241. 未来世紀ブラジル
悪夢のような作品でした。ぼくも眠っている時こんな夢をみてよくうなされます。だから共感度があります。こんなカルトな作品を作るのは鬼才テリーギリアムらしいし、これが許されるもの時代だったんでしょう。 [ブルーレイ(吹替)] 7点(2014-11-14 21:31:37) |
242. バンデットQ
《ネタバレ》 テリーギリアムの作品と言うことで鑑賞。ここでの高評価にちょっとビックリ。子供向けのように見えたし、これぞっていうテーマ性も薄い。洋風のネタが多いんで、日本人には難しいか。大オチが現時点では不明。レビュー読ませてもらってからか。 [DVD(吹替)] 5点(2014-11-13 19:17:53) |
243. アバウト・ア・ボーイ
ウィルに共感できる部分が大いにあって、興味深く見ることができた。子供のこ憎らしい風貌や演技、演出も面白かった。オチにもうちょっと工夫ができたら泣きもできたかもしれないけど、あっさり終了は少しもったいない。ヒューグラント巧いなあ。ずっと阿部寛に見えてたのは日本人だからかな。ドラマ「結婚できない男」桑野はこっから引っ張ったんだろうなあ。今分かった。 レイチェルワイズがレイチェル役で出演。少しビックリ。 [DVD(字幕)] 7点(2014-11-09 16:36:04) |
244. ブラジルから来た少年
《ネタバレ》 30年経ってちょっと時代背景がもう違うので、感慨も違う。聞いたことのあるメンゲレやナチス追跡隊の題材が嬉しい。ちょっとテンポの悪さもあるけど、これも時代か。やっぱり演技がいいよねえ。メンゲレリーベルマンそして子役ヒトラーコピー。うまく人物の特徴を演じている。メンゲレの偏執的な、リーベルマンの知的さ、ヒトラーコピーのヒトラーらしさ。ちょっと感心した。 [DVD(字幕)] 7点(2014-11-07 12:29:41) |
245. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
コメディだったけど、いつも時代も、こんな風にして重要なことは決まっているのかも。笑えないコメディ。 [DVD(字幕)] 8点(2014-11-02 17:18:35) |
246. ラスト・ワールド
《ネタバレ》 パッケージとか前宣伝にはesとかCUBEの名も。期待は大きかったけどすかされた。上記の名を出すにはあまりに失礼で格違いでしたね。見ていたら、想像してた通りのオチだった。先生、期待通りのクソ野郎でしたね。思考実験の内容もあまりに浅い。かつ、病人差別的な感じもあって下劣。 [DVD(字幕)] 4点(2014-11-01 21:18:24) |
247. 月に囚われた男
《ネタバレ》 SFとして問題提起もしっかりしてて筋が通っている。オチもくどくど説明することなく観客に容易に自分で悟れるようにしてる。ガーティのモニターの画が感情を表して泣いたりするとこなんか巧い。サムが自分の素姓、運命に気付いた時は切なかったなあ。脚本が見事だったんで高評価。 [ブルーレイ(吹替)] 7点(2014-11-01 10:05:00) |
248. ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
《ネタバレ》 興味深い設定だった。鮮やかな画づくりにはハッとさせられる。そのためかドキュメンタリー調というより少しファンタジー感もある。虎の画はCGをふくめてあまりに見事。そのため緊張感もずっと維持できているんだよね。主人公が生き残れたのは虎のおかげというのは人生というものにも重ね合わせることもできて示唆深い。サバイバルものでもあるんで、少しキャストアウェーを意識したな。吹き替えだったけど、本木さんはいまいちだった。ずっと違和感を感じてしまった。良い作品でした。 [ブルーレイ(吹替)] 8点(2014-10-25 17:57:57) |
249. アンフェア the movie
《ネタバレ》 いち刑事が立ち向かうには、SAT大隊相手では無理感があった。ドラマからびっくりするどんでん返しが続いていたんで、ここまでくると誰がどうなろうとサプライズ感がなかった。また、演出的な拳銃構え合いが多いのは興ざめ。打てよ打たれるだろみたいな。ネタがでかすぎた感じもある。でも、演者さんたちは大熱演でした。椎名桔平かっこよかった。 [DVD(邦画)] 4点(2014-10-23 14:36:40) |
250. アンフェア the special コード・ブレーキング-暗号解読<TVM>
《ネタバレ》 意表をつく犯人像。トリックも視聴者レベルに合わせた程よい程度。ドラマ版の良さを引き継いでいる。製作側もむやみに力が入ってなくて良いのでは。それにしても雪平さん、大事な人がどんどん失われていく。悲しい人生。。。 [DVD(邦画)] 6点(2014-10-22 17:08:15) |
251. ゼロ・グラビティ
《ネタバレ》 この映画を映画館3Dで見ることができずに家でBDでヒラで鑑賞。これ自体でもう負け組。それでもこの映画は堪能できる。もうとにかく映像に尽きる。無重力の表現があまりにリアルで感嘆。完全にこちらまで宇宙状態。ストーリーはこの際関係なし。それでも常にこっちも力が入って歯を食いしばってしまった。ライアンストーン女史が地球に戻り大地に降り立った時、観客までが強烈な重力を感じる。素晴らしい。なのに邦題が原題グラビティにゼロをつけてしまっている。この映画って、なんで宇宙空間なのにグラビティの原題?という疑問から始まって、そしてラストで地球っていいなあ、大地を踏みしめることが出来る幸せ、そしてGRAVITYのラストの文字でカタルシス、かっこよく決まった!なのに、商売のためだけのキャッチーな邦題つけて映画自体をないがしろにしてしまった。ともあれ映画館で観たかったなあ。 [ブルーレイ(吹替)] 9点(2014-10-20 15:04:30) |
252. エリジウム
《ネタバレ》 貧困格差問題にスポットを当てた感じ。地球とエリジウムを対照的に表現する画はきれいなんだけど、内容的にはB級SFぽいテイスト。それにマットデイモンジョディフォスターというスーパースターが出演することでなんとかもってる。でもジョディフォスターの劣化ぶりが悲しい驚き。年齢のためにキャラチェンジ狙っているのかな。メリルストリープ路線のような。悪役がシステムダウンする時のブゥーンという音はせつないコミカルさ。高い評価は無理な作品です。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-10-16 17:33:19) |
253. 劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 爻(コウ)ノ篇
《ネタバレ》 ドラマ編が終了したあと、アナザストーリーとして翔天漸と3作もふってきただけあってようやく回収できた感じ。やっと理解が追いついた。ちょっと大風呂敷ひきすぎたね。でもファンにとっては嬉しい内容だった。過去のスペックホルダーも見れて。見続けたファンとしてちょっと涙の場面もあった。当麻のいないパラレルワールドの場面はせつなかった。少しギャグにふりすぎると批判はしたいけど、ファンなんで満足。演出としては、佐野元春のいきなりの歌は残念。テーマソングの方がコアなファンは感動できただろうになあ。違和感のある歌を放り込むって昭和のかおり。この作品で、加瀬戸田には本当に感心した。加瀬のファンになった。惚れてしまった。瀬文当麻は彼らの代表作と言ってよいと思う。ありがとう。 [ブルーレイ(邦画)] 7点(2014-10-11 14:23:08)(良:2票) |
254. 劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 漸(ゼン)ノ篇
とりあえずつなぎなので。でも、ちょっとテンポが悪いし、イベントが少なすぎたか?大島さんの演技が少しね、しゃっくりもキャラ付けのため?か判らないけど耳障り。伏線かな?向井君のキャラは案外上手く表現されてた。 ちょっと人類の存亡とか大ごとになっていち刑事がどうこうというのでは興ざめになったかな。それと、当麻のSPECとも関係あるんだけど、死んだ人とか死んじゃうのかと思った人がまたあっさり生き返ったりし蘇生して登場もあまりに頻繁になると残念。まさか野々村係長とかおばあさま、両親やニノマエがまたでるんでは懸念。 [ブルーレイ(邦画)] 5点(2014-10-11 11:39:37) |
255. 劇場版 SPEC~天~
《ネタバレ》 ドラマ版のにわか大ファン。ドラマ版を見てた時はこんな面白い設定脚本演出あるのかと心底感心してファンになった。劇場版にもとても期待していたけど、結論的には期待外れ。ちょっとファンに媚びたのかギャグ的な演出があまりに過剰で、しかも空回りしてる。ネタ的にも自分の想定してる SPECの程度がモンスター化してしまってSFチックになって興ざめ。さりげないSPECが効果を示すのが良かったんだよなあ。XMENになっちゃうとね。劇場版化となると、制作側も力が入りすぎてサービス過剰になってしまうのかなあ。ニノマエネタもちょっと寂しい感じだったし、背後の裏幕ネタもちょっと痛いなあ。総論、過剰。ネタもサービスも演出も。結の編での捲土重来を期待。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-10-10 19:53:40) |
256. ロード・オブ・ザ・リング
《ネタバレ》 RPGFFでおなじみのホビットとかがでてくる。しかし、日本人にはわかりづらく、それこそ攻略本とかが欲しくなる。マップとか人間関係とか複雑でね。それを追うのが大変。吹き替えで見たために逆に人名とかが憶え切れなくて苦労。字幕のがまだいい。そして尺がこのご時勢で壮大。普通に2本分の感じ。しかし画作りとか音楽は良くできている。まだ導入なので結論はでないけど、この先楽しみ。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2014-10-05 16:44:52) |
257. フェイク
《ネタバレ》 おとり捜査を命じられて、そしてその世界にどっぷり嵌っていってしまう。。やっぱり人間なのだから関係する人に感情移入しても仕方ないことだし、その手法には危険性は伴うものなんだろうなあ。連想したのWOWWOWのダブルフェイス(インファナルアフェア)。主演どちらの演技も良かったです。アルパチーノの人間味あふれる哀愁感秀逸。ただ、内容の割りに尺が長かったこと、対人関係に顔の違いとかキャラの違いが少なくて、掴みにくかったことはマイナスです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-26 22:38:45) |
258. Mr.インクレディブル
《ネタバレ》 信頼安心のピクサー仕様。ハズレなし。設定も分かり易く面白く、テンポも良いので気持ち良く鑑賞できる。家族全員の能力が活かされてよかった。家族の団結があるんで、誰が見ても安心できる。スクウェアの映画FFが転けたけど、彼らはこんなのが作りたかったんだろうなあ。実写でも見てみたいストーリーだけど、実写ならかえってチープになりそうなんで、このアニメが正解なんだろう。 [地上波(吹替)] 8点(2014-09-23 18:34:02) |
259. 舟を編む
原作未読。国語辞書を必要としてる人がどれほどもいるか?現に社内でも厄介モノ扱い。でも、社会的に不可欠なもの。そのようなものに対して人生を捧げる。ものつくりの尊さを感じさせる作品。配役が素晴らしかった。主要キャスト全て。手堅い人選だった。特に松田龍平の表現は秀逸。映画としては尺がちょっと長い気がした。坦々と進むだけにね。映画でこれだけいいんだから、原作もさぞかし素晴らしいだろう。読みたくはなったけど、やっぱり長いのかな。 [地上波(邦画)] 7点(2014-09-23 18:27:47) |
260. 最後の猿の惑星
一応最後まで付き合ってみた。シーザーの立派な見識は理解できたけど、何故に人間が猿以下に墜ちたのか墜ちて行くのかの記述がなくて、大円団調の結末はこ御都合主義。4作目よりは多少テンポアップして緊張感もあったので、1点おまけ。 [DVD(字幕)] 5点(2014-09-17 13:14:32) |