281. 魔法にかけられて
《ネタバレ》 僕はなぜか、はなっから、王子とお姫が苦労の末、めでたし、というお話だとおもっていて、人間の彼と一緒になるなんて、逆に非常に良い、と思ったのと、自分の想像力のなさに多少がっかりした。とってもたのしくて、いい作品。べつの視点。ディズニーの”動物の擬人化”のことについて。手塚治虫も動物と人間の共存を描いたが、(明らかにディズニの影響があるとおもうが)いまさらながら、観ていて、ほんとうに微笑ましいのが、とってもかわいい女の子(男の子でもよいが)が、さまざまな動物たちと一緒に会話をし、あそび、ケンカをし、心をかよわせて、みんなで友好的にくらす。ということがどんなにかすばらしく、たのしく、うきうきするということを強くおもった。 ディズニも手塚もやったことなのだが、自分が作り上げたキャラクター達とみんな一緒に記念写真をとること。これはぼくも自分が死ぬまでに、非常に、強くやりたいことで、アフリカ、キリマンジャロを背景に、世界中の国別の人種全員と、地球上すべての動物たちをみんな集めて、みんなで記念写真をとりたい。最高だな!ぼくはねこを抱いている。(ネコはもちろん、スケバンレナ社長!) [映画館(字幕)] 6点(2008-03-23 00:35:39)(良:1票) |
282. タイタニック(1997)
名作。巨大作品ですな。沈没の直前まで演奏をやめなかった楽団の方たちの心情。しかし、残酷な、その末路。総統!けいとういんすとれっとのカラダが重すぎて、でかぷりをを殺したことぐらい、知っていますよ!しかしわたしにとってこの映画のキモは、海難事故に遭遇した恐怖感ですね。救難ボートが足りず、コロコロとおちてゆく人たち。生き地獄!極寒の海のなかで、恐怖とパニックのなか、すべなく死を待つ人たち。デカプリが彼女に言いますね。君はこんなところでは死なない。助かって、何年も生きて、年をとって、暖かいベットの中で死ぬんだ!と。これは極限で非情な状況のなか、自分自身にもむけての、なぐさ めの言葉でもあったんだと思うんです。自分だって、どんなに生きたかったでしょう。デブに、ちょっと!俺も半分乗っけてよ!とどんなに言いたかったでしょう。フィリピン映画”タタイニック”もあるでよ!追加!忘れていた。しかしナントいっても、あのヌードモデルになった女がこんな”シワシワばーチャン”になっちゃったヨーー!?!おえーーーっつ!!ってのが、この作品にたいする私の一番の感想です。白髪おばあちゃんキライっ! 笑1票もらったので、追加!この作品の公開後、全世界の船旅で、船首で”アレ”やった カップル(男女の組合せ問わず)何組いるだろう????>!!!!!けっこう、海落ちた奴らもいたりして。 [映画館(字幕)] 8点(2008-02-29 21:49:14)(笑:1票) |
283. 耳をすませば(1995)
好きです。名作。なので、違う観点から。映画は文化です。スポーツではありません。 主人公の家庭は文化的です。おとう様は図書館にお勤めだし、奥様はマスコミのようだし、(教師か?)ふたりの子供は女の子(女性)です。家は公団のようで狭いようですが、観客からは非常にうらやましくみえます。住んでるところも、高台で、ながめがよくって、自然も都会も近く、言うことありません。主人公の出会うひと、もの、場所、うらやましさにあふれているのですね。これは僕のすきな、ムラカミハルキ、カタオカヨシオ、の小説の設定にも通じていて、読者をひきつけ、魅了します。読者や観客はみていて、主人公や設定があたかも、どこにでもいて、あって、きわめて、あたりまえのような登場人物や設定が、実はほんとうは、現実がこうあったらイイナア、と誰もがひじょうにと憧れる状況をこれでもか、これでもか、と提供しているんですねえ。どっぷりとひたって、非常にここちヨイです。追加!この映画バージョンの”カントリーロード”の音楽で、、、、、、”かんとりーろーど、このみーちー、ずーとゆけばー!”の歌詞の”ばー!”のところの和声(和音)がイヤだ!!!!!!!!!(メルヘン!ファンタジー!!!ってな具合でね) 追加!今となっては”カントリーロード!”といえば、”you tube"のちっさい女の子歌唱のカントリーロード!が”神”です! [地上波(邦画)] 7点(2008-02-26 21:23:34)(良:1票) |
284. 死霊の盆踊り
《ネタバレ》 いつもお世話になっているこちらのサイトでは、”ショーシャンク”の反比例として証明されている作品といえばコレ!?考えてみれば、(考えなくても)これだけ、ひとの心をひとつにしている(?)作品はないのではないか!?!(いいいみで)(どういう意味?) 結論っ!!! ”死霊の盆踊りは世界をひとつにする!”これホント!!!! [試写会(吹替)] 0点(2008-01-10 20:12:30) |
285. ハムナプトラ/失われた砂漠の都
《ネタバレ》 やっぱり、室田日出男がいいね! あと、ゴキブリホイホイが欲しいね! [映画館(字幕)] 6点(2007-12-22 01:22:18) |
286. ブレードランナー/ファイナル・カット
やはり劇場はいい。印象に残ったのは、多くのシーンが”絵”として非常に凝っていて、非常に詳細で、情報が密で、そしてそのなんと綺麗なこと!(マニアが生まれるのももっとも)そしてやはりテーマ!ぼくは結局はレプリカントというのは”人間などの生き物”のことだと。”感情”というシステムを持たせた生体。それなら、レプリカントが、自らの寿命を知ることと、ヒトが病気などで自らの寿命を知ることになんら変わりはない。我々、この世の生命は、有限だと考えられてます。レプは死にたくないよ!寿命が知りたいよ!自分の寿命を知ると、寿命を延ばせ!と”創造主”に反抗、殺害してしまう。われわれ生命を持つものすべてが持つ、死に対する、死後に対する、想像を絶する、恐怖感、そして定め。いずれ消えてなくなる生命なのなら、どうしてわざわざ誕生させたのか!!? というあまりにも理不尽な”創造主への激しい怒り。 しかし、その不条理、疑問の回答というか”代償”として、すばらしいラストを用意してくれますね。最後、死期の迫ったロイが有名なセリフをいいますね。自らの経験し観た、この世の壮大な営みのことを。どこかの惑星でオーロラをみたり、ヒトがみていない光景を見てきたと。そう。われわれ”生命”が生きているとき、さまざまな経験をする。あらゆる場所に行き、あらゆる生命と出会い、五感を使って、あらゆる経験をする。生命のその一瞬、永遠壮大で、輝かしくも、はかない”全生命の確実に生きた証”ですね。 でも、足りない。経験し足りない!もっと!欲望は果てしない。そして、”生誕”と同様に、”死期”とは常に”個人”のものだ。自らの生命がいままさに消え行こうとしている時にも自分以外の生命は行き続ける!その圧倒的、絶望的な孤独感。悲しい。寂しい。。。。 わたくしは芸術が好きだ!なぜならば、ルールがないからだ。何でもアリだからだ。このラストのシークエンスは本当にすごい芸術だ。。。お前たち人間には信じられない光景を俺は見てきた オリオン座の肩の近くで炎を上げる戦闘艦・・ 暗黒に沈むタンホイザーゲートのそばで瞬くCビーム… そんな記憶もみな、時とともに消えてしまう 雨の中の涙のように・・・。タンホイザーゲート?なんだかよくわからないが、このような奇跡の瞬間を誕生させる!表現するということ!体感すること!ただ、そのためだけに、わたしは無為な日々を生きている [映画館(字幕)] 8点(2007-12-05 01:28:17)(良:1票) |
287. 忘れられた子供たち~スカベンジャー~
DVDを買ってしまった。”神の子、、、、”とセットで。ネットって本当に便利だ。購買の欲求がすぐに現実にかなってしまう。 さて、この作品、手元においておきたいDVDの手持ちのなかで今はいちばん 私のお気に入りだ。マニラのスモーキーマウンテンのことは昔から、その存在を知っていた。この作品の存在はしらなかった。4~5日の時間ができたとき、わたしはムショウにマニラに行きたくなった。スモーキーマウンテンを観る為だ。しかし、そのときはスモーキーマウンテンがそこにはもうない事も知っていた。しかし、マニラにいった。マニラ市トンド地区。人間がつくった、世界有数の、驚異の”地域と人間”を自分の目とキャメラに焼き付けたかった。この旅行でわたしは敗北した。危険だといわれている地域に一人入った。人と病気に対する恐怖、神経過敏、自意識過剰、おっかなびっくり。ガチガチビクビク。怖くてガイドのタクシーも借りれない、ろくにシャッターも押せない。ろくにハナシもしない。わたしよりもゼンゼンしあわせそうで楽しそうな住人たち。こどもたち。わたしはこれ以上ないボロを着て、炎天下のスラムを歩き回る。もちろん興奮はした。非常に興奮した。最高だ!がしかし、こころから楽しめない。”楽しい?!、、、、”数日後、マニラの光景の悪夢をみる。インドはすごい、とひとは言う。しかし直感でわかる。ここはインドとはまったくちがう。インドは行かなくても、大体、さっしがつく。インドはシステムだ。”歴史と宗教だ”フィリピンには実のところ、何もない。”無と極貧”だ。ニホンのアホな若者たちは卒業旅行などでインドなどには行かずに、全員、マニラにいって欲しい!”マニラ!!”は世界だ!! マニラの巨大な一大スラム地帯は、その、現実の光景、営み、地獄の悪臭、は、ニッポンのばかでのんきな私にとって、一大スペクタクルだ!(大マニラ市の人口の、およそ3割!!!、がスラムの人口だという。実際行くと、ああ、そのそのとおりだと思う。)混沌、熱帯の極貧巨大都市、マニラ巨大スラムの映像の記録はそのままで、もちろん非常にすばらしい。人のつくった作り物の”映画”のちからのおよぶものでは、到底ない。(わたしにとって、いまのところ。) [DVD(邦画)] 10点(2007-11-27 17:07:46) |
288. クワイエットルームにようこそ
明日香の死んだ元ダンナと官九朗をくらべる。その人間の違いを強烈に強烈に!感じること、、、、、僕はつくずく思う。人生はスポーツだと。(ゲーム)。とにかく、あたまを病まない。ポイント。。。。それは、いつ何時にも、何事にも、こだわらないということ。で、なければ、真逆で、自分以外の何か物事の”モノサシ”を持つべきでしょう。すくなくとも自分は、いつだって、どこだって、誰よりも、すこしだけ、確実に、恵まれているのだから。と。すべての人に何かしらの恵みが確実にある。生きていさえすれば、病院内にいても、シャバにいても、どこにいたって、なんら変わることはない。ブラジルにいく必要も、インドにいく必要もない。そう強く思う。もちろん!どこへ行こうが自由だ!何だってできる!ひさびさ、名作。おもろい!ほぼ完璧です! [映画館(邦画)] 9点(2007-11-21 02:40:26) |
289. ハスラー
名画座でのオリジナルよりやっぱ12チャンの吹き替え版が印象にのこる。最後のニューマンとスコットのやりとりと、ラストのジョージCスコットのカッコツケポーズのTHE END!カーッツ!!にくいね!このパットン野朗!!”2度とここいらのビリヤードに顔だすんじゃねーぜ!!” [映画館(字幕)] 7点(2007-11-21 02:07:49) |
290. みんな~やってるか!
マックイーンが浮かばれない。 [DVD(邦画)] 2点(2007-11-21 01:37:25) |
291. ボーン・アルティメイタム
今回はいったい、どうしちゃったんでしょうか?もし、あの女工作員とキスでもしちゃった日ニャ、俺リャー発狂して、スクリーンブッタ切ったで!ホンマに!CIAもボーンもコンピューターとか、携帯とか、監視カメラとか、カチャカチャ、ピコパコ、ピーピー、ギャーギャー。そいで、かの有能な優秀な(ハズの?)CIAのみんなのオフィスビルは近所の取ってつけたような無人ビルから丸見え!(広告代理店のオフィスじゃないんだからさ!)合衆国も、みんな、あれだけ頭脳明晰、体力、運動神経バツグーンならば、9,11なんかで簡単にドッカーンとやられないって!。見えないスピード、はちゃめちゃアクションは、もう、どうでもよろし。ぼーんはなぜか世界中あっちゃこっちゃ。くやしかったら、ボーンがTOKYO,JAPAN.にでもちょっくら寄ってくれて、ゴルゴとでもすれ違ってくれたらよかったのに。原付爆弾に4点! [映画館(字幕)] 5点(2007-11-19 00:11:51) |
292. 日本沈没(2006)
サンスポ風にいうならば、”いや~~ん!日本チン!ボツ!でイヤおまんな!” マントル層とプレートのあいだに挟まれて”チンニュー”でおまん!入場料は小2枚でおまん!もう、グッタリ。 [DVD(字幕なし「原語」)] 2点(2007-11-14 23:47:53) |
293. 自虐の詩
なぜ何度もちゃぶだいをひっくりかえすのか ?それは、ちゃぶだいをひっくり返した後、あとかたずけをするひとの心情と、おぜんをひっくり返したひとの、その後の心情が痛い程、よくわかるからです。人はとっても強いもんだと思うが、時として、非常に弱い。 わたくしごとだが、わたしは、じつの母親に何度か、手をあげてしまったことがある人間です。わたしは、自分がそんな事をしてしまったことによる、心の痛みは、一生消えないです。非常に冷静に、あっさりとしたひとこと言えるとすれば、”人間短気は損気”です。 この映画の若い頃の”幸江ちゃん”がとっても、愛おしいです。映画はまあまあでしたが、ジャージ姿の幸江ちゃん、親友の作ってくれたたいせつなお弁当をほおばる幸江ちゃんの事を思うと、、、、、、、、やはり、最高に、幸せになってほしいです。若いころの幸江ちゃんに乾杯! [映画館(邦画)] 8点(2007-11-07 23:38:17)(良:1票) |
294. エクソシスト
このころ”エクソシスト”や”フレンチコネクション”や”恐怖の報酬”を観たわたしにとって、ウイリアムフリードキンは、私の子供心に、とても人間だとは思えなかった、というか、なぜか、フリードキンというひとは実在せず、架空の人物なんだと思っていた。そのくらい、こどもの私にとって、このころのフリードキンって監督は人間離れしていた。という、思い出。パンフレットの写真をみて、あっ 人間だ!と思った。 [映画館(字幕)] 8点(2007-11-06 01:44:06)(良:1票) |
295. 父と暮せば
《ネタバレ》 宮沢は、もうハナっから期待していなかったので、原田は期待していたのだが、、、、 やっぱだめだね。そういやあ、原田も”役を演じる”種類の俳優ではないもんな。 [DVD(邦画)] 4点(2007-10-29 22:28:01) |
296. ヘアスプレー(2007)
《ネタバレ》 最高です!まず、ひさびさミッシェルファイファーの歌声。エエなあ。悪役だがぜんぜん憎めないなあ。そして、トラボルタ!!”パルプフィクション”以来で、いつかやるぞやるぞやるぞやってくれるぞ、やってくれー!!と、わくわくして待っていたが、今回は最後まで脇役でした。残念!やっぱそれは、太った女性のおかあさん役だもんね。そういう意味ではやっぱ、うまいよ、トタボルタ!しかし、あとあと考えると、彼が女装して演じたこのお母さん役、非常にカッコよい。クールです。中心で輝いてました。また、その他、大勢の共演者の個性的で、そのカッコイイこと!また、ストーリーの核心で、”人種”の件がありましたが、わたしは、わたしがコレ観始めた、最初っから感じていたようように、”やっぱりね!!”人種とか、姿形とか、男女とかカンケーねーんだと!みんなで皆で一緒に全員で”ワーッツ!!!”と踊りまくる!楽しい!カッコええ!クール!!気持ちイイ!!からみんなで踊りまくる!!ただそれだけでみんな最高に気持ちいいんだよ。と、そういうことさ!!CGには絶対表現できない、すばらしく、超カッコエエ人間たちの”ダンス”画”そして”音楽”なのでした!名作!! [映画館(字幕)] 7点(2007-10-23 00:47:01) |
297. パール・ハーバー
ぜったいに、ありえなさそうな事。邦題「真珠湾」。 ちっとは重みが増すでしょう? [映画館(字幕)] 4点(2007-10-22 00:04:34) |
298. 猟奇的な彼女
映画館で、こりゃいいねえ!と思って、鑑賞直後に外版DVDを買い、おまけに、国内版でたらすぐに買い、最近ひさしぶりに、ようやく自宅で見たら、あら不思議!あれ?あんまりおもしろくない?そうか、わかった!主人公の女の子が気に入っちゃったんだなあ。追加!!ちょっと待ったァアーー!!!!これがホント言いたかったこと。”ゲロシーンは直視できないぜ!!ベイビーェ!”。 [映画館(字幕)] 5点(2007-10-09 21:39:07)(良:1票) |
299. スパルタカス(1960)
本編よりもなによりも、オープニングタイトル、クレジット、音楽が大好きです!超カッチョエエ!ローマンといおうか、世界史といおうか、ヘレニズムといおうか、ギリシャ哲学といおうか、西洋美術館といおうか、、、、ピーターユスチノフの彫刻みたいな影のある顔!!どっか指してる指!!音楽!!あらゆる映画のオープニングで一番好き(男と女、ロシュフォールにならぶ)。ああいうのは、東洋人は永遠にかなわないなあ。アジアの古代とは、また、全く違うイメージだなあ。日本の歴史作品の古典のオープニングって言うと、、、”水戸黄門”みたいのがあるなあ。あれも、なかなかいいか、、、?音楽は”武満”かなんかでね!(それは利休か)なにが言いたいかというと、おれも元老院のみんなと一緒に、ローマ湯に入りたい! (裸のおつきあい!) [地上波(字幕)] 6点(2007-09-15 22:08:49) |
300. 追憶(1973)
わたしは英語はできませんが、この映画をはじめてみたときから、ずっと、この映画の題名を私流に、次のように訳して、ひとり、孤独に泣いています。 題名”それは、ふたりで歩いた小道だった、、、”どんなブサイクにも、ブオトコ、にもヘンタイにも、ハクチにも、バカにも、テイノウにも、それぞれの大好きなひと、歩いてきた道があります。 [映画館(字幕)] 8点(2007-09-04 01:19:07) |