201. コンスタンティン
キアヌリーブスの一番の魅力はその病的な美しさである。病気の似合う美男というべきか。日本で言ったら太宰治のようなものだ。このコンスタンティンという役柄はツボにはまっていた。フラフラしている姿が妙にそそる。「もっとキアヌを痛めつけてっ!」とついつい悪魔を応援しちまった。 [映画館(字幕)] 6点(2005-05-09 19:27:16) |
202. アイズ ワイド シャット
《ネタバレ》 これを計算したのか、どうか。ただ最後の1セリフのための長い長い前置き。計算したんだろうなぁ、やっぱり。今まで見たキューブリックの作品の中で最も彼が天才であると納得させられた一本。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-05-09 19:23:35)(良:2票) |
203. スターシップ・トゥルーパーズ
戦争はまことに素晴らしいもので、勝利して相手を牛耳る快感は何事にも換えることができない。この映画を見て心から思った。自分が生きていれば他はどうでもいいのだ。人間本来の正しい生き方を記した超大作といえるのではないだろうか。もしこれが米軍OBの妄想なら10点だが、馬鹿映画として作ったのではないかという懸念で2点にした。 [ビデオ(字幕)] 2点(2005-05-09 19:14:41) |
204. 弟切草
この映画を高評価してみたい気持ちがないでもないが、どんなに一生懸命あがいても無理だろうな。低予算なら低予算で、もっと工夫がないと今の時代の映画としてはやっていけないと思う。と、勝手なことを書いているけど、実は奥菜見たさに借りただけなので憤りなどありません。出来ることならもう少しお色気が欲しかったかなという程度です。 [ビデオ(字幕)] 3点(2005-05-05 19:00:03) |
205. ハートブレイカー(2001)
この親子は、顔立ちはきれいだ。しかし何故かフェロモンのかけらもない。そこが既に笑える。まぁ嫌味抜きで、こういうややこしくなりがちな話をスマートに仕上げた脚本はレベル高いんじゃないだろうか。あっさりしていて全く勘に触わらない良質コメディだと思う。伊良部がもだえる姿が最高だ。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-05-05 18:52:58) |
206. マッスルモンク
マッチョなアンディラウってどんなだろう、と興味が湧いたので見てみた。率直な感想は、まるで空気を詰め込まれた風船人形みたい。なんかぷゎんぷゎんしていて憎めない奴だ。これでもう少しインド人と(別の意味で)絡んでくれたら言うことなかったのに。ストーリーなんかどうでもいいと思っていたが意外にも仏教のありがたいお話だった。だからどうした。 [DVD(字幕)] 5点(2005-05-05 18:41:53) |
207. ミッシング(1982)
どういう社会情勢だったのか分からんために何をごちゃごちゃやってるのやらさっぱり。もう少し勉強してからじゃないと楽しめないのかもしれない。 [ビデオ(字幕)] 4点(2005-04-24 05:29:51) |
208. ヴァンパイア・ハンター
設定をうまく練っていて、予算の少なさを知恵でカバーしたといえる。ひ弱なハンターにひ弱なヴァンパイアって面白い。グロは物足りないが適度にエロく、テンポもいい。マイコさんのセクシーシーンだけでも非常に価値のある作品。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-24 05:22:31) |
209. ブラック AND ホワイト(1999)
げ、人種問題の映画だったかー。と、一瞬見るのをやめようかと思ったが、人種映画にありがちな重苦しい雰囲気はなく、なんとなく最後まで見てしまった。ヒップホップはよく分からんのだけど、映画のノリをよくしてると思う。ベンスティーラーがいい演技してた。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-04-24 04:37:09) |
210. ザ・ロイヤル・テネンバウムズ
《ネタバレ》 こんな姉ちゃん欲しい。欲しい。欲しい。まぁそんなことより妹弟のかやの外で暴れまくるベンスティーラーが素敵。まぁそんなことよりほのぼのしたユーモアを楽しんでたのに犬を殺すな。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-24 04:04:05) |
211. マスク(1994)
バットマンと大して変わらんのではないかと思わないわけでもないが、警察と踊るところは何度見ても面白い。キャメロンディアスってすごくかわいいのに実はそんなに顔は整ってない。ジムキャリーは表情豊かなのが逆にワンパターンだと思う。ということは主役は犬だったか。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-24 03:45:30) |
212. ゴースト・オブ・マーズ
激しくノリのいい火星人。仲間の首が飛んだって全く意に介さない主人公。22世紀にもなって20世紀のはさみを小道具に使うという発想。この映画と比べたらバイオハザードなんて足元にも及ばない。ジョンカーペンターってすごい才能だと思わずにいられない。そして愛さずにいられない。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-24 03:27:15) |
213. キング・イズ・アライヴ
《ネタバレ》 人の心理の移ろいがよく描けている。砂漠で演劇って発想も面白い。絶望のふちでぼろぼろになっていくって嫌な死に方だ。まぁそんなことより「砂漠を渡れるのは俺しかいないぜ」ときばってたおっさんが、ものすごく近くで息絶えていたのは笑った。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-04-24 03:15:51) |
214. 誰も知らない(2004)
《ネタバレ》 自然な演出にしようとしているのが手に取るようで、逆にわざとらしい。子供たちの演技は皆見事だけど、所詮大人が考えた話じゃないか。ってのはひねくれすぎか。妹の手が気持ち悪かったのが・・・って気持ちは痛いほど分かる。カンヌ男優賞の彼は目がきれいだ。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-24 03:02:05) |
215. スウィングガールズ
最後まで十分楽しめるけど、キャラクターにいまいち愛着が湧かないからメインの4人をもう少し掘り下げてもいいと思う。まぁ、こういうキャピキャピ集団は男にはたまらんもんです。ベースの女の子が一番かわいい。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-24 02:49:06) |
216. CASSHERN
激しい自己満足の世界ではないだろうか。宮迫の存在が不愉快なのはしょうがないが、何がどうなってるのか分かりにくいのでもっと説明が必要だと感じた。しかしこれ以上長くすると皆寝るので、TVシリーズにして深夜放送するがいいさ。 [ビデオ(字幕)] 3点(2005-04-24 02:38:38) |
217. バンドワゴン(1996)
笑いの切れ味がなかなかのもの。そしてバンドメンバーの個性の対比が非常に巧い。基底の部分で音楽性の一致という固いきずながあるので、けんかしてるシーンもほのぼのしている。4人とも愛すべきキャラクターだ。曲はそこそこかな。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-04-24 02:27:07) |
218. ロスト・イン・トランスレーション
《ネタバレ》 アメリカ人向け日本観光ガイドみたい。日本人にしか分からない笑いも多々あると思われ、ちょっと得した気分に。名刺渡しすぎ。否定は出来ない。うるさい選挙カー。恥ずかしい限り。日本人はなぜLとRの発音が苦手なんだろう。というセリフに、こっちが聞きたいわ。彼らが故郷を思うのはきっと、ホームシックなどではなく自分たちが今まで見えていなかったものを見つけたからに違いない。日本食のような料理を食べなくちゃいけない、と。これ、海外旅行の醍醐味。 [DVD(字幕)] 7点(2005-04-08 12:18:02) |
219. 21グラム
時間軸を崩したのは、こういうだるいテーマを飽きさせないための工夫と捉えられる。いいことだと思う。しかし、なんといってもショーンペンに腹が立つ。偽善者的な役柄だからだろうが、ショーンペン本人が偽善者にしか見えない。この人はいつもこうだ。ある意味演技力があるのかもしれんが、不愉快極まりない。ナオミワッツの演技には余裕が感じられない。全身全霊でがんばってますオーラが鬱陶しい。将来、力が抜けていい女優になって欲しい。この二人と比較するとデルトロの演技は非常にユーモラスだ。安心して見られる。映画の出来は悪くないが、力強い問題提起があるわけではなく、あまり深い感銘を受けるものはなかった。 [DVD(字幕)] 5点(2005-04-08 11:55:23) |
220. バイオハザードII アポカリプス
《ネタバレ》 前作から急激な進化を遂げ、リプリーをも超える最強女性となったミラジョボ様を観て目頭が熱くなった。前作のボスなんか雑魚以外の何者でもないわ。残念なのは、ジルはもっと女々しい部分を見せたほうが萌えたと思われること。また、前々から分かっていたことだがミラジョボ様のあまりの洗濯板ぶり。この二点のみ。またしても「続編も見に来てね!」みたいなラストに製作者のお楽しみっぷりが垣間見えて、こっちまで楽しくなった。ありがとう。過去のゾンビ映画へのオマージュが軽やかに笑わせてくれる。 [DVD(字幕)] 6点(2005-04-08 11:38:36) |