201. マネーボール
《ネタバレ》 ○野球映画にしてあまり観たことのない設定だったので楽しめたが、ドラマの部分に重厚さが感じられなかったのが残念。○一瞬イチローが映っておぉってなった。 [DVD(字幕)] 6点(2013-05-06 23:14:44) |
202. ザ・ファイター
《ネタバレ》 ○実話ものというのもあるだろうが、家族を選ぶか、新しいトレーナーと恋人を選ぶかで両方選ぶというのが何とも斬新。それなりに家族を切る方向で話が進んでいるように思えたが、主人公が家族を切れない心理描写と、新しいトレーナーと恋人が家族と共に闘うことを決める心理描写がかなり乏しいように感じた。ほとんど分かり合えない両者だったのに。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2013-03-30 18:38:27) |
203. ザ・タウン
《ネタバレ》 ○特に目新しい設定などないのにあっという間の2時間。脚本や演出など含めベン・アフレック作品は今のところ外れなし。○にしてもベン・アフレック、ジェレミ・レナー共に若いね。○最後にお金を残すのはなんか違うなと感じた。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-03-30 18:32:31) |
204. ジャンゴ 繋がれざる者
《ネタバレ》 ○西部劇好きのタランティーノらしく、いかにも西部劇らしいズームアップや設定の数々。すべてのオマージュは分からないが、見ていて楽しいし、オマージュ元の映画も観てみようと感じた。 [映画館(字幕)] 7点(2013-03-30 18:11:47) |
205. アウトロー(2012)
《ネタバレ》 ○衝撃的内容でありながらテンポよく話が進み見応えはあった。○事件の真相が徐々に明かされていく面白さはある。○主人公のキャラ付けとラストの超人ぶりがいつものトム・クルーズになってしまったのは残念。 [映画館(字幕)] 6点(2013-03-03 21:43:49) |
206. ダイ・ハード/ラスト・デイ
《ネタバレ》 ○そんなに期待して観に行かなかったが、それでも残念な出来だった。○ダイ・ハードシリーズである必要性を感じない設定を息子を登場させるだけで繋いでいるのがまず良くない。○アクションシーンはドンパチの連続。良くも悪くも80年代アクションへのオマージュなのか。○最後に親子の絆って言われても、それを感じさせるドラマもないただのアクション映画。正直に言って、この出来なら過去の作品を観ているようがよかったと思ったほど。 [映画館(字幕)] 3点(2013-03-03 21:33:31) |
207. LOOPER/ルーパー
《ネタバレ》 ○趣向の凝らしたB級SF映画。○子どもの能力に気付いてからの展開がまるで別の映画。発狂するシーンはコメディかと思った。○それに比して前半の展開や世界観が割と陳腐。ラストも自分と向き合うみたいなオチがありきたりかな。○殺しても他の生き残りが復讐してくるというのは戦争映画みたいだな。○ブルース・ウィリスがあるシーンで猫背で年をとったなと感じさせられた。ダイ・ハード新作大丈夫か!? [映画館(字幕)] 6点(2013-03-03 20:34:36) |
208. 猿の惑星:創世記(ジェネシス)
《ネタバレ》 ○新たな猿の惑星として期待して観賞。○研究者として周りが見えなくなるという良くある状況だが、共感できるような描き方ではない。近所にも迷惑かけているのに。○そんなこんなで猿が研究所から出てくるのだが、そんなにいたか!?という数が出てくる。暴れるだけ暴れて最後は森に帰っておしまい。何か腑に落ちない結末だった。 [DVD(字幕)] 5点(2013-01-06 21:49:58) |
209. トゥルー・グリット
《ネタバレ》 ○ジョン・ウェイン盤「勇気ある追跡」観賞済み。○割とジョン・ウェイン盤に忠実。正確には原作の再映画化らしいが。○ジェフ・ブリッジスもさすがの存在感。マット・デモンの端役も新鮮。○そして、映像美も見もの。○西部劇はやはり良い。今の俳優で西部劇をもっと見たいものだ。 [DVD(字幕)] 7点(2013-01-06 21:08:01) |
210. ボーン・レガシー
《ネタバレ》 ○好きなシリーズとあり、当日レイトショーにて早速観賞。○ジェレミ・レナーだがまあ良かったと思う。MIシリーズでもスパイ役しているし違和感なしだが、風貌がダニエル・クレイグに似ており、おまけに役名もジェームズと来ておりにやりとさせられた。○共演のエドワード・ノートンは好きな俳優で配役から頭脳戦を期待したが残念ながら全くだった。○話もただ薬を取りに行くという地味な展開。前作までのかき回している感がそれほど感じられない。前作のボーン、パメラ、ノアヴォーゼンの三者構造がいかに良かったか感じさせられた。○アクションは前作のオマージュを入れつつも大規模なもので満足。○監督、キャスト、音楽など結構な入れ替えで臨んだ新シリーズだがまずまずの船出では。次回作に期待。 [映画館(字幕)] 6点(2012-12-16 20:12:49) |
211. 007/スカイフォール
《ネタバレ》 ○約4年ぶりの新作。ダニエル・クレイグボンド作をしっかり復習し、期待したがその期待を大きく下回る出来だった。○まず冒頭のアクションシーンだが、過去2作で一番地味だった。使い回しみたいなシーンが多く感じた。○それからというものはとにかく長い。前々作とほぼ同じ長さなのだが意味合いが全く違う。○サム・メンデス監督だが、やはり庭が違うのか、どうもドラマ仕立ての作風がしっくりこない。随所にらしい絵作りこそ感じるが。○前2作登場のなかったQも登場するが、メカおじさんのイメージがありしっくりこなかった。○一方で、ちゃんとしたボンドガールが登場しないのは残念だった。○終盤のアクションも含め、アクションは総じて地味だし、少ない。○ラストのマネーペニーのくだりにはニヤリとさせられた。JAMES BOND WILL RETURNと最後に出たが、新Mのもと、次回作に期待したい。○スパイは時代遅れとブロスナンボンド時代から言われていたが、その答えをMの引退にしか見いだせないとはそういう時代なのか。○総じて、このシリーズに求められるのは大掛かりなアクションと美女とのロマンスだとつくづく感じた。その柱となる大きな2つが欠けてしまってはダメだな。○最後に、長きにわたってこのシリーズを支えたジュディ・デンチに拍手を送りたい。 [映画館(字幕)] 4点(2012-12-01 17:15:58)(良:2票) |
212. 127時間
《ネタバレ》 ○予備知識なく観たので、挟まるまでこんな映画だとは想像もつかなかった。あのシーンは直視できなかった。○テンポの良い90分ではあった。○こういう話があったからとりあえず映画化してみましたという感じが強く残り、それ以上の何かを感じさせるまでには至っていない。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-10-14 15:22:14) |
213. 告白(2010)
《ネタバレ》 ○原作未読○世間ではかなり絶賛されているようだが、そこまで斬新さなど感じはしなかった。○中島監督作品は初めて観たが、視聴者を映画の中へ引き込む力が感じられた。冗長な感もそれほどなく、テンポの良い2時間弱であった。○自分としてはあくまで人の言うことを信じすぎるなというのが一番のメッセージに感じたのだが、そう観てしまうといったいどの人物のどの発言を信じたらよいのかという、若干本末転倒的な現象が頭の中で起こってしまった。でも、この手の映画なら仕方ないか。○展開としては、ミステリーとは称しているものの、効果的は伏線はなく、その人物から見える、製作者として都合の良い部分だけ見せている印象だった。また、あまりにも現実から離れているシーンが散見された。○思春期の子供たちをなかなか上手に描いているなと感じた。○映像としての斬新さはなかったが、緩急の付け方が非常にうまかった。ただ、予想以上にグロかった。○映画を鑑賞してから予告編(30秒ver.)を見てみたが、ちょいと面白そうな学園ミステリー。軽い気分で観に来たカップルなどには残酷な結果だったかもしれない。 [映画館(邦画)] 4点(2012-10-08 10:31:27) |
214. インセプション
《ネタバレ》 ○正直な感想を言うと、まあまあ満足だがかなり疲れた。○インセプションという行為と目的の結びつけがあまりにも強引で、途中から一体こいつらは何のためにやっているんだと感じた。○製作者のアイデアを見せ付けられた感はあるが、その作り上げられた勝手なルールを観客がどう感じるかで見方が大きく変わってくると感じた。夢が3層になっているとかなるほどとは感じたが、斬新だとは思わなかった。やっぱりマトリックスのパチもんと捉えてしまう。 [映画館(字幕)] 6点(2012-10-02 00:00:15) |
215. カンパニー・メン
《ネタバレ》 ○監督として評価を高めたベン・アフレックだが、ひとたび主演俳優となると頭のいいキャラは滅法駄目な印象。○リーマンショックなど時代背景も相まって、社会人数年の自分にも考えさせられる部分こそあるが、類似作の上辺だけなぞっているような印象。テンポも良く、脇も豪華だが、いまいち。 [DVD(字幕)] 4点(2012-08-22 23:28:30) |
216. ヘルタースケルター(2012)
《ネタバレ》 ○エリカ様拝みにわざわざ映画館へ。○まずきれいな体だな。まさか映画館で大勢の他人とAV紛いの映像を何シーンか見るとは。シュールな体験だった。○内容に関しては原作未読だが、稚拙な印象。今まで何度となくテーマとされてきた内容。映像も幻覚シーンなど狙いすぎた感じもするし、オリジナリティも感じなかった。○自身を投影した今作出演の沢尻エリカにとっては良い作品にはなったと思うし、女優としての階段を上ってもらいたい。ただ、黒髪でナチュラルメイクが一番かわいいんだよな。 [映画館(邦画)] 4点(2012-08-22 23:20:03) |
217. ドラゴン・タトゥーの女
《ネタバレ》 ○贔屓のデヴィッド・フィンチャー監督作。最近は今一な印象の同監督だが、話題作でもあったので期待して観賞。大満足とまではいかずとも面白かった。あの気持ち悪い感じも久しぶりという印象。○徐々に謎が解けていく小気味良さもあり、158分という時間も全く苦にならない作りはさすが。ただ、登場人物の多さを考えるとだいぶ削ったんだろうなという印象。小説も読んでみたい。○また、リスベットのキャラも素晴らしく良かった。あのキャラだからこそラストシーンが生きてくる。甘酸っぱいというかむしろスカッとするというか変な感覚ではあったが、良いエンディング。○素晴らしいオープニングとともに同監督最高傑作を期待したが、たくさんありすぎる要素をまとめるのに奔走したともとれる。次回作あるなら是非観たい。 [映画館(字幕)] 7点(2012-03-04 15:03:41) |
218. J・エドガー
《ネタバレ》 ○イーストウッド監督、ディカプリオ主演といくらでも話題作りできそうなのに、もう1日1上映しかしていない映画館で観賞。客の入りも悪く、そんなに不評なのかと思いながら観賞。いや、面白かった。映画途中で大々的に宣伝しなかった理由が分かった。○何とも酷い人生だが、最後に人間愛を入れてくるあたりイーストウッドらしい。○現代と過去をうまくリンクさせながら進んでいくストーリーはとても気持ち良かった。○メイク技術も素晴らしく、違和感なく入っていける。メイク後のディカプリオはまるでジャック・ニコルソンを彷彿とさせ、着実に良い役者へ成長しているのが分かる。 [映画館(字幕)] 8点(2012-02-19 17:24:19) |
219. リアル・スティール
《ネタバレ》 ○勧善懲悪で単純明快。細かいことを除けば万人がそれなりに楽しめる作品。○スマートな仕上がりで、お涙頂戴に走らないあっさりしたエンディングも好印象。○ヒュー・ジャックマンが良かった。良い役を引き当てたな。はまり役だった。 [映画館(字幕)] 7点(2012-01-09 14:40:17) |
220. ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
《ネタバレ》 ○この映画のハイライトはドバイのシーン。おそらく一番力を入れたであろう。アイデア・アクションとも素晴らしい出来だった。しかし、盛り上がりとしては一番であるはずのエンディングがそれに比べると若干落ちる。そこが惜しかった。○特に2作目のようなワンマンプレーは少なくなり、本来あるべきチームプレイが随所に見られたのも良かった。○しかし、このシリーズに通して言えることだが、悪役の存在感がいまいち。今回に関して言えば前作の方がまし。○あと、ひそかに期待していたテーマソング。焦らして、ここってタイミングででかでかと流してほしかったのだが、肩すかし。○総じて、何も考えなくて良い娯楽映画としては大成功。シリーズでも一番の出来。ここまでできるのならトムには次回作にも期待したい。 [映画館(字幕)] 8点(2011-12-25 18:33:32)(良:1票) |