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 > にじばぶ さんの口コミ一覧。17ページ目
にじばぶさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3268
性別 男性
自己紹介 監督別鑑賞作品数

成瀨巳喜男 69
溝口健二 34
川島雄三 41
小津安二郎 37
石井輝男 24
豊田四郎 19
石井岳龍 18
矢崎仁司 12
西川美和 8
山下敦弘 15
今泉力哉 21
フェデリコ・フェリーニ 24
ミケランジェロ・アントニオーニ 14
ピエル・パオロ・パゾリーニ 16
ルキノ・ヴィスコンティ 17
ジャン=リュック・ゴダール 36
フランソワ・トリュフォー 24
ルイ・マル 17
ジャン・ルノワール 15
ジャック・ベッケル 13
ジャン=ピエール・メルヴィル 11
ロベール・ブレッソン 12
イングマール・ベルイマン 27
アルフレッド・ヒッチコック 53
ジム・ジャームッシュ 15
ホウ・シャオシェン 19
ウォン・カーウァイ 14
ジャ・ジャンクー 9

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321.  座頭市物語
モノクロ映像がとてもシャープ。 そしてストーリーもシンプルで良い。 勝新もドスがきいた声でドスを振り回し、かっこよくないのにかっこよい。 不思議な魅力を持つ時代劇だ。
[ビデオ(邦画)] 7点(2007-12-31 12:57:14)
322.  ひき逃げ 《ネタバレ》 
いやいや、この成瀬作品も面白かった! 成瀬らしからぬサスペンス作品。  高峰秀子が疲れ果てた未亡人を演じ、司葉子が若い燕に振り回される惨めな有閑マダムを演じている。 可憐な役回りを演じていた若き頃の司葉子しか知らなかったので、それだけでも新鮮味があった。  高峰秀子は、ひき逃げにより殺された我が子の無念を晴らす為、加害者の家に家政婦として忍び込み、復讐の機会をうかがう。 しかし、その家庭には殺された我が子と同い年の子供がいた。 そしてその子供が死んだ我が子に重なり、かわいくて仕方ない。 最初は殺してやろうと家に乗り込んだものの、どうしても殺せない。 しかし、ひき逃げをした罪悪感から、犯人の女性は我が子と無理心中してしまう。  とまあ、こんな感じで見事なサスペンス仕立てなのである。 成瀬監督が撮り慣れぬサスペンスを撮ったということで、不安な気持ちもあった。 しかし、観終えてみると、そこら辺のサスペンス映画(例えば野村芳太郎とか)なんかよりも、ずっと出来が良い。  成瀬監督の様な巨匠ともなると、作ろうと思えばどんなジャンルの映画でもちゃんと撮れてしまう。 やっぱり成瀬監督は凄かった。
[ビデオ(邦画)] 8点(2007-12-24 18:44:07)(良:1票)
323.  女の座 《ネタバレ》 
高峰秀子の息子を死なせるのは必要がないように思ったが、全体的にはなかなかまとまっていて良かった。 司葉子はとても綺麗だし、草笛光子もキリっとしていてなかなか好み。 そして草笛光子と高峰秀子のバトルも凄まじかった。  女が男に惹かれる瞬間が上手に描かれていたのも素晴らしかった。
[ビデオ(邦画)] 7点(2007-12-15 10:33:55)
324.  妻として女として 《ネタバレ》 
いや、これって成瀬監督の作品の中では比較的マイナーな方ですが、傑作なんじゃないでしょうか。  高峰秀子と飯田蝶子の掛け合いの面白さ、話が次々と展開されていき全てが分かっていくというストーリー展開の巧さ、女同士のバトルの凄み、相変わらず「イライラする男」を演じると素晴らしく巧い森雅之、仲代達矢の意外な(?)清々しさ、そしてラストの“親はなくとも子は育つ”的な終わらせ方など、全てにおいてハイレベルな本作です。  高峰秀子と森雅之が共演しているせいもあって、成瀬監督の代表作『浮雲』を連想してしまいました。  『浮雲』は救いようのなさ加減がまた逆に良かったんですが、それに対し本作は、最後に「子供は子供」みたいな救いがあって、とてもバランスが取れていました。 そういう意味でも、本作は『浮雲』より自分の好みに合った作品となりました。  結局「不倫」というものや、「浮気」という名の裏切りは、「悲劇」しか生まないということを本作は語っている様な気がします。 それと同時に、男女の仲というものは、なるようにしかならない、理屈では割り切れない、そういう“やるせなさ”も主張されているんではないかと思うわけです。  それらを観る者に散々訴えかけた後で、上にも書いた様な「親ななくとも子は育つ」的な救いのあるラスト。 いやぁ、実に味わいがあって、しかもバランスの取れた傑作ですね。
[ビデオ(邦画)] 8点(2007-12-05 22:54:40)(良:1票)
325.  徳川女系図
石井輝男監督の、一連の“徳川モノ”は、どうも面白さが理解できない。 そして、むやみに疲労感も残る。 本作では、橘ますみが出ていない分、見所もなく・・・
[映画館(邦画)] 5点(2007-11-30 10:00:47)
326.  徳川女刑罰史
東京は池袋の「新文芸坐」で鑑賞しました。 吉田輝雄と橘ますみが兄弟愛の末に近親相姦の罪を犯し、残酷で異常な刑に処されるという過激で非常な興味をソソる内容となっています。 橘ますみですが、本作ではことのほか美しいです。 着物姿で、実の兄を演ずる吉田輝雄と情事を交わしますが、これが何とも淫靡で魅力満点。 橘ますみが、石井輝男監督作品以外にはあまり出演していないというのが、非常に残念でなりません。
[映画館(邦画)] 6点(2007-11-30 09:56:35)
327.  残酷・異常・虐待物語 元禄女系図
同じく石井輝男監督作品『徳川女刑罰史』と混同しがちな本作。 というか、自分が混同してるだけかも。 本作も橘ますみの魅力が全開! それを観れるだけでも十分だ。
[映画館(邦画)] 6点(2007-11-28 17:02:19)
328.  わるい仲間
『サンタクロースの眼は青い』と並ぶ、日本で観ることのできる数少ないジャン・ユスターシュ作品の一つ。
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-11-26 17:16:54)
329.  家族日誌
マルチェロ・マストロヤンニと、まだ少年っぽいジャック・ペランが共演した、味のある渋いイタリア映画。 監督は、これまた渋いヴァレリオ・ズルリーニ。 上の二人は兄弟という設定。 兄が病弱の弟の面倒をみる。 ところが、それには深い事情があった・・・ 哀しみの旋律が流れる中、話は叙情的にゆったりと進んでいく。 ゆったりとした気分の時に観るべき作品かもしれない。 
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-11-23 00:12:25)
330.  ロゴパグ
ロベルト・ロッセリーニ、ジャン=リュック・ゴダール、ピエル・パオロ・パゾリーニらによるオムニバス映画というだけで、その方面に興味のある方からすれば、垂涎であろう本作。 期待した程ではありませんでしたが、そこはさすがにこのメンツ。 大きく外すことはありませんでした。  
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-11-21 20:49:45)
331.  四つの恋の物語(1965)
吉永小百合より断然、芦川いづみ! 芦川いづみの美しさが何より際立っていた。 最後も晴れやかな幕切れで気分爽快。 難しいことを考えずに、女優たちの美しさと楽しさを満喫すべき作品である。
[ビデオ(邦画)] 6点(2007-11-21 00:34:10)
332.  アンナ・マグダレーナ・バッハの日記
ただひたすらクラシック音楽の演奏映像が垂れ流されるだけの作品。 クラシック音楽が好きかどうかで、点数が0点から10点まで割れるかもしれない。
[ビデオ(字幕)] 5点(2007-11-15 13:06:32)
333.  サンタクロースの眼は青い
ジャン=ピエール・レオが主演で、撮影をネストール・アルメンドロスが担当の、バリバリのヌーヴェル・ヴァーグ作品。 ジャン・ユスターシュ監督の短篇作品であるが、この監督は短篇より長編で、より魅力を発揮する監督だと感じた。 つまらない作品というわけではなかったが、なんか物足りなかった。
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-11-06 16:36:49)
334.  雪之丞変化(1963)
1935年の衣笠貞之助監督の方も観ましたが、こちらの方が分かりやすいですし、楽しめます。 長谷川一夫を元々好きではないので、1935年版と本作のいずれにおいても魅力は感じませんでしたが、55歳という年齢の割には衰えてなかったと思いますね。 それにしても、本作の若尾文子の綺麗なこと!
[DVD(邦画)] 5点(2007-11-05 23:14:41)
335.  斬る(1962)
ストーリーはわかりづらく、話にはほとんど入っていけません。  しかしながら、雷蔵は痺れるほどかっこよいです!   そして、多人数を相手にしての流れる様な殺陣は、今までに観たことのない流麗なる殺陣で惚れ惚れしました。  雷蔵にしかできない動き、そしてこれを演出した三隅監督には敬服します。   最後はそれほど良くもないですが、まあそれなりには納得できました。  雷蔵ファンなら観ても損はない作品だと思います。
[ビデオ(邦画)] 7点(2007-11-05 19:53:40)
336.  ギャング(1966)
ジョゼ・ジョヴァンニ原作でジャン=ピエール・メルヴィル監督という黄金コンビで撮られたフランス・フィルムノワール。  メルヴィル作品は雰囲気は最高なのだが、最後まで観てみると消化不良・・・みたいな作品が多いが、本作もその例外とはならなかった。   雰囲気の良さに免じて5点を献上したい。
[ビデオ(字幕)] 5点(2007-11-01 20:37:55)
337.  明治・大正・昭和 猟奇女犯罪史
本作は一連のキワモノ系石井輝男作品群の中にあっても、頭一つ出た面白さ。  そして、本物の阿部定を特別出演させるなど、過激性・話題性も十二分のサービス精神溢れる傑作である。  吉田輝雄が監察医の役で登場するが、相変わらずいい味を出している。 妙に真面目なイメージが、おふざけ石井輝男ワールドと不思議に融合しているのだ。  そして、歴史に残る連続レイプ犯である「小平義雄」を演じた小池朝雄。 舌なめずりして女性を襲うシーンがあったのだが、その緊迫感とは裏腹に思わず笑ってしまった。 あの舌なめずりは、かなりわざとらし過ぎである。
[映画館(邦画)] 7点(2007-11-01 20:33:57)
338.  スエーデンの城
“モニカ・ヴィッティが最も美しく撮られた作品”と誰かが評していたが、まさにその通り!  ただでさえ美しいモニカが、本作ではことのほか美しさと色気を撒き散らしている。  この作品は、モニカの美しさを、ただただ堪能すれば良い作品なのだ。   スエーデンの孤島に存在する、とあるお城で繰り広げられる怪しい貴族の物語。  そのお城にはモニカ・ヴィッティ演ずる美しき女性が住んでいる。   ヴィッティはこのお城の主である暴君の妻だが、訪れる客人をことごとく誘惑する。  そんな美しき人妻に誘惑されれば、男なんぞひとたまりもない。 一瞬にして恋に落ちる主役のジャン=ルイ・トランティニャン。   しかし彼は妻と関係を持ったことが暴君の夫にバレて命を狙われることに。  孤島のお城という逃げ場の無い場所で命を狙われ、絶対絶命のトランティニャン。  さて、その結末はいかに?!   とまぁ、話の展開はこんな感じであるが、ここから先は少し余談を・・・   監督のロジェ・ヴァディムは、稀代のプレイボーイとしても知られた人物。  彼が今まで付き合ってきた女性はブリジッド・バルドーやジェーン・フォンダ、そしてカトリーヌ・ドヌーヴだ。  その名前を聞けば分かるとおり、女性に関してはかなりのメンクイ。 そしてセンスもいい。   そんな彼に主役に見出されたヴィッティも、これら二人の女優に負けず劣らず美しいが、本作の後にヴィッティとヴァディムが交際したという話は出ていない。  ロジェ・ヴァディムもさすがにヴィッティは口説けなかったのか?!  それとも、アントニオーニの影響か?!   それは当の二人にしか分からない・・・ 
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-11-01 20:09:23)(良:1票)
339.  忍びの者
現代劇の雷蔵、時代劇の雷蔵と色々見てきたが、忍者の雷蔵はまずまずといったところ。 女優陣にイマイチ魅力が感じられず、そこが残念。 伊藤雄之助が凄い動きをしていたのが、個人的には最大のインパクト、、と思っていたら、老けメイクで当時40代前半だったんですね。
[DVD(邦画)] 7点(2007-10-26 20:31:05)(良:1票)
340.  幸福(1964) 《ネタバレ》 
前半部分は、まさに“画に描いた様な幸せな家庭”を実写で見せている。 モーツァルトの調べにのってつむぎ出される暖かな映像は、観る者を夢見心地にさせる。 しかしながら、夫に愛人ができてからは雲行きが急変。 それに対する妻の対応は、まったく不満のかけらもみせない慎ましやかなものだったが、自殺という形で激しく抵抗してみせた。 ソフトな雰囲気を漂わせながらも、強い衝撃を与えてくる作品だった。 これが女性監督により撮られたというところに、価値を感じる。 男の独善的な愛を、隠喩めいたストーリーの内に表現し、批判してみせた。 アニエス・ヴァルダの、その痛烈なまでの見事な手腕に脱帽する他ない。
[DVD(字幕)] 6点(2007-10-26 16:27:03)(良:1票)
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