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きりひとさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 67
性別 男性
自己紹介 映画大好き人間(当たり前?)。今までは洋画一辺倒だったのが、2003年末に「早春」で小津作品に嵌ってからは日本映画にも関心が出て来た。
もっぱら、パソコン録画→DVD焼き→28インチワイドテレビ+ミニ5.1chという方式で楽しんでいる。
前はサスペンス、アクション、西部劇がメインだったが、今は普通のドラマ(シリアス、ロマンス)の方を良く見る。
また、最近のCG主体の落ち着きのない新作はほとんど見ず(見るのはクリント・イーストウッドくらい)、逆に、古いはずのモノクロの名画が結構面白く新鮮で、宝の山を掘り当てた気がしている。「マルタの鷹」のハンフリー・ボガート、「脱出」のローレン・バコールなど最高ですよ。

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21.  マンハッタン物語
シニカルとコミカルをないまぜにしたラブ・ロマンスで、テンポが良く、最後まで面白く見た。さすが、私の好きな監督、ロバート・マリガンである。とにかく当時25歳のナタリー・ウッドが美しく魅力的、演技も中々のもので、アカデミー賞にノミネートされた、かのエディス・ヘッドによる衣装が彼女の魅力を更に引き立てる。別に豪華な衣装が出るわけでなく、白黒画面に都会調のシンプルなデザインで、特にクライマックス・シーンでのシー・スルーのエプロンは出色である。また、スティーブ・マックイーンのコミカルな演技も珍しくて、なかなか見せてくれるのも楽しい。
8点(2004-03-06 13:05:12)
22.  バウンティフルへの旅
息子の嫁とうまく行かない老女の故郷への旅を描く。ファースト・シーン(タイトル・バック)の非常に美しい映画である。若い人には退屈かも知れないが、最近同窓会づいている私のような年代には、老女の何気ない思い出話にもジーンと来るものがあったりして、とても共感が持てる。また、「ゆりかごを揺らす手」で怖いイメージのあったデモーネイがこんなにやさしく美しいとは。
8点(2004-03-06 09:52:07)(良:1票)
23.  リトル・ロマンス
敢えてここには書かないが(他の人が少し書いていますね)、自転車レースの後でオリビエが言うセリフ、ラストで少年少女が語り合う言葉、その一つ一つが胸に響く。「リトル・ロマンス」とは、劇中でオリビエ自身が言うように、大人のロマンスでもあるのだ。また、最初と最後に見せるヒル監督のサービス精神も必見で、思わずニヤリとしてしまう。
8点(2004-03-02 11:39:51)(良:1票)
24.  サボテンの花
オールドミス(といっても往年の超美人女優)とピチピチギャルで両手に花のプレイボーイがW・マッソーというのはちょっと解せないが、結構楽しめるラブ・コメディにはなっている。アカデミー賞をとったのはG・ホーンであるが、コメディなど珍しいバーグマンの熱演(クライマックス・シーンのダンス!)こそ賞に値すると思う。それと、中年にゴールディのファンになって、ほとんど同じ歳でもあるせいか、若い頃の眼だけ大きい、一時の安達祐実のような顔はどうも得手でなく、「ファール・プレイ」以降くらいからの大人?の顔の方が余程キュートで魅力的な気がする。
8点(2004-03-01 11:31:03)(良:1票)
25.  17歳のカルテ
精神病院の若い女性群像を主人公の眼から描いた実話で、精神世界に興味ある人はすごく面白いし、そうでない人には限りなく退屈であろう映画。W・ライダーの純真、A・ジョリーを始めとする同僚患者の凄まじいまでの狂気、治療する側のW・ゴールドバーグ、V・レッドグレーブの抑えた情感。そして、ラスト近くでウーピーが言うセリフ、「溜めていないで全部吐き出しなさい」などなど、なかなかのものであった。
8点(2004-02-29 18:52:41)(良:1票)
26.  ドライビング Miss デイジー
生真面目さもユーモアも良い、あの「ショーシャンクの空に」のモーガン・フリーマンがここにもいたという感じ。ラストを見て、俺もああいう人が一人持てたらいいなと思った。
8点(2004-02-19 08:49:39)
27.  偶然の旅行者
人生(旅行)はプラン(計画)でなく、アクシデント(偶然)だということを、二人の女の間で揺れる一人の男の目を通して描く。アクシデントとは出会いであり、人生どんな良いことが待っているか、赤い糸は何処まで伸びているのか、終わるまで興味津々の旅なのである。
8点(2004-02-11 11:55:51)
28.  疑惑の影(1943)
BS録画で久し振りに見た。筋としては何人かが指摘するように無理な運びが多々あるが、日常に潜む恐怖という彼お得意の世界が、タイトルバックから伏線たっぷりのヒッチタッチの中で描かれ、観客をラストまで引っ張って行く。何よりも、清純可憐なテレサ・ライトを見ているだけで幸せな気分になれる。
[地上波(字幕)] 8点(2004-01-30 12:47:09)
29.  浮草 《ネタバレ》 
やくざな旅芝居一座の世界を描いた作品で、僕ら一般人?には共感が得にくい内容と思いながら観ていた。でも、まっとうに生きようとする若い二人と、ラストの、そんな世界には到底戻れない男女の再出発とも言えない、ジーンと来る再出発の姿を見て、小津さんの言いたいことがわかるような気がした。何故なら、見方によっては、まっとうな世界に戻れない男女とは、人生の折り返し点を遠に過ぎ、大きい人生の変革などもう出来ない、我々のような中年の姿であるかも知れないからである。そして、その二組の男女の行末を温かい眼で見守る杉村春子の視線が、そのまま小津監督のそれであるのだと思った。
8点(2004-01-28 16:28:03)
30.  東京暮色 《ネタバレ》 
一からやり直したいとウワ言を言いながら死んで行く若い娘、全てを忘れるために東京から北海道へ男と旅立つ母、そんな母を見送らない代わりに子供のために家庭に戻るもう一人の娘、そして、あとに一人残る父。家族がバラバラになる暗い映画という、観る前の評判とは裏腹に、離れても人間としての絆を失わず、それぞれに再出発をする人々を見守る小津さんの視線が温かい。余談であるが、こんなに若い山田五十鈴を見たのは初めてである。
8点(2004-01-28 16:15:29)(良:1票)
31.  アラスカ魂
ジョニー・ホートンの有名な主題歌はよく聞いたが、映画を見たのは今度が初めて。原作は舞台劇のようで、ゴールド・ラッシュのアラスカを背景に、ひとりの美女をめぐって4人の男が無骨きわまりない恋模様を繰り広げる。ファースト・シーンからいきなり長々としたアメリカ映画丸出しのドタバタで食傷気味の所、美女キャプシーヌの登場でやっと続けて見ようかという気持ちになって来る。特にどうということのない作品であるが、あのジョン・ウェインがロマンチック・コメディ・ウェスタンをどう演じるかを見てみるのも、一興である。
7点(2004-12-25 17:06:57)
32.  オールド・ルーキー
次々と大リーグ記録を塗りかえるイチローのニュースに、何となく野球映画を見たくなって見た。淡々とした脚本と演出、大根のクエイド(妻役の女優は好演)で、映画としての出来は平凡であるが、夢のある内容で最後まで見せてしまう。1999年に高校教師から35歳で速球左腕として大リーグ入り、2年後に引退した史上最年長ルーキー、ジミー・モリス自伝の映画化である。
7点(2004-09-03 09:20:18)
33.  翼よ!あれが巴里の灯だ
小学校の時に親と一緒か、映画教室で見て以来、久し振りの作品。今、オリンピックの最中で、柔道の柔ちゃん、野村、内柴、水泳の北島の金メダルラッシュを見て、この映画を見て、そのあと、深夜~早朝にかけての男子体操団体の28年ぶりの金を見て、やっぱり映画も人生もロマンだなあと、つくづく思ったことである。
7点(2004-08-17 06:41:55)
34.  ハンナとその姉妹
ウディ・アレンの映画は面白くないのにアカデミー賞を取るし、嫌いでほとんど見ないが、この作品だけは気に入っていて、今回久し振りにまた見た。物語は題名の通り、ハンナとその姉妹、両親、夫、元夫どもが繰り広げる人生模様を、感謝祭から感謝祭までの一年間の中に綴ったものである。恋愛、不倫、死、宗教、・・・、色んなテーマがさりげなく、深刻なのに何故かユーモラスに語られて行き、バックに流れる音楽、ジャズ、クラシック、ロックの数々がとても楽しい気分にさせてくれる・・・。まあ、大人の、都会の抒情詩といった雰囲気の作品である。
7点(2004-06-18 08:36:00)
35.  ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
異色のサスペンスとしては面白いが、死刑廃止論の社会派映画としては全然ナンセンスである。死刑廃止論で常に根本的に欠けているのは、被害者の人権に対する視点である。死刑囚の冤罪救済を言うなら、注射などよりもっと理不尽な方法で、予告もなく裁判もなく、冤罪というより罪もなく死刑を執行される被害者の人権は誰が償うのか。責任を負うのは加害者であり、それが死刑という”眼には眼を”の罰であるのは当然であると思う。
7点(2004-05-06 09:46:12)(良:1票)
36.  800万の死にざま
前に一度見た、久し振りのハードボイルドで、若いガルシアの悪役振りも秀逸。ヒロインがもう一つ好みでないのがマイナスであるが、能天気のアクションよりずっと良い。ハードボイルドが嫌いな人には堪らなく退屈かも知れないが。
7点(2004-04-09 16:37:34)
37.  小説家を見つけたら
同監督の"グッドウィル・ハンティング"との類似を言っている人が多いが、それはあまり気にならなかった。ただ、完成度は前作に比べて-3点の7点という気はする。それでも、それなりに見応えはあったし、アンナ・パキンは美しく成長しているし、ショーン・コネリーはまだまだ元気だし、主役のロブ・ブラウンは今後、ブレイクしそうな雰囲気を持っているしで、見て損はしない映画であると思う。(パロディでもないんだから、ラストのマット・デーモンの登場は、シリアスな雰囲気を少し壊したような気がする。人それぞれとは思いますが。)
7点(2004-04-03 20:01:04)
38.  いとこのビニー
少々消化不良気味ではあるが、そこはかと無い笑いの積み重ねが段々と面白みを増して行き、ラスト近くで一気に加速するという感じの映画。一番の見所は、「オンリー・ユー」などでキュートな魅力のマリサ・トメイが、最初はケバい役で登場し、「なんだこれは」と思わせておいて、話が進むに連れて顔も衣装もドンドン可愛く女らしくなって行く所で、ラストには超おいしい役どころを演じさせて貰い、アカデミー助演女優賞まで獲得してしまうのである。
7点(2004-03-22 20:31:42)
39.  晩春
NHKBSで解説していた塚本晋也によると、小津ファン、原節子ファンに麦秋派と晩春派といるらしいが、俺は文句なしに麦秋派。原節子のファザコンなど何の魅力もないし、彼女は屈託なく笑っているのが一番可愛いのである。懇々と諭す笠智衆の説教臭い姿も嫌いである。 大体、俺自身、ファザコンの娘など気持悪いし、さっさと嫁に行って精神的にも金銭的にも早く扶養義務から100%解放して自由にして欲しいと思うのみである。嫁さんは「冷たい」と言うが、娘は娘、俺は俺、全く別の人生だと思う。ただ、娘の話によると、友達の親など、娘にべたべたな父親が結構多いらしい。
7点(2004-03-20 10:41:59)
40.  逃走迷路
後年のヒッチタッチの原点などは面白く見たが、悪役たちが一杯チャンスがあるというか、ピストルでズドンと主人公たちを撃てばお終いなのに、ずっと生かして置いて、結局最後はやられてしまうのは如何にも間抜けである。また、その一連の場面自体も間延びしたテンポで、せっかくの雰囲気を台無しにしてしまっている。
6点(2005-01-28 19:20:19)
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