21. DEATH NOTE デスノート(2006)
《ネタバレ》 後編を映画館で観た後にDVDで観たので、結末が分かっている状況でしかレビューできないのが悔やまれます。結構原作に基づいた構成ですけど、当初は原作にない「彼女」の存在がやたらと鬱陶しく感じました。法に対する論争なんて必要ないし、存在自体が不要と思ってたのですが、南空ナオミをああいう感じの結末に持っていくところは、なかなか良い脚本かと。ただ、後編レビューでも書きましたが、余りにも簡単に大量の人を、まるで生命をゲームのように取り扱うかの如く死なせすぎます。後編よりもツッコミどころ満載なので、この点数ですね。最後に。藤原竜也、松山ケンイチの演技力に脱帽! [DVD(吹替)] 7点(2007-04-10 17:37:25) |
22. DEATH NOTE デスノート the Last name
《ネタバレ》 藤原竜也の演技力は言うまでもありません。やっぱりうまいです。そして松山ケンイチという名の俳優は全く知らなかったのですが、今回のL役の演技力に惚れました。人とのコミュニケーションが苦手な青年が、人を「愛する」「好きになる」という感情を持つまでに成長しましたが、結局最後は死んでしまったところは悔やまれます。ストーリーも申し分なく、まさしくチェスにふさわしい展開で、十分楽しめます。夜神月とLの牽制しあうシーンには、ハラハラさせられました。 ただ、人の死というデリケートなテーマを描写した映画は多々ありますが、余りにも簡単に大量の人(過去の犯罪者等多数)を死なせすぎます。生命をゲームのように取り扱うシーンが多いのが唯一の不満点。それさえなければ、10点の価値がある作品です。 [映画館(邦画)] 8点(2006-11-27 13:34:24)(良:1票) |
23. 香港国際警察/NEW POLICE STORY
《ネタバレ》 映画そのものとしては、まぁまぁ楽しめました。しかし、「香港国際警察」というタイトルを名乗るのは、いかがなものかと。確かに3は異質な作品でしたが、シリーズ全体に見られた「軽快なアクションあり、コメディあり、爽快感抜群の映画」とは、とても言い難い作品。ジャッキーのアクションシーンに軽快さが無くなったきたのは「時代の流れ」でしようがないと思うが、別物と割り切って観ると、十分楽しめます。 [地上波(吹替)] 7点(2006-10-10 22:18:49) |
24. レジェンド・オブ・ゾロ
う~ん、子持ちのゾロ・・・・・ホアキンはかわいいのにあんなアクションもできて好感が持てるけど、なんか他の映画を観ているかの様だ。前作に比べて英雄っぽさが半減以下。オレ的には残念ながらNG。退屈な2時間でした。 今、ふと思ったけど、子供の名前「ホアキン」は、前作でラブ大佐に殺された兄の名前を付けてるのね。 あと、恐らくホアキン役の子は、前作「マスク・オブ・ゾロ」に出てきた幼少時のアレハンドロ役の子役では??たぶんそうだと思う。 [DVD(字幕)] 4点(2006-09-14 16:45:31) |
25. ターミナル
《ネタバレ》 恐らく原作は、サー・アルフレッド・メヘランがビザ等の関係で、20年近く空港に止まらざるを得なくなったという実話「ターミナルマン」から作られたのだと思う。しかしこの物語は、少し同様のシーンが見られるが、結局は恋愛あり・友情ありのヒューマンドラマにまとまってしまった。「ターミナルマン」を読んでいなければ、先入観なしに楽しめたと思うが、本を読んだ後に観てしまったので、どうしても比較せざるを得ない。原作を忠実に描写するのであれば、祖国にも帰れず、アメリカにも入国できない主人公の苦悩と、入国に関わるドラマをもうすこし如実に描いて欲しかった。 原作とは切り離して、別の映画という観点からは、どうしても厳しい評価にせざるを得ない内容。 [DVD(字幕)] 3点(2006-09-14 02:06:40) |
26. ザ・インターネット
今となっては、あのモデムから出る発信音もなかなか聞く機会がなくなりましたね。ストーリーとしては、非常にありきたりな展開。主犯のデータを盗む際のドキドキ感もあまりなし。脇役が出ては消え、出ては消えで、物語に幅広さが全くない。最後に消化器をぶん回して敵を倒した、サンドラ・ブロックのありえない腕力に脱帽!サンドラ・ブロックがもうちょっと老けたら八代亜紀みたいになるのかな??・・・と思いつつ5点献上。 [地上波(字幕)] 5点(2006-09-12 08:27:55) |
27. デッドコースター
《ネタバレ》 その場のシチュエーションで、どういう死に方をするのか想像するのが面白かった。ストーリー的にはどうって事はないし、死の連鎖のつながりが理解しにくい。でも有刺鉄線が吹っ飛んで人を切り刻んだり、エアバックが膨らんだせいでパイプに刺さって死んだり(ややおバカな死に方だけど)、死に方のバリエーションの多さは秀逸。エアバッグが膨らんで血飛沫が飛んだとき、かつての松本人志を思いだしたのはオレだけではないはず・・・。 [地上波(吹替)] 5点(2006-09-08 14:52:01) |
28. ショーシャンクの空に
《ネタバレ》 刑務所内での性的虐待、刑務所長が囚人を「道具」として使う横暴さ等、ひとりの人間として扱われない悲しさ・空しさ・憤り・無力さが伝わってきます。 ブルックスの様に、出所したとしても、変わり果てた社会に順応できず、生より死を選んでしまう・・・刑務所が「犯罪者を更正させる」施設ではなく、「犯罪者を抑制し、廃人に仕立て上げる」施設でもありうる・・・という事を如実に表現しています。 ラスト20分と、アンディに再会する前のレッドの台詞(ひとりごと)により、かなり後味は良くなったものの、それまでの過程は筆舌に尽くしがたいものがあります。アンディとレッドの再会でハッピーエンド・・・とは言い難い作品ですが、全体の構成やストーリー展開等、個人的には高評価です。 [DVD(字幕)] 9点(2006-09-02 12:53:39) |
29. ドルフ・ラングレン in ディテンション
ストーリー的には面白いけど、テロリスト?の迫力の無さと計画性の無さが情けない。 [インターネット(字幕)] 5点(2006-08-29 22:55:02) |
30. ディープ・ブルー(1999)
インコを飼ってたコックが食う・食われるで賭けてました。結果、インコが食われてコックは生き残る、に賭けたオレ様が500円Getだぜ! ・・・・悲しいかな内容はないよう。 [地上波(吹替)] 4点(2006-07-10 18:23:14) |
31. ワイルド・スピードX2
《ネタバレ》 もう10年も前の作品になるのですね。ヴィン・ディーゼルが出て来ない作品ですが、ポール・ウォーカーとタイリースのコンビが秀逸です。ストーリーも車好きの悪党やしがない元警官の域を出ない、かなりドメスティック感の強い内容。TOKYO DRIFTは置いといて、MAX以降はかなり現実離れした内容であるだけに、この作品までが純粋にカーアクションとして楽しめる映画かな、と。 [DVD(字幕)] 8点(2006-04-24 01:47:02) |
32. 大陸横断超特急
《ネタバレ》 これは面白い!暴走××やら何やら、この類の映画は数知れず多いが、ハラハラ・ドキドキ感は鉄道パニック映画の傑作「新幹線大爆破」に匹敵するくらい。俳優等は全く知りませんが、かえってその方が楽しめると思います。セガールなんかがこの役をやったところで「どうせハッピーエンドだろ」的にしか考えられませんが、ちょっとマヌケな主役と、こちらもマヌケな補佐役がいる事で最後まで展開が読めず、楽しんで観る事ができました。ヘンリー・マンシーニの音楽も、映画の雰囲気をより盛り上げています。オレの中では、鉄道サスペンスものは邦画「新幹線大爆破」・洋画「大陸横断超特急」の二大巨頭となりました。この作品は、是非吹き替え版で観てください。DVD化万歳!! [DVD(吹替)] 9点(2006-04-20 10:37:33) |
33. ファースト・ミッション
《ネタバレ》 初めて観ました。とてもクリーンな映画ですね。自分の思うとおりにしてくれない兄に対する葛藤はあるかも知れませんが、家族愛(兄弟愛)はそれをも遙かに上回るという事、また愛する家族・友人の為に自己を犠牲にしてまで助けるという人間としての美しさを感じました。最後ジャッキーらが受刑されるシーン、その間のサモハンのシーンが印象的でした。 [地上波(字幕)] 9点(2006-04-17 11:28:47) |
34. レッド・ブロンクス
《ネタバレ》 正直、何度も繰り返して観たい映画ではないですね。チンピラから店を守り、また正義の力でチンピラ共を無力化する。ここまではいいのですが、ダイヤモンドを巡るギャング団??との争いから内容が一変します。まぁハッキリ言って個人的にジャッキー映画に求めるのは痛快なアクションと多少のお笑いなんで、それさえ楽しめればストーリーは気にしませんが・・・。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-04-17 10:59:06) |
35. トゥームレイダー2
《ネタバレ》 どこをどう取っても面白くない。アンジェリーナ・ジョリーの移動方法とかは、ふと007っぽさを思わせたけど、それだけ。ムダに世界を飛び回りすぎ。硫酸で溶けないパンドラの箱って、素材は何でできているんだろうか。 [地上波(吹替)] 2点(2006-03-13 13:10:58) |
36. 007/ダイ・アナザー・デイ
もうやりつくした感が満載。消える車って・・・どっかで見た事あると思ったら、車ではなく「アイ・スパイ」の消える戦闘機だったわ。 [地上波(吹替)] 5点(2006-01-16 10:44:43) |
37. くりいむレモン
原作を知っている方にはあまりお薦めできません。清々しいエロティックな映画であり、それを目的に観たらたぶんガッカリします。オレもその一人ですから(笑)。妹とのHを母親に目撃され、何も考えられずに裸のまま車で逃走するシーン、ホテルから裸足で駆け出すシーンなどは、「どうにかしなくちゃ・・・でも何をすればいいのか?」と考えと行動がリンクできない、考えることに慣れていない最近の若者像をうまく描写していると思います。だんだんと兄の頼りなさが露呈され、この後どうなるのかと思いましたが、終わり方が唐突でオレ的にはスッキリしませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-01-13 09:46:02) |
38. ザ・プロフェッショナル
平均年齢高し。スピード感がまるでないダラダラ感に辟易。ジーン・ハックマンの名演技には拍手だけど、ストーリーとまるで合わない。 [地上波(字幕)] 4点(2006-01-12 15:05:17) |
39. レオン(1994)
当時付き合っていた子と観に行って、爆睡した挙げ句に大喧嘩して別れたという、いわくつきの映画。ってかこの映画に何の罪もないんですが・・・という経緯があり、改めてテレビで放送してたのを観たんですが、殺し屋にあるまじき物語って事を改めて感じました。相棒に育て上げようとしても相棒になりえず、逆に親子・恋愛に近い感情を持ってしまったってところで殺し屋失格。ほぼ同様なシチュエーションで、ジュリアン・ムーアをダメダメな相棒&愛人に育て上げたスタローン主演の「暗殺者」の方がまだ好感持てます。なんかこの映画自体を結構イメージが良いように持ち上げていた風潮がありましたが、見どころも特になく、内容的にはとても褒められたものではないと思います。 [地上波(吹替)] 5点(2006-01-04 23:32:59) |
40. ワイルド・スピード
純粋なカーアクション映画として観た方が楽しめるのでは?ストーリー的には刑事ものだが、潜入捜査から生まれる「かりそめの友情」?に隠れてしまっている。あくまでカーアクション映画としてレースシーンとかを楽しめたのでこの点数。ストーリーとかから判断すると、かなりお粗末な展開なので、点数はかなり下がります。 [DVD(字幕)] 7点(2005-12-29 10:51:36)(良:1票) |