21. 犬神家の一族(1976)
日本映画を再確認するきっかけとなった作品。日本の風土、因習、伝統をこれだけ出して、ひとつの推理サスペンスのジャンルを作り上げた横溝・市川のセンスに敬服。角川映画は良きも悪しきもいろいろありますが、開拓精神を持ちエポックメイキングな映画ビジネスを作っくたのは大きな評価をしています。私もプールで足だし助清ごっこ(静馬だけど)、静馬の声マネ、金田一のフケやりました。 8点(2003-05-28 11:01:42) |
22. 獄門島(1977)
シリーズの中では、海を写してるせいか青色の印象が強く華やかな感じでした。殺される三人娘も派手でアッパラパー(死語?)だし。横溝の世界は、リアリズムを求めると矛盾が多いのですが、殺人というものをからめた伝統芸能ですね。ジャイアント馬場のキックに皆あたるような。当時、佐分利信の声が聞きにくくて不思議だった。「キ~〇〇ガイじゃが仕方がない」「妄念じゃ!」。 7点(2003-05-28 10:10:44) |
23. 悪魔の手毬唄(1977)
横溝・市川シリーズの中でも原作のおどろおどろしさをよく出していて、なおかつ情に訴え掛けるものがある。ラスト北公次が泣き崩れるシーンから「リカさんを愛していらっしゃったんですね」あたりでグッと来ました。戦後の暗さを引きずりつつも、現代薄れているアナログな行動がが心落ち着かせます。金田一が自毛ではなく、カツラになったのは頭が盛り上がりすぎて残念でしたけど。 [映画館(邦画)] 8点(2003-05-28 09:50:55) |
24. 女王蜂(1978)
ん、なつかしいなぁ。これ初日に並んで見たのです。中井貴恵や司葉子やら入り口で待っていてくれたなぁ。主題歌を歌っていた塚田三喜男も。♪まぶしいよ~きらめくよ~愛の~輝き~奏でてるあなたの~唇の色と~光よ~♪某口紅の会社と提携していました。あ、レビュー。横溝シりーズは好き。これは主題曲が特に好き。 6点(2003-05-28 02:03:16) |
25. ペーパー・ムーン
いま見てみると平凡な部分も多々あるなと思うのですが、かわいい映画ですよね。アメリカンニューシネマには思い入れがあるのでこれも好きです。批評が懐古に負けてるか。オジさんを許して。 7点(2003-04-21 22:00:34) |
26. 激突!<TVM>
足が地に付いていると言うか日常の恐怖をずしりと感じさせる映画です。CG、火薬、血、過剰な効果音など多用しなくても良い映画は撮れて、世間に受け入れられた良い時代の良い産物。出てくる風景もアメリカしていて良いですね。 8点(2003-04-21 21:29:20) |
27. スクワーム
当時映画館の広さとしては屈指の「テアトル東京」のロードショーで見た記憶が・・。なぜだろう。今だったら絶対ビデオで見る作品。何か変で面白く見れたような。グニュ。 6点(2003-02-10 16:35:07) |
28. ゴッドファーザー PART Ⅱ
数年前、編年体で描いている『ゴッドファーザーSAGA』で魅力の再確認した作品です。偉大な父親への尊敬と、偉大だからこそのマイケルの苦悩が感じられました。事業は拡張していくが家族の形を崩していく苦悩です。やはり暴力で身を支えるマフィアの話で、こんなに綺麗ではないものだと思いますが、誰もが思い描く家族というものの歴史を描いた大傑作です。前作に続き、再度自律神経にずっしりとした「渇」を入れられます。 10点(2002-12-08 11:33:55) |
29. 戦国自衛隊
リメイクの話も出てきそうな面白い着想。なぜか安っぽい、でも最後まで見てしまうタイムスリップ時代劇。あれだけ武装できてれば、すぐ攻略できるだろうに・・。ストーリーとキャスト祭感が、いつも美味くミックスされない角川映画です。 6点(2001-12-10 12:02:16) |
30. ドラゴン危機一発
いや~、久しぶりに見たのですけど、素朴~。こんな自主映画を何本も見たような気がします。ブルースリーの立ち回りが締めてましたね。カメラも、リーが活躍すると生き生きしてくる。ブルースリーの映画って、最強キャラが単なるオジさんぽい人が多いです。 [試写会(字幕)] 7点(2001-12-03 04:23:32) |
31. 悪魔のいけにえ
一番一番一番恐い映画です。そんな意味ですごい。こんなにリアルに撮られてしまうと、立ち直るのに時間がかかってしまいます。ヤダよ~もう一度見たくないよ~別に誰も勧めている訳ではないけど。ホント点数つけるの困ってしまいます。 7点(2001-11-28 03:01:45)(笑:1票) |
32. ドラゴン怒りの鉄拳
私が始めて見たブルースリーの映画でした。一発で洗脳されました。あんな端正で、すばやいアクションは見たことなかった。珍しい時代がかった香港?のセットも魅力でした。怪鳥音付きレコードを買い、ヌンチャク作り、「アチョ~」と叫んでいました。あの体型にはなれなかったですけど。男の体を初めて美しいと思った。そっちの趣味はないです。あの頃の気持ちで7点。 7点(2001-11-11 04:52:34) |
33. 小さな恋のメロディ
思春期にあんな思いが出来ればどれだけ嬉しいか・・・。憧れました。トロッコに乗って何処かへ行ってしまいたい。お腹が空いて帰ってきてもいいじゃないか。純粋な恋は素晴らしい。私には・・もう出来ない・・いや!やる気になれば!(「生きる」の渡辺勘治風に) 7点(2001-11-09 02:50:25) |
34. エクソシスト
はじめて見た頃は、霊現象、リーガンの様変りなど、アイデア満載のA級オカルト映画に興味津々でした。DVDを借りて久しぶりに見たのですが、これはカラス神父の行動を追う事で、信仰心(もしくは生きていく上で支えとなる思想)に対する葛藤を描く部分が多い作品だとわかりました。フリードキン監督の解説入り映像で丁寧に説明していました。私はノンポリ無宗教なので、宗教云々は別の話ですが、信ずる事に対する真摯な態度は心打たれます。綺麗で重厚な映像は20年以上経ても「色褪せない(今更ながらこの表現が気に入りました)」素晴らしさがあります。 小さい頃はじめて自腹で友達と見に行った映画です。今回は初めてDVDで映画を見ました。そういう意味でも縁があり、思い入れが出る作品です。で・も・、スパイダーウォークだけ違う監督が撮ったのではないかと思うくらい浮いていて滑稽でした。鼻に血が入ってつらそう。長文で失礼。 [DVD(字幕)] 8点(2001-10-27 11:35:09) |
35. 燃えよドラゴン
これは最後に見たブルースリーの映画です。たぶん当時は、アメリカ映画になかったキレの良いアクションシーンにみんな飢えていたんでしょうね。ブルースリー、やっぱりカッコよかったもの。私もお手製ヌンチャクを作った口です。怪鳥音入りのレコードも買いました。 [ビデオ(字幕)] 8点(2001-10-23 01:17:13) |
36. ロッキー
ビルコンティ大先生の音楽なしにこの大傑作はありえなかった。単純なストーリーで大感動させ、人々の心に残っていくのもあのファンファーレがあったから、ボクシングシーンのダイナミックかつ悲しさを誘う大演奏があったからだと思います。でもスタローンも大スターになることを感じさせる一級の素材でした。「大」多用してみました。 9点(2001-10-20 12:45:08) |
37. ポセイドン・アドベンチャー(1972)
「タワーリングインフェルノ」を見た後に、似たようなパニック映画があると聞きこれを拝見しました。「大空港」や「タワーリング~」より人間臭さが感じられました。ヒーローが一人というのが、わかりやすくて私向きだったかも。バルブを回しながら亡くなった人達の名前を唱える姿に、いつの世でも必要な勇気ヘの挑戦を感じた。 7点(2001-10-07 03:49:20) |
38. 砂の器
一生心に残る名作。推理劇としても、人生のドラマとしても秀逸。ラストのお遍路シーンは涙の堰が無くなりました。自然あふれる景観の良い田舎の道を歩くとあのメロディを口ずさんでしまいます。動機が弱いのと、病に関しての描き方は考える面もあると思いますが。 [映画館(字幕)] 10点(2001-09-29 10:06:39) |
39. エマニエル夫人
思春期の頃のトキメキに6点。胸の綺麗さが・・・・。♪♪そんなとこ触っちゃダメよエマニエ~ル、気だけはコッカスパニエ~ル♪♪ [映画館(字幕)] 6点(2001-09-28 15:47:05) |
40. JAWS/ジョーズ
ファーストシーンからドキドキだったあの頃。あの音楽は天才。 9点(2001-09-28 04:18:26) |