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タコ太(ぺいぺい)さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1414
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

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221.  ゾンビ・ヘッズ 死にぞこないの青い春 《ネタバレ》 
「ショーン・オブ・ザ・デッド」や「ゾンビーノ」とは一味違ったゾンビコメディ。単純に楽しいです。正統派ゾンビ映画ファンには物足りない、というか気に入らないかもしれませんが、意外と爽やかに楽しい一本です。「コリン」との比較もありかも。こういうのもありかな?
[DVD(字幕)] 7点(2013-03-30 20:58:12)(良:1票)
222.  リミットレス 《ネタバレ》 
ありそうでなさそなお話を強引なスピードをもって押し付けて来られました、って感じ。でも、そこに不快感はなく、純粋に娯楽作品として楽しめるのはシンプルな表現と適度な尺のおかげかな? 細かいところを追求すればかなりの雑さ加減だけれど、「リミットレス」ってタイトルのとおりってことで許しちゃいましょう。面白かったし退屈しなかったということが、何より良作の証拠です。
[DVD(字幕)] 7点(2013-02-11 12:31:42)
223.  ホーボー・ウィズ・ショットガン 《ネタバレ》 
どうしても「グラインドハウス」繋がりで「マチェーテ」と比較したくなるけれど、決してひけをとらない御下劣さ。その御下劣ぶりを受け入れるか否かでこの作品の評価は極端に変わると思います。 ストーリーは単純明快な「水戸黄門」的、強きをくじき弱気を助ける的展開。「ホーボー」さんてば何時になったら目覚めるの?あんた只者じゃないんでしょ?みたいな期待感が漲る中、悪ふざけで付け足したみたいな残酷スプラッターが随所に散りばめられている。あぁ、やっぱ趣味悪いなコレ。でも、真面目に変態的悪趣味作品じゃなくて、作り手が半ばお笑いとして悪ノリしてるのが明らかだし、まっアリかな? で、結局はそこそこ楽しんでしまい、ややオマケの7点献上です。
[DVD(字幕)] 7点(2012-10-09 01:18:33)(良:1票)
224.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》 
娯楽作品としては十分楽しめるのだけれど、よくよく考えてみると実にいい加減なストーリー。これじゃB級扱いされても仕方ないです。 部分部分を観ている限り、スリリングでスタイリッシュなアクション作品なんですけどね。振り返って観た時の整合性に欠け過ぎ。撮りながらストーリーを考えたんじゃないだろかと疑いたくもなります。ラストも皆さんの御指摘どおり。ご都合主義にもほどがある。それじゃホントの意味でハッピーにはなれないって。それとも、そんなことなどものともしない、今が良けりゃいいの!って感じの強靭な意志の人を描いたのかしらん??
[DVD(字幕)] 7点(2012-04-30 12:29:16)
225.  SUPER8/スーパーエイト(2011) 《ネタバレ》 
タイトルの「スーパー8」に懐かしさが押し寄せてきました。中学生くらいから使い、大学(世の中にハンディビデオが流通する直前)まで撮ってました。高校のときは卒業記念じゃないけれど、文化祭用に結構長尺(45分ぐらいだったかな?)の作品?も作りましたよ。何故かシングル8じゃなくてスーパー8を使ってましたね。シングル8の方が扱いやすかったのに。カメラがキャノンだったからかな? などと作品とは関係のない思い出に浸りつつ、改めて作品について振り返ってみれば、全体として満足できない部分(納得できない部分)が多々あるけれど、青春娯楽SF大作(=ジュブナイルSF?)と割り切れば、大いに楽しめる作品ですね。 もう皆さんが殆ど語り尽くしているので細かいことは抜きにして、一定の評価はすべきと思います。まぁ残念なのはストーリーに何にもヒネリがなかったことかな?殆どこれを観た全員が先読みできたのでは?勿論作り手は承知の上でしょうけれどね。
[DVD(字幕)] 7点(2012-04-30 11:43:39)
226.  ガリバー旅行記(2010) 《ネタバレ》 
例によってジャック・ブラック色で強烈に塗り固められた本作、当たりハズレがある彼の作品だけれども今回は当たりでは? 期待どおりのコテコテ度が上手く馴染んでいるような感じ。細かいことは抜きにして肩肘張らずに楽しめる1本ですね。 ただし、これまたいつもどおり、0点の方がいても10点の方がいても不思議じゃない、好き嫌いがハッキリ分かれる作品です。 巨体を生かすシーンが、もう少し弾けてた方が良かったかな。短いながら巨人国の部分の方が充実してるかも。
[DVD(字幕)] 7点(2012-03-19 02:07:26)(良:1票)
227.  リピーターズ 《ネタバレ》 
恐る恐る借りた作品ながら意外なヒットでした。一日一日が繰り返され続けると言うアイディアは、既に複数の作品で採用されていますけれど、この作品はその無間地獄からの脱出の仕方が新しい。途中である程度先読み可能だけれど、それでも見応えありです。 ひとつには役者さんの演技がキチンとしてる。また、カメラワークやBGMもキチンとしてる。つまり、しっかりと作られているところが◎なんですね。 3日目か4日目あたりで羽目を外し過ぎる男子たちがちょっと鼻についたけれど、それもその後の展開を考えれば必要なパートだし、意味ありげな自殺者とか謎解きを素直にさせてくれない演出が◎です。 邦題を考えてみました。「リピーターズ~贖罪~」どうかな?街の名前とかちょっとキリスト教テイストが感じられるし。
[DVD(字幕)] 7点(2012-03-13 01:39:40)
228.  アンストッパブル・ハイウェイ 《ネタバレ》 
「激突」あるいは「ロードキラー」かと思いきや、物語が進むにつれ、さながらS・キングが原作かと見紛うような衝撃の展開。正直、「そう来たか!」てな感じです。この展開を受け入れるか否かによって、本作の評価は真逆に分かれるでしょうね。でもって、私は結構好きです。冒頭イキナリのエロチックシーンがあったりして、しかも、どうしようもない邦題が付けられてたりして、思いっきりチープなB級作品の雰囲気ですけれど、この救いようのない展開は結構ハマります。なので、ちょっと甘目の7点献上。
[DVD(字幕)] 7点(2011-10-10 01:25:32)
229.  エクスペンダブルズ
遅れ馳せながらの投稿。皆さんの様々なレビューが物語っているとおり、良くもあり悪くもある摑みどころのない作品です。 ただ、間違いなく言えるのは、出演している面々が嫌いじゃない限り、どこを取っても楽しめるという金太郎飴的作品であること。まるで「アクションスターかくし芸大会」みたいな(てか「かくし芸」じゃないけど)、あれよあれよと繰り出される見せ場の連続は、多少なりとも年齢的な衰えを認めざるを得ない往年のヒーローたちだけれども、それを吹き飛ばすに十分なほどの強力さ。間違っても退屈はしないです。 細かいことやテーマ云々を気にせずに、スターたちに声援を送りながら楽しみましょう。 ちなみに次回作はあるのかな?あるのだったら、次はひとつ、ストーリーでも魅せて欲しいなぁ…。
[DVD(字幕)] 7点(2011-10-03 01:43:22)
230.  RED/レッド(2010)
遅れ馳せながらの投稿ってことで、もう語り尽くされてしまってますね。 シンプルで楽しい。適度に茶目っ気もあって惹き込まれる。濃い登場人物に心酔。でも、後半がやや弱い。ワクワク感が萎えて行く。折角ここまで頑張ったんだから、そんなこと言わないでもうひと頑張りしてくださいよ~!てな感じですね。 とは言え、単純に面白楽しいから最低でも7点献上です。
[DVD(字幕)] 7点(2011-08-22 01:51:01)
231.  デス・レース2<OV> 《ネタバレ》 
OVとは思えないド派手な演出。出演者も充実していて前作と遜色なしに楽しめます。 冒頭の銀行強盗のエピソード~受刑者たちのデスマッチ~デスレースの開催~伝説の男の誕生、とストーリー展開は変化に富んでいて実際の尺以上に感じられますけど、退屈なんかしないですよ。お約束のお色気シーンまで盛り込まれ、スピード感は十分。乱闘シーンとか、多少粗い部分もありますけれど、アクション映画大好きな方には一見の価値ありです。 あ、ラストシーン、裏ボスあっさり撃破してトドメも怠らず。んでもって、美女にそんな仕打ちなんて…でも、ある意味溜飲下がったりして。
[DVD(字幕)] 7点(2011-08-22 01:22:15)(良:1票)
232.  プレデターズ(2010) 《ネタバレ》 
面白いと思いますよ。流石ロドリゲスさん、ってテイストがここかしこに散りばめられ、約100分飽きずに観ることが出来ます。 基本的な設定は、古典的なSFと言う感じ。地球上に君臨する人類も、より高等な生命体にとっては「遊びの道具」に過ぎない。意外とありがちな設定です。ただ、この作品の場合には、シリーズの舞台を地球人のフィールドから、プレデターのフィールドにシフトさせたと言う点で新鮮味があり、絶望感と孤立感を際立たせています。どうやったって地球には帰れないじゃん!という状況の中で、必死に戦うスペシャリストたち。実に魅力的な設定です。 が、ちょっとばかり説明不足やら空振りやらが目立つのも確か。まず何よりも、プレデターさんは、地球上でどうやって人選して来たのか?評価基準は何なのか?性犯罪者の死刑囚とか、医者のふりしたサイコキラーなんか選んだって、最強の兵器を駆使するプレデターさんにかなう訳ないし…。肝心要のそのあたりの説得力に欠けているために、冒頭からリタイアしてしまう観客も多いのでは?ま、訳の解らないまま、何だか凄そうな面子だな、って思わせるのもこの作品の魅力ではあるのですけれどね。でも、だったらもう少し一人ひとりを得意技で活躍させてもいいのでは?とも思ったりして。何シーズンも生き抜いてきた男のサバイバル術も披露して欲しかったな…。 と言う訳で、いろいろ不満があるのも確か。7点が妥当かな?
[DVD(字幕)] 7点(2011-05-09 01:25:59)(良:1票)
233.  グリーン・ゾーン 《ネタバレ》 
アクション映画としてのクォリティは高いと思うのですが、つまり、退屈することはないのですが、テーマ自体は既に誰もが疑って止まないイラク戦争における大量破壊兵器不在の問題であり、一人の米国軍人が単独行動で国際問題に迫るという非現実的とも言えるアプローチの仕方とも相まって、ちょっと気が抜けてしまうのです。 同時期に観た他の無名イラク戦争作品が意外にもハイレベルだったことがあったりして、個人的には低評価になってしまいます。 娯楽作品としては高得点とは思いながら、社会派作品なのだろうと受け止めているので、頑張っても7点献上止まりで勘弁といった感じかな?
[DVD(字幕)] 7点(2011-04-10 02:08:10)
234.  スモーキン・エース2(OV) 《ネタバレ》 
前作同様繰り広げられる、イカれた暗殺者による派手なガンファイト。今回はオリジナルビデオ作品ながら、私は前作より好きです。こちらの方がイカレてる。真面目に考えたら、なんともお粗末なシェルター保護vs襲撃計画なんだけど、そのちょっぴり間抜けなテイストが楽しめます。ストーリー性も前作より上かな?読めないことはないのですが、ラストのどんでん返しも良いと思います。ま、良い子にお勧めは出来ませんが、何も考えずに楽しめる1本です。
[DVD(字幕)] 7点(2010-12-13 02:14:20)
235.  シャッター アイランド 《ネタバレ》 
遅れ馳せながらの投稿ですが、皆さんの酷評の数々はある意味当然とも思えます。配給会社の宣伝の悪さも頷けます。 ただ、私としては余り酷評はしたくないところですね。単純にストーリーだけを追ってしまえば、おそらくはストレートに主人公が精神を病んでいて、ここで繰り広げられる出来事のかなりの部分は妄想なんでしょう。良作駄作織り混ぜて、本当に使い古されつつある手法です。 でも、だから駄目ってことは全くなくて、それをいかに消化するか、昇華させるかが監督さんや脚本家の腕の見せ所。この作品の場合には、ラストにオプションを付けましたね。自らの狂気を受け入れる。受け入れた上で封じ込める。それは自我の全てを封じ込めることになるのであって、彼の人格にとっては自殺に等しいことです。 一見して強い意志のようでいて、やっぱり彼はあまりに弱い人間だったということなんだと思います。このエンディングは「あり」だと思います。 全編を通じての重厚で安定感のある画面と音楽。出演者たちの確かな演技。これは良作なのだと思います。 ただし、あの部分をこうすれば良いのでは?などと随所で思わせてしまうスキがあることも事実。だから、少し辛めの7点献上します。
[DVD(字幕)] 7点(2010-09-26 13:16:17)(良:3票)
236.  告白(2010) 《ネタバレ》 
原作を先に読んでいました。よく練りこまれた作品と思います。 なので、どうしても原作との比較になってしまうのですが、それ抜きに考えてもラストの数分間は不要と思います。爆破シーンも、体育館での鼻血錯乱シーンも、「な~んてね」も要らない。やはり、あの場面は原作の方が良い。観る者に考えさせるべきと思います。まして、逆回転時計まで登場させるとは…。 全体を通しては、原作にかなり忠実で、映像化は難しいだろうと思える部分(告白者ごとの視点の切り替えとか)は、流石と思わせるアレンジが施されていて、映画としての秀逸さが感じられます。観客動員力も納得です。 ただ、やはり原作との比較の中では、原作者がそれぞれの告白の中に散りばめている「思い」が薄められているようで、テーマが母の愛なのか若者の狂気なのか社会の崩壊なのか… 何かしっくりこない感じがしました。必要以上にクラスが荒れているように表現されてたり、主題とは関係のない苛めシーンが差し込まれていたり、そこだけ観てしまうと中途半端に学園青春ドラマっぽかったりして。 まぁ、とは言え映画を先に観ていれば大分レビューも違っていたかな?全体としてのまとまりの良さに7点献上です。
[DVD(字幕)] 7点(2010-08-01 19:32:33)
237.  キラードール 《ネタバレ》 
冒頭、いきなり襲われる少女。ドアを突き破って彼女を襲ったのが件のブードゥー人形であることは容易に予想出来ます。  そしてカイリーに厳しく当たる姉。更には、親切ぶっていながらカイリーを虐め、強請る同級生。もう人形の獲物は決まりですね。  そしてそして、物置小屋で首を吊る人形。ビジュアル的にはかなり気持ち悪いです。小綺麗な女子高生がいきなり手にして更には自室に持ち帰るなんてのは非常識の極み。ですが持ち帰るのですね。その時、ベッド下に放り込むのが原題の意味するところなのでしょう。ただし、ベッド下に存在するのはその時だけ。そう考えると原題は「?」です。  あとは概ね予想通り。カイリーに惚れ薬的呪いをかけられた男性教員は憐れですね。どっかに本性も入ってそうな気がしないでもありませんが。呪いを証明できなければ、やったことは解雇ものです。  呪いをかけられた教員と憑依された姉の演技はなかなかの見ものでした。あ、お母さんの同僚の歯科医も見事に憑依されてました。  どことなくチープさが目立つ作品ですが、全体的に見応えは十分でした。何かもう少し、アッと驚く仕掛けでもあれば、かなりの高評価を得られそうな作品かもしれません。迷うところですが6点献上します。
[インターネット(字幕)] 6点(2024-06-01 14:35:06)
238.  サラリーマン・バトル・ロワイアル 《ネタバレ》 
何やら既視感のあるシチュエーション。箱様の建物でもなく、地下室でもなく、離れ小島でもなく…鉄壁の要塞化したオフィスビルが舞台のサバイバル。  出勤したらいつになく厳重なセキュリティチェック。そこで気付けよ!と思う間もなく一気に軟禁状態に。お約束のように響き渡る天の声。否、この場合悪魔の囁きか。既視感あります。  悪い冗談かと思いきや早速見せしめの如き犠牲者が。しかも狙撃ならぬ自爆死。埋め込まれたチップは超小型爆弾なのね。これまた既視感。  正直なところ誰が誰だか区別が付きにくい状況で死亡フラグが連立して行く。そしてお約束どおりに裏切り者が登場。  などなど、全編通じて(エンディングも含む)既視感のオンパレードです。が、だからこその面白さもある訳でして、スピーディな展開、誰が死んでも不思議ではない状況(実際、流石に「え?死んじゃうの?」的な人物も)、決して退屈することなどなく一気に楽しめました。  とは言え、(実際の予定は知りませんが)シリーズ化に向けて意欲満々的なエンディングはどうかなと。本作限りで完結!という意気込みを感じたかったというのが正直な感想です。  ちなみに、邦題はストレートですね。必ずしも「バトル・ロワイアル」しているとも思えませんが。少々内容が分かりにくい原題の方が、謎めいていて良いような気がします。
[インターネット(字幕)] 6点(2024-05-04 16:39:13)
239.  美しい湖の底 《ネタバレ》 
時間逆行型の手法を用いた作品を鑑賞するのは初めてではありませんが、一度観た限りでは何かしっくりと来ず全体像もボヤけたまま。もう一度見直して漸く了解した感じです。私の理解力が乏しいだけなのか??  一見物語的には見応えのある感がするものの、仮に時間を逆行させずに描いたならば特に意外性がある訳でもなく、一番まともそうな人物が実は一番悪党でしたという一種王道的なミステリー。それを時間を逆行させて種明かしをしていく演出と、随所に挿し込まれるコメディテイストによって観る者を惹き込む作品に仕上げたという点で作り手を称賛すべきかなと思うところです。  ただ、それにしても少々描き込みは足りないように思えます。エドが自らの子と思っていた子どもが実は…という意外な事実を用意しつつ、その子どもがどういう経過で爆発事故に巻き込まれたのか、ステファニーとジークは何故エドが子どもを殺したと言っているのか、また判事の弱みのテープの件もサラっとしすぎているような。  短めの尺の中であれもこれも入れ込むことは、かえって作品の魅力を損なってしまうことになるのかも知れませんが、もう少し丁寧な描き込みが欲しかったと思うところです。  さらっと観るには面白い作品。ミステリーとしての深みが欲しいという方にはお薦めしにくい作品。6点献上します。  ちなみに、保安官の姪・サリー役のイザベル・ダヴという子役さんがとても可愛らしかったです。その後の出演作が見当たらないのが残念。
[インターネット(字幕)] 6点(2024-05-04 00:01:24)
240.  ピザ 死霊館へのデリバリー 《ネタバレ》 
長尺ものが嫌いなわけではありませんが、今更にしてインド映画の長尺感を味わいました。作品世界に没入出来れば3時間の作品だって決して長くは感じず、場合によっては「もう終わり?!」という気持ちになることさえあります。が、平均的と言っても良いような2時間余りの尺の本作は、各パートごとに無理無理引っ張っている感(それ、また繰り返す?みたいな)があり、何度か中だるみを感じてしまいました。  一旦そんな風に感じてしまうと内容そのものにも不満を感じてしまい、作品を彩るホラー要素に特に斬新さや魅力を感じられず、既視感ばかりを感じてしまったり、「そっち行かないだろ」とか「そっち見ないでまずはこっち見ろって」みたいに、主人公の行動や言動は感情移入出来ないことばかり。更には、「ムトゥ」以来勝手に思い込んでいる自分が間違っていることは承知ですが、所謂「コリウッド」映画なのに歌わないし踊らないことにも不満を感じてしまう始末。  ただし、それじゃ面白くないの?と問われればそんなことは決してなく、物語の展開は多少の強引さや作り込み過ぎの感はあるものの、ホラーと思って見始めたらロマンスもの?かと思いきやオカルトもの?いやいややっぱり幽霊屋敷もの?え?金品略奪サスペンスもの?でもやっぱりホラー?と言う感じに二転三転四転。荒唐無稽な物語になりそうなギリギリのところを攻めていてなかなかに見応えはありました。特に終盤にたたみかける構成で、それだけに前半から中盤にかけての引伸ばし感がなければなぁという印象です。  ということで、インド映画のマッタリ感がお好きで、サスペンステイストのホラーがお好きな方にはお薦め出来るかなと感じた1本でした。
[インターネット(字幕)] 6点(2024-02-23 23:28:39)
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