281. シロメ
画面から漂う茶番感が半端ない。ももくろちゃんの恐れおののく姿を楽しむためだけの一本。志が低いなぁ…。あんなにぞろぞろと廃墟に入ってったら怖いもんも怖くないだろうに。せめて、1人1人にスポットが当たる作りにしてくれないとアイドル映画としてもダメじゃない? [DVD(邦画)] 3点(2012-05-13 13:49:17) |
282. DOCUMENTARY of AKB48 to be continued 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?
ドキュメンタリーって、まずは背景や状況の説明とか焦点が大事だと思うんだけど、そういうのがない。見る側が或る程度詳しい事が前提になってるんだな。 チームBが解散だの、新しくなるだの言われても、誰がいて、どんな歴史があるのか分からないので、感情移入できんぞ。 ドキュメンタリー映画としては、最低レベルの分かりにくさ、つまらなさだった。完全にファン向け。映像は岩井俊二臭がして無駄に小奇麗で、若干イラっとする。 [DVD(邦画)] 1点(2012-05-09 23:04:44) |
283. カンフー・パンダ2
超面白かった!1とやってることはあんまり変わらないが、ひたすらに、ド派手でダイナミックな楽しいCGアクションが堪能できる。90分足らずだが、全編スペクタクル!タイガー超クール!抱かれたい!! [DVD(吹替)] 9点(2012-05-09 23:01:16) |
284. マザーズデイ(2010)
鬼畜母ちゃん率いる犯罪者一家と平凡っぽい男女たちとの監禁デスマッチ!ソウシリーズで登場人物を痛めつけまくったこの監督は、それでもまだ足りなかったんだね。かなり面白かったけど、少々長くて疲れた。 [DVD(字幕)] 7点(2012-05-09 22:56:47) |
285. わたしを離さないで
凹んだ。設定が非道だから、てっきり逃亡劇になると思ったら、そんな非道な運命を受け入れていることが前提だもんで、物哀しいことこの上ない。原作読もうかしら。ちょっと後半駆け足に感じた。 [DVD(字幕)] 7点(2012-05-09 22:49:11) |
286. ハンナ
なんのこっちゃな部分も多いけど漫画っぽくて好きだ。ケミカルブラザーズをBGMに脱出するシーンがかっちょええ。絵面、雰囲気、セリフがビシっとキマれば細部はどうでも良し、な感じのする映画だった。 [DVD(吹替)] 7点(2012-05-09 22:45:19) |
287. モールス
丁寧なリメイクだと感じたが、ぼくエリに勝る部分もない。この映画ではクロエちゃんもそんなに魅力的に見えなかったし、映像美も勝ててないな。本家でもそうだけど、イジメが大掛かりで大っぴらすぎないか。あれじゃ捕まるぞ。 [DVD(字幕)] 6点(2012-05-09 22:39:10)(良:1票) |
288. 劇場版 神聖かまってちゃん/ロックンロールは鳴り止まないっ
これはダメだなー。こんなに面白い素材を使って、こんなにも平凡なドラマを作るんだ。このバンドのどこに魅力があって、主人公たちが惹かれているのかが伝わってこないのが致命的。このストーリーなら、どんなバンドでも替えがきいちゃう気がする。 [DVD(邦画)] 2点(2012-05-09 22:37:38) |
289. プリースト
なかなかクール!冒頭のアニメがイカしてた。そして、荒野を走る近未来的なドデカイバイクだったり、無駄なモーションがいちいちダサカッコ良い。で、後半は、やってくれるのかしら? [DVD(字幕)] 7点(2012-05-09 22:34:28) |
290. メタルヘッド
あまりにもクレイジーなヘッシャーさんのお考えが良く分からなかった。彼はばあちゃんに優しかった以外はロクなことしてないのに、あれで丸く収まったのか…。 [DVD(字幕)] 6点(2012-05-09 22:33:00) |
291. ドライブ・アングリー3D
《ネタバレ》 部分部分面白いんだけど、全体としてはイマイチ。良くも悪くもクソ映画。T-1000みたいなウィリアム・フィクトナーがいい感じだったけど、最後までちゃんと殺しあってよ。汚い映画館で爆音で酔っぱらって観るべき。 [DVD(吹替)] 5点(2011-12-18 21:42:16) |
292. モテキ
《ネタバレ》 キスシーンがエロい。こだわりでしょうかね。長澤まさみやら、麻生久美子やらのキスシーンがエロくてドキドキします。ピンコ立ちします。後はおおむね貶します。まあ、ドラマ版も観てない癖にノコノコ観に行ったのが間違いだったんだけど。 クドすぎる演出にウンザリ!独白がクドい!漫画臭がプンプン! そして、同じ演出(カラオケ)を何回するんだ!?音楽の使い方がイチイチあざとい。もっとサラッと自然に使った方が効果的だと思うんだけど…。音楽使うごとにプロモみたいになってストーリーが止められるから、テンポが悪くてしょうがない。 そして何より釈然としない結末。 このラストはありえないんじゃないの?それまで積み上げてきた本作のテーマらしきものを無視するかのような唐突で納得いかないラスト。完全にぶれてるんじゃないか? この監督は自分のセンスをさらけ出すことにしか興味がないんじゃないのではないかとすら思ってしまった。エンドロールまでこだわってちゃんと作ってるのは好感持てるんだけど。 先にドラマを観ている人で、こういう演出だとあらかじめ分かっている上で好きな人だったら何の問題もなく観れるのではないかと思う。全く肌に合わない映画だった。 [映画館(邦画)] 3点(2011-10-11 02:05:35)(良:3票) |
293. 4デイズ
《ネタバレ》 拷問される側の苦痛を描くだけでなく、拷問する側がどんどん追いつめられて、 疲弊していき、時に投げやりになっちゃったりするのが描かれているところが面白い。 「犯罪者と言えど、拷問するのは、どうかと思いますよ・・・」 というところから、こちらの気持ちはスタートするんだけど、徐々に拷問する側に感情移入する気持ちにさせるような構成が巧みで、怖い。 終盤は、切に「もう、吐いちゃえ! 頼むから吐いてくれ!!こっちだって、好きでこんなことしてるんじゃないんだ!!」って思った。 「これから、どんなヒドイことするの!?」的な緊迫感、緊張感がずっと持続しているので、観終わった頃にはヘロヘロ。登場人物達は、アン・モスさん以外普通には見えないが、狂人はいない。皆、冷静に自分の立場や、色んな事を考えた上で、ある種「道徳的」に行動しているのに、こんな事になってしまうのが、逆に怖かったりする。 ハッキリとした答えを用意しないながらも、驚かされる終盤からラストまでは相当に秀逸。 [映画館(字幕)] 8点(2011-10-11 01:56:24) |
294. ラスト・エクソシズム
《ネタバレ》 主人公のエクシストというか、神父さんは、信仰心がほとんどなく、悪魔の存在もほとんど信じてないちゃらい神父さんなのである。でも、こんな仕事がほとほと嫌になってしまっていて、今回で最後にしようって事で、エクソシズムの舞台裏をおちゃらけながら見せてくれる。だから、ひたすらに悪魔と対峙してきた既存の映画の神父さんより、かなり常識的で、親しみのもてる主人公なのである。ここら辺の描き方が、面白い。 しかし、少女が不可解な行動をしだすところから、不穏な空気が蔓延しだす。父親もちょっと頭おかしいのか?ってところで、二人の人間の狂気に怯えさせてくれるのが良い。 しかし、ラストの方が雑だなー。 最後がバシっと決まってたら、かなりのお気に入りになったかもしれなかったのに。でも、ドキュメンタリー風とか、POV(主観カメラ)形式のホラーの中ではかなり好きです。 [映画館(字幕)] 8点(2011-10-11 01:52:55) |
295. 猿の惑星:創世記(ジェネシス)
《ネタバレ》 もともと猿の惑星って地味な映画の部類だった気がするが、今敢えてエピソードゼロを公開するにあたって、徹底的に派手でエンターテイメント性に特化したものを作ってやろうという気概を感じる。 例えば、猿君が最初に外で元気よく運動するシーン。ふつーだったら、サラっと流しそうなシーンなのだが、これが凄い。木から木へ飛び移る猿君にぴったりひっつき、グリングリンと臨場感のあるカメラワークで、自分が猿になって飛び跳ねているような気持ち良さを与えてくれる。ストーリーとしては地味な部分であっても、こんな風に客を退屈させないような工夫が随所に見られる。 最後もバシっと決まってるし、人に薦めたくなる手抜きのない大作。 [映画館(字幕)] 8点(2011-10-11 01:45:30)(良:1票) |
296. 婚前特急
《ネタバレ》 吉高ちゃんVS5人の男の構図かと思いきや、ブ男が2人のカワイイビッチを翻弄するというある意味、小気味良い構図だった。俺は吉高ちゃんの6番目でもいいけど、こんな娘と結婚するのは絶対無理だなーと思った。他の4人の男もそうでしょうね。徹底して軽くて、それなりに面白いけど、ラストの能天気っぷりにちょっとイラっとした。 それにしても役者でもないのにあれだけ笑わせてしっかりとダメ男を演じていたハマケンは凄いな。 [DVD(字幕)] 6点(2011-09-24 19:17:06) |
297. 世界侵略:ロサンゼルス決戦
《ネタバレ》 宇宙人は、体に武器を搭載した堅い奴。撃っても撃ってもなかなか死なない。最初はロボなのかと思ったけど、近づくと意外とウネウネしてる部分があったりするのよね。 コイツ一体どんな生き物なの? っていう疑問に応えるシーンがちゃんとあるのは偉い。 前半のハイライトシーンは間違いなく宇宙人解剖のシーン。やっぱ、宇宙人と解剖は切っても切れない関係だよね。 このシーンを観たら大体満足して、眠くなってしまったのである。 その後しばらく、面白展開ないんだもの。 全体的にどうも盛り上げ方が巧くないように感じた。音楽も鳴りっぱなしだし、メリハリがない。序盤の登場人物紹介のシーンが、サクサクしすぎてて誰が誰か把握できないままチームになっちゃってるし、いっぱいいるから、仲間が死ぬシーンもどうも気持ちが入らないんだよな。 クライマックスの撃ち落としシーンなんか最高に盛り上がれる熱いシーンのはずなんだけど、タメとかが全然効いてなくてあっさりドカーン!って感じだからなんだかなー、と。 ド派手ではあるのに、舞台が限定されているせいか、どこかチマチマ感が拭えず、大作感がなかった。 [映画館(字幕)] 6点(2011-09-23 10:07:22) |
298. レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳
《ネタバレ》 本年、ベストオープニングと言いたいくらい素晴らしいオープニングだった。 戦地で敵に囲まれ、絶体絶命なドニーさん達。仲間を殺され、ドニーさんプッツン。 悪人の弾丸はドニーさんには当たらない!接近したら、ボッコボコのメッタ刺し!!!何人いようと関係ない!ほんと凄かった。 ただ、ストーリーの流れはほぼイップマンと同じ。それにグリーン・ホーネット要素が少し足された感じ。仮面かぶってキメポーズしたり、突然ホァァァァァとか言いだすのは ちょっと笑っちゃったぞ。全体的な演出もちょっと過剰でクサかったりするし、アクションシーンの見せ方もイップマンには及ばないかな。 あと、日本語監修する人いなかったのか?と思うくらい日本語のシーンが酷い。日本人役の日本語がカタコトって、萎えるよね。お前明らかに日本人じゃないじゃん!そういうところ手ぬいちゃダメ。色々けなしてみても、ドニーさんのアクションが見られればそれなりに満足できるんだけどね。 [映画館(字幕)] 7点(2011-09-23 10:05:28) |
299. アジョシ
《ネタバレ》 韓国映画は、レベルの高いハードバイオレンスな映画を乱発しているが、あまりにもショッキングな内容ゆえ、万人に進められるかと言えば厳しいものばかりだった。 しかし、本作はそのハードなテイストはしっかり残したうえで、「レオン」のような要素を盛り込み、万人にも訴えかけられるような作品に仕上がっていた。いわば、これは韓国映画の集大成のような作品なのである。 それゆえ、ストーリー展開や演出なども目新しいものではないのだが、今までのどの作品よりもクオリティが高かった気がした。もし自分が、韓国映画に慣れてなければ、本年度ナンバー1に推していたかもしれないな。 韓国の役者の顔のバリエーションは凄い。登場人物多くても全然分からなくならないもの。その上、熱気に溢れてるし。頭オカシイ人いっぱい出てきて楽しい。 ウォン・ビンさんはすっごく二重瞼だったし。とっても面白かったです。 ラストは、韓国映画とは思えない感じであるが、救いを根こそぎ奪うだけが、能じゃない!それにしても警察が役に立たないのはもはや韓国映画のお約束ですねー。 [映画館(字幕)] 8点(2011-09-23 10:01:41)(良:1票) |
300. ゴーストライター
《ネタバレ》 流石、巨匠。一つ一つの映像が計算しつくされていて、見とれられる。その上、かなり印象的な音楽が、素晴らしいタイミングで華麗に使われる。これぞ上質映画。バカ映画ばかり観てると、こういうのはなかなか新鮮なのである。そのおかげで内容は地味ながら 飽きることなく没頭できた。 真相が明らかになってからあっという間に終わってしまうので、ちゃんと1つ1つのシーンの伏線の答え合わせができなかった。説明しすぎないことが、こういう映画の美徳でもあるので批判はしないけど、僕のように集中力のない人にはあまりオススメできないかも。ミステリーファンの人は是非! 最後、主人公なんであんな余計なことしたの? 義憤? [映画館(字幕)] 7点(2011-09-17 14:34:50) |