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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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201.  天空の草原のナンサ
モンゴルの草原に生きるある遊牧民の家族の日々の営みを、彼ら(特に子ども達!)に気付かれず隠れて撮影しているかのごとく自然な表情をとらえていく。  昔から変わらぬ生活のようで、お父さんが町へ毛皮を売りに行く手段はバイクだったりする。お土産は鳴き声をあげながら自動で歩く犬のおもちゃ。広大な土地を移動しながら自然と共に生きる彼らですら、国政の選挙区に組み込まれてしまっている現状。作中にそんな昔ながらの生活をおくる人々が町へ出て行き、遊牧の民が確実に減少していることが感じられる台詞もありました。  ゆったりとした時の流れの中で生きる彼らも、実は急速に移り変わる現代の時の流れの中にいることを感じさせられますが、自然と共に暮らす人々への敬意が感じられるいい映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-30 21:53:45)(良:1票)
202.  ウォーター・ホース
ネス湖のネッシー伝説。ネッシーが湖面から首を出しているとされる有名な黒白の写真。子どもの頃、UFOや未確認生物とかの特番でよく取り上げられていたけど、そう言えばこの写真を見るのもその名を見るのも久々な気がします。  戦争、そしてパパが既に戦死しているという背景、反戦のメッセージは小さな子どもには難しいかもしれませんが、家族で見るのにもいい映画だと思います。  冒頭の「これは本当の物語・・・。」という字幕がいいですね。子どもの頃、ネッシーはいると信じていたよなあ・・・。そう、こういう伝説は信じる人、子ども達にとっては本当の物語、これでいいんじゃないでしょうか。クルーソーが無事、生涯を全うしたことをそっと教えてくれるラストも良かったです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-01-22 23:51:57)(良:1票)
203.  胡同のひまわり
路地の奥に門があって、そのさらに奥に隣人と共有するような中庭がある。例えばチャン・イーモウ監督作「活きる」でも見られる中国の庶民の生活様式が印象深い。  現代中国のとある家族を取り上げた中国映画が避けて通れない文革をその終わりから上手くスタートし重くなることなく、現代に至るまでのある親子の日々が淡々と綴られる。その中に庶民が現代的なアパートに憧れ、時代が進むにつれクルマや家電製品など人々の生活や世代間の価値観が少しずつ変わっていく様子を上手く挿入していく。それでも変わらないのは時には難しくもあるけれど親子の関係ということでしょうか。  忘れた頃に大事があるけれど、大半は何て事の無い日々。そんな家族の日々、人生というものを淡々とした中に上手く描いた佳作。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-22 23:23:57)
204.  チアーズ! 《ネタバレ》 
カリフォルニアのカラッと晴れた青い空の下、自由な服装にクルマ通学に・・・。田んぼに囲まれた高校にチャリ通だった田舎の地元高校出身の僕にとっては、こんな自由で陽気な雰囲気がたっぷり味わえるアメリカン学園ドラマって昔から好きなんですよ。  お話の方は序盤で大体予測がついて実際その通りに展開していくのですが、本作はとても気持ちの良い映画に仕上がっています。自分の気持ちに正直に精一杯頑張ったら、結果優勝はできなくてもこんなにハッピーな気持ちになれる。そんなことを直球勝負で見せてくれます。  冒頭のチアリーディングに、トニー・バジルの”ミッキー”を思い出すなあと思いながら見ていたら、ラストはやっぱり”ミッキー”で明るく締めてくれましたね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-21 16:05:06)
205.  ぼくは怖くない
序盤はどこか「スタンド・バイ・ミー」を思い出す展開。冒頭から何度も登場する青空の下一面に広がる麦畑の風景も、10歳の少年ミケーレの汚れなき心も、綺麗な映画です。一方で描かれる大人の汚さ。しかし優しい笑顔のウラに隠された別の顔を持つ父、「大人になったらこの村を出て行きなさい」=「私達のようになってはいけない」とミケーレに教えながら、村のしがらみに縛られた母の姿には大人の悲しき一面も感じられます。子どもが持ち得る勇敢さ、純粋さと大人というよく見られるテーマを一風変わった切り口で描きながらも温かみのある作品となっています。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-01-14 01:11:08)
206.  ラブ・ダイアリーズ
パパとちょっとおませな娘の親子のドラマでもあり、一人の男と彼の周りにいる3人の女とのラブコメでもあり、娘の「私のママは誰なの?」というミステリーでもある。ロマンスの方はあっちに行ったりこっちに来たりで落ち着きが無いのですが、それがミステリーとしてはなかなか的を絞らせない面白さにもなっており、この3つの要素を作品の中で上手く絡ませています。  独身時代のパパの女性遍歴を聞く娘が合いの手を入れるタイミングもいい。そしてこの娘を演じるのは、そろそろ学園ドラマや青春モノが似合う年頃になってきたアビゲイル・ブレスリン。この頃はまだまだ子役らしい感じですが、本当に演技が上手だし彼女が売れっ子である理由がよく分かる気がします。 
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-12-29 20:28:09)(良:1票)
207.  悪いことしましョ!(2000)
コスプレ悪魔のエリザベス・ハーレーが本当に魅力的なんですが、ブレンダン・フレーザーも好演です。ブレンダンは本作の前年の「タイムトラベラー」でも天然キャラ青年を演じていましたが、この頃の彼はこういう役がよく似合いました。細かい台詞の笑いドコロも楽しかったです。尺も短かく、誰と見てもそれなりに楽しめるし休日の午後にでも気軽に見るのに丁度いい映画ですね。 
[DVD(吹替)] 5点(2011-12-18 00:01:16)
208.  灯台守の恋
地味で意外性の無いストーリーかもしれないけど、鑑賞後は上質のいい映画を見たとしみじみと思える作品でした。  この監督さんの作品を見るのは「パリ空港の人々」に次いで2本目。「パリ空港の人々」はある意味登場する全ての人が「ヨソ者」。本作はフランスでも独自の歴史、文化風習を持つブルターニュ地方の小さな島にやって来た一人のヨソ者が主人公となっています。両作品ともどこかすきま風を感じる独特の人間模様ですが、そんな中に人の心をしっかりと感じさせてくれる作品に仕上がっています。  荒々しい海と風の中に立つ灯台の姿が印象に残る。厳しい風土の中しっかり根を張って生きるこの土地の人間の強さを表しているようでもありますが、ポツンと寂しげでもある。許されざる恋をメインにしながらも、この2人が一緒の時間は意外に少ない。しかし、2人の恋やイヴォンとの友情など人と人を繋ぐ、主人公の男が修理したアコーディオンや時計といった小道具が作品の中で実に効果的に作用しています。  1963年の物語の中で、自転車(マベや神父さん)や船はよく登場したけど車はほとんど登場しなかった。これもこの土地の風土を表していたのでしょうか。
[DVD(字幕)] 8点(2011-12-17 11:40:52)(良:2票)
209.  その土曜日、7時58分 《ネタバレ》 
子が親を、そして最後は親が子を・・・。ひたすら重く救いの無い映画。犯行当日前後に時間軸や親、兄、弟それぞれの視点が交錯する。この手法は一つ間違うと何だか分からなくなる事も少なくないですが、よく練られた構成で非常に分かりやすく、それぞれの関係を徐々に浮かび上がらせていく。犯行以降の破滅に向う過程の見せ方もキャストの好演もあり、ひきつけられます。今年お亡くなりになられ、本作が遺作となった訳ですが、老いてもその手腕に衰え無し。さすが巨匠ルメットと思わされる作品です。 
[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-12-11 19:44:52)
210.  デブラ・ウィンガーを探して 《ネタバレ》 
「なぜデブラ・ウィンガーは引退したのか?」という一応の本筋があり、同世代の家庭を持ち子どももできた女優達の、40代以降の理想の女優像に関するそれぞれの持論、「ハリウッドスターの自分と家庭や育児をしている自分を両立できるのか」という本音、時には愚痴が語られていくのですが、中盤辺りからちょっと飽きてくる・・・。挿入される手持ちカメラの映像のブレは見づらいんですが、女優達が街を行く、マスコミに囲まれインタビューされるといったその場の雰囲気がそのまま伝わってくるようで面白い。しかし赤裸々に本音を語るという趣旨でも、やはりカメラの前では演じているという雰囲気を感じる人もいる。彼女達セレブの、マスコミの姿も無くカメラも回っていない本当のプライベート空間での私生活トークってどんななのでしょうか・・・?
[DVD(字幕)] 5点(2011-12-06 21:12:59)
211.  ランド・オブ・プレンティ
9.11後のアメリカを扱った作品。少々長く感じられもしましたが、「パリ、テキサス」を思い出すアメリカの青い空、音楽の使い方にヴェンダースらしい個性を感じる作品です。  かつてベトナムで傷つき、今はテロに対し神経過敏になりながらも自分がアメリカを、世界をテロから守っているという信念に基づき行動する男。この男の行動はアメリカそのものを象徴しているかのようです。  終盤、この男が悪い夢にうなされている。その叔父の姿を見つめるラナの「叔父の苦しみをやわらげて下さい。平和をお与えください」という台詞がありました。移民、貧困などのアメリカ国内の問題を絡めながらも、ここに込められたヴェンダースの、今のアメリカと世界平和への思いを感じます。
[DVD(字幕)] 6点(2011-11-20 19:19:54)
212.  LOVERS
序盤の遊郭の華やかな衣装や美術、中盤以降の竹林や真っ赤に燃える紅葉と草原の緑の美しさなど、とにかく綺麗な映画です。この美しい舞台で展開されるアクションシーンも楽しめる。(ただし最後は秋から冬にかけて何ヶ月戦い続けてるんですか?休憩しなくていいんですか?という感じでしたが・・・)ストーリーの方は特に感動や鑑賞後に残るものはありませんが、それよりも画の美しさ、チャン・ツィイーの美しさ(特筆すべきは冒頭の遊郭の舞!)が印象に残る作品です。ただチャン・イーモウに関してはやはり、「活きる」や「幸せ三部作」と呼ばれる作品、今年日本で公開された最新作のような映画をもっともっと撮ってもらいたいですね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-11-20 16:31:31)
213.  ベッカムに恋して
サッカーが大好きな女の子のサッカーへの情熱、夢、悩み、友情、恋愛、家族への思い、などなど・・・を爽やかに描きながら、人種やジェネレーションギャップといった問題を巧くミックスさせた、良質の青春映画でした。練習風景や試合風景、街を散歩したりといった際に使われる音楽が素敵で、その使い方も巧い作品です。この邦題が今まで鑑賞を遠ざけていたとも言えるけど、見ると「ベッカムに恋して」という邦題も作品の雰囲気をうまくとらえているんじゃないかなと思います。 
[DVD(吹替)] 8点(2011-11-17 23:17:19)
214.  わが教え子、ヒトラー
ドイツ製作のヒトラー映画。おなじみの彼の側近であるゲッベルスやヒムラーも登場する。主人公のユダヤ人教授の回想から始まる本作は最初は実話のような雰囲気を漂わせますが、連発される「ハイル、ヒトラー!」やユダヤ人教授夫婦に添い寝してもらうヒトラー、廃墟のベルリンを張りぼての建物で誤魔化そうとする側近にヒトラーの口パク演説など、孤独な裸の王様ヒトラーと側近達を笑い飛ばそうという趣旨でしょうか。ただ、僕は正直あまり笑えませんでしたが・・・。 
[DVD(字幕)] 4点(2011-11-03 20:19:34)
215.  13デイズ
第3次世界大戦を回避すべくたたかった男たちのドラマです。戦闘機や海上のシーンはかなり限定され、大統領とその弟と側近達が室内で繰り広げるディスカッションが作品のかなりの部分を占めますが、これがなかなかの緊迫感にあふれ、重厚感のあるポリティカル・サスペンスとなっています。対ソ連にとどまらず、軍部やマスコミ、アメリカ国内、世界に対する情報戦なども見応え十分でした。2時間を軽く越える長尺ですが、無駄が感じられずその長さも全く気になりませんでした。
[DVD(字幕)] 8点(2011-11-03 20:13:14)
216.  2046
「花様年華」の続編という位置付け、女優陣に中華圏のトップスターがズラリと顔を揃えた豪華キャストと、期待が大きかったのですが・・・。トニー・レオンに女優陣は期待通りだったのですが、何が言いたかったのか分かりづらいし、あまりにも面白くなかったです。辛い130分でした。ウォン・カーウァイ+クリストファー・ドイルの映像美の中の豪華キャストの競演には見入ってしまう部分もありましたが。 
[DVD(字幕)] 2点(2011-10-25 22:32:08)
217.  マンデラの名もなき看守
ネルソン・マンデラの傍で長い年月を過ごした一人の看守、グレゴリーの視点で描かれるアパルトヘイトとマンデラ。ロベン島監獄やアパルトヘイト下の南アの描写はかなり抑え気味で、どちらかと言うとグレゴリーとマンデラ、グレゴリーや家族とアパルトヘイト下の白人社会のドラマであるという印象を受けます。しかし、その中にグレゴリーの苦悩や「黒人の肩を持つ家族」だと批判され、白人の隣人から疎外される描写などを通して、知る機会があまり無い当時の南アの白人社会からの様々な視点でのアパルトヘイトが垣間見える作品です。 
[DVD(字幕)] 6点(2011-10-20 21:14:34)
218.  マイレージ、マイライフ
ラストの何人もの解雇を宣告された人々が異口同音に語る家族という心の支え。中盤には妹の結婚もありました。結婚に不安を感じた妹の結婚相手の男に一人でいることの不安や、誰かと共に生きることの素晴らしさを説く。そして最後に再び出張を命じられた際の複雑な表情。そんな出来事を通し彼の心の中に人生やライフスタイルに対する変化が感じられます。終盤のシカゴ行きもそんな思いの表れだったのでしょう。だからこそ、シカゴ行きの顛末とラストが寂しすぎたと感じました。最後は彼の人生のいい方向への変化が見たかったですね。 
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-10-10 21:03:50)(良:1票)
219.  人生、ここにあり!
イタリアで精神病院が閉鎖されていくきっかけとなる実話をベースにした作品。難しいテーマですが、登場人物の個性のバランス、程よいシリアスさとユーモアの配分がよく、イタリアらしい陽気さが時には重くなりがちな空気を巧く和らげています。精神病院の入院患者達一人一人の名前を聞き、対等に付き合い、語り合い、投薬に頼る治療だけではなく個性を尊重し、喜びも悲しみも共有する。本作の主役のネッロさんは素晴らしい指導者であり彼らのパートナーでした。この作品が日本では話題になったり多くの人に観られることが無いのが残念ですが、イタリア映画らしい泣き笑いがある人生賛歌であり人間賛歌でした。 
[映画館(字幕)] 7点(2011-09-30 23:58:35)
220.  主人公は僕だった 《ネタバレ》 
大きな感動がある訳でも無いし、コメディとしてもそんなに笑える訳でも無い。意外性の無いおとしドコロとも言える。この小説が評価される事はないでしょう。しかし、温かみのあるいいラブストーリーだったと思うし、彼は小説の中の架空の人物じゃない。大怪我してしまいましたがそれでも生きていることが大切。彼の運命が変わったことを素直に良かったと思いたい結末でした。僕にとって苦手な女優さんだったマギー・ギレンホール。しかし本作の彼女はとてもかわいく素敵に見えました。 
[DVD(字幕)] 6点(2011-09-30 21:11:01)
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