21. バトル・ロワイアルⅡ 【鎮魂歌】レクイエム
深作健太氏が映倫から突きつけられた表現規制のことを考えると残念でならない。作品は失敗に終わったのかもしれないが、これだけ評価する人が沢山いるのだからまあ商業的には成功したのだと思う。 4点(2005-03-13 18:34:45)(良:1票) |
22. 北の国から '89帰郷<TVM>
水谷さんがなかなかいい味出してます。洞口依子若い。…でもこの辺りから観ていてダレるようになった。『北の国から』シリーズは連続ドラマ~87までが最高です。 5点(2005-01-25 20:22:16) |
23. やくざと抗争
爆弾マッチ君(昇)、あんた男の中の男だよ! 6点(2004-12-28 15:27:33) |
24. 北の国から 2002遺言 前編・後編<TVM>
テレビ放送前の予告編が何回も映って、螢が「お兄ちゃんお金返してないんだってよっ!」と叫んでいるシーンを観て、純がまた最後に一悶着起こすんだなぁ~なんていう印象。観たらやっぱりそれだけの内容だった。地井武男さんは実際にも奥さんを亡くして可哀そうだなぁ…とは思ったがなぜか泣けなかった。その後すぐ再婚した報道をみて、どおりで泣けなかったわけだ…と、つくづく思った。 4点(2004-12-01 19:09:20) |
25. 北の国から '98時代 前編・後編<TVM>
北の国からは死ぬほど好きなのであまりケチつけるのは嫌だが、宮沢りえには本当に出てきてほしくない。つくったような演技なのか?つくったようなしゃべり方をする人物像をあえて演技しているのか?演出の失敗か?…彼女が出てくるたびにこのドラマはぶち壊される。「ま゛ってて~」「ちがうのぉ~」「かぁたいんだ~」…(-.-;)※因みに倉本先生は「あの子はある種の天才だね…」と賞賛していた。 5点(2004-12-01 18:51:29) |
26. その後の仁義なき戦い
紛らわしい題だが五部作の続きではない(完結篇は広島抗争がまだ燻っていた頃だった為、かなり危険な映画であった)。宇崎、松崎、根津の青春映画。三樹夫や弘樹の登場はチョッと嬉しいところ。原田美枝子も若い。だが内容はつまらなかった…。主人公が薬物で苦しむといった内容は神波史男お得意の脚本で、個人的には好きなんだけどねぇ。 4点(2004-10-27 17:09:31) |
27. 実録安藤組 襲撃篇
《ネタバレ》 横井英樹襲撃事件と35日間の逃亡を題材にした安藤自伝映画です。この映画はかなり実話に近いようですね。物語は、2千万の借金の取立て(当時、新興組織と呼ばれていた渋谷安藤組は不動産売買、興行を業務とする株式会社であり、従来のやくざ稼業から脱却、近代的組織として組を運営する企図で設立されたのだが、運営がうまくいかず、やむなく業務内容に賭博・借金の取立て業を加えたという)で東洋郵船会社社長の中江に追い返されてしまった安藤は幹部を集め中江襲撃の計画を練り実行する…といった内容です。やくざ映画の中でもアクションは少なく犯行後の逃亡生活に重きを置いたサスペンス的要素の強い作品ですね。警察から逃れるようなシーンは緊迫感が漂い、なかなか面白かったです。それにしてもこの映画が上映された頃、中江のモデル横井英樹は生きていたのに、よくまあこの映画が配給されたなぁと思います。 7点(2004-10-10 14:37:45) |
28. キル・ビル Vol.2
DVDでやっと拝見。いやー良かったです。特にエル役のダリル・ハンナはカッコいいですねぇ。VOL.1のときはあまり気にしてなかったのですが、かなりいい演技してます。マイケル・マドセンもレザボア以来なので嬉しかった(ユマが墓に埋められるシーンは5.1chで観ないと、ただ真っ暗でわからないと思います)。サミュエルも意表ついて出ていたし、パイ・メイには笑いました。タランティーノはやっぱりいい。娯楽映画万歳! 8点(2004-10-09 17:15:58) |
29. やくざと抗争 実録安藤組
安藤昇の原作・主演した仁侠映画「やくざと抗争」の続編にもなる本作は東映実録やくざシリーズ第一弾「仁義なき戦い」に続く実録モノ第二弾になる。「仁義~」が東映京都作品であるがこちらは東映東京。まあ実録映画といってもこの映画はほぼフィクションで構成されているようだ(安藤昇自伝の映画はメチャクチャなんですよね)。ストーリーは愚連隊セイガクやくざ達の青春映画。最後は二大組織を対立させ安藤組(矢頭達)が漁夫の利を得、新興組織が成立していくといった内容。それにしても本人が本人の役で主演するなんて安藤さんしかできないでしょうね。40歳を超えている安藤さんの学生服姿は見もの(笑)。江守徹さんも若いですねぇ。力也・稔侍・蛾次郎も青春しています。あと、昇ベイビーを産んで死んでいく藤浩子さんは可哀そうです。山本麟一さんとタイマンして『シブヤのセイガクは骨があるんだ!』と啖呵きる昇はカッコいいです。 7点(2004-10-08 17:51:13) |
30. カリートの道
前にNHKのBSチャンネルでやっていたので久しぶりに見ました(おいおいNHKでドンパチやってるよ)。アルパチーノの演技はゴッドファーザーを抜かせばこの映画が一番かな? 6点(2004-09-27 23:14:57) |
31. ワイルドバンチ
ペキンパー作品のなかではやはりこれが一番でしょう。「戦争のはらわた」も好きですがアウトロー美学の決定版でもあるこちらのほうが僕の趣味です。ホールデンもボーグナインもカッコいいしなぁ。 …男の映画ですね。 9点(2004-09-27 22:48:24) |
32. 日本暴力列島 京阪神殺しの軍団
《ネタバレ》 「殺しの軍団」と呼ばれた柳川組(途中から地道行雄により山口組傘下となる)をモデルとした実録やくざ映画。この映画はかなりフィクション性も強いが主人公の花木勇(小林旭)が朝鮮人であるといった設定は実際にも柳川次郎は朝鮮人である。斬り込み部隊として巨大組織に利用され使い捨てにされていく朝鮮人やくざを描いているなんとも可哀そうな物語だ。なかでも辰ちゃんの殺害されるシーンは実録やくざ映画屈指の名場面!三樹夫も憎ったらしい、いい味出しています。 7点(2004-09-27 18:11:21) |
33. ブレア・ウィッチ・プロジェクト
ドキュメンタリー調の作風ならもう少しリアリティが欲しい。まあこれ以上カメラをブツブツ切られてもストーリーにならないけどね。怖いヤラセのドキュメントが観たいなら「ありふれた事件」(ベルギー)をお薦めします。 2点(2004-09-23 23:01:23) |
34. 悦楽共犯者
気持ち悪かった…。映画を観ていて気持ち悪くなったのは久しぶり。たぶん映像ではなくて音で気持ち悪くなったんだろう。でも脚本はよく練られていて◎です。 [DVD(字幕)] 7点(2004-09-23 15:52:52) |
35. 実録・飛車角 狼どもの仁義
《ネタバレ》 「人生劇場 飛車角」の小山角太郎のモデルとなった人物、石黒彦市を主人公とした実録ヤクザ映画です。一匹狼を題材とした実録モノはなかなか珍しいです(この映画以外には「仁義の墓場」の石川力夫もある種一匹狼であるが)。生涯、一人の親分も持たなかったやくざの人生を描いています。この映画の面白いのは物語の中盤で主人公彦市さんが殺されるのですが、その経緯を時間を戻して後半で描く…といったなんだかパルプフィクションのような構成になっているところです。個人主体ドラマなのでこういった脚本は難しくないのかもしれないがやくざ映画では斬新ですよ。女郎(中川梨絵)との恋愛ドラマもなかなかいいですが、村岡健次(小林旭)との奇妙な人間関係も見ものです。 7点(2004-09-23 14:16:50) |
36. アルマゲドン(1998)
友達が大絶賛していたから観たんだけど…。なんでこいつらが選ばれたんだろうという違和感を胸に一時間以上引っ張ってやっと出発(まずここまでのヒューマンドラマが薄っぺらい)。そして…?…?…。スティーブ・ブシェーミが出ていたのは意表突かれた。…感動?僕にとってはマルホランド・ドライブ以上の難解映画です。 1点(2004-09-22 18:13:36) |
37. 螢(1989)
チンピラ映画。80年代「竜次」以降の流れにある「現代やくざ/ネオヤクザ」系の個人主体ドラマ。中学校の時にテレビで観たのを憶えている。後々改めて観るとシナリオは「仁義の墓場」からインスパイアされているように思える(ギバちゃんと南果歩のラブストーリーなんかはそっくりだ)。でも作品自体の出来は悪くないので(「新・仁義の墓場」なんかに比べればよっぽどいい)ネオヤクザ系映画の中では好きなほうです。 6点(2004-09-21 13:36:25) |
38. トゥルー・ロマンス
この映画の中で一番カッコよかったのはクリストファー・ウォーケンです。 5点(2004-09-17 23:12:22) |
39. ツィゴイネルワイゼン
「気違いの始まりは幻聴か?」噛めば噛むほど味の出る映画かもしれないがどうも藤田敏八さんの演技が下手にみえて仕方ない。 5点(2004-09-17 22:56:02) |
40. エレファント・マン
弟が絶賛していたので観ました。わざわざモノクロで撮った映画であるという先入観もあったせいか感動できませんでした。主人公は可愛そうだと思いましたが全ての見世物小屋を悪くいっているような作風が納得いきませんでした。 4点(2004-09-16 11:13:40) |