21. エール!
《ネタバレ》 フランスの一般家庭はここまでオープンなのか、フランス人にとってもこの家族のあけすけ手話は笑うところなのか、ちょっと知りたくなる。ヒロインの心身ともに健全な感じはとても好感が持てるが、声量はあるが特に歌がうまいとは思えなかった点がちょっと残念だった。手話しつつ歌、というお約束の涙シーンではやっぱり泣いてしまったけれど。それ以上に相方の男子が全く魅力なしでつまらなかった。別に歌が上手いわけでもないし、どこがいいんだか。 [映画館(字幕)] 4点(2016-03-28 01:00:24) |
22. 人生スイッチ
邦題と予告編からなんとなく爽快カタルシス系を想像していたのだが、自業自得と言えなくもない設定とはいえ、オムニバスの各ストーリーの帰結がなんとも後味悪く視聴後にスッキリどころかどんよりしてしまった。 [映画館(字幕)] 4点(2016-02-15 23:48:48) |
23. ストックホルムでワルツを
超美人で歌も上手。そこは文句なく同性としても憧れる。でも、ひたすらガツガツと上を目指す肉食系ヒロインに人間的には何一つ共感できる部分がなく、残念ながら歌の才能と美貌以上の魅力を感じ得なかったのは残念。上昇志向バリバリの身勝手な女でも我が子だけは何よりも大切にした、みたいに描きたかったのだろうが、明らかに子どもより周囲の耳目(そして男の歓心)全てを集めなければ気が済まない厄介な女っぷりが目につくばかり・・。散々母親の我儘に翻弄されて、それでも健気にママ大好きと言う娘ちゃんがなんとも切なかった。 [映画館(字幕)] 4点(2015-06-06 21:53:12) |
24. アジャストメント
《ネタバレ》 えーっ、ここまで引っ張っておいてあっさりハッピーエンドかよ、という消化不良感の残る映画。伏線ほったらかし多数な気がするんですが・・?やはりディック作品の映像化は難しいのだなぁという、これまでの印象がまた深まった。見所はやっぱり、どこでもドアか。あれは楽しい。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-12-07 13:08:19) |
25. 魔法使いの弟子
これ見て楽しめるのはせいぜい小学生ぐらいまでか。或いは、お手軽で底の浅い夢と魔法の国にも素直に入り込める邪気のない心を持った人むけ。ただし、ニコラス刑事のホームレス風ファッションは一見の価値あり。どんなにだらしなさげなルックスでもかえってセクシーに見えてしまうケイジとかブリッジスはずるいな(笑)。ただでさえイケてないあの主役の坊やがやったら目も当てられないだろう。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-12-07 10:56:25) |
26. タイタンの戦い(2010)
小さい頃映画館で見た旧作では、メデューサのシーンにものすごくハラハラドキドキした覚えがあり期待していたのだが、スピード感がある割にたいして怖くもハラハラもしなかったので残念。妖怪ババア三姉妹も前作の方が気味悪さが際だっていたような。こういうのって映像技術の問題じゃないんだなあというのがよく分かり勉強になりました。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-06-10 17:25:22) |
27. ソラニン
期待はずれというか予想通りというか。今時の若い子はこれで泣けるの?だとしたら私は既にすっかりババアなのでしょう・・・。これが主人公と同世代のリアルなのだとしたら、何ともつまんなそうな青春で若者が前向きに生きられないのも仕方がないという気がする。自分が若い頃リア充だったとは全く思っていないが、それでもこれぐらいの年代にはもっと毎日必死で生きてたよ。あおいちゃんの可愛さは堪能できるので、ファンは一見の価値在り。個人的にはサンボマスターの近藤くんのキャラがツボ。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2011-04-30 16:04:31)(良:1票) |
28. 恋人たち(2015)
《ネタバレ》 映画人の間で評価が高いとのことだったが、残念ながら自分には全く受け付けられなかった。あまりに世間での評価と自分のそれに乖離を感じてネットで色んなレビューを読みまくってしまったほど。それぞれに痛々しいものを背負いながら、一種の底辺で生きる人々の痛さ醜さ情けなさ・・を描いているのは分かるのだが、どこか共感しがたい、例えば主人公の激白の最中にも「えっ、なんでそうなる?」と首をかしげるような流れがあったり、設定として自分に一番近いはずの中年主婦がありえないほど馬鹿で嫌悪感しか感じなかったりして、現実以上に露悪的に描かれたリアリティに吐き気を催した。決してエログロそのものではないのに、目も耳もそむけたくなるような描写が次から次へと供され、現実世界で十分疲れている自分にとっては、映画館の大スクリーンで長尺で観るのはかなりきつかった。せめて、家の小さなテレビの画面で小さな音で夜中にひっそり見ればよかったと後悔した。それでも最後の最後、エンドロールの後まで見続けた者へのご褒美のようなワンカットに少しだけ救われた。 [映画館(邦画)] 3点(2016-04-22 15:16:56) |
29. 娚の一生
《ネタバレ》 この女優さん、朝ドラの時から思っていたけれどこんなにスタイル良くて美人なのになぜこうも色気が無いのか不思議。この淡々とした映画の唯一の艶っぽいシーンさえ、なんとも味気なく演じていて、原作知っているだけになんとつまらない映像化かとものすごく残念。 [DVD(邦画)] 3点(2016-03-28 01:02:49) |
30. ANNIE/アニー(2014)
オリジナルのアニーを観てからあまりにも時間が経っていて詳細はほとんど覚えていないものの、主人公のアニーがとても魅力的で素直に泣いた覚えがある。が、こちらはアニーを含めたメインキャスト陣にさほど魅力を感じなかった。今も昔もアメリカ人が夢見る成功だとか幸福とはこういうものだ、というステレオタイプにきっちりはまっていて、代わり映えしないな~という印象。現代版らしくSNSやらIT社長ならではの権力行使などの描写はありがちながらもそれなりに面白くまとまっていたと思うが、そもそも、ミュージカルなのに歌も踊りもステージとして魅せるものに乏しく、楽しめなかったのが残念。あと、食べ物を粗末にする様を子どもにやらせて回収なし、というのは昭和生まれの母ちゃんとしては誠に遺憾。 [映画館(字幕)] 3点(2015-06-25 02:06:58) |
31. さよなら、人類
ジャンルとしてはコメディらしいのだが、彼の国ではこの映画で大衆が爆笑するのだろうか。いや、そもそも爆笑することがない国民なのだろうか。果たしてどこが笑いどころなのかと思案しつつ、どこから面白くなるのかとじりじりしながら観ていたら終わってしまった。登場人物が皆さん顔色悪くて不気味だったが、それも彼の国では笑いどころなのだろうか。謎。 [映画館(字幕)] 2点(2016-02-15 23:51:09) |