241. ザ・コア
《ネタバレ》 乗務員の死ぬきっかけが安直で悲しさを引き出せなかった。変に理由付けせず、一人目みたいに唐突な災難のほうが面白い。乗り物は気持ちが良いほど突進していくのに水晶一本でストップとは。さもありそうな難しい理論もわからずじまい。しかし、鳩の錯乱などの街が災害に襲われるシーンは良かった。志としては「アルマゲドン」的、「宇宙戦艦ヤマト」的で好みです。 5点(2003-12-06 02:36:27) |
242. トーマス・クラウン・アフェアー
キザ~な男と、自信過剰~な女、そして成金趣味。バブル後こんなカップルいそう。所々の仕掛けはルパン三世的な甘い見方をすれば楽しめました。 5点(2003-11-28 11:42:15) |
243. TRICK トリック 劇場版
動機、トリック、謎解きへの流れが希薄でした。随所随所にあるイタズラっぽい洒落っ気は好きなので断片的に見た感じです。他で見るより「トリック」に出ている仲間由紀恵は実にカワイイ。さとう珠緒と対戦させたら面白いのでは。妄想。 6点(2003-11-27 13:41:14) |
244. ウォーターボーイ
大笑いというわけでないですが、声に出さない小笑いをそこそこ取れそうな映画でした。主人公のアホ演技があざとい。アメリカ映画ってあのような演技好きだよね。「ウエディングシンガー」でアダムサンドラ-お気に入りったので一安心というところです。 6点(2003-11-27 13:36:10) |
245. ラストエンペラー
中国史勉強のきっかけにもなり、一人の人間の生き様の勉強にもなる映画。庭師になったあの人を淋しく感じない。中国の歴史の重みと欧米の作り手の軽快さがうまく絡みあっていた。ストーリーと坂本龍一の音楽に同じうねりを感じた。 8点(2003-11-22 09:26:37) |
246. セッション9
むだな残酷シーンを使わずに聴覚や視覚を刺激しての「ブレアウィッチ」的な雰囲気はよかったのですが、やはり構成の弱さは否めません。深夜なにも期待しないでNHKあたりで見たら良かったかも。 5点(2003-11-18 12:02:24) |
247. スパイキッズ2/失われた夢の島
あまたのアイデア武器がやってくれるのじゃが、あたしゃ~もう感激度が薄くなってきてしまいましたのぅ。歳じゃ・・。 頼りなさが良かった弟役の子も大きくなって立派になってしまった・・。「マトリックス」後はつらいの。可愛らしさはほんと好きじゃよ。よしよし。 6点(2003-11-13 10:42:09) |
248. 狼よさらば
無表情の表情。チャールズブロンソンこそがシブイという言葉が合う人だ。前半は今にはない落ち付いた感じがあって良かったのですが、後半は銃撃の連続という単調さがありました。でも皆、悪党に対してこういう思いはあるのではないでしょうか。 6点(2003-11-13 02:06:24) |
249. その男、凶暴につき
なにせキヨヒロの存在感がすごかった。普通な人っぽさを保ちつつも狂暴であって目の座り方が怖い。 それまでこのような殺し屋のキャラはいなかったと思う。北野監督は初監督にして自分のスタイルを作ってしまっている。黒澤明が詰まった感じを好むとしたら、北野武はスカな空間を好む人だと思う。 8点(2003-11-06 16:53:14) |
250. the EYE 【アイ】
前・中半は同じような霊現象の羅列が多すぎて、後半は憑依による体験の凡庸な解決篇。最後はもう爆発で掃除。もう少し霊の出現方法が面白いか、ストーリーに深みが欲しかったです。角膜というところにもっとこだわっているのかと思ったが、これでは単に体に憑依したのと一緒だと思う。 5点(2003-11-04 13:28:53) |
251. タクシードライバー(1976)
主人公の性格障害は明白なのになぜか魅力を感じる。普段感じている孤独を含めた抑圧の中で耐えている事を、この主人公が打ち破ってくれる面があるからかもしれない。飛び出す銃には皆憧れたはず。でもやっぱり変は変よ。 8点(2003-11-03 01:06:09) |
252. 或る夜の出来事
スマートな作品。男の強さと包容力で女性を魅了し教育するなんてあのころの時代ですね~。楽しい会話は続くのですが私としては退屈な場面もありました。 6点(2003-11-03 01:04:58) |
253. カルマ
展開が何回も見たようなお話でした。何かが見える・・・精神的なもの・・幽霊でした・・・。もう少し想像力を膨らまして欲しい。 4点(2003-10-29 01:58:15) |
254. 裸足の1500マイル
人種隔離しているほうが「助けている」なんてマジ顔で言っているシーンが印象的だった。人それぞれか価値観があるのに、幸せの基本である家庭を壊すなんて傲慢のなにものでもない。映画的には、やはり長い間歩いたねェという意外性のない印象はあります。 6点(2003-10-28 17:25:24) |
255. スクワーム
当時映画館の広さとしては屈指の「テアトル東京」のロードショーで見た記憶が・・。なぜだろう。今だったら絶対ビデオで見る作品。何か変で面白く見れたような。グニュ。 6点(2003-10-27 12:43:33) |
256. 十二人の怒れる男(1957)
一人を中心にあまりにも都合良く運び過ぎるのが、当時はこそばゆかった。そこが少し気になって三谷氏もアレを作ったのでは。でも構成の上手さには脱帽。その後脱づら。 7点(2003-10-27 12:31:56) |
257. ブレア・ウィッチ・プロジェクト
アイデアによっては飽きさせない映画も作れると感じさせてくれました。もちろんこんなのばかりでは困るし1800円は払えないですけど 、火薬やCGでドッカンバッカンが多い中これは個性。むこう向いて立っているだけの恐怖感いいね。 7点(2003-10-24 13:11:56) |
258. 天国と地獄
なぜこんなに濃い叙事的な映像を作れるのか。全篇搾って搾りきったアイデア。強さと優しさのある三船の眼、荒みつつも鋭い山崎の眼、犯人逮捕へ冷徹とも言える執念の仲代の眼、麻薬中毒者の生気を失った気味悪い眼など人間の中の獣を感じさせる描写は素晴らしい。 9点(2003-10-23 13:26:30) |
259. ツイスター
質感を感じる竜巻。それに挑む人の気持ち・行動と音楽が一体となって楽しめました。仕掛けが舞い上がった時は心でバンザイ。キラ・キラ・キラ。 7点(2003-10-23 13:22:48) |
260. X-MEN2
今回は前作よりもいろいろな要素が表現されていてよかった。この作品の勘所はミュータントの悲哀を如何に出すかですね。それによってアクションに対する気の入りようが変わる。しかし前作もですけれど、このミュータント達は強いのに、こんなに逃げ惑うのが不自然とは思う。それを言っちゃ~おしまいか。 7点(2003-10-22 13:37:25) |