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すかあふえいすさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1047
性別 男性
年齢 30歳
自己紹介 とにかくアクションものが一番

感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます

備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません
10点…大傑作・特に好き
9点…好き・傑作
8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く

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241.  ルパン三世 ワルサーP38<TVM> 《ネタバレ》 
ルパンのTVスペシャルはコレと「ファースト・コンタクト」が個人的に最高。特にクリカン最高はコレでしょう。 ハードタッチの作画、殺伐としたルパンは初期のTVシリーズや原作のニヒルさがあって良いし、クリカンの淡々とした演技もカッコイイ。何より、今回のゲストヒロインであるエレンもクール&セクシーで素晴らしい。過去との決別、復讐、自由に生きる自由、いつ死んでもおかしくない自由・・・その裏でルパンの仲間達が爆弾の解体で右往左往しているギャップも面白かった。五エ衛門が導火線を斬る理由に爆笑、不二子の呆れて物も言えねえって顔も最高だった。 ワルサーP38にも惚れる作品。
[DVD(邦画)] 9点(2014-12-28 17:15:39)
242.  ルパン三世 トワイライト☆ジェミニの秘密<TVM> 《ネタバレ》 
シリーズ随一のエロ回。絵柄が物凄く俺好み。何より金髪不二子がすげえ可愛い。まっ裸で敵の大将に不適な笑みをしてみせる不二子のカッコ良さ!「死の翼アルバトロス」を思い出す場面だ。 おっぱい丸出しで捕まった不二子のエロさは異常。それを直視せず目を瞑る五エ衛門は紳士or童貞(ry ゲストヒロインのララもセクシーなベリーダンスを披露。 ルパンの黒スーツがカッコイイというか新鮮。クリカンのモノマネには笑った。 敵のオカマ野郎は野沢那智という豪華さ。 砂漠の情景が良いんです。
[DVD(邦画)] 9点(2014-12-28 16:44:30)
243.  ルパン三世 燃えよ斬鉄剣<TVM> 《ネタバレ》 
絵柄はともかくTVシリーズとしては個人的に「ワルサーP38」や「ファースト・コンタクト」に匹敵する出来。 昔の仲間が敵として立ちはだかる哀しみ、裏切られ・・・ってルパンの面々はそれがお約束みたいなもんです。 タイタニック号と日本の忍者が絡むという話もルパンならでは。  五エ衛門が過去を文字通り“絶つ”一刀両断! 
[DVD(邦画)] 9点(2014-12-28 16:23:29)
244.  ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス 《ネタバレ》 
山田康雄は予告で語り、栗太貫一はそれを受け継いでいく。まだ演技力は微妙な時期だったけど、それでも山田康雄のアクセントや語りを再現しようと必死に頑張っている。思い切って別の声色のキャストを選択する手もあったろうけど(五エ衛門や不二子がそうだったように)、それだけ山田さんの声がアニメの「ルパン」を象徴するものだったのだろうね。俺としては広川太一郎や野沢那智といったパイロットフィルムの面々が後を引き継ぐところも見たかったけどさ。  さて「くたばれ!ノストラダムス」はTVスペシャルのようで劇場版。 三つ巴の争奪戦、お宝のためにわざと牢獄に捕らえられるあたりはルパンらしい。不二子がルパンの体を暖めるシーンは不思議な気持ち。原作は子供まで産んで、アニメでは肉体関係を匂わせる程度。ま、この二人ならナニをどうやっていようと不思議じゃないか。 一方で幼い少女を巡ってサッカーボールが爆発したりビルの大崩落から脱出したりとルパンファンは存分に楽しむべき活劇。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-28 15:57:26)
245.  ストレンヂア -無皇刃譚- 《ネタバレ》 
「獣兵衛忍法帖」を思い出す時代劇アニメーションの傑作。 その「獣兵衛忍法帖」で主役を演じた山寺が今回はラスボス。タレントを起用して話題を呼ぼうとする魂胆には反吐が出るが、演技は悪くなかったと思う。山ちゃんが凄すぎるだけなんや!  刀が刃こぼれを起こすなど妙なリアリティ、それを奇想天外な世界観で刃を交わす殺陣、アクション。カメラも必死で動き回る彼等を追いまくる。それぞれの散り際もあっさりさくりと死んでいく流れが良い。愛する女、守る者のために我武者羅に生き、何時の間にか死ぬ。主人公が刃を抜く瞬間をあそこまでスリリングに描くとはねえ。最後も生き残ったのか死んだのかぼやかす終わり方も良いじゃないですか。
[DVD(邦画)] 9点(2014-12-26 22:29:11)
246.  王立宇宙軍 オネアミスの翼 《ネタバレ》 
この映画は庵野の作品で最も退屈であり、最もワクワク興奮する最高のアニメの一つだ。 自暴自棄になり女の子を襲いそうになる主人公、だが女はそんな男を許し、新しい道を示してしまう。  主人公は宇宙に自分の道を見つける。あのロケットを空にぶち上げる瞬間を待ちわびる時の興奮!淡々とした言葉と空気が緊張を盛り上げ、凄まじい噴射煙がもうもうと画面を包み込み、ロケットが天高く空に上がっていく瞬間!!製作サイドと劇中ストーリーのシンクロが、そのまま作品の凄味になっているんだ。 森本レオも声を演じるという意味では“素人”同然。ナレーションに反して、シロツグの口調は不安が混じったような声だった。 その瞬間までをメチャクチャ盛り上げる坂本龍一の音楽よ!  この作品を見た後に、庵野の大阪芸術大学時代の創作の数々も見て欲しい。アマチュアとは一体・・・あんたすげえよ庵野。
[DVD(邦画)] 9点(2014-12-26 22:14:23)
247.  トイ・ストーリー2 《ネタバレ》 
冒頭のバズが敵のアジトに潜入するシーンの緊張、そこから一気に緩い空気になるから面白い。 その後で本当に“設定上”のボスと戦ったりするから楽しい。設定では熱線の打ち合い、現実はドッジボールも良いところ。  今回はウッディと同じようなカウボーイのキャラクターがわんさか登場。ウッディの嫁誕生。ジェシーの歌が心に響く。スターウォーズのパロディには笑った。  前作はバズが「自分は何者なのか」という事に葛藤して答えを見つけ、この作品はウッディが自分の存在意義を見出す事になる。 おもちゃというかコレクションアイテムとして綺麗にされるウッディ。 「1」よりも進化したアニメーションと質感がよりその凄さを味あわせてくれる。あのシーンは不思議と何度も見てしまうよ。 埃をはらい、ほつれた糸を縫い、脚に刻まれた“思い出”も尽く消されていく。ウッディにとっては“治療”じゃない。記憶の抹消、自分が何者だったのかという存在を消される行為に等しいのではないのだろうか。 おもちゃは主人を選ばない・・・いや、選べない。 だが彼ら心、魂を持ったおもちゃたちは主人を受け入れたり、選ぶ事もする。 そんなおもちゃに大人も子供も違う形で魅了され、夢中になってしまうのが怖い。 人は歳をとってもおもちゃを愛し続け、愛情を注がれれば注がれるほどおもちゃも永遠に生き続ける・・・そんな事も思ってしまう作品だった。
[DVD(吹替)] 9点(2014-12-26 22:02:17)
248.  からくりの君 《ネタバレ》 
うおお~まさかまさかこの作品のレビューページがあろうとは、いやはやありがたい。登録して下さった方、本当にありがとうございます。  さて、藤田和日郎の「からくりサーカス」の前身となった短編を元に作られたこの逸品。 藤田のアニメ化は「うしおととら」もあるが、この「からくりの君」は作画も演出もキャストも最高。 冒頭の忍たちが死地から脱する場面、彼等を追う化物を一刀両断する謎の鎧武者は、巨大な葛篭から“ばこおおんっ”と飛び出す。それを糸によって操る可憐な少女。ギャグシーンの可愛さもあって本当に可愛いっす。オマケに水浴びのシーンは作画陣の力の入れようもありエロい。藤田の作画は可愛いが熱血すぎて色気にやや欠けるが、アニメでは動き、仕草で男の勲章をばこおおん(ry 野郎共の鼻に力入れすぎな気もする。  「HELLSING」のウォルターのピアノ線でも思ったけど、あれでまったく糸が絡まないのがスゲえ。つうかスゲエ欲しい。 もっと凄いのが、いくら当時の日本人女性が は い て な い とはいえあんなダイナミックに股をグワッと開いて恥じらいが無いというか男らしいというか。  そして綺麗だった若本こと若本規夫の素晴らしい演技、1回はヤケになって欲情するが、事情を知って“仇討ち”に助太刀する義理と忠義の漢! 人形たちのダイナミックな戦闘、流麗な作画、最後まで高密度で面白かった。これで「からくりサーカス」のOVAシリーズやんねえかなあ・・・。
[DVD(邦画)] 9点(2014-12-26 21:39:10)
249.  イノセンス 《ネタバレ》 
益々無機質さを増すアニメーション、オマケに「STAND ALONE COMPLEX」の人間味溢れる描写を見た後だと、余計に押井の「攻殻」に対する違和感は増していく。いや、前の「攻殻」は素晴らしいんだよ。まだ解り易いし面白いし。 一方、コッチは君の悪い人形や素子失踪後の落ち込んだ雰囲気もあって暗くジメジメした印象も受ける。荒巻の元気の無い姿をおまえら見たかよ?素子の存在は観客だけでなく、公安9課にもデカかった。押井の「攻殻」はそうなんだ。バトーも少し寂しそうな表情を飼い犬に見せるし、トグサは少し距離を置いている。  人間よりも人形、マネキンに近い質感の劇中人物たち。一体どっちが人形なんだか益々解らなくなる。  でもま、助っ人として“駆けつけた”素子にジャケットを「ふぁさあ・・・」とやるシーンは好きだ。前作からバトーは何も変わらない。バトーはバトーなのだから。体は離れようとも、心はどこかで繋がっている・・・。
[DVD(邦画)] 8点(2014-12-26 21:12:57)
250.  幻魔大戦 《ネタバレ》 
子供の頃は何故か一切退屈せずに素直に楽しんで見ていた。アニメというのは不思議なものだ。 今はりんたろうらしい退屈で説教臭い話にも思える(原作が凄すぎて)が、それでもキース・エマーソンと青木望の音楽だけは素晴らしい。それにクライマックスにおける竜の鳴動!金田伊功の無駄遣い(褒め言葉)!! 超能力の戦闘描写は「童夢」や「AKIRA」の方が凄い(製作に参加した大友克洋はこの映画の影響・・・と言うけど、元を正せば石ノ森章太郎の原作漫画や平井和正との共作小説の描写の影響もあったのではないかな)。 キャラデザもヴェガの無機質さが魅力的になっている代わりに、人間は地味な印象で魅力に欠ける。  ストーリーは原作では結末が描かれず、映画では一応オリジナルの決着が付けられる。選ばれたサイオニクス戦士たちの描写は少し薄め。2時間であの人数はちょっと無理か。 謎の予言を観客に投げかけて去る老婆、ヴェガとルナの出会い、東丈の能力の目覚めと別れ、幻魔一族が人間たちを蝕んでいく恐怖、でもアメリカと日本ばかり映される。他のサイオニクス戦士がいるところは無事そうな印象も。 尖兵との戦いにしては最終決戦という雰囲気。まあ映画はここで終わるけどね。 ラスト、ヴェガの玉を取り囲む戦士たちは死んだのかまだ生きているのか。サイオニクス以外の人間が生存しているのかしていないのかも掴み切れないまま終わる。
[DVD(邦画)] 8点(2014-12-26 19:55:19)
251.  はだしのゲン(1983) 《ネタバレ》 
子供の頃のトラウマ映画。あれは確か小1だか小2だか、TVでやっていたのを偶然目にしてしまった。男の隣にいた女の子の顔がドロドロに溶けて、目も飛び出て死んでしまう。まだかすかに息があった人も水を飲んだ瞬間にバタバタと死んでしまう。水をやる女性の姿、哀しそうな顔をしていた。 このアニメの影響もあってか、原作の漫画はしばらく敬遠して読めなかった。小5になって学校の図書館で見た時も充分トラウマ。描写はアニメの方がリミッターが外れた?感じだが漫画の方も原爆投下以前も以後も話が重すぎて読むのが辛かった。平時でも原爆の描写が何回も描かれて「ああ、あの日生き残った人はあんな感じに思い出したくなくても不意に思い出してしまっていたのだろうか」と心が痛くなった。 中1から高校3の頃はあまりに感情移入しすぎて原爆関連の本をまったく読めない時期が続いた。小学校の頃はそういうのを読んでもぐっすり寝ていたが、中学くらいになると少し読んだだけで1週間はまともに眠れなかった。授業中に無理矢理原爆関連の本を見せたり読ませようとする教師に殺意を覚えたほどだ。 ただ・・・今となってはあんなものじゃない、何度も何度も地獄を見せられ、直視せざる負えなかったのだろうと考えてしまう。それでも普通に眠れるようになった自分を憎らしくも思う。慣れてしまったのだろうか。
[地上波(邦画)] 8点(2014-12-26 19:13:51)
252.  ビーン 《ネタバレ》 
子供の頃に見て大爆笑した思いで深い映画。 Mr.ビーンとの出会いはコレが初めてだった。今はTVシリーズが最高だと思っているけど、コレもところどころギャグで笑わせてくれた。 馬鹿と天才は紙一重、ビーンの行くところトラブルの連続。 拳銃の“真似”をして空港をパニックに陥れたかと思えば、遊園地では迷子ではなく機械を魔改造して呼び出しを喰らい、仕舞いにゃクシャミで肖像画の顔をメチャクチャにしてしまう。二人(主にデヴィッド)はヤケクソで泥酔、一方ビーンは子供にピーナッツを空高く投げて食べる芸をまだ披露していて呆れる。が、なんとビーンは夜の美術館に潜入して警備員をトイレ送りにして絵まで“変え”てしまう。その後のスピーチの素晴らしさとデヴィッドの唖然とした表情がまた。 でも「凸」の意味は正確に知っとこうぜ(笑)
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-26 19:01:05)
253.  アポロ13 《ネタバレ》 
流石に最高傑作とまではいかないが、それでも「ライトスタッフ」を思い出すような素晴らしい映画だ。アレは宇宙に飛び立つまでの波乱、コチラは実際にあったアポロ13号が事故を乗り越えて地球に帰還するまでをリアルかつ、ドラマティックに描写した傑作!  打ち上げシーンの緊張、11号に続いて月への第二歩を刻む筈が、命懸けの帰還作業に。宇宙空間という密室、寒さ、酸素残量の低下、そんな中船員を襲う高熱など様々なトラブルが重なっていく恐怖。船員たちも苛立ちや不満をぶつけては、互いに生き残るために仲間の絆、人間としての尊厳を取り戻していく。地球の管制室から送られ続ける“命綱”も心強い。 宇宙船内の無重力描写も、何百回と撮影を重ねて作り上げたそうだ。流石ロン・ハワード。  解っていてもハラハラしてしまう恐怖、手に汗握る感覚。大気圏突入のシーンは空中分解でも起こしそうな勢い、不安が画面を奔る。
[DVD(字幕)] 9点(2014-12-26 18:50:14)
254.  笑ひのガス 《ネタバレ》 
ガスとは麻酔の事。 ヒゲをたくわえた子供の様な医者にちょっかいを出して殴り飛ばされ、チャップリンも何度となく子供や医者達を蹴りまくる。  虫歯の治療、間違えて別の麻酔をかけ笑いが止まらなくなる患者、麻酔の代わりにカナヅチで殴りつけて気絶させようとする。  治療そっちのけで美人に手を出そうとする場面も。  仕舞いにはでかいやっとこで虫歯じゃない歯を抜いてしまうのが酷い(笑)  最後はチャップリンが逆切れして患者も医者も外に放り出しまくり。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-26 18:25:19)
255.  アルコール先生 自動車競走の巻 《ネタバレ》 
「ヴェニスの子供自動車競走」の次は大人のレース場で子供地味た馬鹿馬鹿しい騒動を巻き起こす。 居並ぶマシン、3分経ってやっとチャップリンが登場。  狭い板の壁の間を通ろうとして引っかかるマック・スウェイン、彼のケツを蹴りまくり出そうとするが、諦めてまたの間から出て行ってしまう。  水の霧吹きから勢いよく水が出てビショビショになる警官。  煙草はケツで着火、鼻を口で“噛む”、隣の客のストローに口をつけて水を飲む、モータープロペラの車が起こす風で舞い上がる砂、帽子。 上着を脱いで相手を打ちのめして逃走。この頃のチャップリンは本当小悪党だな~。     
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-26 18:24:13)
256.  アルコール先生 海水浴の巻 《ネタバレ》 
ぶっちゃけ題名も原題も“海の近く”であって、チャップリンとかが泳ぐシーンは一切出てこない。マック・セネットのベーイング・ビューティーもキートンの「カメラマン」で女優が水着姿を披露するようなシーンもありません。   チャップリンが自分の捨てたバナナの皮で滑ってしまう。  チャップリンは杖を鞭のように振るい、移動手段としても使う。相手の腕に引っ掛けて移動したり、逆に自分の方に引っ張ってきたり。  「ニューヨーク23番通りで何が起こったか」や「七年目の浮気」では通気口から風が吹いてスカートがめくりあがり、 チャップリンのこの作品は帽子を飛ばしたり人物の行動を奪ったりしている。 帽子を追ってぶつかりまくる。  浜辺の浮き輪でハメ技、タコ殴り→毛づくろい→ハエ→“イス”にしてたたむ。警官もチャップリンの踏み台と化す。この頃のチャップリンは戦闘能力が強い。  浮き輪がけが十字架に見えてくる。 浮き輪は投げ縄のようにチャップリンを捕まえる。 アイスクリームのなすりつけ合い、服についた足跡で犯人特定、イスもブッ倒れて劇終。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-26 18:21:16)
257.  チャップリンの道具方(舞台裏) 《ネタバレ》 
「舞台裏(小道具係り)」。  文字通り映画の舞台裏で起こる騒動を描いた作品で「役者」にも通じる展開。  冒頭からカメラの三脚や柱が倒れて倒れまくる。 イスを大量にかつぎイガイガみたいになる姿は爆笑。  絨毯の熊の頭を御丁寧に何度も磨いたり、ニラのまるかじりが臭すぎて甲冑の“マスク”を着けたり、チキンの骨で皿を演奏。  西部劇の撮影で監督が撃てばダストシュート作動。 「モダン・タイムス」でも見たデカいレバー。  チャップリンが間違えて監督まで落としてしまい、フタの部分で首が絞まってしまう。  とにかく落ちて落ちて落ちまくり、女優が破けたズボンを見て失神、パい投げ、ストライキで全部がメチャクチャになる様子は「パン屋」にもあったね。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-26 18:18:41)
258.  ヴェニスにおける子供自動車競走 《ネタバレ》 
「ヴェニスの子供自動車競走(ヴェニスにおける子供自動車競走)」。  チャップリンがいつもの山高帽、黒い紳士服、細いステッキの出で立ちで初めて登場した記念すべき作品。  小さい車でトコトコ走るレース会場。 煙草をふかせ、事あるごとに道の真ん中に出てくるチャップリン。 画面をさいぎられ、記録係りの男がキレてチャップリンと突き飛ばしまくる。チャップリンも何故か執拗に前に出てくる。邪魔www一体何がしたかったのか・・・。 加速用のランプ?と思わしき場所。  チャップリンは、こ五月蝿い役人がしきりにパレードの邪魔をしにキャメラの前に身を乗り出してくる光景を見て、この作品に取り入れたという。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-26 18:17:17)
259.  成功争ひ 《ネタバレ》 
チャップリンがデビューを飾ったマック・セネット喜劇「成功争ひ」。初期のチャップリンは悪党寄りで、黒い山高帽に紳士服という格好は「ヴェニスにおける子供自転車競走」から。この作品は帽子とスーツでも全然違う格好。 それにしても悪そうな口髭だ。  スーツの男や夫人に声をかけ、さっきの紳士とドタバタ。取っ組み合って回る回る、箒がアチコチに飛ぶ。  自動車事故すらどさぐさにまぎれて金目のものを盗んだり、ナイフで脅したり新聞所も紙がメチャクチャに飛んで一騒動、路面電車にドーン。  キーストン・コップスは今回出番少な目。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-26 18:15:59)
260.  他人の外套 《ネタバレ》 
「逢引きの場所(他人の外套)」。  今回は最初から結婚しているチャップリン、一方で手紙を握り浮気をしようとしている場面。  ヒゲをタオルのように使うその発想はどっから出てくるのか。  マックス・ウェインのあのふざけた前髪もどうなっているのか。  バーでのド突き合いやパイ投げ。  上着に入っていた手紙を勝手に読んで大激怒(読んだ方が)。  浮気がバレて物を投げまくる。  それがドタバタやって元の鞘に戻るという話です。やれやれ。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-26 18:15:04)
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