21. ツインズ・エフェクト
何の進歩もない香港映画をだらだら見せられた感じ。設定、キャラ、ストーリー、展開すべてが中途半端で雑。さして長くもない作品がずいぶん長く感じられたのは駄作感の表れだろう。ジャッキーが出てきたのだけが救い、かつ見どころ。それ以外に見るべきところなし。 [DVD(吹替)] 3点(2008-09-04 22:30:15) |
22. 墨攻
まずもってキャッチコピーが大げさすぎ。そのせいで肩透かし感が大きくなりかえって評価を落とす。人物にも味がなく、やることなすこと軽い。戦国時代特有の生死をかけた深みがまったく感じられず全編通して退屈。戦闘シーンもダラダラでメリハリなし。10万の敵に1人で立ち向かったアンディ・ラウに、英雄らしき格好いいオーラを全く感じない。極めつけに無駄に長い。褒めるところが見当たらない作品。 [DVD(吹替)] 3点(2008-09-04 22:23:14) |
23. マイティ・ハート/愛と絆
実話をもとにしているという点でかろうじて興味を引くものの、映画として観るには力不足。もっと見せ方があったはず。作りが安っぽくせっかくのネタが死んでいる。 [DVD(字幕)] 2点(2008-09-02 20:48:38) |
24. フリー・ゾーン 明日が見える場所
映画ではない。コメントしたくないほどの出来。映画鑑賞上、過去最低の作品。 [DVD(字幕)] 0点(2008-09-02 20:39:10) |
25. 菊次郎の夏
作品を通じて流れる空気感がこの作品のすべて。音楽はそれに大きく貢献している。何が面白いわけでもないけれど夏が来ると何となく見たくなる。こういう空気感は出せそうで出せない。 [ビデオ(邦画)] 6点(2008-08-30 15:45:58) |
26. フレイルティー/妄執
完成度の高い丁寧な作り。ホラーとしてはイマイチ物足りない感は否めないがホラーとしてでなければ退屈することはない。割と淡々と話が進むためもう少し盛り上がりは欲しいと感じるものの、破たんのない展開はこの手の鑑賞後にありがちな、最後にがっかり、を回避してくれており安心して観れる。特に残るもののこそないがとても良くできている作品。 [DVD(字幕)] 7点(2008-08-30 13:59:11) |
27. いま、会いにゆきます
全く泣けない。泣けないどころか作品としても駄作。不自然さ、不可解さが邪魔してのめり込めず、おまけに最後のネタばらしも大変安っぽく感じた。ファンタジーであってもリアルさは必要。設定のファンタジーはあっても人間模様にファンタジーはない。人物描写のリアルがあって初めて設定のファンタジーが活きる。作りに突き詰めたプロフェッショナルを感じられなかった。 [ビデオ(邦画)] 3点(2008-08-15 03:17:52) |
28. タイタニック(1997)
ラブロマンスよりもパニックアクション、ヒューマンドラマの要素を強く感じる。これらがバランス良くミックスされ、良く言えばお得、悪く言えばどっちつかずな作品になっている。とはいえ長時間映画にありがちな中だるみがほぼなく、3時間を超える物語を一気に観せきる完成度は素晴らしい。海に沈む豪華客船というはかなさの中で繰り広げられた様々な人間模様という設定、それを引き立たせる音楽、絶妙な演出。深みこそ物足りないものの、やはり大作と呼べる作品だと思われる。 [DVD(字幕)] 7点(2008-05-28 21:49:14) |
29. ミス・ポター
静かで淡々とした作品。起伏のない平板な演出が観ていて退屈だった。レネーのキャラクターもポター役には甘すぎて不向き、観ていて違和感を感じた。実話であるはずのエピソードがなぜか取って付けたように軽く感じられたのは、人物の掘り下げが足りず展開も早急であったためだと思われる。 [DVD(字幕)] 3点(2008-05-28 15:00:09) |
30. ラッシュアワー3
基本、元気に動くジャッキーが見れればオッケーなくらいジャッキー好きだが、この作品はけっこうきつかった。真田広之との共演ともなればさすがにもう少しやりようがあった気がするが、物語はいつものように始まり、いつもの展開をたどり、いつものように幕を閉じる。真田広之が出てたね程度の印象。新しさが何もない。ジャッキーのアクションが減ったうんぬんよりも、作品の作り方自体がドン詰まりなのが致命的。少なくとも3はいらなかった。 [DVD(吹替)] 4点(2008-05-26 23:15:25) |
31. ディック&ジェーン 復讐は最高!
コメディとして秀逸の出来。久々に楽しめるコメディを観た。シビアさとハチャメチャ具合がバランスよく一気に観れた。そこにジム・キャリーの演技力が花を添えさらに面白みをプラスしている。ジム・キャリーの演技は相変わらず味があって外さない。特にラスト、銀行でのジム・キャリーの演技は個人的には必見の出来栄え。 [DVD(字幕)] 7点(2008-05-26 17:59:26) |
32. 幸せのレシピ
主役3人はそれぞれいい演技をしているのに何も残らない。タイトルを見てハッピーな気分になれるのかと思いきや肩透かしをくらった。表層をさらりと触っただけのような軽い印象なのは期待に反して残念。 [DVD(字幕)] 5点(2008-05-26 17:34:23) |
33. プライドと偏見
つまらないラブストーリー。感情移入もできないしタイトルの重みもまったく表現されていないわりに長い。 役者にも魅力なく観るところがなかった。 [DVD(字幕)] 3点(2008-05-26 17:20:40) |
34. ジョー・ブラックをよろしく
3時間という長さに鑑賞を躊躇していたが、観終わってみれば長さは感じないほどスッキリ気分良く観れた。作品の出来が良い証しと思われる。不自然な点が幾つか目につき迷った末にこの点数をつけたが、作品そのものの持つポテンシャルは高い。きれいな映像も多く役者の演技も力量あるもの。長さで敬遠するのはもったいない作品。 [DVD(字幕)] 6点(2008-05-26 17:06:23) |
35. リーピング
一つ一つ軽いネタ、緊張感のない展開、ラストで一気にたたみこみすぎて口頭での説明だけで終わってしまう種明かしと、散々な出来。中でも取って付けたような緊張感のなさが致命的。オカルトものだけにどこかおいてきぼりな感じは仕方ないとは思うものの…。ホラーは好きだがスプラッターが嫌いなため選んだ作品。残念ながらつまらない。 [DVD(字幕)] 3点(2008-05-21 03:18:51) |
36. ザ・ビーチ(2000)
よくある話のよくあるオチ。積極的に人に勧める作品ではないが、かといって見ようとする人を止めるほどでもない。それなりに見れるしディカプリオの演技も悪くない。ある意味たいへんスタンダードな作品といえる。けして出来が悪いわけではなく、売りがないだけ。 [ビデオ(字幕)] 5点(2008-05-18 00:28:01) |
37. ウェルカム・トゥ・サラエボ
リアリティの持つ圧倒的なエネルギーがフィクションに散りばめられている。チグハグな感覚は否めないが一記録としても充分価値があると思われる。 [ビデオ(字幕)] 5点(2008-05-17 22:18:50) |
38. ザ・セル
良い作品。充分楽しめる。脳内世界の表現という多大な労力を顧みない勇気あるチャレンジとそれをあれだけの映像美に落とし込んだのは称賛に値する。ストーリーもけして悪くない。無駄な要素もなく一気に観れる。細かい粗と見るに堪えないエグいシーンも多少あるが、イマジネーションくすぐる美しい映像美で表現された異常心理殺人犯の精神世界、その映像に意図されたストーリーテリング、ここの評価で敬遠するのはもったいない。 [DVD(字幕)] 7点(2008-05-17 22:01:14)(良:1票) |
39. ストリングス 愛と絆の旅路
人形劇という表現を大がかりに広げたというだけの作品。その技術力に一目おくのもせいぜい作品中盤まで。ストーリーのテーマは軽いものではないのだが、あのレベルの人形では不完全燃焼。もっと表情などに突き詰めたものがあれば深みが増したと思われる。このレベルでは変わった雰囲気どまり。 [DVD(吹替)] 2点(2008-04-05 20:52:43) |
40. ホリデイ
普通に面白い作品。可もなく不可もなくといった感じ。ただ期待して観るには物足りないし、期待しないで観るとそれなりに楽しめる。 [DVD(字幕)] 5点(2008-04-05 20:38:16) |