241. 茶の味
茶の味 非常にキュートな作品です。初っぱなから少年の頭から電車が飛び出していくシーンはこの作品の特徴を非常によく表していると思います。これすごくいい映画で最後は感動的なんだけど、基本はコメディです。 だから「無駄に面白い」って感じがします。もちろん褒め言葉です。この無駄さ加減がとてもゆるくてさくさく観れるのです。 うーん、なんともコメントしづらい映画でした。個人的には浅野忠信が良かったですねー。あと主人公の男の子もとても好感が持てました。恋をした時の「わかるわかる」とうなずくような行動はほほえましい。 [DVD(字幕)] 5点(2009-06-12 00:22:48) |
242. 暗いところで待ち合わせ
原作のイメージを何とか出そうとしている印象を受けました。そつなく出来ていると思います。可もなく不可もなく。 [映画館(邦画)] 5点(2009-06-02 00:26:23) |
243. 好きだ、
冗長。長回しが効果的とは思えません。ただ俳優女優は好きです。観る側に依存する映画ですね。 [DVD(字幕)] 5点(2008-12-02 23:41:22) |
244. ラストキング・オブ・スコットランド
フォレストウィッテカーだけの映画。 [DVD(字幕)] 5点(2008-08-26 00:19:17) |
245. 鉄コン筋クリート
途中まではすごく楽しめましたが、内面世界にいくとついていけませんでした。 [DVD(字幕)] 5点(2008-07-29 23:49:50) |
246. コールド マウンテン
全体の雰囲気は良いのに、ストーリー自体の陳腐さが打ち消しています。特にラスト……ありゃないだろ。あんなの西部劇か昔の漫画くらいです。ゼルウィガーよりニコール・キッドマンの美しさに惹かれました。ナタリー・ポートマン、フィリップ・シーモア・ホフマンも必見。 [DVD(字幕)] 5点(2008-03-19 00:55:17) |
247. ソウ2
《ネタバレ》 一言でいうと期待外れ。前作ジグソウによる狭い空間でのゲーム、精神、肉体を傷つけるゲームのおもしろさというかそういう発想があったわけですが、今回は部屋が多すぎるというか、不確定要素が多すぎて、前作とのギャップがあります。ジグソウの確固たるルールっていうか行動原理がおかしくなっています。完全な密室でもないし。 メンバーが増えたけどそのメンバーそれぞれの居る意味というか役割もいまいちわからず。あんなに居る必要があったのでしょうか。 そんで肝心のオチなんだけど……ん~~。苦しいな。というかまぁ発想自体はいいかもしれないけどそれの演出というかがうまくいってないのか、前作ほどの驚きは無かったです。まぁ前作も「えぇ~~?」って感じではあったけど。 注射針のとこなんかはかなり痛かったですが……それだけを見せる映画でもないでしょう。 [DVD(字幕)] 5点(2007-11-18 13:42:26) |
248. 恋は五・七・五!
このテの青春映画はキャラと題材でだいぶ決まってしまうところがありますが、俳句という選択とキャラクターはなかなか良かったのではないでしょうか。 しかしストーリーには個性も何も無く、ただ類型的な映画を観ている感じでした。関めぐみはこれから活躍しそうな予感がしますね。 ウォーター・ボーイズ以来ちょっと食傷気味になりかけているので、よほどの面白さでなければこういった映画は評価されにくいかもしれませんね。 [DVD(字幕)] 5点(2007-07-29 23:00:15)(良:1票) |
249. バッテリー
子役は重要ですね。滝田監督らしいシーンは随所にありましたが、どうしても子供向け。 [DVD(邦画)] 4点(2013-03-28 19:24:22) |
250. X-メン
気楽に楽しめるが、内容は駄作。 [DVD(字幕)] 4点(2012-05-13 02:17:42) |
251. 闇の子供たち
《ネタバレ》 この映画の致命的な点は、陳腐さあるいは既視感に鈍感な点である。全てにおいてステレオタイプな描き方とストーリーの陳腐さが、この映画を凹凸のない平板なものにしている。唯一良いところは、南部が過去に児童買春をしたことがあり、それへの悔恨から鏡の周りに新聞記事を貼り、鏡で自分を見るたびにそれを思い出させようとしていたこと、そしてそれを布でしばらくの間覆っていたという演出である。売春施設の兄ちゃんも過去のトラウマをひきずりながら、最後はすっきりしたような顔をしていたのが印象的。銃撃戦などはなぜ警察官と戦わなければならないのか理解不能だった。そしてラストの歌と字幕は言うまでもなく蛇足である。 [DVD(邦画)] 4点(2011-06-26 00:00:27) |
252. 殯の森
きっと素人には決して撮れない映画なんだろうと思う。神聖ささえ感じるラスト。素晴らしい。でも4点。 [DVD(邦画)] 4点(2011-02-02 01:23:12) |
253. キング・コング(2005)
ひたすら長い。その割にキングコングとの愛情(?)というか情愛というものは特に伝わらず。恋とは思えないし、人間としての情に近いものなのかなと思ったけど、その割にアンだけ割に合わないほどの助け方をするのは腑に落ちない。もし両者のうちのどちらかを表現したかったのだとすれば、この作品はそれを表現することはできていないと思う。ただ映像はすごい。恐竜が出てきてからシーンの連続はほんとすごい。たまにCGっぽすぎて萎えるところはあったけど、綺麗さは見事。 [DVD(字幕)] 4点(2010-11-03 23:29:59)(良:1票) |
254. ザ・ロイヤル・テネンバウムズ
正直面白さがよくわかりませんでした。家族愛? ただこの世界観というか、一種ファンタジックな演劇調を気に入る人は居そうですね。構成は「スティング」を思い出すような感じでした。それにしても何もない。役者陣は豪華だったけど、全体にはほんと魅力を感じませんでした。こういうシュールなやつはけっこう好みなんだけどなぁ。 ただグウィネスパルトロウの病んだ感じは最高だった。 [DVD(字幕)] 4点(2010-09-12 11:07:46) |
255. スイミング・プール
エロい雰囲気だけで最後まで観てしまったという感じ。あんだけ意味ありげな映像とストーリーで引っ張っておいて最後があれってのは……。わかりにくい。 結局妄想だったということか。うーん。 [DVD(字幕)] 4点(2010-09-12 11:06:20) |
256. マン・オン・ワイヤー
《ネタバレ》 良い点は、とりあえずすげーってなる点と、彼らの執念が伝わってくる点。そしてその空前絶後の離れ業の後の何とも言えない虚無感です。特にフィリップの友人の涙や「友情が終わった」という台詞、元恋人の愛がそこで終わったという発言は、なんだか寂しさを感じました。悪い点は、フィリップのただの自慢にしか聞こえない点。再現映像が多すぎて、実際の映像がほとんど無く、ドキュメンタリーというよりはテレビ番組っぽいという点。前者は、フィリップの自己顕示欲があからさまに示されるので若干の不快感を催すほどです。フィリップのオーバーリアクションと誇張した表現は信用性に欠け、綱渡り後に「有名になった」ことで有頂天になったとの発言はそれに拍車をかけます。しかしそれと対照的に、彼の友人達は至って冷静に語ります。特にジャン・ルイは偉業の瞬間を語りながら涙し、本作品のクライマックスと言えます。しかしあれほどcrazyな人間でなければ到底あんなことはできないでしょう。目を輝かせながら語るフィリップは子供のようです。綱渡りシーンは確かに美しいが、もっと観せなければこの映画の価値は半減します。この映画が一体何を見せたかったのかが分かりませんでした。それは少なくともフィリップの自慢話ではないはずです。アカデミー賞受賞も、(明示は全くしていませんが )9.11を否応なく想像させる「うまい」題材だったからなのではないか、と邪推してしまうのは私だけでしょうか。 [DVD(字幕)] 4点(2010-08-07 00:54:01) |
257. 17歳の肖像
《ネタバレ》 原題はEducationです。社会勉強が一番ってことかな。ストーリーとしてはたいしたことはなく、妻子持ちの年上男性にもてあそばれて捨てられるというだけ。特に波乱もないし、特筆するようなところも無いと思います。教育、にそこまで重みのあるテーマ性を感じたわけでもないし、平凡な作品。 [映画館(字幕)] 4点(2010-06-28 23:51:16) |
258. マンマ・ミーア!
設定はなるほど、と思わせますがストーリーと歌はいまいち。腑に落ちない部分が多く、カタルシスは皆無。へぇーって感じ。暇つぶし映画。でも暇つぶしにしては良質、という程度。 [DVD(字幕)] 4点(2010-06-27 01:21:38) |
259. 変態村
《ネタバレ》 ラスト、なぜ一瞬にして冬の風景になったのかが全く分かりません。素直に考えれば時の移行かな? 全体的に「へぇ~」で終わってしまいました。なんだか普通のホラーでした。ワンダフル・ラブのほうが微笑ましくていいですね。 [DVD(字幕)] 4点(2010-06-05 22:20:01) |
260. 光の雨
劇中劇という発想は面白いと感じました。現代においてあの事件がどのような評価をされうるかというのは非常に重要だと思うからです。単に「バカだ」とか「ただの殺人者、異常者」と決めつけていいものか。実際にそのような意見は劇中で出てきます。 しかし発想は良いものの、それが成功しているかどうかは別問題であって、映画としては満足できませんでした。監督の失踪する件や映画と現実が交互に繰り返されること、「光の雨」の無理矢理な入れ方などなどダメな点ばかり目についてしまいました。結果的につまんないです。 [DVD(字幕)] 4点(2009-09-13 23:40:07) |