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ドラえもんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  テルマ&ルイーズ
限りなく犯罪に近い反社会的行為を重ねながら逃避行を続ける二人のヒロインが、自らの運命を自らの手で操ることによってのみ得られる快感を味わっていく事により、まるで周囲の風景が変わっていくように彼女たち自身も変貌していく。そしてやがてこれこそが私たちの本当の人生だと実感する。その何かが吹っ切れた二人の顔のなんと素敵なことか。悲惨な結末であるのにも拘わらずむしろ何か爽やかな余韻すら残す。リドリー・スコット監督としてはむしろ異色作といってもいいが、個人的には彼の作品群の中で最も好きな作品として挙げられる。
9点(2001-02-24 22:43:55)
22.  シコふんじゃった。
寄せ集めによる大学相撲部の弱小チームが勝ち進むというだけの、平凡きわまりない単純な内容のドラマが、驚くべき豊かさをもって展開される。この群像ドラマに登場する様々なキャラクターの、眩いばかりの魅力が全てと言ってもいいような作品で、そのストーリー展開もさらに見事であり、実に元気づけられたものである。劇中挿入曲“♪悲しくてやりきれない”も何故かマッチしていて、まさに“胸にしみる”。
9点(2001-02-15 15:02:12)
23.  こうのとり、たちずさんで
幾つかの美しい印象的なシーンが多い中で、とりわけ河を挟んだ結婚式が感動的なのは、彼らの目を通してワンカットで見せきる、国境というものの無意味さ虚しさを、見事なまでに表現しているからに他ならない。それはまさに、こうのとりに託された国境の消滅への願いである。作品の意味深い内容とその映像の厚みに圧倒されてしまう。
9点(2000-11-26 15:34:04)
24.  プリティ・リーグ
第二次大戦中、男たちが戦場に駆出されたその穴埋め的に、アメリカに実在した粋のいい女子プロ野球チームのお話。トム・ハンクスが少し低迷していた頃の作品だが、これ以降彼自身大ブレイクしたことでも記憶に残る作品。回想シーンから物語は始まり、戦地に行っている男たちの代わりに、アメリカを自分たちの手で守るかのように、威勢が良くて元気な彼女たち(とくにジーナ・ディビスがカッコイイ!)の活躍とさまざまなエピソードのあと、やがて画面は現在に戻る。そして数十年ぶりにかつてのチームメイトが再会する場面で、J・ディビスを始めとして、ここではそれぞれの登場人物が年齢を重ねた女優さんの“ソックリさん”が登場して演じているのには正直驚かされるが、それぞれの人生を経てきた彼女たちには、思わず熱いものがこみ上げてくる。
9点(2000-11-12 23:39:55)(良:1票)
25.  羊たちの沈黙
演出の構成上、無理なところもあるけど、なにしろ主役二人がすべてといってもいい程の、サスペンス・ホラーの傑作。どちらも一歩もひけを取っていないことは、アカデミー主演賞のW受賞が証明している。特に別れ際、鉄格子ごしにレクターがクラリスの指を撫でるシーンは、この作品を語るときには忘れてはならない名場面である。
9点(2000-10-19 15:41:12)
26.  秘密と嘘
主人公たちそれぞれに秘密があり、告白するべき嘘をもち、そしてそれに涙する。それはそれぞれの痛みを分かちあい、そこに愛の存在というものを確かめ、やがてファミリーという自然な姿となる。この人生の悲喜こもごもの物語を、マイク・リー監督は中産階級や労働者階級の人々の生活に、喜びや哀しみ、さらに戸惑いや感動をも含めた、親しみを込めて切々と謳いあげていく。出演者のすべての演技が素晴らしい名作。
9点(2000-10-16 23:11:29)
27.  マディソン郡の橋
台所仕事をテキパキとこなす後姿に母親としてのイメージを。そして男と出逢ってからのがらっと女に変わる様。やがて終盤穏やかな表情の妻の顔に。M・ストリープは見事なまでに演じきる!病に伏した夫が看病する妻に「お前もほかにやりたい事があったろうに・・・」のセリフには、何かすべてを物語っているかのようで泣けました。
9点(2000-10-15 14:27:41)
28.  ミュージック・オブ・ハート
つくづくM・ストリープって作品をじっくり選ぶ人なんだなって感じました。とくに勝負作ともなるとよけいにそういう思いにかられます。全ての作品に言えることだけど、決して演技を感じさせないところがこの人の本当に凄いところ!とくに本作のような毅然とした中、女の弱さや優しさをもにじませられる姿は絶品です。作品としては、感動的なシーンにもいささかも押しつけがましさがない点など好感がもてました。
9点(2000-10-15 13:38:43)
29.  愛を乞うひと
日本映画としては久しぶりに力の入った、そして完成度の高い作品でした。原田美枝子の演技は鬼気迫るものがあり、虐待シーンの執拗さには目を覆いたくもなりましたが、雨の理髪店でのシーンでは鏡を前にして二役を見事に演じ分け、合成技術の進歩と共に優れて印象深い名場面となっています。
9点(2000-10-12 00:35:48)
30.  ディープ・インパクト(1998)
もう一つの“彗星衝突映画”と比べるまでもなく、本作は立派なオトナの映画となっています。要するに人間ドラマがきっちりと描かれていて、SFXなんぞに力点が置かれていないのも良く分かるし好感すらもてます。“泣かせ”のシーンが多いようだけど、こういう“浪花節”って結構好きなんですっ!
9点(2000-10-08 11:14:44)
31.  L.A.コンフィデンシャル
カーティス・ハンソン監督の作品ってほとんど知らない(記憶にない)し、だいたい世評の高いモノにロクなものはないと思っていたけれど、序盤、ベイシンガーが登場してからというもの、とうとう最後までこの作品にドップリのめり込んでしまいました。演出の旨みというよりは、やっぱり主人公3人の魅力を引出した点にあるのでは・・・。アカデミー賞を獲らなくても間違いなくこの年のNo1でした。
9点(2000-10-02 11:15:46)
32.  インデペンデンス・デイ
公開される一年も前から流されていた予告編。夜の大都会の街並みの遥か向こうから車が次々とスッ飛んで来るさまを、呆気に取られてスクリーンを見つめていた記憶があります。強いアメリカを強調するあまり、毛嫌いされた向きも確かにある。しかしエンターティンメントとしてそのSFXは極めて斬新で、CG及びデジタル合成の利点を、この大スペクタクルドラマで最大限の効果をあげて成功している。特に空中戦の素晴らしさは特筆に価する。終盤が少し弱くマンガチックになってしまったけれど、まずは見せ場タップリの大満足の一本でした。
9点(2000-09-24 00:06:46)
33.  GODZILLA ゴジラ(1998)
日米の“ゴジラ愛好家”から総スカンを喰った気の毒な一作。初期の頃はともかく、後年、マンガチックなキャラクターに堕ちてしまった和製ゴジラに、特別な思い入れなどあるわけもなく、辟易していたところへ本作の登場。とにかく素直に楽しめました。エメリッヒ監督って見せかたに新しい工夫を凝らせる才能のある人のようで、特に前半、ゴジラが姿を現し街をノッシノッシと歩く姿を、仰角でとらえた撮影方法には度肝をぬかれました。ただ終盤のスリリングだけど“鬼ごっこ”みたいな展開はまったく意外で苦笑してしまいましたし、またミサイル攻撃で呆気なく死んでしまうのには物足りなさが残ります。この監督作品って「ID4」と同様、“画竜点睛を欠く”のような気がしています。さらに続編ができそうなエンディングでもありましたけど・・・。
9点(2000-09-14 13:32:00)(良:1票)
34.  太陽の誘い
女性に縁の薄い中年独身男にめぐって来た純朴な愛。戦闘機が大空を自在に飛び回る姿が、2人の愛の高揚を象徴しているかのようで実に効果的です。そして何気ない誤解で別れた2人が再会するラストも感動的です。地味な作品ですが好きですね~。
9点(2000-08-27 17:46:12)
35.  ハピネス(1998)
アメリカの郊外生活家庭を描いた作品としては、少々大げさな寓話の「マグノリア」、クールすぎて実感の乏しい「アメリカン・ビューティー」等と比べると、本作が我々に一番近い目線で描かれている分だけ、好感がもてる反面より切実な思いにかられる。最近売れっ子のカメレオン俳優フィリップ・シーモア・ホフマン君は、これが彼の“地”じゃないかと思うぐらいのハマリ役です。
9点(2000-08-27 17:11:50)
36.  サイダーハウス・ルール
牧歌的で心温まる作風の中に過激できわどい部分を内包している、このJ・アーヴィングの作品世界をラッセ・ハレストレム監督が見事な映像化に成功している。彼にとってまさにうってつけの題材だと思う。キャスティングも見事だし、なんといっても子供たちが素晴らしい。まさに本年度ベストワンの風格をそなえている。
9点(2000-07-09 23:38:29)
37.  太陽は、ぼくの瞳
マジディ監督の前作「運動靴と赤い金魚」の健気な子供達や、ほのぼのとしたエンディングを期待するむきには外されます。ここで描かれるのは盲目の少年と、貧困と過酷な人生を懸命に生きようとする父親との物語。たびたび映し出される野花畑の眩しい美しさは、子供達の無垢な心象風景のようでもある。そしてこれでもかと言うような残酷なラスト!・・・が、しかし太陽(神)は決して彼らを見放さない。より強く生きろと・・・。
9点(2000-06-11 14:53:31)
38.  ストレイト・ストーリー
この映画で「八月の鯨」のことを考えていました。ノミネートだけで終わったR・ファーンズワースはもはや演技を超えている。アカデミー賞“程度”では失礼だろう。
9点(2000-04-09 23:57:51)
39.  クッキー・フォーチュン
アルトマン流人情喜劇。アクの強さが薄い反面、全編を包み込むさわやかさが心地いい。
9点(2000-04-02 00:36:05)
40.  いつかギラギラする日
まるで時代劇の御用提灯に取り囲まれた鼠小僧といったイメージで展開される、クライマックスの数十台のパトカーからの逃走劇はまさに圧巻で、邦画・洋画を問わず、近年では無類の痛快さを誇る。黒澤亡きあと、これほどスケール感を伴ったパワフルなバイオレンス・アクションを撮れるのは、やはり深作以外にないと、この当時感じたものだったが、その思いは今も変わる事はない。映画の何たるかに精通し、CGなどに頼ることなど勿論無く、あくまでもライブ・アクションにこだわってきた彼の活動屋精神が遺憾なく発揮された、実にしたたかで、まさしくギラギラしたイメージの名作だ。
8点(2003-06-15 18:13:52)
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