な女一人増えたくらいじゃこの仕掛は無理だろう→ガタイのいい刑事の協力者がいた…なんて具合に、色々後で分かるわけだ。 いいのかそれで。 5人のゲームについては、「実は5人力を合わせていれば楽にクリアできた」ということが最後に明らかにはなるのは面白かったが、協力しなくてもクリア(生存)自体は可能、というのはゲームとしての完成度は低い。 新ジグソウ(?)の刑事は少し甘いマスクで不気味さと迫力に欠けるのも残念。こいつも次回ですぐ死にそうだけど。
[インターネット(字幕)] 4点(2018-03-31 12:35:16)
206.  ハウンター
退屈な映画。 「幻なんだか現実なんだかよくわからん」シーンがえんえん続く。 いったい何回「夢オチ」を見せるんだ!? 緊迫したシーンのあと「なんだ夢だったのか」と、主人公が目覚めるシーンが作中30回位あったんじゃないの? つまらんよ、そんな映画。 人から夢の話聞かされるほど退屈なものはないというが、この映画もそんな感じ。
[インターネット(字幕)] 4点(2017-09-26 22:40:05)
207.  遊星からの物体X 《ネタバレ》 
子供の時に見て、大興奮した映画だったけれど、さすがに今見るとあまり楽しめない。 子供の私を恐怖させた化物のSFXも今見れば、とても褒められた出来ではない。古い映画なので仕方がない。 話のできもあらが目立つ。 ブレアやパーマーはいつ感染したのか?ブレアはなぜ研究室を破壊したのか?よくわからない。外に出て戻ってきただけで主人公がやたら疑われたりするのも意味不明。 この映画、「どういう理由で感染する」のかがはっきり明示され、その上で「ある理由で誰かが疑われる」というごく当然の図式が全く成り立っていないのだ。 最後も、非常にくだらない終わり方だった。というのも、発電機を壊されてしまうのだが、なんとそこで主人公たちは早くも生きるのを諦めてしまう。そりゃあ、ないんじゃない?生き残るために必死で戦うから、見ててハラハラして面白いのだろう。もう死んでもいいや、なんて投げやりな気持ちで戦ってる姿見せられて緊張感なんてあったもんじゃない。このままじゃ全世界の人が滅んでしまう、という使命感にかられて戦ってるわけでもないしさ。 後は、火炎放射器やダイナマイトなど、何でそんなもんが南極観測基地にあるんだ?というのもツッコミたい。
[DVD(吹替)] 4点(2017-02-17 09:37:09)
208.  アイランド(2005) 《ネタバレ》 
自分のいる世界が実はクローンの臓器生産工場だった!とか、あまりによくあるSFネタじゃない?今更それやる? まあ、そのSFネタの種明かしは作品の半分も経過しないうちに明らかになる。じゃあその後どうなるかっていうと、カー・チェイスしたり、銃で撃ち合ったり、高いところから落ちそうになったり、と、これまたベタベタなアクション映画の展開。 そのアクションシーンもどっかで見たようなよくある映像のオンパレード。 主人公が男と女ってのもベタ。最後はチューしてセックスして結ばれるというのもベタ。 つまりは全部、ありがちでベタで新鮮味がない。 うーん・・・。退屈な映画だった。あと、主人公男の額のほくろ2つが最後まで気になって仕方なかった(笑)
[DVD(吹替)] 4点(2016-10-10 21:36:07)(良:1票)
209.  ムカデ人間
悪趣味というか、グロでスプラッターで直視できない。 とにかく気持ち悪い。 話としては、猟奇的犯人が被害者を追いかけたり、警察に追いつめられたりというありふれた展開。 3人つなげてムカデ人間というキモいインパクトと、合体前にどうやって結合するかを説明するシーンの恐怖感だけは評価するが、あとはどうでもいい。
[DVD(字幕)] 4点(2016-06-17 01:02:49)
210.  28日後... 《ネタバレ》 
うーん、いまいち。 ホラーというには恐怖感もなく、どちらかと言うと、パニックアクション映画というところなんだが、それにしたって特に見どころはない。 お金かかってないんだろうなあ。なにせ、今どきの映画にしては、映像に迫力なさすぎ。こういう映画やるには、もう少し、迫力があるとか、ゾンビが怖い、とか映像部分をもっと頑張って欲しい。 肝心の敵ゾンビがほとんどちゃんと映らない。暗かったり、カメラが激しく動いたりで、ゾンビがいったいどういう姿してるのか、きちんと映さないシーンがほとんど。あまり映すと、ちゃちいのがバレるから映さなかったんだろうけど。 そのせいなのか、ゾンビとの戦いというより、後半は生き残った物同士のサバイバルになってしまった。 主だった登場人物も、黒人の女も、白人の少女も、どっちも小生意気で何だか可愛げのないのばかりで、どうにも感情移入できない。こんな奴むしろ、とっとと死んでくれ…と思ってしまった。 細かいところでも、不自然、不合理なシーンが目立つ。 後半に出てくる軍隊と思われる連中はなんだか、妙にバカで、子供っぽく遊んだりふざけたりするのはよく分からない。 主人公がサイレンを鳴らしただけで、大慌てで探しに飛び出しに行くのも意味不明。サイレンが鳴ると何か困ることが?鳴らしてる主人公が一番音源に近いんだから危険なのは彼だろう。 主人公が目覚めた時、街中ががらんとして、死体や暴動の跡がないのもおかしい。普通に考えてロンドンなんか死体だらけ、火災や建物の破壊も起こってるだろうが、そんな形跡なし。病院なんて、一番人が大挙して押し寄せてきてきそうなところ。当然感染、パニックになってるはずで、ここに死体も血の跡もひとつもないどころか、昏睡状態の主人公が無事生きているのも不自然。血を浴びたらとたんに凶暴化するのもなんだかなー。そんなにすぐには発症しないでしょ。血で感染するくせに、登場人物たちが血に対してやたら無頓着で、血しぶきが飛んでも構わずなたをふるったり、血だらけでも構わずチューしたりもアホすぎて。トンネルでは、車が山積みになった上を走り抜ける、おいおい、それはさすがに無理だろ・・・・。ラストはなんで「HELLO」?HELPだろ、普通。というか、飛行機が来ようが来まいが、ずっと出してろよ。 あまり、面白くないので、不自然なところばかりが目立つ。 うーん、いまいち。
[DVD(吹替)] 4点(2014-04-27 03:59:45)
211.  宣戦布告 《ネタバレ》 
自衛権の行使について法整備が進んでいないため、もし交戦状態になっても、日本は何もできない・・・という今さら感がハンパない、誰でも考えそうな「もしも」をただそのまま映画にしました、という作品。政府が無能で大臣がオタオタしたり、発砲許可が出なくて自衛隊と政府でもめたり・・・と、もうあまりに「誰でもみんなそんな事態を想像するよね」というベタでステレオタイプなイメージを、本当にそのまま物語にしちゃった救いようのない駄作。もっとひねれば? まあそんなヒネリのない筋書きでも、見ていて楽しい映画ならいいんだけど、とにかくストレスが溜まるだけの映画だから始末に負えない。自衛隊の戦闘シーンにしても、官邸内のドタバタにしても、物語の決着の付け方にしても、ただただイライラする。 まず、自衛隊弱すぎ。確かに発砲許可が降りなかった時点ではやられっぱなしになるのは致し方ないが、小銃の使用が可能になればどうってことない相手だろう。 半島に追い込まれ、後方支援もない状態のたった11人を相手に、例えゲリラ戦法を取られたとしても、どんだけやられてるんだよ。手榴弾?バルカン砲?そんなもんまで使わなきゃならないほど自衛隊は弱いのか?自衛隊員がやられる度にフラストレーションがたまる。 加えて、相手の情報員の親玉はそのまま逃亡したり、一方的に攻撃をしていた敵国に対してなんら反撃を加えることなくそのまま平和が戻ってきましたで終わってしまったり、溜飲の下がらない後味の悪い結末ばかり。こちらに攻撃を仕掛けてきた憎い相手に一発反撃を食らわせてスカッと爽快ってのがあってよかったんじゃないの?ただただ日本が一方的に被害を受けて、何の反撃もできず終了する、そんな話が面白くなるとでも思ってるの? ベタでヒネリのない設定と展開、ストレスが溜まるだけで爽快感やカタルシス解放が全くない筋書き。いいところは何もない駄作。
[DVD(邦画)] 4点(2012-11-02 02:08:24)(良:1票)
212.  日本沈没(2006)
描かれているのは、人類存亡の危機(今回の場合は日本限定だが)、それに立ち向かう男とその家族、恋人との人間ドラマ。お話としては「アルマゲドン」を彷彿させる感じ。あの映画はお世辞にもその人間ドラマがよく出来ているとは思わなかったが、「沈没」の方はそれ以上にしょーもない。まず、「安っぽい」そして、「ありがち」。今時、「人類を救うために命を捨てる!」って展開も「ふーん」て感じだし。また演出も随所に「ありがち」が目立つ。好きな人が死んで悲しいのが嫌だから、もう人は好きにならない、とかもうやられすぎてるネタでしょ。二人で夜を過ごし、女が起きたら男はいない、気がつくと置き手紙。それを読んで慌てて外に飛び出す女。それをバックに男の声で手紙の内容のナレーションが入る。何このやりつくされた演出はw 吹き出してしまった。 もっとも、この映画に期待してたのはそういう人間ドラマではなく、日本が沈没するその映像である。東京が、大阪が、地震で崩壊していく迫力の映像を期待した。しかし、やはりハリウッドのようにお金をかけられないようで、出来はいまいち。なにより、そのシーンがどれもこれも短くて食い足りない。 見ていてどうしようもないほど退屈というわけでもないが、とりたてて評価するべきところが何もない、完全な駄作である。 ところで、草薙くんの頑張りでなんとか日本が救われた!というお話なのだが、日本のほとんどが海に沈み、残っているのは山の上だけみたいな状況に至っては、何だか助かってもこの後どうするの?などといらぬ心配をしてしまうのでありました。あとN2爆雷はありなのか?w
[地上波(邦画)] 4点(2010-10-11 23:17:24)
213.  崖の上のポニョ
この映画で最も面白かったのは、エンドクレジットが50音順だったことである。これには吹いた。しかし、残念ながらそれ以外に見るべきところは何も無い。 はっきり言って、ちっとも面白いとは思わなかった。では、面白くなかった理由は何か?と聞かれたら、あれがダメとか、これこれこういう理由でダメ、とかそういうのはないのだ。しかし、逆に「いったいこの映画のどこを面白いと思えばいいの?」という感想しか残らない。つまり、作品の中に何も楽しむべき要素が見つからないのだ。 少年とポニョが出会って、その後、出かけていったお母さんのいるところへ行った。そしたらなんだかよく分からないけどポニョは人間になってハッピーエンド。このストーリー、どこを楽しめばいいの? 千と千尋から続く、最近の宮崎アニメはずっとこんな感じである。本作について宮崎は次のように言っている。「出会って事件が起きて、小山があって、最後に大山があってハッピーエンドというパターンをずっとやってくと腐ってくる、こういうものは捨てなきゃいけない」。つまり、こうすれば面白く作れる、という既存の物語のパターンを打破したかったということだろう。その心意気はいい。 しかし、結果としてできたものがこれではダメである。こんなモノを大金かけて作るくらいなら、物語の王道パターンを踏襲していようと、普通に楽しめる映画を作ったほうが断然いい。 制作者も、歳をとって、何度も物語を作り続けると、どんどんヒネた作品を作りたがるようだが、今の宮崎はまさにその典型といえる。そのくせ、商業主義に走ってるのは今回もご健在で、相変わらず、ネームバリューがあるだけで演技力のない芸能人を声優に起用し、作品の質を落としてでも話題づくりを優先している。 宮崎よ、お前はいったいどこに向かっているのだ?
[地上波(邦画)] 4点(2010-09-26 18:40:26)(良:4票)
214.  オープン・ウォーター
なんか、どうでもいい話。愛とか友情の感動ドラマがあるわけでなく、海に置き去りにされて、困ったなあ、というシーンがえんえんと続くだけである。つまりとくにこれといってストーリー性がない。一体この映画の売りは何なのかと言われても答えられない。別に怖い、とかドキドキハラハラする、とかそういうものもない。映像がすごい、綺麗、迫力がある、というものでもない。低予算で作ったので、特殊効果などは一切使ってない、本物のサメが泳ぐ海で撮影したとからしいが、別にそんなのもフーンて感じだし。結末もかなりバッドエンドで後味も悪い。まああれはあれで衝撃的だったが。最後に無事助かって、自分たちをおきざりにしたあの糞クルーどもをぶん殴ってスカッと爽快で終わるってのも楽しかったかもしれない。いいところのない映画だが、唯一褒められるのは作品の時間が短い(1時間半程度)からまだ気楽に見れるところか。
[DVD(字幕)] 4点(2009-11-14 17:58:57)
215.  砂と霧の家
なんだかどうでもいい話だなあ。ひとつの悲劇を描いているんだけど、ことのなりゆきがしょーもないというか。
[DVD(吹替)] 4点(2009-08-23 18:32:06)
216.  下妻物語
うーん、別に対して笑えないし、キャラもそんなに好きになれないし、あんまり楽しめなかった。宣伝では「意外と感動もの!」みたいなこと言ってたけど、あの友情云々が感動とかするわけ?全然感動しない。深田は演技ヘッタクソだし。駄作。
[DVD(邦画)] 4点(2009-08-02 13:05:32)
217.  かもめ食堂
特にこれといったドラマもなく、食堂が繁盛していく様をたんたんと描いた作品。そこに深い味わいを感じられるかが、キモだと思うが私には特に心に来るところはなかった。あと、役者にはあまりこだわらない自分だけど、さすがにこの作品、出てくる女優がさえないのばっかりでなえたw
[DVD(邦画)] 4点(2009-02-18 23:08:53)
218.  インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
面白くない。何が駄目とかそういうのじゃなくて、もう今さらこの手の軽いノリのアクションメインの映画は楽しめない。ハリソンフォードはかっこいいし、ハリソン演じるインディやショーンコネリー演じる親父さんのキャラクターも魅力的ではある。が、年のせいか、もうこの手の映画を面白いとは思えなくなってしまった。
[地上波(吹替)] 4点(2008-07-27 23:59:28)
219.  猫の恩返し
猫の国に行って、脱出する・・・それだけの話。そこには全くドラマも感動もない。つまり非常にしょうもないストーリーである(この映画は『耳を澄ませば』の月島雫が書いた作品という設定だそうだが、残念ながら雫にはストーリー作りの才能がないようだ)。 絵の方はと言えば、キャラクターの造形に魅力を感じない。もう少し主人公を可愛くデザインできなかったものか。登場するさまざなな猫もあまり可愛いとは思えない。 総じて駄作と言っていい作品。主題歌だけはよかった。
[地上波(邦画)] 4点(2008-07-21 07:53:20)
220.  シークレット ウインドウ
「物語は結末がすべて」と最後の方で主人公が言ってましたが。全くその通り。そしてこの映画はその大事な結末部分が最低最悪。 こんな使い古されたオチを今時使ったことに驚愕。
[地上波(吹替)] 4点(2008-02-24 23:53:44)
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