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キリコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 982
性別 女性

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21.  ウォーターワールド
評判が良くないので期待しないで見たら意外に楽しかった。 ディズニーが作った宮崎アニメの冒険世界実写版という感じで派手なアクションシーンは結構面白い。 水上バイクのアクロバットや多量の火薬を使ったアクションシーン、セットの壮大さなどずいぶんお金をかけてるのが分かるし、コスナーは終始頑張ってることだし(USJのアトラクションてそのまんまなのね)。 陸地が水没し土や真水や植物がとても貴重品という描写は何気に自然の大切さを訴えてくる。 ただストーリーに結構突っ込みどころはあって、イージーだったり半端にコメディタッチだったりするのでちょっとお子様向けの軽い感じにも見えてしまう。 まぁ娯楽作なんだし深く考えなければ楽しめるんじゃないでしょうか。 エノーラってどこかで見た子だと思ったら「コリーナ・コリーナ」で達者な演技をしたティナ・マジョリーノだったのね。ついでにこれもおすすめ。 
6点(2004-09-04 20:56:31)
22.  ルームメイト(1992)
恐いし内容的に気分は悪いしと思いながら見てたのに目が離せなくなってしまった、というのは面白かったということでしょう。やっぱりJ・J・リーが強烈なインパクトでした。でもくどいほどのしつこさや異常者ぶりは一度でいいです。 まるで似てない二人が髪型とファッションで双子のように似て見えたのはびっくりですが、誰でもこううまくいくとは思えない。これも演技力なんでしょう。  
6点(2004-07-31 16:09:51)
23.  エビータ(1996)
エバ・ペロンという女性の話は恵まれない境遇からのし上がったというシンデレラストーリーに加え、若くして亡くなったという悲劇性、それが実話ということで一層興味深い。 華やかで美しく語られる表の顔と、狂言まわしのバンデラスが語るその裏の一面を合わせるとこの数奇な人生を生きた女性の姿が垣間見える。がぜん本当のエバの姿への好奇心がわいた。 セリフのほとんどが歌で進行するがA・ロイド・ウエーバーの曲はメロディラインがどれも美しく心地よい。 特にDon't cry for me Argentineは歌詞を変えてたびたび歌われるが聞きほれるほどの名曲。 マドンナはスキャンダラスというイメージでしか知らなかったが、歌は声が綺麗で情感があるし、華やかでエネルギッシュなのが上昇志向のエバのイメージに重なる。 それ以上びっくりしたのが狂言回しのバンデラスの歌のうまさ。 歌がメインのミュージカルとしては申し分ないレベルです。これは舞台未見なのでこちらも見たくなりました。
8点(2004-07-29 23:28:01)(良:1票)
24.  鳩の翼
お金がない、身分が違うというので愛する人と結婚することを許されないケイト。それでは、、というので彼に惹かれてるお金持ちだけど死期が迫っているミリーと恋人を接近させ遺産を相続させようと画策するが二人が近づくと心穏やかではいられない、、、なんて危険な大博打かつ苦しい深謀遠慮。 この三角関係は二人を信じている純真なミリー騙すような形なわけで、なんとも大胆で恐ろしいまでに計算高い女心。でもこのケイトが悪女というのではない。なんか切ない。 クリムトの絵、ベニスのロケーションなど優雅なムードとヘレナ、アリソンの雰囲気はマッチしているし、ランプリングも美しい。これもいい映画かもしれない、、という気はするけれどよく分からないというタイプの作品だった。     
6点(2004-07-22 13:28:59)
25.  生きてこそ
神々しいまでに美しく見渡す限り幾重にも連なる深い雪山は人跡未踏の地かもしれない。 あれだけ激しい飛行機事故で生き残ったことでさえ奇跡的なことなのに、その後厳しい冬山で70日も生き延び救出された人はことあるごとに神を感ぜずにはいられなかっただろう。 実話というのでなければ信じられないくらい奇跡的な話でよくぞ助かったねぇ、、という感慨が大きい。 極限状態で生き延びることができた人肉食も含めて、普通のモラルや常識でどうこう言えることではないような気がする。この状況で生き延びた人の逞しさにも圧倒されるが、この映画からは人知を超えた自然の中に神がいるということを感じさせられる。
7点(2004-07-20 23:48:25)
26.  ムッソリーニとお茶を
これは本当に監督の自伝的思い出だったんですね。彼が少年期から青年期の大戦中に関わった老レディたちへの敬愛が感じられます。 独裁者や戦争中の話なのにこのレディ達にはどこかのんびりとしたユーモアが漂ってます。 個性的なレディたち、特に元英大使夫人のマギー・スミスがどんな状況でもマイペースで誇り高いイギリス流なのがちょっとシニカルでユーモラス。 彼女が軽薄で下品だと軽蔑するアメリカ人女性がシェールですが、大らかな役柄もあってか魅力的でした。 その他にも実力派の女優共演や美しいフィレンツェなどの映像も味わい深く、ほのぼのと暖かい後味がします。 
7点(2004-07-14 19:19:59)
27.  この森で、天使はバスを降りた
傷ついて人生をやり直そうと見知らぬ田舎町に来た若い女性は、結果的に自分の身を犠牲にしてハナや森に潜む息子、子連れの母親などを救済している。 彼女は天使というよりはキリストを感じさせるようなところもある。 意図的な犠牲、というのではなくて、こういう無意識な誰かの犠牲の上に自分や他の誰かの幸せがあるのかもしれない、と思ったりする。ラストでは自然に涙がこぼれたが、なにか人の心に訴える力のある、ちょっと宗教的雰囲気もする作品。
7点(2004-07-12 19:51:13)
28.  世界中がアイ・ラヴ・ユー
娘のDJのナレーションにあるように、「ミュージカル向きでない」人たちが歌ったり踊ったりしてくれる楽しい作品。ジュリアやノートン、ティムにゴールディ、アレンまでが歌ってる! これ以外にもゾロゾロ出てくるゴージャスな面々(バイオリン弾きまで豪華!)も嬉しいけど、実はミュージカルらしくて楽しいのは宝石屋、病院、祖父の葬式、ハロウィンの子供達、シネマテークのパーティなどのアンサンブルの歌や踊り。宝石屋はタップが、祖父の葬式は半透明の幽霊などの映像アイデアが、パーティはマルクス兄弟がらみの付けヒゲ&付け眉扮装など、どれも趣向を凝らしていて楽しい。歌はみなハーモニーが素敵。 川べりのゴールディとアレンのワイヤーダンスも優雅でファンタジックで好き。 ニューヨークの春、秋、冬、(夏はベニス)と美しい四季を背景にアレンらしい作りが楽しくてサービス一杯、最後の娘の恋人まで洒落てたね。
8点(2004-07-07 17:59:54)
29.  イングリッシュ・ペイシェント
火傷した男の回想する恋と看護される現在が交互に描かれるが、肝心のこの不倫話に感情移入できない。この男は二人の入浴シーンの時「束縛されるのも束縛するのも嫌いだ」と言っておきながら、彼女が引きそうになると見苦しく執着する。心から愛してるとか彼女も実はぞっこんだったなんて言われても、そうだったの?と思ってしまう。それで長々繰り返される回想も退屈になってくる。 むしろ看護婦とインド人将校の恋のほうが短くても良く分かる。 砂漠の官能的で美しい映像や看護婦が高い天井画を見せてもらう所など印象的なシーンはあるけれど、やはり劇場で見たときと同じく映像とムードの作品という印象で心に残らない。私はどうもこの監督の描く恋愛は苦手かもしれないと分かった。
6点(2004-06-28 23:44:44)
30.  ザッツ・エンタテインメントPART3
作品は1・2とだぶったりしますがカラー作品が多くて華やかな印象です。 作りはpart1と同じく、J・アリソンやデビー・レイノルズ、アン・ミラー、エスター・ウィリアムズ、ジーン・ケリー、ミッキー・ルーニーなどのかつての ミュージカルスターたちがホストで、思い出話や舞台裏やカットシーン、ボツ作品などを見せてくれるのがうれしい趣向。 ハーストの愛人のマリオン・デービス(可愛い)やキートン(やっぱり歌ってない)など珍しい出演もあります。 ミュージカル好きな人には嬉しいし、そうでなくてもかつてのミュージカル映画はこんなに豪華で素晴らしかったのか、と知ることができます。 個人的にエレノア・パウエル(笑顔がいい)が大好きですが、彼女の「ブロードウェイ・メロディ」のフィナーレのダンスが素晴らしかった。J・ガーランドのミニタキシードがかっこいい。ところで彼女とコンビを組んでたとっちゃん坊やの ミッキー・ルーニーは、美形時代のハリウッドでなぜあんなに人気が続いたんでしょうか? 謎です。
7点(2004-06-23 21:54:10)(良:2票)
31.  フォー・ウェディング
結婚の話で一応ハッピーエンドなのに、「ラブアクチュアリー」なんかと違って見た後のシアワセ感がない。 なぜ?とモヤモヤしたのがエンヴィさんのレビューで納得。 そうですよねぇ、なんかシニカル。アメリカに対する皮肉っぽさはいいけれど、あのヒロインじゃ共感しにくい。 しかもアンディはどう見てもいい人顔でミスマッチだし、、 第一なぜアメリカ人の彼女がいつもイギリスまで結婚式にやってきてたのかがわからない。(誰かの友人?) 彼女が結婚した経緯も、ヒューが結婚を決めた経緯もよくわからない。 いろんな「?」が先立ってしまって話にも乗りきれない。  
5点(2004-06-20 22:55:32)(良:1票)
32.  ユー・ガット・メール
脚本の力かもしれないけどメグが役得で引き立ってる感じ。しかも最初のパジャマ姿からしてとっても可愛いしね。 ありきたりではあるけれどキュートでシアワセ気分になれるし気楽に楽しめます。 脚本などもさほど不自然なところもないし、なかなか丁寧に作られているようで感じがいいです。   
7点(2004-06-18 23:45:43)
33.  コン・エアー
いくら娯楽のアクション映画だからっていっても、お金をかけて派手に見せ場を連ねるだけじゃあねぇ、、 取ってつけたような家族愛もシラケてしまう。
4点(2004-06-09 23:56:23)
34.  12人の優しい日本人
二転三転するストーリーも面白い上、進行と共に12人の陪審員のキャラクターも少しずつ明らかになってくる、さらに陪審制度の危うさなども盛り込まれて良く出来た脚本だと感心する。 全員無罪の中、一人「話し合いましょう」と言って有罪を力説して皆を説得する序盤から、畳み掛けるような会話やギャグの数々はいかにも三谷幸喜らしい。  有罪が多数になり決定寸前でなお無罪を捨てない2人あたりからは急激にサスペンスフルな盛り上がって見事な展開になっている。 この経過を見ていただけの私もこの事件が有罪か無罪かと共に考え、結論を出したような気分になっているし、陪審員の立場も裏表共に明らかになっている。  見る者をここまで引き込み、オリジナル以上にひねった話をコメディタッチで見せきったのはうまい。ただもともと芝居向きの脚本だと思うけど、セリフまわしや演技も時に芝居じみてるのが少々気になった。  
8点(2004-06-05 11:41:50)
35.  スリーピー・ホロウ
寒色のモノトーンっぽい色合いや村・森がいかにも怖そうな雰囲気をかもし出す。 公開当時は予告編だけでも怖そうで劇場では見られず、ファンタジーホラーだから大丈夫と聞いてようやく見ることにした。 結果はバートン作品のせいか首がころころ落ちてもウォーケンが吠えても思ったほど怖くはない。 (でももし劇場で見たら首無し騎士が木から飛び出すあたりなどかなり怖かったかもしれない) 恐ろしげな話の運びも意外な展開でびっくりで、ファンタジーながら出来のいいサスペンスというところもある。 ちょっと西洋版「八ツ墓村」という感じもするが、J・ディップが時にコミカルな演技で恐ろしさを和らげてくれる。C・リッチも雰囲気がぴったりだった。       
8点(2004-06-03 23:43:59)
36.  マイ・フレンド・フォーエバー
アララ、、? 感動系には弱いのにこれは今ひとつだった。  ↓でラーションさんも言われてますが「妙に押し付けがましい主人公に気弱な少年が振り回された」という感想に同感です。  デクスターがエリックを乗せたショッピングカーを暴走させたり、調べもしないでお菓子を買わせたり葉っぱを薬だと押し付けたり、あげく勝手に連れ出し川下りの冒険旅行、病院では死んだ振りの悪ふざけと、いくら「寂しかった子と友達になってあげて・彼を思えば」なんですよ、と言われても独善的で危なっかしいこの行動では共感できませんし、友情と言われても首をかしげてしまいます。 アメリカではこれでもいいんでしょうかね?  エイズを持ち出してもそこに特に意味がある風でもないし、どうも感動狙いがあざとい気がする。 ただ儚げなジョセフ・マッゼロとエリックのお母さんのアナベラ・シオラは良かった。 
5点(2004-06-01 18:24:22)
37.  ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
異形のジャックやサリーなど出てくるキャラが愛らしいわけではないのに、見ているうちにストーリーに引き込まれみんな可愛く見えてくる。キャラたちの造形も発想も個性的で素晴らしく、ミュージカル仕立てでジャックの気持ちを歌ってるので話も分かりやすい。ダークな世界の人気者でもちょっと悲しくて心は優しいジャックと、しっかり者のサリーのラブストーリーもさりげなくロマンティック。他にはない独特のムードのテイストがとっても面白くていい感じ。 
8点(2004-05-24 22:51:32)
38.  エド・ウッド
なんて愛すべき人物! 少年のように瞳を輝かせチープな映画製作に情熱を傾ける。そんな好きな映画を作るためならばたとえサギまがいだろうとおべっかだろうが厭わない。比べるのもなんだけど、少なくともこの情熱と奮闘振りは「アメリカの夜」で見たトリフォー監督にも劣らない。エドがベラ・ルゴシに示す敬意と愛情、ひたすら純粋な映画バカぶりに心を打たれる。老優のマーティン・ランドーも素晴らしいが、エドを演じるJ・ディップがさらに素晴らしい!表情なんかもう最高です。思いつきや安っぽい映画制作のあれこれは思いっきり可笑しくて楽しい。描かれる映画はB級でも作品はA級、モノクロにしたのも効果的。監督がエドと周囲の人を暖かく描いているのがとてもよく分かります。
9点(2004-05-18 19:08:09)
39.  から騒ぎ
本場シェークスピア俳優にアメリカ俳優が混じってなんともにぎやかで大胆なキャスティングと作り。親しい仲間内で現場は和気藹々という雰囲気が伝わってきて楽しく見られます。最後のエマの笑顔なんて「素」のまんまみたいで、見てるこちらまで思わず微笑しちゃうような感じ。エマやブラナーが手馴れた感じでシェークスピアの芝居をこなし、ちょっと違和感もあったディンゼルも風格のある演技で応えてます。
7点(2004-05-13 23:46:43)
40.  愛と精霊の家
メリル扮するクララは予知能力など不思議な力があって誰にもやさしい天使のような女性。メリルは的確にその人物を演じている。彼女と夫を中心に4世代にわたる大河ドラマなのだが前半はこの夫が愛を求めても得られない、まるで「餓鬼道」の無間地獄にいるような人物。それこそ市民ケーンか嵐が丘かという雰囲気で期待がもてたのに、後半はこんな人間は当然寂しく悲惨な展開になるのだろうという予測と期待?を裏切り、最後まで生き残る。他にも疑問点はいっぱいで、たとえばメリルは夫より20歳程は下のはずなのに同じくらいな早老ぶり。2度生まれる娘に同じ子供を使ってる。なぜクララはこんな夫を選んだのか、劇中でその疑問に答えているがそれでも納得できない。さらに話は娘に移り、革命だの政治的な波乱の展開になるがますます共感できなくなる。意外に豪華な出演者なのにもったいない、、前半に比べ失速の後半が大減点の中間ということで。
5点(2004-05-09 17:47:25)
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