241. フェイス/オフ
2人が入れ替わっている間なんかはすっごく面白いんだけど、荒唐無稽すぎる設定に乗りきれない私のような石頭にはなかなか作品世界に入り込めず(せめてSFにしてほしい)ついていけず…。 アクションシーンもちょっとしつこい(結局素手だし)。 こってこてで引き算することを知らないジョン・ウー節、私は苦手です。 [DVD(字幕)] 6点(2011-09-20 19:16:15)(良:1票) |
242. ミスティック・ピザ
片田舎の漁村に住む3人の女の子の恋愛模様を描いた青春ムービー。 若い頃からちょっとおバカで下品な役が良く似合うジュリア・ロバーツが思いっきりカワイイ。 “ミスティック・ピザ”に入ってるスパイス、知りたかったな~。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-09-19 19:30:53) |
243. マリと子犬の物語
夏休みに子どもが喜びそうな映画でも…と思って内容も知らずにレンタルしたら、甥っ子やら姪っ子に号泣され、我が家は一時阿鼻叫喚のパニック状態に・・・。 よく内容を吟味してから借りなくちゃダメですね。 しかし、一番堪えちゃうのは無類の犬好きな私だったりする。 実話なんですもん。 [DVD(邦画)] 6点(2011-09-08 19:36:15) |
244. ユージュアル・サスペクツ
確かにあざやかなラストだし、すごく面白かったんだけど、騙され方が腑に落ちなかった記憶があります(公開当時)。 えーと・・・ 「タロウくんとハナコさんがそれぞれ2個ずつリンゴを持っていました。リンゴは合わせていくつになるでしょう?」 「4個」 「ハズレ!実はタロウくんのポケットにもう1個入ってました♪」みたいな。 [DVD(字幕)] 6点(2011-09-08 19:30:20)(良:1票) |
245. 告白(2010)
ずいぶん前のことだが、かなり人気だという寿司屋に行った。 超高級素材しか使わないというその店で出てきた三貫の中トロは軽くあぶって、それぞれ違う味のたれが塗ってあった。 私は心底わさびと醤油で食べたかったのだが、それは好みの問題だろう。 本作では、お得意のギトギトカラーは影を潜め、抑え気味の演出ではあるものの、相変わらず全部のカットの映像は厭らしいまでに凝っており、スゴイとは思うのだが、やっぱり好きになれないのはそれと同じ理由だと思う。 また、原作は新刊が出てすぐに読んだが、「嫌われ松子」の時とは違って、かなりそのテイストを尊重しているようにも思える。 それは私が原作の「嫌われ松子」を溺愛しており、本作「告白」はあまり好みでなかったせいも多分にあるかもしれず、これもやっぱり好みの問題なのだ。 というわけで、とりあえずは及第点。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-09-05 19:33:35) |
246. カラフル(2010)
森絵都さんは好きな作家で、何冊か読んでいるけれど、これは未読。 でもほんわかとした世界観や、温かみのあるキャラクター造形は雰囲気に合っていたように思う。 そして風景描写の繊密さと美しさは目を見張るものがある。 主人公と初めての友人とのささやかな何気ないエピソードもいい。 ちょっと尺が長い気もするが、大人もそれなりに楽しめる出来栄えだと思う。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-08-27 23:11:46) |
247. 処刑人
神の啓示を受けた処刑人なのに、処刑すべき悪人のほとんどがチンピラのロッコの指示(しかも私怨)だったりするから笑える。 もちろん、そんなバカな筋書きだからこそ、こちらも気兼ねなく、優美な銃撃戦を楽しむことができるんですけど。 ウィレム・デフォーの必要以上のキレっぷりもお見事。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-08-25 16:13:37) |
248. ナイト ミュージアム
アイデア一発で十分に面白く、家族みんなで楽しめる映画! [DVD(字幕)] 6点(2011-08-24 17:44:29) |
249. もず
《ネタバレ》 20年振りの再会を果たした母娘がふたたび別れるまでの間を描いたドラマ。 親子としての情と葛藤、また時として女同士の生々しい感情がぶつかり合う、大女優達の丁々発止のやりとりが見ものだ。 水商売で生きてきた母の舐めた辛酸を、ラストで娘は身をもって知るわけだが、どこかカラリとした味わいがある。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-08-24 12:51:20) |
250. パラサイト・バイティング 食人草
食人草そのものより、原住民からの攻撃や麻酔なしで敗血症の治療するとか、極限状態でおかしくなっちゃうとか、周辺のエピソードの方が怖いっつーの。 私を当分草むらには近寄らせない程度には、良くできていて恐ろしかったと思います。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2011-08-20 20:14:38) |
251. パブリック・エネミーズ
当時の雰囲気を見事に再現させた美術や銃撃戦の迫力など、良いところ、良いシーンも多々あるんだけど、デリンジャーという人物が十分に掘り下げられていないもので、どうもあんまり魅力を感じない。 もちろん表面的にはジョニー・デップだし、十分すぎるくらいカッコいいんだけど、なんというか、どうも人物の描き方に奥行きが足りない気がする。 ロマンスのくだり、時代から取り残されていく焦燥、デリンジャーを執念深く追い詰めていくメルヴィン・パービスとの駆け引き、またはパービス自身の葛藤、どのシークエンスをとっても淡白で消化不良に思える。 もしかしたらこの人の作品は様式美を堪能する映画なのかもしれない。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2011-08-18 11:56:14) |
252. コクリコ坂から
昭和30年代後半の街並みは鮮やかに描かれていたし、主人公の爽やかな恋愛模様と、カルチェラタン再生のわくわく感も良かった。 二人乗りの自転車で坂道をくだるシーンや、手際良く料理を作る所作や、学生たちが掃除やペンキ塗りをするシーンも良くできていて楽しかったと思う。 思うんだけれど、おそらく前提条件をわざと省略しているのだろうと思うが、登場人物が描き切れておらず、風間君のダイブや、ふたりが惹かれあっていく過程など、その心理や行動原理が理解しにくい。 理解しにくいから感情移入できず、結局のところ最後まで傍観者のままで映画は終ってしまった。 判断や想像を観客に委ねるのと、不親切なのとは全然違う。 「伝えたいなにか」があるのなら、雰囲気だけでなく、もっと丁寧に人物を描いてほしかった。 結果として、物語は単なる懐古趣味の域を出ず、非常に表面的な印象を受けた。 全体としての出来は悪くないだけにとても残念。(8.10 新宿ピカデリー) [映画館(邦画)] 6点(2011-08-11 14:30:30)(良:1票) |
253. デトロイト・メタル・シティ
松山ケンイチのキモかわ演技と、松雪泰子のキレっぷりだけでも観る価値あり、な映画。 いい役者や大物アーティスト使って、わざわざ大真面目にバカな映画を作っている感じがいい。 それにしても…「公然ワイセツカット」だって(笑) [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-08-10 16:05:20) |
254. ジェニファーズ・ボディ
コメディ色は弱くて、セクシーホラーという感じでしょうか。 同性愛すれすれの女の友情なんかも描いていたりなんかして、それなりに楽しめたんだけど、セクシー・ホラー・ドラマ、どれもが弱くてちと残念。 泣けるか、チビるか、笑えるか、どれかにもう少し特化してくれたら高評価できたのに。 それにしてもミーガン・フォックスは血まみれになってもキレイ! [CS・衛星(吹替)] 6点(2011-08-08 21:51:28) |
255. レインディア・ゲーム
全編チープ。 まず、ラストのどんでん返しありきの脚本に無理がありすぎ。 あんな杜撰な計画の黒幕にどや顔で登場されてもねぇ…。 次にシャーリーズ・セロンの悪女が全然魅力的じゃない。 ただの尻軽じゃ~~~ん、みたいな。 とにかく悪役みんながアタマ悪すぎで、物語に説得力がなさすぎる。 とかなんとか言いながら、二枚目半のベン・アフレックは個人的にタイプなので、Sっ気満々で観て、それなりに楽しめたので点数はちょい甘め♪ [地上波(吹替)] 6点(2011-08-07 00:59:28) |
256. 幸せのレシピ
物語にはまったく深みがないし、料理にしろ、人物背景にしろ、これと言って感動できるようなポイントはないんだけど、小さな楽しみや魅力がところどころに散りばめられていて、なかなか楽しい。 少なくともこれを観終わったカップルが、見解の相違でケンカするような可能性はまったくないし、なんとなくほんわか楽しい気分でディナーに移行できるに違いない。 軽い気分で楽しむデートムービーにはぴったりの、こういう小品が私は好き。 子役のアビゲイル・ブレスリンはとっても可愛くて、演技もお上手! [地上波(吹替)] 6点(2011-08-03 22:33:15) |
257. アリス・イン・ワンダーランド
ティム・バートンの独特の世界観って、悪趣味と紙一重のギリギリのところで成立していると思っている私としては、薄い印象のこの作品、なんとも残念。 そもそも、超有名なこの児童文学は、初版のジョン・テニエルの挿絵から始まって、ディズニーアニメまで、多くの人がタイトルを耳にした瞬間に画が思い浮かぶという思いっきりポピュラーな作品である。 これを現代の映画作家が映像化するのにバートン以上に適した監督はいないと思う。 そういう意味ではハードルを上げ過ぎてしまったのかもしれないが、過去の作品に見られる哀切も毒気もなく、アリスの成長譚としての捻りもないし、3Dである必然性も感じられない。 とはいえ、じゃあそんなにダメダメか?と言えば、全然そんなことはなくって、ビジュアル・クオリティは期待される一定のレベルを十分保っているし、フツーに楽しく観られる作品ではある。 しかし、バートンがこれをやる以上、フツーでは誰も納得しないのではないか。 アン・ハサウェイがなかなか面白い芝居をしており、ヘレナ・ボナム=カーターが非常に良かったのが見つけモノ。 (公開当時109シネマズ川崎IMAXデジタルシアターにて観賞) [映画館(字幕)] 6点(2011-05-23 12:07:28) |
258. Mr.&Mrs. スミス
良くも悪くも、単純に頭をからっぽにして楽しめる「スター映画」です。 ファッションもインテリアもスタイリッシュだし、設定も楽しいし、何より主演の二人は、うっとりするほど美しい。 まあ粗を探せばきりがないが、中盤の激しい夫婦喧嘩までは、娯楽作品としては上出来だったと思う。 ただし、終盤以降は蛇足以外の何者でもない。 ショッピングセンターのシーンなんか、正直言って、退屈だった。 この話なら、もっと尺を短く、最後まで軽妙にまとめてくれたら、高評価できたんだけどなぁ。 [DVD(字幕)] 6点(2009-04-12 20:03:37) |
259. シービスケット
実話であるという安心感からか、勝手に感動を期待していたせいか、悪い映画じゃないんだけど、ちょっと物足りないという作品でした。 前半は多少退屈でも必要なわけですが、我慢してみてきたはずのそれぞれの人生のバックボーンが後半部に充分生かし切れていないとか、シービスケットが、どれほど大衆に夢と希望を与えたかが描き切れていないとか、それぞれのプロットが不完全な印象を受けました。 どうも私は場主にも調教師にもジョッキーにも大衆にも感情移入しきれず、いいハナシなんだけど…と思いながらもおいてけぼりにされた気分。 しまいには「あー、これ競馬自体にあんまり興味がないからなのかなぁ」と自分を責める始末。 多彩なカメラワークで魅せるレースシーンやトビー・マグワイアの熱演などは素晴らしく、それだけに惜しい気がする。(それでも観終わって久々にダビスタやっちゃった) [DVD(字幕)] 6点(2007-09-30 20:06:33) |
260. 羊たちの沈黙
面白かったし、怖かった。アンソニー・ホプキンスの演技もキレていたと思う。 思うのだが、「犯罪心理」という点にやいては、掘り下げが浅く、そこを期待していた私としてはやや残念。後半部、クラリスが孤軍奮闘するあたりは、スリリングで息もつかせぬ展開になってはいるのだが、どうにもこうにも「研修生が単独で犯人宅に強行突入」という突飛さに、ちとひいてしまって残念。。。 本作への世間の高評価は「ハンニバル・レクター」というキャラクターのインパクトゆえかなぁ。 6点(2004-06-02 12:31:25) |