341. ザ・ロック
《ネタバレ》 最初は若干ダレるが、アルカトラズに潜入してからのテンポは良い感じ。悪役のエド・ハリスが本当に狂信者ぽい雰囲気を上手く出していて好印象。全体的に泥臭いですが、最後は爽やかに締めるのもグッド。 [地上波(吹替)] 8点(2008-08-12 01:05:32) |
342. めぐり逢えたら
《ネタバレ》 同じキャスト、同じ監督の「ユー・ガット・メール」よりは展開も二転三転して楽しめました。それでも話の筋は大体読めてしまいますが、主演二人がいい演技をしてくれるので気になりませんでした。 展望台でめぐり逢うシーンはドラマティックでいいですね。ラブコメが好きな人はドンピシャな作品かと。 [地上波(吹替)] 8点(2008-08-12 01:01:30) |
343. モンスターズ・インク
子どもに一々怯えるモンスター達が可愛い。キャラクターの魅力は○、映画全体のテンポも○、時々挟んでくるギャグのセンスも○。唯一微妙な点があるとすれば、音楽にはあんまり秀でたものを感じませんでした。 [映画館(字幕)] 8点(2008-08-12 00:51:29) |
344. それでもボクはやってない
《ネタバレ》 あまりにも理不尽極まりない話ですが、私は男なので他人事では無いと思ってしまいました。冤罪とは被疑者から見るとこうも恐ろしく、無慈悲な結果に終わってしまうと思うと恐ろしく感じます。 ホントこのような事件が起こらない様にするには、車内に監視カメラを設置するくらいしか無い気がします。 [地上波(邦画)] 8点(2008-08-12 00:29:44) |
345. プライベート・ライアン
《ネタバレ》 第二次大戦を映画化したものの中ではかなり戦闘描写に拘って作られた作品であるのでしょう、オープニングのオマハ・ビーチでの地獄絵図から度肝を抜かれる。機関銃の弾が飛び交い、断続的に続く迫撃砲の嵐、四肢は飛び散り内臓が零れ落ち、降伏した敵兵に対しても容赦も無く慈悲も無く、ジュネーブ条約なんぞあって無いようなもの。このオープニングを撮っただけで正直勝ちだと思います。その後も徹底したリアリズムが観客を戦争状態へと引き摺り込んでいきます。スピルバーグは自作を語るときに良く言っていますが、戦争は個々の本質を丸裸にする。極限状態の戦場では自身を取り繕うベールなんぞは吹っ飛んでしまう。ある者は果敢に敵兵へ突撃し、ある者は只管に生きたいと思い逃げ回る。これも徹底した戦場のリアリズムを描いたからなのでしょう。そしてスピルバーグには良くあることですが、シリアスな戦闘シーンの合間に挿入されるコメディや兵士の日常の風景などがあるせいで非常にテンションをひっくり返される。鑑賞後には何とも言えない後味が只々残りました。 [ビデオ(字幕)] 8点(2008-08-12 00:07:11) |
346. カッコーの巣の上で
《ネタバレ》 マクマーフィは患者たちに自らの意思で生きることを教えようとする、婦長は厳格な規則によって患者たちを管理しようとする。恐らくそのどちらの道も患者たちにとっては幸せでは無いのでしょう。それは最後のマクマーフィが病棟を移された後に描かれていたと思います。患者たちはマクマーフィが病院を訪れた時とまるで変わらない生活を送っています。ただタバコを賭けてることを除いては……。このタバコには大きな意味があると感じました。 あの人間の中ではチーフだけがあそこから逃げ出す権利を有していたのでしょう。でも最後のマクマーフィの最期はあまりにも救われないと思ってしまいました。 [DVD(字幕)] 8点(2008-08-09 15:59:49) |
347. ブラス!
《ネタバレ》 音楽というものは(音楽に限らず、芸術全般ですが)こうも人間にとって必要不可欠なものなのかと実感しました。最後に有終の美を飾れなかったことにも意味があると思いました。 某何とかガールズはこの映画を見習った方がいいと思いました。同じ音楽を扱った話なのに全く厚みが違う。 [地上波(字幕)] 8点(2008-08-09 11:55:05) |
348. マッチスティック・メン
《ネタバレ》 詐欺師が詐欺られた時に自身の本当の幸せを見つける、良い映画です。ニコラス・ケイジがカッコイイおじさん過ぎましたが、まあああいうのもありかなと。 映像美はリドリー・スコットらしく素晴らしいカットがチラチラ見え隠れしていたと思います。 [DVD(字幕)] 8点(2008-08-09 10:50:10) |
349. ザ・ハリケーン(1999)
《ネタバレ》 黒人の扱われ方に怒りを覚えましたが、あの時代ではあんなものだったのでしょうか。最後がハッピーエンドでホントに良かったです。デンゼル・ワシントンは存在感ありますね。孤独な男を上手く演じていたと思いました。 [地上波(吹替)] 8点(2008-08-09 10:41:07) |
350. スティング
《ネタバレ》 この映画を一言で表すと"クール"だと思いました。ただポーカーをしているだけなのに何かカッコいい。最後に悪人を丸ごと手玉に取っていたと分かるシーンは最高!ホントにクールな作品です。 [DVD(字幕)] 8点(2008-08-09 10:10:16) |
351. セブン
《ネタバレ》 7回起こると(観客は)分かっている犯罪が、途中で犯人が自首して止まってしまった時は、「え?どうなんの?」って本気で思いました。まあそんな考えを起こすこと自体がデヴィット・フィンチャーの思うツボだったわけですが……。 次々と猟奇殺人が起こってゆく様も見物ですが、本作の魅力は俳優の演技の上手さが大きなウエイトを占めていると思いました。とりわけサイコキラーを演じるケヴィン・スペイシーと最後のブラッド・ピットの苦悩する演技は素晴らしいの一言!これで何故主演男優賞と助演男優賞のアカデミー賞がノミネートすらされ無かったのか非常に疑問です。 [DVD(字幕)] 8点(2008-08-09 10:07:40) |
352. ファイト・クラブ
《ネタバレ》 エドワード・ノートンのヘタレッぷりが何とも素敵。正にブラピの対称の男を上手く演じていたと思いました。最後のどんでん返しと世界の崩壊の様は見事でした。 [DVD(字幕)] 8点(2008-08-09 09:56:40) |
353. アンタッチャブル
中盤に若干ダレるし、お話自体は酷くアッサリしているので、「評判ほどの映画じゃないなぁ」と思っていた矢先、終盤の大階段での銃撃戦で全ての不満が吹っ飛んでしまった。 カメラの回し方だけであれだけ面白く見えるのだから、映画って不思議。ブライアン・デ・パルマの映画への愛が感じられます。 [地上波(字幕)] 8点(2008-08-09 02:08:56) |
354. ソウ
《ネタバレ》 近年、量産されているゲーム型サイコサスペンス映画の雛型といっていい作品ですね。至る所に伏線を散りばめておいて、最後に一気に収束する、ジェットコースターの様なスピード感をもたせた脚本が良い。また残酷な描写も実は控えめに抑えているという点も個人的には好きでした。テーマ性はあるようで無いようなものですが、これ程までに、サスペンス、ホラー、そして最後のどんでん返しを綺麗に魅せてくれた作品も久しいので、8点。 [映画館(字幕)] 8点(2008-08-09 02:07:35)(良:1票) |
355. ニュー・シネマ・パラダイス
とにかくラストが素晴らしいです。こういう映画を観た時、自分は映画が好きで本当に幸せだと実感できます。 [DVD(字幕)] 8点(2008-08-09 02:03:01) |
356. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
《ネタバレ》 新三部作の中では圧倒的に秀でた出来だった様に感じました。アナキンは如何にしてダース・ベイダーに成ってしまったのか。あの伝説のエピソード4に繋がる話がここにあります。 只一つの不満はメイス・ウィンドウの死に様が酷すぎたことでしょうか、サミュエルは非常に満足しているらしいですが、ジェダイ最強の戦士の最期があれはちょっと悲しすぎます。 それにしてもヨーダがどんどん凄い出来になっていくなあ、最初は人形だったのに。 [映画館(字幕)] 8点(2008-08-09 01:58:54) |
357. ローマの休日
《ネタバレ》 オードリー・ヘプバーンの魅力が全開の映画でした。今の世の中にもこういう女性がいたらいいですよね。 [DVD(字幕)] 8点(2008-08-09 01:40:08) |
358. ターミネーター2
《ネタバレ》 続編としての質はとんでもなく高いです。という1を超えているといった方が妥当でしょうか。今回はシュワちゃんが味方で、私はこっちの方がやっぱりシックリきました。 一番の拍手を送りたいのが、適役のロバート・パトリックです。ほんとに機械じゃないのかと思うくらい、冷酷なT-1000を演じ切っています。人体模型走りで車を追ってくるシーンはホントに怖かったです。 [地上波(吹替)] 8点(2008-08-09 01:33:21) |
359. ドラえもん のび太のパラレル西遊記
《ネタバレ》 かなりドラえもん映画では怖い方です。のび太のママや出来杉君が鬼に変わってしまっていたのはトラウマでした。 映画としてはテンポもよく、ギャグとシリアスのバランスも良い。最後の、のび太の逆転劇にはワクワクしたものでした。 [ビデオ(邦画)] 8点(2008-08-05 14:51:45) |
360. スパイダーマン2
《ネタバレ》 実に正道な続編。1作目で描き切れていなかった部分を上手く掘り下げている。自分の強大な力とそれに伴う宿命に気付くまでが1作目。2作目では多忙な日々とスーパーヒーローとしての活動の両立に苦心する。そして「スパイダーマンはもうイヤだ」と自身に課せられた宿命を放り出してしまう。しかし街の人々の為に彼は再び立ち上がる(またヴィランのドック・オクにではなく、只の火事に立ち向かうのが良い)。そのストーリーの裏には只の大学生らしく恋もあり、友情もあり、家族問題もある。……なんて人間味に溢れたヒーローだろう!スパイダーマンというアメコミが等身大のヒーローを上手く描き人々の支持を得たのならばサム・ライミは実に上手く原作を実写化していると思いますね。相変わらずのピーターのボンクラッ振りも最高です。大学生にもなって気になる女の子に「焼きそば食べる?」って誘うスパイディに乾杯! [映画館(字幕)] 8点(2008-08-05 01:49:58) |