21. バニラ・スカイ
《ネタバレ》 ラストで主人公の言う台詞「彼女の車にさえ乗らなければ…」ってそれじゃ全部キャメロン・ディアスが悪いみたいじゃん!それを言うなら「親友に彼女がセッ○スフレンドなんて言わなければ…」或いは「もう少し友人を見る目があれば…」と言うべきか。いやでも親友の恋人を奪おうとしてたんだからやっぱりこの主人公が一番悪いと思います。最近この手の話が増えてますがこの作品は少し冗長で2時間はちょっと長かったかも。でもペネロペ・クルスがとても可愛かったので+1点。 [DVD(字幕)] 7点(2006-05-19 02:51:07)(良:1票) |
22. ラスト サムライ
《ネタバレ》 風景が日本に見えないとかなぜサムライがあれほど英語が堪能なのか(片言ならともかく)など突っ込み始めればきりがありませんがあのハリウッドでこんなにマジメにサムライ映画を作ろうとした気概は十分評価されていいと思います。確かに日本人の我々から見れば違和感があるシーンもありますがそれでも彼らのサムライへのリスペクトは十分伝わってきます。最近は日本ですらトンデモ時代劇が増えている中で海外でこんな作品が作られた事が嬉しくもあり悔しくもあり、とっても複雑な気分です。 [DVD(字幕)] 7点(2006-05-15 06:54:21) |
23. 白いカラス
《ネタバレ》 あまり評判が高くないのでさして期待してなかったけど思ったよりよかったです。ラストでホプキンスが自分が黒人であるとニコールに告白しようとするシーン――はっきり描写はされていなかったけどあの後微笑む彼女の表情から彼女が全てを受け入れてくれた事が想像できてちょっとじんときました。ただせっかくの感動シーンが(俳優達はいい演技をしているのに)わかりづらい演出のせいできちんと伝わってこないのがもったいないしとっても残念です。それとラストの作家と元旦那の対面シーンは蛇足だったのでは? [DVD(字幕)] 7点(2006-05-15 01:13:52) |
24. 戦場のピアニスト
周りに散々迷惑をかけつつまんまと自分だけ生き延びる主人公に、有罪判決を受けながらちゃっかり逃げおおせたどこかの映画監督の姿がダブって見えました。 [DVD(字幕)] 7点(2006-05-07 03:53:42)(笑:1票) |
25. 0:34 レイジ 34 フン
《ネタバレ》 「バイオハザード」地下鉄版。迷路のような構内、殺人鬼の動きや雄たけびなんかまんまそれ。そう割り切って見るとなかなか楽しめます。あんな場所でどうやって長期間生き延びてこれたのかとかなぜ今まで誰にも気づかれなかったのか等突っ込みどころは多いけどそれはまあこの手の映画のお約束という事で。個人的に終電後の地下鉄や下水道のシーンなどが結構わくわくして好きなので甘めの評価です。 [DVD(字幕)] 7点(2006-04-23 02:04:56) |
26. -less [レス]
《ネタバレ》 「これどういうオチつけるんだろう?」と思いつつ見てました。ありがちなイメージや音に頼りすぎな演出とか普通に終わればただの三流ホラーになってしまいそうな所を、うまくまとめていたと思います(ありがちだけどね)。最後に「あれっ?」と思わせるのはまあこの手の映画のお約束という事で。暗い夜道を走る不安感や孤独感はうまく表現できていたと思います。 ホラーとしてはまあまあの作品かな。 [DVD(字幕)] 7点(2006-04-17 04:18:11) |
27. 宇宙戦争(2005)
《ネタバレ》 視点を主人公に置いたのは正解。何がなんだかわからないまま逃げ惑う一般市民の恐怖が伝わってきた。ただ身勝手過ぎる息子と、娘のあまりにもヒステリックな悲鳴がうるさすぎて今一物語に感情移入しきれず。ラストに離散した家族が(あれだけ犠牲者が出てるのにも関わらず)何事もなかったかのようにあっさり再会できるのもう~ん、なんだかな~って感じ。侵略シーンが非常にわくわくさせられるだけに残念。 [DVD(字幕)] 7点(2006-04-11 19:50:00) |
28. ウインドトーカーズ
ニコラス・ケイジがあまり強そうに見えないのにスーパーヒーローのような活躍ぶりでちょっと違和感がありました…。 [DVD(字幕)] 6点(2006-10-09 19:31:50) |
29. 炎の戦線エル・アラメイン
第二次大戦中のイタリアというとどうしても華々しい活躍が少ないため取り上げた作品は少ないのですがこの映画はそのイタリア軍の兵士の視点で描いた作品です。実際エル・アラメインというアフリカの激戦地にいたにも関わらず、彼らの行動はほとんど戦局には影響しません。しかしそれでも前線の兵士達がイギリス軍の攻撃に怯えながらも必死で生き延びようと戦っていたのが作中の登場人物達から伺えます。見終わった後、自分の口の中にまで砂漠の砂埃がまとわりついてるようなザラザラとした感覚が残りました。普段とは変わった視点で第二次大戦を見直してみたい方にお勧めです。 [DVD(字幕)] 6点(2006-10-03 23:06:43) |
30. ランド・オブ・ザ・デッド
《ネタバレ》 ロメロ三部作は好きだけどこの作品はちょっと…。ゾンビが知性や人間性を持ったらそれはもはやゾンビじゃないと思う。(まあ「死霊のえじき」で既にその片鱗が見えてましたけど)。元々人間だった存在が姿形は人間のまま「非」人間に成り果てるからこそ独特な悲しみや嫌悪感、恐怖が生まれるのであって、ここまで人格を持ってしまうともはや普通のモンスターと大差ないと思います。物語自体も変なトラックとか出てくるしホラーというよりカーペンター辺りのSFアクション映画でも見てる気分でした。20年ぶりの新作と聞いて久しぶりにロメロゾンビが見れるかと期待してただけにちょっと残念。ただDVD特典は盛りだくさんで好印象。個人的には本編よりこちらの方が断然楽しめました。 [DVD(字幕)] 6点(2006-05-14 23:54:08)(良:2票) |
31. バースデイ・ガール
《ネタバレ》 これは惜しい。ほのぼのしててマジメな主人公にどこか憎みきれない悪人達、ネットで花嫁募集という斬新な切り口なのにそれぞれが描ききれていない。例えば彼がなぜ彼女を選んだのかという部分の描写がなくいきなり空港での出会いのシーンに。ここで出会って実は英語がしゃべれない花嫁に主人公が驚くけどそんな最低限の事をどうして予め確認しなかったのか?更にその後実は彼女は英語を(ネイティブ並に)喋れる事が発覚するがこんなに何日もずっと一緒にいて果たして完璧にだまし続けられるものなのか?他にも彼が職場から大金を盗んだ後全く追っ手が迫っているように見えず逃避行する二人がまるでピクニックしているように見えるとか、警察に手配書すら回っていないのかとかシティホテルの一階に客室があるってどうなの?等ヶ随所に詰めの甘さが見られる。ラストも悪人が空港に向かってきてさあこれから一波乱あるぞと思ってたらそのまま何も起こらず終わってしまうし…。こうした点がきちんと消化できてればちょっとした佳作になっていただけに残念。ロシア人役の人達のロシア語は日本人の自分には本物のように聞こえました(笑)。関係ないけどニコールって不幸な役が多いですよね。それも彼女の美しさ故なのかもしれないけどたまには幸せそうな役も見てみたいなー。 [DVD(字幕)] 6点(2006-04-29 22:11:23) |
32. 穴(2001)
《ネタバレ》 親友が病気なんだから助けなよ!舞い上がる気持ちはわからなくもないけどあれじゃあ死んだ彼女が浮かばれません。思いを遂げた後も無意味に地下生活を続けた挙句、第ニ第三の犠牲者が…。それとはしごが折れてそれが刺さって死ぬのってちょっと無理がないですか? [DVD(字幕)] 6点(2006-04-17 01:15:36) |
33. オープン・ウォーター
《ネタバレ》 実話を下敷きにしてるだけあってありえないモンスターやドラマチックな大事件は一切登場しない。ホラーとして分類するなら言わば擬似ドキュメンタリー?よって主人公にどれだけ同化できるかで評価は変わる。自分は最初に置き去りにされた事がわかった時点でのほほんと救出を待っていた時点でOUT。まだ船が見えてるんだからもっと必死で追えよ!それ以降もただひたすら救出を待つだけの二人に今一感情移入できなかったのでこの点数。割と期待してただけにちょっと残念。 [DVD(字幕)] 6点(2006-04-09 02:15:54) |
34. フォレスト・オブ・ザ・デッド
ドラマ部分は割とまじめに作ってると思うのですが残念ながら登場人物に魅力がないのであまり感情移入できませんでした。あと樹木の樹液が原因なのはいいとしてなぜそれでゾンビ化して共食いしたりするのか?その辺の説明がいい加減なので亜流ゾンビの域を超えてるとは言いがたいです(まあ最初からそんな高い志はなかったのかもしれませんが。)じゃあその分ゾンビシーンが楽しめるかというとどこかで見たようなシーンばかりで当たり障りがないというか無難というか製作者のこだわりが画面から感じられません。せめてゾンビへの愛があればね…。ただ同時期の「ミートオブザデッド」と比較すると制作費の少なさをうまくごまかす作りをしているのでこちらの方が出来は上かも。少ない制作費をシナリオでごまかす、やはりこれがゾンビ映画の目指す方向性ですよね!なのでほんとなら6点くらいはつけてもいいのですがあのブレる画面はかなりきついので泣く泣く減点…。 [DVD(字幕)] 5点(2006-09-22 12:31:28)(良:1票) |
35. 東京・オブ・ザ・デッド 3日
ゾンビ映画としてはいかにもお金かかっていなさそうな出来でアレですがちょっとしたサイコサスペンスとしてみればまあまあかな。この作品と比べるとビデオ版呪怨はやっぱりすごかったんだと実感。まあでもこうした低予算作品から新たな才能が生まれてくる事に期待したいです。 関係ないけど主役の双子姉妹が本当にそっくりなのにびっくり。 [DVD(字幕)] 5点(2006-09-07 23:05:23) |
36. ミート・オブ・ザ・デッド
《ネタバレ》 数あるゾンビフォロワーの中でこれは比較的ましな出来栄え。タイトルから想像するほどグロくはありません。突然暗闇の中から牛(!)が出てきたりぶっとんだ部分もありますがゾンビが立ちながら眠ってたり、全体的にまじめに解釈して作ろうとしている様子が伺えます。ただゾンビから非難してきた人々の退避場所が変な廃墟?だったり、やはり予算が厳しかったのかな。個人的にはもうちょっとちゃんとした建物でのゾンビとの攻防戦が見たかったなー。ホラー映画として見れば4点くらいだけどゾンビ物の中では頑張っている方だと思いちょっと甘めの評価です。 [DVD(字幕)] 5点(2006-05-23 08:59:46) |
37. ミスティック・リバー
《ネタバレ》 幼馴染みを殺ししておいてさして罪悪感を感じてない(ように見える)ショーン・ペンとそれに気づきながら(逮捕は証拠がないから無理なのかしらんけど)非難すらもしないケビン・ベーコン。幼少期のトラウマと本題の事件との因果関係の薄さととってつけたようなケビン・ベーコンの妻とのエピソード。ペンに聞かれてはっきりした証拠がないのに自分の夫が犯人だと断言するティム・ロビンスの妻。(「犯人かもしれない」ぐらいは言うかもしれないけどはっきり「自分の旦那が犯人だ。」なんて言うか~!?しかも被害者相手に。)等等萎える点が満載なので個人的にどうしても高く評価出来ません。なのでこの点数。 [DVD(字幕)] 5点(2006-04-17 01:32:14)(良:1票) |
38. NOTHING ナッシング
《ネタバレ》 要するに監督はナンセンスものをやりたかったんだろうな~。でも欧米のこういうナンセンスものって日本人の感覚にはちょっとあわないよねぇ…。確かに序盤の不幸な展開とかは悪くない。でも家の周りがほんとに「真っ白」ってちょっと安直すぎませんか?これじゃ話の膨らましようがないし。音楽とか結構ほのぼのさせられるだけにナンセンスな方向に逃げずに普通にドラマとして作ってれば佳作になっていただろうに残念。 [DVD(字幕)] 4点(2006-04-23 01:26:14) |