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ポール婆宝勉(わいけー)さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 358
性別 男性
ホームページ http://blogs.yahoo.co.jp/angelisfullthrottle
年齢 33歳
メールアドレス wk20039@hotmail.com
自己紹介 【ポール婆宝勉のちょこっと言わせ手!】

★2009年もポール婆宝勉およびわいけーをよろしくお願いいたします。m(_ _)m

★2009年は『アンダーワールド3』と『イエスマン』に期待。
 でもどちらも近くのシネコンで公開されないとか、何のイジメですか?

★【ともとも】さん、お帰りなさい!(^^)ノシ

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21.  ファンタスティック・フォー:銀河の危機
印象に残ったのは、シルバーサーファーの体が銀色に輝いていてすごいキレイって事ぐらいでした。ハイ・・・・。
[DVD(吹替)] 4点(2008-03-19 18:18:52)
22.  アメリカン・ギャングスター
俺は「男の映画」が好きです。ポスターを見てそれだと思えば内容関係なくとりあえずチェックします。しかぁし!!(←決めゼリフ)今まで完全に満足したそれには未だ巡り会っていませんでした。『ヒート』『コラテラル』『マイアミ・バイス』『シン・シティ』などなど・・・・。『シン・シティ』は大好きな映画ではあるものの、あれはアメコミ映画であって完全な男の映画ではない。・・・・・・。だからこそ、こんな映画を待っていた!!とにかく全体に漂う重圧な雰囲気と、スリリングなストーリー展開の素晴らしさよ!!この映画には男にしか分からない美学があり、男にしか分からない暴力があり、男にしか分からないカタルシスがある。まさに俺の求めていた「完璧な男の映画」でしたね。2時間37分?そんなにあったの?てなわけで長尺もなんのその。一瞬たりとも目を離さずスクリーンに夢中になってしまいました。裏社会の頂点に登りつめたフランクと、あくまで正義を貫こうとするリッチー。二人の人生がゆっくりと交錯する様子がダイナミックに描かれ、またそれらを見ごたえある演出で描いたリドリー・スコットの手腕もさすが。特にクライマックスの教会でのシーンで♪Amaging Graceを流す演出には鳥肌すら感じてしまいました。そしてデンゼル・ワシントン&ラッセル・クロウという2大スターの演技や存在感の素晴らしさよ!!カッコよさよ!!特にラッセル・クロウはカッコよかった。登場した瞬間は「腹も出てるしダセェ~」て思ってたんですが、やがて彼ががむしゃらに正義を追う姿にフランクよりも「男」を感じてしまいましたね。それにしても、映画の中で出てくる悪徳警官を見ていると、現代社会にも通じる矛盾を感じてしまいました。本来「善」の側であるべき人間が「悪」に住んでいる。こうした「善」と「悪」の矛盾こそが、今の歪んだ現代社会を作り出しているのかも?・・・・・・・・・・。何か考えさせられてしまいました。点数は文句なしの10点満点。このまま上手くいけば(?)2008年ベスト1に躍り出るのも気の早い話ですが不可能じゃないでしょう。
[映画館(字幕)] 10点(2008-03-19 18:14:03)
23.  スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師
デップ&バートン6度目?のコラボ!と聞いた時は正直「またかよ」と思いましたけど、予想以上に良かった、というのが見終わった感想でしたね。思ってた以上に悲劇的な話だったと思う。『チャリチョコ』から一転、血の滴るダークな世界観には引き込まれましたし、何よりミュージカルシーンの素晴らしいこと!!俺は節操が無いのでこれだけで及第点をあげられるのです。(笑)個人的に印象が強かったのはヘレナ・ボナム・カーターで、ハッキリ言ってジョニデを喰うくらいの力強い歌唱を聞かせてくれたように思います。今までバートンの奥さんだから出てるのか、と思ってましたが違ったんですね。(笑)また最近のバートン映画は『ビッグ・フィッシュ』『チャリチョコ』と、それまでの展開が良かっただけにラストが無駄な映画が多かったのですが、本作にはストーリーにも無駄がなくそれも高評価できます。ただ不満はと言えば、後半、ストーリーがシリアスになるにつれ映画のタッチもそれとなくダークになっていった部分。あれが後半の悲劇を引き立てていると言われればそうなんですけど、前半のコミカルなテイストのまま悲劇を描いても、俺は良かったと思います。前半を見ている途中には「これは『オペラ座の怪人』や『DITD』に続く、俺の中でのミュージカルの名作になるかも!」と思ったのにね。(笑)まあしかしながら、バートン作品の中ではかなり上の方ですね。
[映画館(字幕)] 8点(2008-03-19 17:51:39)
24.  チャーリーとチョコレート工場 《ネタバレ》 
この映画、劇場公開時には絶賛されてませんでしたっけ?(今は6点台に落ち着いてるみたいですが)絶賛とまではいかないにせよ、普通に面白かったですね。いかにもティム・バートンなカラフルな世界観(『シザーハンズ』にも通じてます)がとても良かったし、何よりジョニデのウォンカがすごくキャラクター的に魅力的でした!!彼って、本当にいろいろな役を演じることの出来る俳優ですね。ただ、相変わらずラストは蛇足のように思う。あの父親との再会の下り、いい話と言えばそうなんだけど、何か取って付けたように思えて、あからさまな「めでたしめでたし」的な展開が鼻についたかも。それにしてもアナソフィア・ロブってこの映画ではイマイチな役だけど、髪型を元に戻したらスカーレット・ヨハンソン似の、凄い可愛い子なんですよね・・・・。
[地上波(吹替)] 7点(2008-03-19 17:39:56)
25.  AVP2 エイリアンズVS. プレデター
平均点低ッ!!(笑)俺は楽しめた方ですけどね。今回はSFアクション風味だった前作と違い、血がドバー!音がグワァァン!てな完全ホラーテイストにしたのが良かったと思います。「やりすぎ」てな声も聞こえてきますけど、もし実際にエイリアンが街に現れた場合(←あんま想像できない人はスルーして下さい)妊婦だからとか子供だからとかいう理由で殺さないでおくなんてのはありえないと思いますしね。それにしてもエイリアンファンの俺が、まさかプレデターを本気でカッコイイと思うようになるとは。(笑)ただキャストのせいか?どこかB級テイストなのは否めませんね。
[映画館(字幕)] 7点(2008-03-19 17:30:23)
26.  アイ・アム・レジェンド 《ネタバレ》 
予告編がアレだからって間違ってもSF版『キャスト・アウェイ』を想像してはいけない映画。見る前に何を期待していたかでかなり賛否は分かれそうですが、俺は比較的楽しめた方ですね。何よりも予告編で見た通りの、暗く孤独で重圧な世界観がまず良かったと思います。ニュース映像が流れたあと「3年後」のテロップと共にいきなり廃墟と化したNYが映し出される冒頭、何だか「人間の犯してしまった過ちを皮肉的に描いているように」見えました。ラストも俺が自己犠牲モノに弱いせいもあるのか、それなりに良かったと思いますし。ウィル・スミスと愛犬サムの演技も特筆モノで、特にウィル・スミスに関しては、今までで最高の演技をしていたのではないでしょうか。まあストーリーに関しては正直地味だし、見終わった後冷静に考えると腑に落ちない部分もあるものの(例:引き出しの中に銃ならともかく、手榴弾入れてるヤツなんておらんだろ!etc...)前評判ほど悪くはないなあ、てな感じの作品でした。
[映画館(字幕)] 7点(2008-03-19 17:22:22)
27.  大日本人
まず俺は松っちゃんのファンでもなければ吉本のファンでもなく、ただ初監督のこの作品でカンヌに行ってしまったという事だけで本作を鑑賞しました。んで結果は、素直に面白かったですね。見る前に内容は大体知っていたので、獣が出てくるまでは結構長くてタルイな~とは思っていたのですが、初めて獣が出てきた時以降は比較的すんなり見れました。個人的な爆笑ポイントはVS.板尾のシーンと、ラスト~エンドロールでのやりとりの辺り(松っちゃんはここを撮りたくてこの映画を撮ったんじゃないか?笑)ですね。まあ好き嫌いははっきり分かれますし、松っちゃんにしては意外と真面目タッチの映画ではあったな、と思いますが、それでも「松本人志にしか撮れない映画」ではあると思います。
[DVD(字幕)] 7点(2008-03-19 17:12:23)
28.  バイオハザードIII 《ネタバレ》 
好評だった前作から一転。平均点があんまり高くない『バイオ』シリーズ第3弾。いえいえ、十分面白かったと思いますよ。確かにジルやアンジェラはのっけからスルーだし、前作で生き残ったLJやカルロスは途中で死ぬし、何だか『エイリアン3』みたいな雰囲気を漂わせてはおりますが(あーそうか!だから低評価なんだ)このシリーズに求めるべきものはしっかり存在していたと思います。というのもその「このシリーズに求めるべきもの」が何と言っても「ミラ様のアクションシーン」でありまして。個人的な観点で言えば、銃を主に使用しての『Ⅰ』『Ⅱ』とは違い、ククリ刀を主な武器としてのアクション、というのが個人的には良かったと思います。あとⅡのラストで出てきた念動力をうまくアクションシーンに生かしていたのも良かったし(前作で出てきたときは、悪い意味でどうなるかと思いましたが。笑)ただ不満は、そのミラがあまり活躍しない事ですね(--;)生き残った人類なんてどうでもいいんです。このシリーズはミラが見られればそれでいいんですから、もっと無敵にしてもっと画面狭しと暴れまわって欲しかったですね。それから『Ⅳ』は本作以上に原作離れした映画になるでしょうから、ここで終わらせるべき?とも思います。
[映画館(字幕)] 8点(2008-03-19 16:57:23)
29.  ボーン・アルティメイタム
先のテレビ放映で予習も完了し、いざ映画館へ出かけてジェイソン・ボーンの活躍の最終章を映画館で見守って参りました。まず平均点8点台という予想以上の高評価にビックリ。しかし見終わって納得!!もうね、ウィル・スミス風に「めちゃおもろい!!!!」・・・・期待以上でしたよ。こんなに完成度の高い”パート3”って、おそらくないです。完結編だけあって、ストーリー、アクション、そしてボーンのカッコよさ、全てがまさにシリーズ最高の出来栄えでした!!本作はストーリーが『~スプレマシー』からの直接的な続きとなっているので、上映が始まったその瞬間からノンストップ!!!一瞬たりとも目が離せませんでした。バスルームでの格闘や、文字通り追いつ追われつの屋根伝いの追跡、そしてクライマックスのカーチェイスなどといったアクションシーンを、通常の4倍(!)のカット数で演出したポール・グリーングラス監督の手腕も光ります(ダグ・リーマンだったら、絶対にこんな凄い仕上がりにはなっていなかったと思う)この映画の格闘シーンには、他とは違って回し蹴りとか飛び蹴りとかの「無駄な動き」が一切ないんですよね。だからその分動きが早すぎて見えませんけど(笑)アクションのスピード感が増してより緊迫感が増すんですよね。そういった意味でこのジェイソン・ボーンシリーズは、今後のアクション映画のスタンダードになっていくのかな、と思いました。とにかく、素晴らしい演出でボーンの活躍を描いたグリーングラス監督&ジェイソン・ボーンというキャラクターを見事に演じきったマット・デイモンに感謝!点数は迷いますが、久々に胸躍るアクション映画を3作続けて見せて頂いたと言う事で、もってけ10点満点!!\(^o^)/せっかく最高のフィナーレを飾ったんだから、美しいままこれで終わるべき・・・・・。あれ?第4作製作決定?
[映画館(字幕)] 10点(2008-03-19 16:45:58)(笑:1票) (良:2票)
30.  ボーン・スプレマシー
日曜洋画劇場で『~アイデンティティー』を見たちょうど一週間後くらいに、金曜ロードショーで本作が放映されておりまして、やはり本作もここぞとばかりに鑑賞。監督はダグ・リーマンからポール・グリーングラスに交代しておりまして。監督が交代っていうと、映画の世界観を中途半端にしか理解してない人が好き放題やって散々な結果になるのがオチなのでありますが、本作は逆にそれが吉と出た様子。俺は前作にも増して面白かったですね!ストーリーは『~アルティメイタム』に直接的につながるストーリーだけあって、より綿密に構成されていますし、何よりもアクションシーン。ただキャラクターの動きを追うだけのダグ・リーマンに比べ、手持ちカメラによってアクションシーンにスピード感を出している部分はさすが、元ドキュメンタリー畑のポール・グリーングラス監督といったところでしょうね!!ボーンがより人間的に描かれているのも魅力の一つだし、前作ではまだイモ兄ちゃんといった感じだったマット・デイモンも、本作ではすっかりアクション俳優の貫禄。完結編がより一層楽しみになりましたね。さて予習もカンペキ、『~アルティメイタム』の予告編を再度見てみる。おおっ!!やっぱすげー面白そうじゃーん!!ちょっくら見に行ってくるか?^^(『~アルティメイタム』のレビューに続く)
[地上波(吹替)] 8点(2008-03-19 16:22:59)
31.  ボーン・アイデンティティー
このシリーズはかなり前から気になってはいたのですが『~アルティメイタム』公開を皮切りに日曜洋画劇場で放映ってことで、ここぞとばかりに見てみました。いやあ、面白かった。予想以上にテンポの良い展開に驚きましたね!!派手な爆発や銃撃戦もなく、アクションシーンといえばカーチェイスと肉弾戦だけなのですが、それでもこのアクション至上主義のポール婆宝勉の目を一瞬たりとも離させないのは、やはり演出&ストーリーの巧さ&テンポの良さでしょうか?何だか、派手なアクションシーンなんか無くても体と体のぶつかり合いだけでこんなにアクション映画は面白く出来るんだという、アクション映画の真髄を見た気がします。とりあえずごちそうさま!!・・・・。かと思いきや来週は金曜ロードショーで『ボーン・スプレマシー』??(『スプレマシー』のレビューに続く)
[地上波(吹替)] 8点(2008-03-19 16:11:27)(良:1票)
32.  プラネット・テラー in グラインドハウス
アメリカ版ティーザー・トレーラーを見たときからずっと期待しまくっていた、『グラインドハウス』ロドリゲス編。まずは予告編で「おっ!(笑)」と誰もが思ったであろう片脚マシンガンに代表される、ロドリゲスならではのブッ飛んだ世界観が目に付きます(笑)もうねー、ブッ飛び具合ではかの『デスペラード』のギターケース・マシンガン越えてるし、そういう意味ではロドリゲスの最高作だと思いますね(^^;)登場人物もさすがロドリゲス、キャラクターはみんなとてもイカれ・・・・・いやとても個性的です(笑)全体的に言えば、グラインドハウスの要素に独自のエッセンスを盛り込んだタランティーノに対し、ロドリゲスの方はよりグラインドハウスを忠実に再現しようとしていたんだな、といった感じでした。タランティーノ編に比べ、よりエンターテインメントに徹した作りも高評価できます。ただ、それでも『デス・プルーフ』よりも個人的に評価が低いのは、やはり普通のゾンビ映画の域を出ていないなっていうのと(『バイオハ○ード』を凌駕する個性的なものが欲しかった!?)やたらとグロ汚いシーンが多いのが原因(死体から脳●そがスッポリ抜けてたり、普通に内臓食われてたり、腐敗したア●コが垂れ下がってたり!)『デス~』はDVDで何度も見直してもいいかも、てな作品でしたが、本作はそうゆう訳で二度と見たくないなっていうのが正直な感想です(笑)【ここからは『グラインドハウス』総評です】日本では単品として公開になりましたが、DVDのコンプリートBOXでは3時間の完全版が収録されるようなので、機会があったらそっちも鑑賞して評価したいなと。それにしてもこの『グラインドハウス』、全米での興行成績は宜しくなかったみたいですが、それにめげずタラ&ロドの二人にはまた次回作を作って欲しいと思います。どうせ興行収入を眼中に入れて作った映画でもないと思うし;;
[映画館(字幕)] 8点(2008-03-19 15:55:58)
33.  デス・プルーフ in グラインドハウス
アメリカ版ティーザートレーラーを見たときからずっと期待しまくっていた、『グラインドハウス』タランティーノ編。ひたすらグラインドハウスに忠実にしつつ娯楽性を重視した作りのロドリゲス編に対し、こちらのタラ編は「自らが影響を受けたグラインドハウス映画に、さらに独自のエッセンスを加えた」ことが吉と出たようです。画質の悪さや画面のノイズや映像の乱れなどグラインドハウス映画を象徴するような現象が続く中で繰り広げられる、タランティーノ・ワールドがたまらない!!タランティーノの映画って、ほとんどの作品に何か共通した世界があるんですよね。酒とタバコとドラッグと四文字言葉は必需品、理由もなく下品で理由もなく長ったらしい台詞をしゃべり、傍から見れば破滅的な人間ばかりなんだけど、登場人物も世界観もどこかオシャレ。多分上映時間のほとんどを浪費しているだろうと思われる、話の筋とは何の関係もないガールズ・トークは確かに賛否分かれるだろうと思いますが(それでも女たちに、現実世界の女性はほとんど見ていないようなB級映画の話をさせたり、テーブルの周りをワンカットでぐるっと撮り続ける辺り、さすがタランティーノ!)個人的には『レザボア・ドッグス』や『パルプ・フィクション』といった往年の名作を彷彿とさせてくれたので良かったし、後半の迫力のカーチェイス~ラストまでの流れはいろんな意味で目が離せませんでした(笑)女たちの逆襲にあってヒステリーを起こし、ピーピー泣いて、さらには平謝りもするカート・ラッセルの姿は、言い換えればフレディやジェイソンが泣きながら逃げてるようなもんで、大爆笑でしたね(笑)世間的な評価ではロド編の方が高いようですが、個人的にはグラインドハウスにタラ独自の感性が込められた、こっちの方が好きです。とにかく、これぞ正真正銘、まさにタランティーノにしか撮れない映画だと思いました。タラ万歳!!!
[映画館(字幕)] 9点(2008-03-19 15:37:57)(良:1票)
34.  007/カジノ・ロワイヤル(2006)
個人的に言わせてもらえれば、007シリーズで面白かったのは『トゥモロー・ネバー・ダイ』くらいまでで、その後の作品は確かに派手だけど、何か足りないといった感じの作品が続いていました。んで、ボンド役がピアース・ブロスナンからダニエル・クレイグに交代した本作。世間の評価も高いし予告編も相変わらず派手だし監督はマーティン・キャンベルだしで期待して鑑賞しましたが、ガッカリ。皆さんの評価にそぐわず、前2作を上回るくらい退屈してしまいました。orzあのねえ、俺はボンドに、敵との心理戦を期待してるわけじゃないのよ。アクションをやって欲しいのよ、アクションを!!そりゃ冒頭の悪者との追いかけっこは大迫力で「おっ!!」と思ったけど、その後ストーリーの本筋に入ってからは延々ポーカーのシーンが続いて、いくらか眠くなったシーンも。(笑)確かにオープニングやクライマックスのアクション(それにしても、このシリーズは毎回、ラストで水浸しになるって事で相場が決まってるんですかね?笑)は良かったし、ラストシーン「お前は誰だ?」「ボンド。ジェームズ・ボンド」には痺れましたが、でもポーカーではなく、アクションとアドベンチャーを主体にして欲しかったなと。007シリーズは、特に理由もなく新作が出る度に見続けていたシリーズではあったのですが、正直本作以降は見るかどうか不明になってきましたね。でも、どうせ次回作が出れば、予告編に騙されて見ちゃうんだろうな俺・・・・・・。
[DVD(字幕)] 5点(2008-03-19 15:08:02)
35.  プラダを着た悪魔
ストーリー的にはまあ王道なサクセスストーリーといった感じでしたが(ただしラストの展開にはちょっと意表を突かれましたが^^;)だからこそ楽しめた、といった感じの作品でした。後味も爽やかだし、何気に現代を生きる女性たちへのメッセージ?みたいなのが込められていたりもして、楽しめました。この手の作品の中ではかなり上の方ですね!
[DVD(吹替)] 8点(2008-03-19 14:51:01)
36.  フロム・ダスク・ティル・ドーン
イエーイ!!!た~のすぃ!!!ロドリゲスに撮らせて正解。タランティーノが撮ったらもうちょっと違った映画になったかもしれないが、『デスペラード』などでも見られるロドリゲスのバイオレンスでハチャメチャな演出のおかげで、めちゃくちゃ爽快で楽しい(この言い方は不謹慎ですが。笑)お馬鹿アクション映画になっている。今ではダンディなセレブ俳優になっているジョージ・クルーニーの野蛮な役柄も今となっては新鮮だし、DVDの特典で入っている予告編の音楽が何と『エイリアン2』の音楽でそれも笑えます(笑)おそらく本作と同じ路線であると考えられる『プラネット・テラー in グラインドハウス』が楽しみ!
[DVD(吹替)] 8点(2007-08-11 00:28:11)
37.  オーシャンズ13
まず『~12』の出来がアレだったんで、本作も製作決定のアナウンスが出たときは「どうせまたソダーバーグの自己マン映画に終わるだろ」としか考えてなく、見るのもDVDでいいか、と思ってました。ところがいざ映画が完成して予告編が登場すると、おや、意外に面白そうではないか!?スタントのシーンやちょっとした爆発のシーンもあったりで、これはひょっとしたらひょっとするかも?てな訳で、あろう事か映画館まで、しかも公開初日に出陣して参りました。とは言えまぁソダーバーグの自己満足に終わる可能性も十分ある訳で、期待半分不安半分てな状態で見たのですが・・・・・・・いや、今回は素直に楽しめましたね!『~11』のように派手なスタントのシーンはないものの、路線的には『~11』と同じエンターテイメント路線に回帰といったところで、2時間も全く長く感じませんでした。前2作よりも比較的早く作戦が開始される為、キャラクター説明が不要で上映時間のほとんどが作戦のシーンに費やされるのでそれが退屈しなかったポイントではないかと。新参加のアル・パチーノも作品に見事な華を添えており、大御所スターの貫禄をヒシヒシと感じましたね。相変わらずのお洒落でコミカルな雰囲気も健在でしたし、今回は映画館で見れて良かったな、と素直に思います。ただ皆さんが言う通り前2作を見ていないと何のこっちゃである事は間違いないので、これから行かれる方は予習を忘れずに!【追伸】そういえば日本で撮るとかいう話はどうなったんだ?
[映画館(字幕)] 7点(2007-08-11 00:12:46)
38.  あるいは裏切りという名の犬 《ネタバレ》 
凄い!ここまで1時間50分を(良い意味でも悪い意味でも)短いと思った事は未だかつてない。もう何から語って良いのか分かんないけど、あえて書くならばストーリーの面白さに尽きる。男たちの宿命と憎悪と裏切りと復讐と罠。それらの要素が脚本に非常に巧みに練りこまれ、見ている間は画面に食いつくように見ていました。そしてそれらの要素をさらに掻き立てるあの哀愁漂う雰囲気、そして映像!これがもうたまらない。単に銃でバン!で終わらない点は安直なハリウッド映画との違いを見せつけられたようで非常に良かったし、何よりラストで意外な形でドニが殺される展開には舌を巻きました。主演二人の演技も良かった。ダニエル・オートゥイユはとにかく渋さがたまらないし、ジェラール・ドパルデューは意地汚い悪役をまさに完璧な演技で演じていたのではないかと。少し欲を言うならば、もう少し主人公二人の過去に関して言及して欲しかった。特にかつて二人が親友だったという筋書きに関しては全く描かれていなかったのでそこはいかがなものかと思いました。とは言え、久々にハリウッド映画以外で素晴らしいと思える作品に出会えたような気がしますね。今までフランス映画は『TAXi』シリーズしか見たことがなくあのコミカルなイメージしかありませんでしたが、本作はフランス映画を見直すきっかけになったのではと思います。最後に邦題に関してですが、粋とは言わないまでも未見の人が興味をそそられる邦題だとは思いますよ、俺は。
[DVD(吹替)] 8点(2007-08-07 23:19:10)(良:1票)
39.  リリイ・シュシュのすべて 《ネタバレ》 
●本作を見て「ただ不快なだけ」とか「全然リアルじゃない」という感想を抱いた方は、幸せな学生時代を送ったのだな、と思う。確かに本作のイジメの描写は、多少やり過ぎの感はあったにせよ、あのイジメが行われている時の空気感はうまく出せていたと思う。あの、早く抜け出したいのに抜け出せない、逃げ出したいのにいつまで経っても逃げ出せない、あの不安と絶望。聞こえてくる嘲笑。とてつもない屈辱。小学5年まで、ずっとイジメに遭ってきた自分は、それらは比較的リアルに再現されているなと感じた。●劇中で、イジメの描写以上にリアルだなと思ったのが、イジメに対する担任の対応。「犬伏君はもう学校には来たくないそうです。これはクラス全員の責任ですよ。今からクラス全員で話し合って下さい。」ハァ?ですよ。こんなもの時間の無駄。追いつめられた人間が登校拒否や自殺、あるいは麻薬にはまったりするのは、心に自分一人では抱えきれない、どうする事も出来ない重みがあるからだ。それを「クラスで話し合って解決しろ」だと?その重みをたかが話し合いで軽く出来るとでも思ってんのか?それでアレか、クラスで話し合って、ごめんなさい、ハイいいですよ、よし解決って寸法か?担任の教師たるものが彼らの重みと対峙させる手伝いを彼らにしてやらなくてどうする。適当に言っときゃ何とかなるだろ、これで私の仕事は終わりでっせ、てな根性がミエミエ。教師ってのは公務員である前に「『人』を扱う仕事」なんだぞ?キレてんじゃないか?●ラストシーン、音楽室で蓮見が久野と二人きりになるシーンに、絶望の中にかすかな希望を見たような気がする。劇中で、唯一リリィを聴いていない、すなわち現実逃避をしていない登場人物が久野である。彼女は辛い現実と対峙するだけの強さを持っている。決して逃げたりしない。蓮見が彼女と同じ部屋で二人きりになる事は、蓮見が彼女と同化すること。つまり同じくらいの強さを身につけたという事だ。彼もいずれリリィから卒業していくだろう。●この点数でいいのかどうか、現時点では分からない。本作はラース・フォン・トリアーやタランティーノの映画に見られるような、余韻にジワジワと脳が少しずつ侵食されていく映画。そうして少しずつ魅力が分かってきて、自分の中で高いポジションを持つようになってくる。上品な言い方をするなら、これから熟成させて作り上げていく、ワインのような映画かな。
[DVD(邦画)] 8点(2007-08-07 17:33:18)
40.  ラッキーナンバー7
最近のドンデン返しモノと言えば、個人的にオチが読めてしまったりしていまいちインパクトに欠けた物が多かったのですが、本作はよく練られた脚本で久々に騙されてしまい、なかなか楽しめました。映画の雰囲気的にはもっとオシャレな感じを想像していたので、意外と暴力的な雰囲気だったのはちょっとビックリしましたが(暴力シーンもそれなりに多いし・・・・。とは言えR-15指定はオーバーかなと思いましたね)最近のは夢オチや二重人格オチばっかりでつまらん!と感じている人には結構オススメ。公開されていた時期はちょうど受験シーズンだったのですが、本作は出来れば映画館で見たかったなあと思いました。あと髭を生やしてグラサンをかけたブルース・ウィリスはどっかで見た事あるなあと思ってたら、『ジャッカル』の変装したウィリスにそっくり(笑)
[DVD(吹替)] 7点(2007-08-05 23:24:21)(良:1票)
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