2381. ベスト・フレンズ・ウェディング
え~、ある意味この映画では、キャメロン・ディアスよりジュリア・ロバーツの方が魅力的に見えたけどなぁ。結局ジュリアの悲恋っていうのがストーリー的にも良いと思います(でもジュリア意地張りすぎ!)。しかし、どんなにくだらなくても私にとってこのジャンルの第一位はウェディング・シンガーです。ってことで6点献上。 6点(2001-07-08 10:57:25) |
2382. 恋愛小説家
ここまで不器用で異常な男(しかも男前でもない。でも金は持ってるか)に、ヘレン・ハントのような聡明で自立したシングル・マザーがなびくか~?と心のどこかで思いつつも、こういう女性に巡り会えたら幸せだろうなぁと思わせる、男性にとってのおとぎ話です(やっぱ女性には評判悪そう)。私も男なので7点献上。 7点(2001-07-08 10:49:25) |
2383. サイダーハウス・ルール
ジョン・アーヴィングの大ファンである私は大河ドラマが大きくはしょられているのが気にくわないけど、アーヴィング自身の脚本とラッセ・ハルストレムの映像が物語の本質を突いていたとは感じました。【ちっちゃいこ】さんへ。私は季節労働者の寝泊まりする小屋のルールをメタファーに、人生のルールとは何か?を問うのがタイトルの意味だと理解しています(登場人物たちは皆、法律や不文律というルールを破って生きています。我々もそうだと思うけど…)。ということで7点献上。 7点(2001-07-08 10:42:46) |
2384. 羊たちの沈黙
ダイハードに並ぶ、映画としての完成度の高さがあると私は思ってます。怖いとか感動するとか以前に、ホント面白い。また、映像が、そして俳優がその面白さを倍加させる好例です。【チャーリー】さんへ。トマス・ハリスの原作は脚本かと思う程、映画と同じです。まんま映画化されています。小説の映画化という意味でも好例だと思います。従いまして文句なく10点献上。 10点(2001-07-08 10:23:00) |
2385. この森で、天使はバスを降りた
良い映画ではあると思うし、新人監督の自主制作みたいな映画だと思うと、確かにすごいと思う。主人公の女の子がただの「いい人」でないのも良い。で~も、ストーリーは途中から解っちゃうし主人公が死んでしまうのは納得いかん(そういう意味でこの邦題はよく付けたと思います。まさに人に幸せを運んで昇天してしまう天使そのもの)。ラストにその生まれ変わりのような女の子が赤ん坊を抱えて町に来るシーンには、さすがに目が潤んでしまいますけどね…。ということで7点献上。 7点(2001-07-08 10:14:26) |
2386. ホワット・ライズ・ビニース
ゼメキスのマニアックな技術一辺倒って感じの映画。ホラーに徹しきれずサスペンスにも徹しきれず、超中途半端。はっきり言ってちっとも怖くなかったし、これって怖い映画なの? ヒッチコックにオマージュを捧げるとか言って、それは設定だけやん。後は何にもヒッチに通じる所なんてない。しかしながらその技術には観るべき所もあるので4点献上。 4点(2001-07-08 09:58:20) |
2387. 発狂する唇
まるで20年以上前の自主映画のようなノリ。人に見せるような代物じゃないと思います(でも、勢いの加速感が良いとかの評価もあるんですね)。久しぶりに観た邦画は「ドレミファ娘の血が騒ぐ」のような感じでした(昔のピンク映画風になってしまうのはどーして? まさかオマージュ?)。ということで、とりあえず1点献上。 1点(2001-07-07 18:03:53) |
2388. エグゼクティブ・デシジョン
皆さんの仰るとおり、セガールが空中に放り出されてしまうのがこの映画のミソ。絶対に尾翼かなんかにしがみついてて、いい所で登場してテロリストをやっつけてくれると思ったんだけどなぁ。私にとって一番印象深いのは「エグゼクティブ・ディシジョン」の前の段階で、偉い人達で会議してる時に、一人(議長さん?)が乗客の写真やプロフィールを広げて「彼らは統計上の数字なんかじゃない。後で「私は反対した」とは言わせない」と言ってたシーン。これまでだと、こういうシーンってすんなり国防長官とかが撃墜を決めてたような気がする。こういう所に6点献上。 6点(2001-07-05 19:28:37) |
2389. 妹の恋人
確かにジョニー・デップが綺麗な映画(ジュリアン・ムーアも可愛い)。でも、ほんわかメルヘンな世界はいいけど、ストーリーが見えてきちゃうと映画としてはツマンナイ。優しい映画だけに惜しいので4点献上。 4点(2001-07-05 19:09:22) |
2390. イベント・ホライゾン
これはSFじゃなくてホラーだよぉ。サム・ニールがイっちゃってていいじゃない(「マウス・オブ・マッドネス」みたいで)。結構怖く感じたけどなぁ(残されたビデオ・テープの中身とか…)。酷評されてると援護したくなっちゃって6点献上。 6点(2001-07-05 19:03:36) |
2391. フォレスト・ガンプ/一期一会
アメリカ戦後史の陰と陽、表と裏を淡々と描いていく。ガンプが歴史の表舞台を歩き続けるのに対し、ジェニーはHIVで死ぬまで裏街道を歩き続ける。ただ一瞬のみ、お互いの愛情を確認した陰と陽、表と裏が交わったときに誕生したのがジュニア。そんな非常に切ない物語を、感動させるように作っているのがズルイ。でも感動しちゃいました。だから9点献上。 9点(2001-07-03 13:30:40)(良:4票) |
2392. ベティ・ブルー/愛と激情の日々
理解を越えた「愛」の物語(果たして愛か?も解らん)。唐突に始まり唐突に終わる。確かに激しく互いを求め合う男女の話だけど、ベティは文字通り狂っちゃってるし、ゾルグも後半はだいぶイッちゃってる。どうしてこうなるの? 純粋だから…なんて理由じゃ納得できない。従って1点しか献上できない。 1点(2001-07-02 14:04:01) |
2393. グリーン・デスティニー
【びでおや】さんに同感。勝ち気でわがままなお嬢様が勝手気ままに振る舞うことで、周りの人たちを不幸にしていってしまう悲しい物語。でも、皆さんに大変評判の悪い空中乱舞は大好きです。屋根から屋根へと飛び回る追っかけを、あのアングルから1カットで見せられると、ものすごく気持ちイイ! 確かにあの技術を使えば「ドラ○ンボール」も映画化できるし、して欲しい。その映像に7点献上。 7点(2001-07-02 13:34:47) |
2394. ダンサー・イン・ザ・ダーク
映画としては最悪。現実逃避が過ぎる不幸な女性が、どんどん救いようもなく不幸になっていく話。製作者の実験的姿勢は評価できるけど、ストーリーと映像がグロテスク且つ不愉快で、とても観てられない。ましてや誰にも感情移入できない。従って監督の姿勢にのみ3点献上。 3点(2001-07-02 13:24:08) |