281. 日本で一番悪い奴ら
完全にタイトル倒れで拍子抜け。 もっと悪い奴はいくらでもいる。 [DVD(邦画)] 4点(2017-08-28 20:20:02) |
282. 招かれざる客(1967)
《ネタバレ》 いきなり娘に結婚話を切り出されてすぐに認めてくれなんて相手が黒人でなくても出来そうにないんだが。 しかも出会って十日しか経っていないような恋で、おまけに旅立ちまで数時間の猶予しかないとなると、これで認めろというほうが無茶な話。 自分が親の立場なら相手が黒人じゃなくても冷静に考えてこんな無茶話は受け入れない。 反差別映画としてわかりやすく単純化しすぎた嫌いはあるが、王道のストーリーだし後味は悪くないので観て損はない。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-08-28 20:18:52) |
283. 俺物語!!
鈴木亮平は同じように漫画原作の映画化である「変態仮面」が最高の適役だった。 が、本作のキャラはわざとらしくて全く乗れない。 [DVD(邦画)] 3点(2017-08-28 20:14:58) |
284. 永い言い訳
《ネタバレ》 浮気の最中に妻が事故死してしまったら… こんなに後味の悪いものはない。やっぱり良心の呵責に耐えかねるかも。 西川美和監督はこうなったら嫌だなという設定を巧みに使って人間をえぐり出す。そういった意味ではファルハディ監督にちょっと似ている。 そう思って検索してみると、西川監督がファルハディ作品を賞賛しているコメントがあった。 [DVD(邦画)] 7点(2017-08-28 20:13:49) |
285. 何者
原作の小説は既読。 映画も悪くはなかったけど、小説を読んだときのほうが面白かった。 [DVD(邦画)] 6点(2017-08-28 20:12:31) |
286. ルーム
《ネタバレ》 17歳のときに誘拐監禁されて7年も狭い部屋に閉じ込められたジョイ。 子供を逃がしてハッピーエンドかと思えばそれは序章で、そこからの物語が本番だった。 ジャックを複雑な思いで見る祖父の気持ちもわかる。愛する娘の子であると同時に、憎んでも憎み切れない犯人の子なんだから。 事件がなかったものとしては暮らせない。救出後の苦悩にしっかり焦点を当てて描かれた映画で考えさせられる。 [DVD(吹替)] 5点(2017-08-28 20:11:36) |
287. スカーレットレター(2004)
《ネタバレ》 これがイ・ウンジュの遺作というのがなんとも切ない。 [DVD(吹替)] 3点(2017-08-28 20:09:56) |
288. アバター(2009)
あの異星人の容姿に、食わず嫌いで今更の初鑑賞。 ストーリーは王道でわかりやすく入っていけて、少し嫌悪感があったあの容姿も気にならなかった。 CGは異星人の動きに少し不自然なところはあるものの、それ以外は技術の進歩を実感する。 映画館での3D鑑賞なら相当迫力があっただろう。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2017-08-28 20:09:01) |
289. シシリアン(1969)
一匹狼の殺し屋アラン・ドロンと、マフィアのボスであるジャン・ギャバン。どちらもハマリ役。 マフィアものは好きなのだが、ストーリーがいま一つパッとしない。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2017-08-28 20:07:16) |
290. リップヴァンウィンクルの花嫁
《ネタバレ》 いかにも胡散臭い何でも屋に、簡単に騙される世間知らずな女。 浮気を仕組まれて離婚させられたり、末期がん患者との心中相手にされたり。 普通ならありえないような話だが、役者がハマっているのもあってそれなりに成立して見える。 ただ、3時間は長い。 [DVD(邦画)] 5点(2017-08-28 20:06:06) |
291. 星願 あなたにもういちど
一昔前の少女マンガのようなファンタジーラブストーリー。 あまりにピュアすぎて、いつ見るかで感想もかなり変わりそう。 [DVD(吹替)] 4点(2017-08-27 23:12:59) |
292. 赤ひげ
すっかり赤ひげに感化される主人公。 人の命を扱う医者はこうあるべき。 [DVD(邦画)] 6点(2017-08-27 23:09:34) |
293. ソウルトレイン<OV>
童貞男の妄想が繰り広げられる。 深夜に気軽に見る分には良さそうだが、後に何も残らない。 [DVD(邦画)] 4点(2017-08-27 23:07:50) |
294. 四月の雪
不倫中に大事故を起こしたお互いのパートナーが、看病生活中に恋愛関係に。 内容が薄っぺらくて、ぺ・ヨンジュンかソン・イェジンのファンでなければ厳しいか。 [DVD(吹替)] 3点(2017-08-27 23:06:24) |
295. 王になった男
《ネタバレ》 賎民と王様がすり替わった物語は『王子と乞食』にもある。それ以降、容姿の似た物が入れ替わるストーリーは手を変え品を変えいろんなバージョンで作られている。エンターテイメントとして水準以上のものを作りやすい設定なのだろう。本作も安定感があって楽しめた。本物の王がそんなに簡単に改心するかといえば疑問だけれど。 クスッと笑えるシーンにセンスを感じる。おどおどした偽王をコミカルに演じるイ・ビョンホンもうまい。 [DVD(吹替)] 7点(2017-04-29 19:39:32) |
296. ハドソン川の奇跡
《ネタバレ》 ずいぶん予想と違った。不時着するまでをドラマティックに演出するのかと思っていたが、ハドソン川への不時着が妥当なものだったのかどうかを検証する公聴会がクライマックスに、ドキュメンタリー映画のような構成。リアリティがあって面白い。 [DVD(吹替)] 6点(2017-04-29 19:38:21) |
297. レッド・ファミリー
キム・ギドク作品は暗くてシュールというイメージがあって苦手だけれど、これはわかりやすかった。 監督を別の人に任せているからなのだろうか。 [DVD(吹替)] 5点(2017-04-29 19:35:19) |
298. フライ・ダディ
予定調和で退屈なストーリー。途中で早送りしたくなった。 似たようなシチュエーションでも「ボーイズ・オン・ザ・ラン」のほうがはるかに面白い。 こういう軽いタッチのコミカルな韓国映画は笑えないし、どうも自分のツボにはハマらないようだ。 [DVD(吹替)] 3点(2017-04-29 19:34:04) |
299. 怒り
《ネタバレ》 東京、千葉、沖縄を舞台に三つの話が並行しているので、どこかで絡んでいくのかと思えば、まったくリンクしていかなかったので拍子抜け。 群像劇というより3本のオムニバスで、それを犯人のミスリードに利用した感じ。サスペンス効果はあるけど、どうしても一つの作品としてのまとまりに欠ける印象は拭えない。 少し気になったのは沖縄の米兵の描き方。好意を寄せている少女が米兵に乱暴されているのに、震え上がって何もできないほど怖いというのがちょっとリアリティがないような…。米兵なら大声だせば民家が近いこともあって立場的にも絶対逃げるだろうし、それなら地元のチンピラや不良少年のほうがタチが悪くてよっぽど怖いはず。そこに政治的偏向性のようなものを感じたのは気のせいか。 豪華キャストの競演は見応えがあった。 [DVD(邦画)] 5点(2017-04-16 10:29:43)(良:1票) |
300. 最後まで行く(2014)
《ネタバレ》 内部監査で不正を摘発された殺人課の刑事たちが、内部監査部の弱みを調べようとする。 「奴らだって警官だ。たたけばホコリは出る」 警察不信の韓国だからこそリアリティを持つ言葉なのかも。 汚職仲間のゴンスだが、車で轢いてしまった死体の隠蔽に一人で悪戦苦闘で、内部監査どころではない。母の葬儀を利用して死体を母の棺に入れて隠すのだが、特殊工作員並みの必死の働きが笑える。死体が実は訳ありの犯罪者で、ゴンスは事件に巻き込まれて脅迫を受けながら事態はどんどんエスカレート。もう何でもアリのハチャメチャな展開に。 ターミネーターじゃあるまいし、爆破されても死なない不死身の黒幕が追ってきたり。警察内部も収賄、犯罪の隠蔽、押収麻薬の密売と、腐りきっている。 巻き込まれながら秘密を隠そうとして事態が悪化していくのは、シリアスなサスペンスにちょっと三谷幸喜のコメディーテイストを加えた感じ。 ストーリーは意外性があって面白いが、好感の持てる人物がいない。 主人公が悪でも憎めないってケースもあるんだけど、刑事のくせにチームで汚職はするは轢き逃げで死体を隠そうとするような奴では…。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-03-13 19:50:02) |