241. ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク
《ネタバレ》 ○スピルバーグは本当にこんな映画を作りたかったのだろうか。○前作が傑作という訳でもなかったが、続編は必要なかったはず。 [地上波(吹替)] 1点(2009-08-17 17:35:06) |
242. HANA-BI
《ネタバレ》 ○武のヤクザ(?)映画では集大成的な作品ではないだろうか。復讐というベタな要素に多少のコメディ、そして今までにはなかった夫婦愛。多くを語らない演出は作品に奥行きをもたらしている。それぞれのキャストの心情がうまく表現されている。○久石譲の音楽は少しうるさい。○にしても、「HANA-BI」と言うタイトル、深いな。 [DVD(邦画)] 8点(2009-08-17 11:42:43) |
243. A
《ネタバレ》 ○松本サリン事件が起った頃僕はまだ小学生だった。事件についてはそれほど詳しくないのだが、いかにオウム真理教が悪いものとメディアにすり込まれていたかが感じられた。教祖は置いておいて、カメラに写された信者は多少の差こそあれ、まともな考えを持った人間だった。荒木浩さんとマスコミのやり取りを見る限りでは、マスコミより荒木さんの方がずっと賢い。記者たちのとても丁寧とは言えない言葉遣いや、言ってることの意味不明さが目立った。○犯罪者を遠い存在へ押しやろうと、自分とは全く違う異常者として扱いたい大衆真理と、それを煽るメディア。○一度メディアに「悪」として描かれたら、それを払拭するのはほぼ不可能。起訴されて無実を得るくらいに。○警察のでっち上げ逮捕のえげつなさといったらない。カメラの前だろうと関係ない。ぞっとするとはこのこと。○警察とかメディアが敵に回れば終わりだと言うことがよく分かった。 [DVD(字幕)] 8点(2009-07-25 09:45:46)(良:2票) |
244. ナッシング・トゥ・ルーズ
《ネタバレ》 ○マーティン・ローレンス、ティム・ロビンスのコンビはそこそこ良かった。○作り過ぎてる感じは否めないが、そこそこ笑いどころのある良作。 [DVD(字幕)] 6点(2009-07-15 09:06:01) |
245. 青いドレスの女
《ネタバレ》 ○当時のアメリカにおける黒人を描いているが、ストーリーに付け足したように浮いている。○ストーリー展開もご都合主義かつ退屈。 [DVD(字幕)] 3点(2009-07-10 14:22:05) |
246. ジャッキー・ブラウン
《ネタバレ》 ○どうしても前作と比べてしまうのだが、やはり肩透かしと言う印象。○前作とほぼ同じ上映時間で、長さをそれほど感じなかったが、前作のそれとはまた違う感じだった。○前作では魅力的なキャスティングも今作ではほとんどなし。サミュエル・L・ジャクソンの髪型はまた面白かった。○「ACROSS 110TH STREET」はカッコよかった。 [DVD(字幕)] 4点(2009-07-10 11:09:58) |
247. 世界中がアイ・ラヴ・ユー
《ネタバレ》 ○正直言って下らない映画。○話は散漫としているし、結局何が言いたいのかさっぱり。○エドワード・ノートンが青年役というのは新鮮で、オープニングから歌い出したのはかなりの衝撃かつ貴重。 [DVD(字幕)] 3点(2009-06-23 17:25:46) |
248. ファイナル・プロジェクト
《ネタバレ》 ○多少シリアス路線のシリーズではあるが、シリーズ全体の中で見ると中途半端。○アクションシーに関して。序盤はジャッキー映画にして珍しくチェイスもの。しかし007シリーズとなんら変わらずと言う印象。中盤はジャッキーらしい梯子を使ったアクション。こういう小物を使わせるとさすがだと感じるが、殺人犯と間違われながらと言うのではすっきりしない。そして、終盤の水中アクション。陸上でするのと同じようにすることから生まれる面白さはあるものの、ただ冗長なだけと言う印象。 [DVD(字幕)] 3点(2009-06-21 09:52:14)(良:1票) |
249. シビル・アクション
《ネタバレ》 ○途中までの展開には満足だが、なぜ肝心の最後の部分をナレーションで済ませたのか。ベタではあるが、そこでトラヴォルタの演説が聞けるものと思っていたのに残念。キャストなどには非常に満足していたのにもったいなすぎる。 [DVD(字幕)] 3点(2009-06-19 10:47:05) |
250. エグゼクティブ・デシジョン
《ネタバレ》 ○賛否両論のセガール出演だが、やはり登場すべきじゃなかっただろう。なんか浮いてるし、出演したことによるメリットが見当たらない。もはやネタと見るべきなのだろうか。○映画としてはB級サスペンスアクションとしてなかなかの出来だと思う。キャスティングも一部を除き良かったが、突入しそうで、出来ないアンバランス加減が上手く表現されていた。 [DVD(字幕)] 7点(2009-06-18 20:30:01) |
251. マルコムX
《ネタバレ》 ○スパイク・リー渾身の一作だろう。彼にとってマルコムXもデンゼル・ワシントンも大きな存在だろう。○恥ずかしながら、マルコムXについてはあまり知らなかったので、良い勉強になった。○約3時間半というかなりの長尺だが、テンポが良く観られない長さではない。○皆の知るラストへ向け、徐々にサスペンス味を帯びていく様子が上手く表現されている○暗殺シーンは「ドゥ・ザ・ライト・シング」のラストと通ずるものがあり、どこかエネルギッシュな印象。 [DVD(字幕)] 7点(2009-06-18 20:06:13) |
252. アミスタッド
《ネタバレ》 ○なんかぱっとしない作品。冗長と言えば冗長。○確かにこういう題材は取り上げる価値こそあるが、そこまで大きなイデオロギーを感じさせるだけの力はない。 [DVD(字幕)] 4点(2009-06-17 13:08:54) |
253. プロポーズ
《ネタバレ》 ○一言で感想を言えば、普通。リメイク元の「キートンのセブン・チャンス」の方が遥かに面白い。○リメイクとの差で言うと、主演俳優にあり。追いかけられる様子はキートンの方が百枚上手。クリス・オドネルはそういう俳優じゃないんだろうけど、あまり印象に残らなかった。ヒロインで言うと、そりゃ本作です。リメイク元はヒロインがそんなに登場しなかったしね。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-06-17 12:46:34) |
254. マディソン郡の橋
《ネタバレ》 ○出会ってそこそこで結ばれると言うのはやはり共感しがたいものの、上質な恋愛ものとなっている。○主演の二人、ゆとりある映像美、脚本と申し分ない。音楽も多用せず、出すぎていないのも良い。○現代の乾いた冬の寒さと、昔のいい汗をかけそうな夏の暑さが良いコントラストにもなっている。○あまり恋愛ものを見ないのだが、こればかりは雰囲気に酔いしれてしまった。 [DVD(字幕)] 8点(2009-06-16 18:23:59) |
255. カリートの道
《ネタバレ》 ○前回タッグを組んだ「スカーフェイス」より遥かに良い。○前作と何が違うかと言えば、ストーリーもそうだが、アル・パチーノのカッコよさである。彼には孤高がよく似合う。○冒頭にラストを持ってくるのも成功している。ラストが冒頭にあったからこその緊張感があり、観客の心理に上手く畳み掛けている。 [DVD(字幕)] 8点(2009-06-16 18:15:34) |
256. インサイダー
《ネタバレ》 ○贔屓のマイケル・マンの傑作。男たちの極太ドラマが堪能できる。男たちのドラマを軸に、社会派色がよい塩梅で、作品自体が非常に引き締まっている。2時間半と言う長尺もだれることがなかった。○アル・パチーノのかっこよさも忘れてはいけない。熱いキャラと、彼独特の孤高の似合う雰囲気が相まって、今作では異常なまでに大人の色気を放っている。可能ならばあんなおじさんになりたいものだ。○ちなみにブルース・マッギルの熱演シーンも好きだ。 [DVD(字幕)] 9点(2009-06-16 18:01:40) |
257. チャーリー(1992)
《ネタバレ》 ○ファンであるチャップリンの伝記映画。監督もリチャード・アッテンボローということで期待したのだが、収穫はロバート・ダウニー・Jrぐらい。○そもそも映画化に無理があったとしかいえないような気がする。彼の波乱万丈の人生が2時間半で収まるわけもなく、中途半端な作品に出来上がった印象を受けた。伝記映画って難しいだろうな。 [DVD(字幕)] 4点(2009-06-16 17:58:10) |
258. バウンド(1996)
《ネタバレ》 ○なかなか先が読めずサスペンスとしては佳作。○映画における同性愛の要素は微妙だが、B級の雰囲気やスタイリッシュな演出はハマッていた。○にしても、ジーナ・ガーションにはもっとブレイクして欲しかった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-06-16 17:56:51) |
259. 8月のメモワール
《ネタバレ》 ○それぞれのエピソードが出過ぎず、あとでジーンとくるものである。○ケヴィン・コスナーはそれほど良くなかった。 [DVD(字幕)] 7点(2009-06-16 10:50:23) |
260. レオン(1994)
《ネタバレ》 ○ジャン・レノとナタリー・ポートマンの掛け合いが非常に印象的。この二人による功績は大きい。○エリック・セラのスコアは神がかり的。○リュック・ベッソンがこれを気に落ちて言ったのは本当に残念。 [DVD(字幕)] 9点(2009-06-16 10:40:26) |