201. ローグ アサシン
《ネタバレ》 主演2人、もったいない使い方だなあ。奇妙な「日本」の数々にゲンナリさせられ、ただ惰性で鑑賞した分ラストのどんでん返し(?)に気付かなかった。これは得したのだろうか。 [DVD(字幕)] 5点(2008-04-29 23:51:24) |
202. 武士道残酷物語
構成はもちろん、一話一話良く練られた見事な出来映え。しかし、元々面白い話では無いし、この残酷の積み重ねには疲労感を蓄積させられる。たぶん人には勧めない。 [DVD(邦画)] 7点(2008-04-29 23:36:04) |
203. ボーン・アルティメイタム
これが起承転結の「転」のみの役割だとすると、個人的には次作の「結」はキビシイような気がする。1.2作を無駄にしない見事な出来映え。アクションシーンは不快感を誘発しそうなカメラワークが逆に秀逸。 [DVD(字幕)] 9点(2008-04-29 02:25:35) |
204. カッコーの巣の上で
文句なしの名作。管理する方もされる方も明らかに正常ではない。観る側が安易に予想する予定調和を見事に裏切り続け、圧倒的な演技力でもって不思議な余韻を残す。個人的には「まぼろしの市街戦」の方が好み。まあ関連は希薄だが。 [DVD(字幕)] 8点(2008-04-29 02:14:56) |
205. 二重誘拐
《ネタバレ》 驚愕の邦題 [DVD(字幕)] 4点(2008-04-27 01:05:27) |
206. ボーン・スプレマシー
起承転結の「承」部分を担い、3作目を観たあとに感じたのだが、この2作目を包み込む悲しいトーンが、いかに重要な薬味であったかがよく分かった。 [DVD(字幕)] 7点(2008-04-19 01:24:10) |
207. 大いなる陰謀
《ネタバレ》 三つの進行に馴染むまで、若干時間が掛かった。見終えて消化不良と捉える向きもあろうが、観る者への問題の預け方が上手い。相反する二つの流れをメリル・ストリープと共に検証していかねばならぬ。 [映画館(字幕)] 8点(2008-04-19 01:16:03) |
208. 明日への遺言
《ネタバレ》 ある面公平性など望むべくもない東京裁判、有名なパール判事周辺外でこんなことがあったのを大岡昇平が書いたこの労作を読むまで知らなかった。この裁判、数々の問題があり否定されて然るべき事が多々あるのだろうが、その否定で止まってしまい、強引に自己都合の結論を導き出してあることが多いのもまた事実。分かりにくいがこの映画、実はそこから進みきちんと総括しているように思う。 [映画館(邦画)] 6点(2008-04-09 23:48:02) |
209. 日本沈没(2006)
《ネタバレ》 今まさに飛び立とうとする小野寺に、間違っても玲子は間に合ってはいけない。恋愛を絡めるのは別に構わないが、ここではそれだけで狙いとは正反対に陳腐なドラマに成り下がってしまった。 [DVD(邦画)] 5点(2008-04-09 02:13:05) |
210. パーフェクト・ストレンジャー(2007)
《ネタバレ》 「ドンデン返し」が売りの映画っていうやつ、犯人は何と主人公だったというのが余りに多すぎる。残念な結果ですね。いやはや。 [DVD(字幕)] 4点(2008-04-06 01:13:03) |
211. ダージリン急行
残念ながらこの三兄弟、しいてはこの製作者達とも価値観が合わないようだ。久々シンドイ思いをした。 [映画館(字幕)] 3点(2008-04-06 01:07:31) |
212. クローバーフィールド/HAKAISHA
《ネタバレ》 ゴジラ映画に1本くらいこの視点で描かれた作品があってもいいのに、と思った瞬間、導入部でやたらと「日本」をちらつかせた意味が解った。その点ではしてやったりの製作者なのだろうね。しかし、かなり展開に無理があります。 [映画館(字幕)] 6点(2008-04-06 00:55:27) |
213. 犯人に告ぐ
当たり前ながら、製作者は原作に対して誠実さを持っている。それを感じるのは、物語の流れが自分自身勝手に補足する原作+αから違和感を持たせることなく進行している気がしたからだ。それにひきかえ、映像化にあたり原作をいじくり回した挙げ句失敗する作品の何と多いことか。 [映画館(邦画)] 8点(2008-02-26 00:09:11) |
214. チャイナ・シンドローム
世界中で似たようなことが起きているのかもしれない。情報さえ操作できれば隠すことなど簡単なことだ。原発に賛成・反対とかではなく、何年たっても問題提起に成りうる映画。ジャック・レモンはさすがだ。 [DVD(字幕)] 8点(2008-02-25 23:52:17) |
215. サン・ジャックへの道
《ネタバレ》 この巡礼キリスト教以外の日本人には解らないと思うので点数控えめ。いい映画だった。 [DVD(字幕)] 8点(2008-02-15 23:16:41) |
216. となり町戦争
《ネタバレ》 原作未読。このアイディアは最高、しかし、余りに中途半端過ぎないか。違う話で生かしたいと思うのは自分だけか。 [DVD(邦画)] 5点(2008-02-15 23:09:33) |
217. 人情紙風船
《ネタバレ》 人情、この作品の持つ表現力は、現在の技術をもってして不可能。この映画にやっと辿り着いた。 [DVD(邦画)] 8点(2008-02-15 23:05:03) |
218. ノッティングヒルの恋人
《ネタバレ》 まったく偶然に観てしまったようなものなのだが、恐ろしいくらい自分に都合がいい夢物語。この強引さも万人受けする話故観てしまうが、この夢、美人女優が云々以前に自分がヒュー・グラントにはほど遠いことに気づいて興醒めしてしまう。残念残念。 [インターネット(字幕)] 5点(2008-02-15 22:57:11) |
219. あなたになら言える秘密のこと
《ネタバレ》 あの重たすぎる秘密が明らかになって、この映画の説得力が格段に増した。そこまで政治的、辛すぎる事柄にしなくとも、と思われる向きもあろうが、自分は逆だ。 [DVD(字幕)] 8点(2008-02-03 11:56:54) |
220. しゃべれども しゃべれども
売れない落語家なんて、もっと悲惨に違いない。とても環境に恵まれた主人公なのだが、話としては好感。偶然志ん朝の火焔太鼓を聴いた後だったので、劇中の落語の出来など比べようもないが、太一君好演。 [DVD(邦画)] 7点(2008-01-30 01:39:10) |