21. 乱
《ネタバレ》 影武者の手法をそのままにもう一本という感じです。それなりに期待して見たものの、黒澤明の陰りをそこかしこに感じざるを得ませんでした。引きの撮影が多く、人物の表情を読み取れないのが難点ですね。宮崎美子の尊顔を拝むことができません。根津甚八のヅラが不格好にでかいのもいただけません。 [映画館(邦画)] 6点(2010-11-06 22:10:42) |
22. 影武者
《ネタバレ》 初見は期待が高すぎたせいか、とてもがっかりした覚えがあります。最後の合戦はいささか緊張感に欠けた描き方と思います。二度目にニセ信玄に感情移入してみたところ、評価がかなりアップしました。仲代達矢の力に負うところ大きいですね。良い映画と思います。 [映画館(邦画)] 8点(2010-11-06 21:45:20) |
23. ランブルフィッシュ
いささか感情移入しずらく、難解でした。モノクロ映像が素晴らしいです。 [ビデオ(字幕)] 5点(2010-08-27 04:21:34) |
24. 戦争の犬たち(1980・アメリカ)
フォーサイス原作で、クリストファー・ウォーケン主演とくれば燃えないわけにはいきません。でも公開当時、批評が良くなかったので、劇場で見るのをためらいました。それ以来、見る機会を逸していたのですが、改めて鑑賞してみると、うーん、雑ですね。原作の良さが損なわれているし、細かいところに目をつぶって見たとしても、アクション、サスペンスなど中途半端です。残念至極です。 [DVD(字幕)] 5点(2010-08-21 06:10:48) |
25. バイオレント・サタデー
もうメチャクチャです、ペキンパー監督。スローモーションのオンパレードですが、迫力のかけらもありません。これが遺作って、悲しすぎます。 [地上波(吹替)] 3点(2010-08-15 22:20:30) |
26. タンポポ
映画のねらいは悪く無いと思いすが、私のツボにははまりませんでした。オムレツはなかなか美味しそうに見えましたけど。映画全体の印象が薄汚れた感じに映ることと、ウエスタン調には最後まで違和感があって、気恥ずかしさを覚えました。 [ビデオ(邦画)] 5点(2010-08-13 19:39:22) |
27. アマデウス
これは、サリエリの映画だったのですね。 [DVD(字幕)] 3点(2010-08-13 18:09:22) |
28. シャイニング(1980)
リアルタイムに映画館で鑑賞しました。オープニングの映像美に期待を膨らませつつも、次第に「?」となっていきました。怖くない。意味がよく分からない。結末が分からない。全体に地味な印象で、残念ながら私の感動度は「博士」「2001」「オレンジ」には及びませんでした。それにしてもジャック・ニコルソンほど狂気の似合う役者はいませんね。 [映画館(字幕)] 7点(2010-02-23 00:57:28) |
29. リーサル・ウェポン
メル・ギブスン、しびれるいい男です。もう、何やっても許します。どうにでもしてくれ。 [ビデオ(字幕)] 6点(2009-07-25 01:42:15) |
30. イヤー・オブ・ザ・ドラゴン
《ネタバレ》 私の中で、この映画ほど評価の変わった映画はありません。初見時はなんじゃこりゃ、といった感じで、マイケル・チミノも地に落ちたものだと思いました。復讐に燃える刑事対マフィアのベタな構図で、マフィアがチャイニーズなのがちょっと目新しいだけです。クライマックスも、もっとうまく盛り上げることはできなかったのだろうか、と煮え切らない思いでした。しかし、妙に気に掛かることがあって、試写会で見たにもかかわらず、劇場に足を運んでしまいました。それは、ファッションです。ミッキー・ロークの着こなしが実に格好良いです。ジョン・ローンも男前です。二度目の鑑賞では、ミッキー・ロークに思いっきり感情移入しましたが、すると最初見たときの荒さがさほど気にならなくなり、面白く鑑賞できました。二人の男優のオーラに満ちた、スタイリッシュな佳作だと思います。 [試写会(字幕)] 9点(2009-06-06 01:53:27) |
31. ナインハーフ
《ネタバレ》 ミッキー・ロークが絶頂を極めた作品でしょう。ブームとなり大ヒットしましたが、内容はあまり深いものではなかったように思います。ハイライトは、キム・ベイシンガーとの雨中のガッツ・ファイティングで、目が点となりました。キム・ベイシンガーが映画女優としてのキャリアを順調に積んでいくのに対し、ミッキー・ロークはこの後、出演すれどもぴりっとせず、日本のリングで「猫パンチ」を披露して人気下降していくことになります。 [映画館(字幕)] 6点(2009-06-06 01:26:19) |
32. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
タイトルからして「ウエスタン(Once Upon a Time In The West)」の現代版であろうかと思いこみ鑑賞しました。しかし、マカロニウエスタンの巨匠レオーネに期待したものが大きすぎたのか、傑作の域に達していないように観賞後感じました。ストーリーと時間軸を不必要にいじってしまった気がします。しかし、撮影よし、音楽よし、役者よしで、これらは本当に素晴らしかったです。 [映画館(字幕)] 7点(2009-04-01 01:00:31) |
33. ケインとアベル/権力と復讐にかけた男の情熱<TVM>
原作の大ファンでしたが、このような形でドラマ化されていたとは迂闊にも知りませんでした。まさに王道といった、しっかりした作りで、とても面白かったです。サム・ニールはちょっと高慢だったり、いやな奴、といった役がうまいですね。 [地上波(吹替)] 7点(2009-03-20 19:21:51) |
34. デッド・カーム/戦慄の航海
《ネタバレ》 サム・ニールに感情移入してしまいました。まったくひどい目にあってしまいます。「ピアノ・レッスン」の彼と、「わらの犬」と「オープン・ウォーター」のストーリーを少し思い出しながら鑑賞しました。映画の出来はまさにツッコミどころ満載のB級映画です。 [地上波(吹替)] 4点(2009-03-20 19:12:15) |
35. デューン/砂の惑星(1984)
原作を読み、カイル・マクラクランとスティングの対決に期待をふくらませて映画館に足を運んだ身なので、声を大にして言ってよいでしょう。愚作です。 [映画館(字幕)] 1点(2009-02-01 15:27:14)(良:1票) |
36. スパイナル・タップ
涙ちょちょ切れる名作です。音楽が良いですし、笑いどころ満載です。 [DVD(字幕)] 9点(2009-01-05 22:03:26) |
37. バック・トゥ・ザ・フューチャー
最高の映画。古典になってしまったけど、ちっとも色褪せないですね。 [映画館(字幕)] 10点(2008-12-21 00:04:42) |
38. トップガン
トム・クルーズ、格好良い! 面白い。傑作。 [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2008-11-29 23:56:32) |
39. アンタッチャブル
格好良さにしびれました。ケヴィン・コスナー、アンディ・ガルシアを本作で初めて知りましたが、あふれんばかりのオーラを感じました。ショーン・コネリーがアカデミー賞助演男優賞を受賞したのも嬉しかったです。しかし、なんといってもこの作品を筋の通ったものにしたのはロバート・デ・ニーロの存在ですね。テレビ作品を映画化するのはなかなか難しいのですが、大成功の傑作です。 [映画館(字幕)] 10点(2008-11-04 01:01:24) |
40. 機動警察パトレイバー
技術は最高。しかし、実につまらない話。セリフが説明的で、アニメと一致していないので、映像だけからは話が全く伝わりません。高い評価を得る理由は、わからないではないですが、私には残念な出来映えでした。 [地上波(邦画)] 2点(2008-10-20 23:12:18) |